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2016年2月 1日 (月)

外食

 さて。何を書こうかな。

 昨日はお休みだったので、まるまる静養日にあてた。休日といえど、最近はなかなか休めないことのほうが多かった。カラダはボロボロだったし、たまには思い切ってお休みするのも大事かと。
そのおかげあって、夜にはだいぶ快復した。食いしん坊欲も戻ってきたところで、以前から気になっていたお蕎麦やさんへ出かけることに。

 このあたりでも有名なお蕎麦やさん。店内の雰囲気やおかみさんの接客にも、長年大事に守り続けてきたその店の歴史を感じた。
もう最近は、今流行のイケイケなお店よりも、長年地元の人たちに愛されてきたような味わいある店のほうに興味がある。年のせいだろうか。

 さっそくメニューを拝見。板わさ始まり、焼き海苔、だし巻きなど、蕎麦屋の定番おつまみもそろってる。これは日本酒をちびちびやりながらゆっくりと堪能し、最後にザルでシメる!と、自分なりの食いしん坊計画にウキウキ感が高まった。期待大である。
 しかしながらいざ注文すると、お酒が来る前にじゃんじゃんおつまみが並んでしまうという始末。まぁ、忙しそうだったから仕方ないよなと思いつつ、なんだかそのうちに店内も満席になって、待ってる人もいるしで、ゆっくりしちゃいけないみたいな雰囲気になってきた。おかみさんや店員さんの「さっさと蕎麦を注文して帰ってくれよ」的な視線を感じたし、(もちろんそんなこと言われたわけではないけれど)、なにより、待っているお客が真横にいるので、落ち着かないったらありゃしない。
そこで“お酒ちびちびシメの蕎麦計画”はあきらめ、“酒もおつまみも蕎麦もごちゃまぜ的計画”に変更。まぁこれでもじゅうぶん楽しめるので、これはこれでいいけれど、どこか急かされているみたいでとにかく落ち着かない。
 しかしながら帰り際におかみさんの、「ゆっくりできなくてごめんなさいね」という一言で、おかみさんの正直な気持ちが全部見えた。

今はネットでなんでも調べられる時代だし、昔ながらのお客さんというよりも、そういう世界から来る人たちのほうが多いのだろう。これはこれでお店的にも売り上げ的にも嬉しいことだと思うが、根底にある大事な何かからそれてきてしまっていないだろうかと。きっと、このお店もそんなびみょうな位置でやっているのだろう。
おかみさんや店員さんの表情もどことなく疲れていたし、なにより、店の入り口に生けてある花が哀しい感じに枯れいて、まるでなにかを物語っているようにも見えた。
 ペエペエながらも自分も店をやっている人間なので、一般のお客さんが気付かないようなところまでいろいろ繊細に感じてしまう。感じながらも、勉強する。もはや職業病。
 お店の方針はそれぞれだから、何がいいが正しいとかはないけれど、蕎麦は美味しかったし愛がこもっていたので、どうかこれからも長く歴史を紡いでいって欲しいと思った。
 また行くかどうかはびみょうなところだけれど、何か機会があれば、、、という感じである。

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