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2017年9月21日 (木)

彼岸花と銀杏

田んぼのあぜ道に彼岸花。街路樹の根元にも、土手のススキにまぎれながらも。みんなどこかで「いっせーのーせ」って申し合わせたみたいにいっせいに咲くにのだ。すごく不思議。
昔、誰かが言ってた。彼岸花って不吉な花だって。でもそんなこと気にしない。この花を見るためにこの季節があるといってもいいくらい、私にとって特別な花。
花が咲く前はものすごく貧相なかっこうでひょろっと土から顔を出すのだよね。なんだかよれよれのマッチ棒みたいな頼りない姿。で、いよいよってときにぱーっと一気に華やかな衣装をお披露目してくれる。上から見ると花火のような、蜘蛛の足みたいにも見える。夏の蓮子の花を見たときと同じような印象を、この花からも受けるのだ。この世の次元を超えたところにある花たちだって。
きっと天国っていう場所にはこういう花たちが咲いているんだろうな。

9月も下旬っていうのにまだまだ暑い。それでも木陰に入るとちゃんと秋がいて。風の匂いも空気の柔らかさも、やっぱり秋なんだよね。
それでもって昨日は思い切って銀杏の下ごしらえをした。日曜日にせーじさんからビニール袋いっぱいいただいたのがそのままにしてあった。せーじさんいわく「ママがよろこぶと思って!」とかなんとか言って得意げだったけど、もうこりゃ罰ゲームだね。袋いっぱいといっても、かなり大きい袋だし、あの独特の臭いとたたかいながら店の軒下でひたすら剥きまくること1時間半。途中で銀杏汁が目に入ったりしてひとりで大騒ぎしながら、なんとか完了。ひとつ宿題を終えた気分。王子なんてものすごく遠いところで「ボクは関係ありませーん」みたいにしてパソコンやってるし。まったく男の人って…って感じだ。
軒下に干したので、数日後には料理に使えそう。でもどうやって食べようかしら。正直、銀杏って茶碗蒸しの底のほうにちょろんと入ってるやつしか知らないぞ。たくさん食べ過ぎたら鼻血とか出ないんだろうか。
そんなこんなで秋の風物詩をいろいろと堪能するのはよいことですね。

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