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2013年9月23日 (月)

もえ~

 友達との予定があると、タクミが早朝帰っていった。なんとなくぽかんとしてしまうのだけど、仕方ないよな。いつもの日常がまわり始める。
  仕入れに行き仕込み。昨日までのゆるゆる生活でなかなかエンジンがかかららず、しばらくぼうっとしてしまう。気持ちが乗るまでのこの時間がいちばん辛い~。
でも、乗っかってしまえばあとは楽チン。気づいたら3時間経ってたとか、、、いつものこと。やっぱり好きなんだなこの仕事、と思う。

  夕べの情熱大陸で小林シェフの特集をやっていて、いろいろ考えさせられたこともあったんだけど、自分の食に対する思いと重なるところがあって、目指す場所というのはきっとみな同じなんだなということを感じた。同じなんだけど、それをやる人とやらない人がいるということも。
料理人なら誰もがこうなりたいと思うことをシェフはやっていて、でもそれがどれだけ苦しいことかとか、今の自分には分かった。一日一組限定のお店なんて料理人ならみなあこがれるやり方だけど、これがどれだけ大変なことかとか、、、。絶対はずせないし、常にいろんな緊張との戦いだし、これって命をけずるような仕事だと思った。究極を目指す人というのは常に苦しくて、どこまでも孤独だということも。
  そして思ったのは、料理人それぞれの表現のしかたがあるということ。
自分の場合はそもそも料理人というレベルの人間じゃないので、ならばそういう人間が「食」というものをどう表現するか、ということなんだと思う。そうなるとやっぱり「お母さんの味」なんだよね。その人のココロの基礎を作っているのは紛れもなくその人のお母さんの味だということを、心理屋という位置から表現したい。かっこよくないけど、どこか懐かしさを感じるような。
たぶんそれは、自分にしかできないことだと思っているので自分のできることを精一杯表現していこう。
  シェフの料理、20代のときに一度だけ食べたことがある。あの頃の私の舌ではその繊細、かつ複雑な味わいを感じ取ることができなかった、ということだけは覚えている。でもそれだけに衝撃を受けた料理だった。とにかく別世界の食べものという感じだったから。今食べたらどうなんだろう。
味覚は磨かれて成長していくもの。人生と同じなんだなといつも思う。

  今日はそんなことをぐるぐると考えながら自分と向き合う日だった。自分を貫いている人のエネルギーってすごいな。その人みたいになろう、というのではなく、自分にできることって何だろうと思わず探し始めちゃうこの感じは、その人からのエネルギーがそうさせているんだから。
ちょっと私も燃え(萌え)てきました。


  

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