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2016年11月 5日 (土)

こころイロイロ

 今週は3度も映画館に行ってしまった。心のセンサーの調整には手っ取り早い方法。(今、病んでる?!)どんな映画でもそうなんだけど、小さなこどもの健気な表情とか感情に触れるシーンがあったりすると、毎回泣けてきちゃう。もうほとんど号泣に近い感じ。映画を観てすっきりするどころか、かえって自分の身をえぐられたみたいに苦しくなってしまった。
でも、そういう気持ちの波が心の肥やしになるっていうのはこどもの頃から経験してきたので、時間があれば率先して栄養補給に励みたいと思う。映画を観たりとか素晴らしい音楽に触れるとかって、かたちには残らないものだけど心にちゃぁんと保存されて、必ずいいものに変換されるって思う。だから大事にしたいし、綺麗なお洋服やバックや宝石よりも、私にとっては1番の宝ものだ。(そもそも服もバックも宝石も買えないけどさ)

 普段はあまり携帯電話を見ないほうなのだけど、昨日たまたま電車の中の時間つぶしにとメール整理をしていたら、父とのやりとりが残っていて、なんともいえない気持ちになった。だって父はもういないだもの。でもなんとなくその文章にはまだ父のぬくもりが残っている気がした。悲しいとか寂しいとかじゃなくて、なんだかすごく不思議な気持ちになった。そしてそのあといつもカバンに入れて持ち歩いている父からの手紙を読み返してみようと思ったけど、こっちのうほうはなんとなく怖くてできなかった。
その手紙をもらったのは7年ほど前のことだと思う。カウンセラーの仕事が初めて入ってそのことを父に電話で話したら、そのあと父から手紙がきた。「カウンセラー初仕事、よかったね。父さんは涙が出るくらい嬉しかったです」というような内容だったと思う。娘の私が離婚して間もないときだったし、父もいろいろ心配していたんだと思う。普段手紙なんて絶対書かないような父なのに、そのときはめずらしく長文の手紙だった。
当時、父と電話で話すと同じことを何回も繰り返すので(老化現象です)、私はどこかでそれをうっとうしく思っていた。まるで10代の反抗期をいまだに引きずってる、みたいなやりとりしかできなかったと思う。今思うと、もっと父に優しく接してあげればよかったと後悔しているし、何回でも同じ話を聴いてあげればよかったとも思う。あぁ、なんて悪いことしちゃったんだろうと。

 父が死んでから、天国っていう場所は本当にあるように思えてきた。今まではなんとなく空想の場所みたいに思っていて、そのことを信じるように自分を仕向けてきた気がする。でも今は違う。本当にあるって感じるのだ。
だから言おうと思う。天国の父さんごめんね。父さんからの手紙を今もお守りにしているよって。届くか届かないか分からない声だけど、娘の私は今そんな気持ちでいます。

 やっぱり私はお父さんっ子だったんだな。
と、なぜか父の話になってしまった今日の日記。

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