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2015年3月 3日 (火)

カウンターの上の物語

 もしかしてもう来ないかもしれない、、、と思っていたお客さんが、久々にお顔を見せてくださってほっと一安心。実はその方には失礼かと思ったけれど、どうしても言わなきゃならないことがあったので、先日思い切ってその旨を伝えてみたのだ。
お酒の席とはいえ、ほかのお客さんが気分を害するようなことは言ってはいけないし、うちとしては営業妨害にもつながることなので、なんとかしなきゃとずっと思ってたのだ。人生の大先輩でもあるその方に、こんなぺーぺーな自分が言うのはなんともおこがましいことなのだけど、ここは店としてきちんと伝えるべきことだと思って。
その一件以来、しばらくお見えにならなかったので、つまりはそういうことなんだろうと思ってた。
けして悪い人じゃないし、そのことは我らとしてはじゅうじゅう分かっているんだけど、その方のそういう部分を理解できる人ってなかなかいないと思うのよね。我らもさんざん言われて、言い返して、お互い腹割ってしゃべって、ようやくその方を理解できるようになった。口が悪いのもイジワルではなくて、その方の独特の言い回しがあって、それがなんとも鼻に付く言い方だったりするから嫌われちゃうんだと思う。いちばんおもしろいのは、ご本人さんが「俺ってどうしてみんなから嫌われるんだろう」とか普通に言ってるところ。ご自身でも分かっていて、でもつい言っちゃう、、、みたいな。ある意味この人って、ものすごーくピュアで小学生みたいな人なんじゃないかなって思う。
 カウンターの店はこういう物語があるところがおもしろいところだし、むずかしいところでもあるのだけど、今夜その方がふらっと入ってきて、いつものように憎まれ口をたたき始めたからこちらとしてはひやひやしてたんだけど、他のお客さんのほうがパワーアップしていて、「何を言われても私は負けませんよ!」みたいな空気を出していたので、すごい!と思った。さすがうちのお客さんだわっ。
やっぱり夜のカウンターっておもしろいな。

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