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2019年10月17日 (木)

秋のおクスリに。

 うだるように暑かった夏もいつのまにか終わっていて、気づけば10月も半ば過ぎている。
日記を書こうにもいっこうに筆がすすまずここまできてしまった。日常の気持ちの瞬間を切り取る作業もいつもならできたのに、だらだらと適当に流してしまっていた。文字や文章にして気持ちをアウトプットすることって気持ちを整理するためにすごく大事なことだと思うのだけど、それってやっぱり余裕がないとできないことなんだなと思った。

 ずっと滞っていた日記をなぜ書こうかと思ったかというと、やっぱり秋という季節は意味もなく切なくなったり心が揺れ動いたりしてすごく不安定になる時期だと思うのだ。どうしてこうなっちゃうのか自分なりにいろいろ考えてもみたのだけれど、やっぱりこれというのが分からない。
自分なりに思うのは、ひとつ気候のせいもあるかもと。
暑いとか寒いとか極端なやつがなくて、秋ってとにかく気持ちがいい季節なのだ。気持ちいいことは良いことのはずなのに、私みたいな人間はこの気持ちがいいことに不安を持つ、なぜだか。こんなんでいいのかなって、無意識に不安定な場所を探していたりする。ほんとに自分でも訳がわからない。
あ〜気持ちがいいなぁ〜って、素直に喜べたらどんなによかろう、楽かろう と思わずにはいられない。

 それでもって、この不安定な自分をどうしたらよいのかと最近始めたのがキャンプだ。
今まさに第2次キャンプブームの到来でキャンプ人口が急増していると聞いている。流行りに乗るのは苦手なこの私も、恥ずかしながらしっかりとこのレールに乗っかってしまっているではないか。今や月2回のペースでキャンプに行くほど。
  なんでしょね、薪を割るとか火起こしして焚き火をするとかって非日常的なことなのだけど、この単純な作業にものすごく充実感をおぼえるんです。こんなこと思ってもみなかった。
自然というものと一体化できる歓びみたいなものがあるのかな…。深く辿れば人類の祖先たちの血がこの私の体のなかに記憶されているからなのか…。
まぁ訳もなく血がさわぐのです、キャンプって。
そして日常の気持ちの揺らぎを、ちょっとだけ整えてくれるのもこのキャンプ。

  昨日帰ってきたばかりなのに、もう次のキャンプのことを考えている私。
この歳になって楽しいことなんて見つからないと思っていたから、天からのプレゼントみたいに思っている。流行りに乗るなんてかっこ悪いと思っていたけれど、おばさんはまんまと引っかかってしまいましたよ。






 

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