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2021年10月27日 (水)

今日の日記。

 先週とは打って変わってここ2、3日暖かい。外を歩くのに一番気持ちのいい季節。街路樹も紅く染まり始めている。
仕事場に向かう途中"お花の道"と名付けた通りがある。3件並びの長屋の前に赤やピンクや黄色など色とりどりのお花が咲き乱れている。丁寧に手入れされている花たちを見るだけでその日一日得した気分になる。今はちょうどコキアが赤く染まり始めていて、緑とのグラデーションもなかなか見事。家主さん見たことないけれど、なんとなく想像できるなぁ。
 そしてもう一ヶ所、近所に"おじいさんのお花畑"と名づけた場所がある。(勝手に命名するのが好き)
そこは貸し駐車場の脇の畳一畳ほどの広さのところ。その場所にびっしりと小さなお花が散りばめられている。
毎日毎日白髪のおじいさんがそこへやってきては、枯れた花がらを摘んだりお水をあげたりしてまるで孫の面倒でもみているかのよう。愛情たっぷりな場所なのだ。手入れをしているおじいさんの丸い背中を見るたびに、ワタシもこういう人になりたいと、おじいさんのことはまったく知らないけれどその背中から伝わってくるものがある。

 ワタシも年をとったからだろうか。
若いころは理屈でものを考えたり見たりしてきたけれど、今は違う。理屈じゃないんだ。
一言二言挨拶を交わしただけでも伝わってくる何か、その人の背中で感じる何か、もはや言葉っていうものを超えた何か、、、というか。
考え方がイケイケだった頃には分からなかった何かが、ちょっとづつではあるけれど見えてきたような気がする。
体のどこかが痛くなったり、老眼もどんどんすすんでいくしで、どんどんへなちょこになっていくのだけど、そういう弱くなっていく自分を認めていく年ごろなのだろうな。そうするといろんな意味で力みが抜けるし柔軟になっていく。というか、いかざるを得ないということなのだろう。


 夕べは月に一度のお楽しみ外食。行きつけの串揚げ屋さんへ。もう2年くらいのお付き合いになるだろうか。腰の低いでも長身の大将の、芸術品とも言えるような素晴らしいお料理たちを堪能し大満足で帰ってきた。ここに来るために頑張って仕事する、といっても過言ではない。そんなお店。
そしてこういうすごいお料理をいただいてしまうと、次の日は決まって落ち込みながら仕事をするというのもてっぱん。
自分にはかなわないと思っていても、同じ料理する人間としてやっぱりなんだかなぁとなってしまう。どんなに真似したくたってできないもん。
まぁ、ワタシはワタシの道を行くしかないのだろうな。ここに来るためにまた1ヶ月がんばろう。




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