« ばたんきゅう。 | トップページ | 月曜日の早起き。 »

2018年8月27日 (月)

ふしぎな夢。

不思議な夢を見た。
名前も知らないおばあさんと、ある日私は会う約束をした。電車に乗ること2時間。あばあさんは駅まで迎えに来てくれていた。初めて会うおばあさんなのに、人ごみの中から一瞬で彼女を見つけることができた。
腰の曲がったおばあさんはまるで日本昔話からそのまま出てきたような風貌をしている。皺だらけの顔にうずめられた細い目は三日月を横にしたみたいな穏やかな表情を作っている。私がどんなに無理を言ってもその目は優しく返してくれる。
駅からの道すがらどんな会話をしたのかはわからない。わからないくらい私たちは初対面にもかかわらず本当のおあばあちゃんと孫みたいに打ち解けていたのだ。
おばあさんの家に着くと、彼女はさっそうと割烹着を羽織って私に料理をこしらえてくれた。甘い玉子焼きからはほかほかの湯気が立ち上っていて、出汁をしっかりととった大根の味噌汁は子どもの頃食べたような懐かしい味がした。
夜になるとおばあさんは布団を敷いてくれた。一枚しかないおばあさん布団に私も一緒に寝ることになったのだけど。そもそも4畳半ほどの畳の部屋には昔ながらの大きな箪笥が陣どっていて布団1枚敷くのがやっと。足を滑り込ませるとちょっと湿っぽくてひんやりする感触が気持ちよかった。
布団の中で、おばあさんは実の娘さんと息子さんの話をしてくれた。ふたりとも独立してこの家を出て、今はそれぞれに家族があるという。
ひとりになったおばあさんの唯一の楽しみは、近所に住む小さな女の子に折り紙折ってあげることだと言っていた。そういえばおばあさんの部屋の片隅に薄紫の鶴が折りかけのまま置いてあった。
いろいろ話しているうちに私もおばあさんも薄い眠りの中に溶けていった。
夜中にふと目がさめると驚くことにおばあさんの右手には使い古された包丁があった。ちょっと怖くなった私は、おばあさんの右手をほどこうとするのだけれど、ぎゅっと握られた右手はなかなか開くことができない。肌身離さず持ち歩くくらいおばあさんにとって大切なものかも知れない。
眠っているおばあさんに私は「おばあさん、この包丁怖いから離そうよ」と言ってみた。おばあさんは意外にも素直に応じてくれてその手から包丁を離した。そしてその包丁を私は一緒に寝ている布団の頭のほうの下にそっと隠した。
そのあとおばあさんはまるで本当の孫みたいに私のことを寝ながら抱きかかえてくれた。おばあさんの左手が私の背中の下でつぶされているのが気になって、ちょっとだけ力を入れて背中を宙に浮かせてみたりもした。このなんとも言えない安心感はなんだろう。この時間が永遠に続けばいいのにと、次にやってきた眠りの波の中でこの感じを味わい尽くしていた。
あっという間に朝が来た。帰らなければならない。
帰り支度をしていたらおばあさんがぽつりと言った。「もう帰っちゃうんだね。さびしいけど私はまた近所のあの女の子に鶴を折ってあげることだけを楽しみに生きていくよ」と。
その背中があまりにも小さくて儚くて、私は胸が苦しくなった。かつて私も人生のどこかでおばあさんと同じような感情を味わったかもしれないとそのとき思った。
帰りの電車の中で、おばあさんに自分の人生についてのあれこれを話すべきだったかどうだったかを悩んだ。なにひとつ自分のことについては話さなかったから。
もしかしたらおばあさんは全部分かっていたのかも知れないけれど。。。

””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””


日曜日。
10時ごろ目がさめるが体が動かなくてしばらく布団の中に。
洗濯して11時過ぎにようやくごはん。
Img_0738
冷蔵庫の残りものいろいろ。秋刀魚の塩焼き、16ささげのおひたし、ポテトサラダ、もやしナムル、カツオのヅケ、モロヘイヤのお味噌汁、ごはん。
アパートの狭いキッチンで秋刀魚を焼いたら部屋中秋刀魚の匂いになった。

食べてから再び横になる。夕方頃、ようやく復活。今日もまた1日の大半が終わってしまう。


Img_0739
夜。宅配ピザ。
こういうジャンキーなのが無性に食べたくなって。
はりきっていたわりには、ふた切れ食べたらもう十分な感じになってしまう。
小分けしてラップして冷蔵庫に入れた。


|

« ばたんきゅう。 | トップページ | 月曜日の早起き。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/165410/74107782

この記事へのトラックバック一覧です: ふしぎな夢。:

« ばたんきゅう。 | トップページ | 月曜日の早起き。 »