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2013年12月 4日 (水)

味覚、心

 マツコデラックスさんの深夜番組を観ていたら、「10000キロカロリーのものすご~く美味しいものと500キロカロリーの普通に美味しいものとがあったら、あなたならどちらを食べますか」という問いに、マツコさんは500キロカロリーのほうを選択していたけれど、たぶん自分は10000キロカロリーのほうを選ぶだろうな~って話。
そもそも10000キロカロリーのものなんて、この体が受け付けるかどうかって話だけど、ものすご~く美味しいものだとしたら、これは食べない手は無い。“美味しい”って感じる心の経験にカロリーは関係ないと思う。食べたいものは食べるに限る。これぞまさに心の健康だと思うなー、、、などと個人的には思ったりした。
  とはいえ、自分の好みというと年々素朴なものになりつつあるので、カロリーなんて考えたことないけどたぶん控えめなものばかりだと思う。
  思えば子供の頃、料理下手な母ちゃんの作るものがまさにこんな感じだった。イカに塩ふって焼いただけとか、野菜がゴロゴロ入ったけんちん汁とか、なまり節と大根を炊いたやつとか、すいとんとか、、、。
子供のころは、ハンバーグとかコロッケとかがあこがれだったけど、我が家の食卓はいつも薄茶色のものばかりで冴えなかった。でも、今の自分の好みが母が食べさせてくれてたものだというのにはっと気づいたとき、なんとありがたいことだろうと思った。子供の頃の味覚は、今の自分の味覚をつくっているということだ。
スナック菓子もほとんど食べないで大人になった自分は、今でもあれを食べると舌がビリビリ火傷したみたくなるのも、きっとそういうことだと思う。
ようやくこの歳になって母の作ってくれてたゴハンに感謝できるだなんて、気づくの遅すぎなんだけど、あらためて母の作るゴハンの偉大さを知った。なにより、ゴハンを通して自分はしっかりと愛情をもらってたんだ、ってことに気づけたことがでかい。
  マツコの話から、なんだかものすごく深い話になった気がするけど、味覚の意味とか、ゴハンの意味とかって、やっぱり心の関係と密接にあるってことなんだろうな。

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