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2014年11月 8日 (土)

作文みたいな日記

 タクミの希望している高校の体験入学の日。その付き添いに。乗り換え駅で待ち合わせして一緒に向かう。
親子で電車に乗るのも小学校3年生のとき以来だし、奴の学生服姿を見るのも初めてだし、母親としてなにひとつしてあげられなかったことを深く反省した。
駅に着くと、その高校の生徒さんたちが出迎えてくれて案内してくれて、しかも生徒さんたちがみな良い意味で普通~の高校生だったことがよかった。素直でまっすぐな感じというか。
 とてものどかな風景の中にその高校はあった。さまざまな設備も整っていて、なんといってもタクミがこの学校に決めた一番の理由が“レスリング部がある”ということである。集まった人のほとんどの目的は説明会の内容やら学校見学だったにも関わらず、奴の目的はレスリング部の見学。それだけっていうのも母として驚きだった。
さっそく顧問の先生を訪ねていく。普段は口数の少ないタクミが自分から何かを発言するのを初めて見たし、初めて会う先生に自分の夢まで語ってた。
いつの間にこんなに成長したんだろうと胸がいっぱいになった。
そしてそのあと体験ができるというので、中学校の体操服でレスリング部員に混ぜてもらうタクミ。簡単なトレーニングで終わると思いきやマジなやつだった。ヘロヘロになる奴を見るもの初めてだし、同じく体験に来ていた子と体ぶつけ合って戦う姿を見るのも初めてだし、何もかもが母ちゃんの目には新鮮だった。そのぶん、いい刺激もいっぱいで心の涙腺は緩みっぱなしだったけど。
 帰りに金山でサムギョプサルランチして、お互いの日常に帰っていった。親子なのにとても不思議な絵。不思議なぶん、お互いが乗り越えなきゃならない気持ちもたくさんあって、それがあるからタクミはあんなにたくましくなったのだと思う。母ちゃんとして「ごめんね」という気持ちはどうしてもぬぐえきれないのだけど、これ言っちゃおしまいなんだよね。だから言わずにまっすぐ前向いて生きていくしかないのだ。お互い強くなるしかないのだ。
人生がどんな形になろうとも、自分が息子たちの母ちゃんでいることには変わりない。
 今日はとても貴重な体験ができてよかった。奴のレスリングへの想いは十分に伝わってきたけど、まずは勉強だ。受験生って大変だなぁ。はたして勉強嫌いな奴が、受験までの3ヶ月、どんなふうに頑張るのか、母として見守りたいところである。

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