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2013年8月

2013年8月31日 (土)

そっか

 夕べ、「優秀だー」とか言いながら帰ってきた自分であったが、駅からの道で途中何度も電信柱に抱きついて「ミ~ンミ~ン」とかってやっていたらしい。冷たいコンクリの柱がほどよく気持ちよかったのだと記憶するところではあるが、あまり覚えていない、、、。
まったく知らなきゃそれまでだったのになぁ。王子のばかぁ。
でもまぁ、誰にも迷惑かけてないし、こんなのかわいいもんだ。

  今日はご予約をいただいていたので、朝から頑張ろうと思いきや、なかなかスイッチが入らず。ここのところ感じている体に力が入らない感じとか、気持ちが勝手に沈んでいく感じとか、、、、たぶん今、そういう時期にいるということなんだろうけど。無理にそこから抜けようとすると苦しくなるし、避けようとしても気持ちは余計に重たくなるので、こういうときは、じっとここを耐えるしかないのよね。
でもやっぱり、どこかあせりみたいなものもあって、「ダメじゃん」って叱ってくる自分がいて、そこに落ち込んだりもして、、、。
病んでるなぁ。まぁ、仕方ないな、この時期。

  でも、重い腰を上げ、いざ台所に入ればいつもの感覚が降りてきて、夢中になれる。料理作って、お客さんが来てくださって、、っていうこの風景がやっぱり好きなんだ、私、って思った。落ち込んだ分、そういう空気が新鮮に感じた。お客さんたちが和んでおしゃべりしてる声とか、笑い声とか、そういう空間丸ごと好きなんだ、私。
  なんだか心が少しだけ軽くなった気がして、お客さんたちが帰ったあともしばらく仕事した。いつもならさっさと後片付けしてエプロンはずしたくなるものなのに。

  なんとなくふわふわして地に足がついていないこの感じは、たぶん「今」を充実させてあげていないからだと思った。
  「頑張ろう」って思うと、たいてい何か大事なことを見落していることが多くて。
原点に返るっていうのは、一生のうち、何度あってもいいことなんだろうな。

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2013年8月30日 (金)

積み重ねる

 体の芯が抜けちゃったみたいにぐにゃぐにゃな一日。キッチンに立っている間だけシャキッとなるけどそれ以外はダラダラ。
そんな中、近所の畑では暑い太陽の下で麦藁帽子のおばあちゃんが腰を曲げて作業していて、とてもかなわないなぁと思った。いったいこの違いは何だろうと考えてみたら、日々を坦々と積み重ねることにあるのかなぁと思った。
変化することばかりを求めていてもダメで、今をじっくりと積み重ねていくことが何より大事なことだと。
おばあちゃんの背中から学んだ。

  夕方からは、明るい未来を考える女子たちの飲み会。(王子も参加)
若干年の差ある面々ではあったが、そういうことをいっさい感じさせない大人の集まりだった。みなさんちゃんと自分を持ってらっしゃる方たちばかりなので、とても居心地がいい。
なんていうのかなぁ、変に気を遣わなくていいし、ほっておいてもらえるし、でもどこかで優しく見守ってもらえてるというこの微妙な感じ。たぶん、自分が自分のままでいられる空間ってことなんだろうなぁ。
気持ちよく飲んで、今夜はタクシーの世話にもならず無事に電車で帰宅。
今日の私、優秀~。



  

  

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2013年8月29日 (木)

ねむい

 しっかり寝たのに、次から次へと眠気が襲ってくる。自分の中が緩くなってる時期だと思い、今日は一日寝てばかりいた。ゆるゆると生活してるつもりだったけど、知らず知らずのうちに体も心も緊張してカチカチになってたみたいだ。まるで体が「もっと寝かせてください」って言ってるようでリアルだった。体の声ってこれなのね。
  王子も昨日あたりから鼻風邪をひき、ふたりしてなんだかバランス崩してる状態。もしかしたら崩しているのではなく、一生懸命バランスとろうとしている時期なのかも知れなくて。人間の体はうまくできてるよなぁ。
こういうときは、体の声に従うのが一番。

  それでも、朝昼夜のゴハンの時間だけはぴしっとなって台所に立った。もはや、ごはんマシンの自分であるが、誰かがどこかでお腹をすかしていると思ったら、いてもたってもいられなくなるので、おのずと体は反応してしまう。王子にも、お客さんにも、まず「お腹すいてない?」って聞くくらいの自分だ。
お腹がすいてるって、心も体もものすごく淋しい状態だと思うのよね。だからこの自分がなんとかしてあげるから!ってまず思うのだけど。
人に対してなんとかしてあげるだなんて、そんな自身満々に言えるようなことは他にはないのだけど、この部分にだけは、自分の体の奥のほうからむくむくと力が湧いてきて無敵になる感じがするのよ。
誰にもそういう力ってひとつはあると思う。その力を信じて力の方向に歩いていけば、こんな楽なことはないんだけど、、、。でも、その力を信じ抜くことが難しいからみんなもがくのだろうなぁ。
自分信じるってほんと難しい。一生の課題かも。

  夜遅くに、ふらりと近所の本屋さんに散歩をかねて行った。22時を過ぎているのに店内は混んでた。本屋さんの雰囲気って独特だよな。何かを求めて来ている人たちばかりなので空気にぴんと緊張感がある。
そんな緊張感の中で、今どきのグラビアアイドルの写真集の表紙の奇抜さに、ある意味違う緊張を覚えドキっとさせられ前を通りすぎた自分であるが、王子がエロ根性丸出しで立ち止まってまじまじとそれを見ていたので、思わず注意してしまった自分は母?!の気持ちだったのかしら。
それにしてもあの奇抜さ、表に出していいんだろうか???と、おばさん代表としては思うところよ。

  

  

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2013年8月28日 (水)

野菜が高い~

 ランチに小さなお子様連れのママたちが来てくれて、お隣の席どおしでママたちが仲良くなって和んでいる風景にほっこりした。小さな食堂の醍醐味だなぁ。
ハイハイしたりつかまり立ちしながら動き回る子供たちを追いかけるママたちの大変さ、分かるよ~、という感じ。子供と一緒に親も成長していく感じとか、懐かしいな~と思いながらそんなママたちにエールを贈りたくなる。大変な時期だけど、もう2度とは戻ってこない時間だから一瞬一瞬が大事、という気持ちになるが、そんなこと子育て最中には考える余裕すらないというのが現実よね。
  自分の過去を振り返りつつ、自分の選択した道で、今の自分の位置から、子育てについて感じることはたくさんある。そういう気持ちが全部、自分の場合は皿の上に託すしか表現する方法がないのだけど、これが与えられた使命なのかもしれないな。
私は私の位置でできることを精一杯頑張ろうと思う。

 それにしても野菜が高くて泣きそうだ。猛暑のせいだと思われるが、まだまだ食べたい夏の野菜たちがもう秋冬値段になっているし、、、買えない。
なので今夜は肉を食べた。でっかい赤身のステーキ。でも国産じゃない。
もはや霜降りとか、脂身の多い肉を食べる年頃ではなくなってきたので、肉の旨みを噛みしめる赤身のほうを選ぶ俺たち。体にも優しそうだし。
買ってきてすぐ、玉ねぎのすりおろしを表面にまぶすのが柔らかくなるポイント。室温にしっかりと戻してから焼くのも大事なポイント。
いくつかポイントを押さえれば、赤身でも充分美味しく食べられる。
料理することの醍醐味はここにあると思う。身近にあるお手頃な食材をいかに美味しく食べるか、これがすべての基本だね。

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2013年8月27日 (火)

夜風

 今日も涼しい~。でも、この間までカンカン照りだったのが一気にこうなってしまったものだから、気持ちがぽかんとしてしまったというのが正直なところ。お客さんも「なんだか淋しげ、、、」としみじみとおっしゃっていたけどまさにそうだと。体と精神が「今」に追いついてないってことかも。
それでも、風が心地よくて過ごしやすいので、こういう時期だからこそ何かやらなきゃ損!とばかりに今日も蟻のようにちょこちょこと動きまくった。王子から言わせると、ただの「落ち着きのない人」になってるらしいけど、、、、。これでいいのだ。心は止められないのだ。

  午後からはワインを仕入れに。
もともとワインが好きで、でもお店のアイテムとしては今まであまりきちんと考えていなかった部分なんだけど(料理作るのに精一杯でそれどころではなかった)、ここにきて、自分のこの好きな分野もお店のカラーとしてひとつ加えてもいいかなと。
マニアでもないし、うんちく野郎でもなくて、ただただワイン好き!というだけなんだけど、ワインが食卓にのぼることの楽しさだけは伝えたくて。なんてったって食事の味をよりいっそう引き立ててくれるのがこのワインだったりするのだ。「味覚」の幅がぐぐっと広がる感じもいいし。食いしん坊のアイテムとしてはワインは必須だったりするのだ。
  またちょっと、自分の中にある「楽しい」を外に出していけるかと、今から心はワクワクだ。何をするにもこのワクワクは大事だね。
  ちなみに、仕入れたワインはみなお手頃なものばかり。でもみんな個性が違うものばかりなのでおもしろいと思うな。お楽しみに。

  夜風が心地いい。でもやっぱりどこか淋しげに感じるのはなぜかな。
心がちゃんと機能している証拠なので、いいことなんだろうけど。
「淋しい」という感情を知っているということは人間として幸せなことかも知れないな。

  
  

  

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2013年8月26日 (月)

男どおし

 一日中雨。空はどんよりしてスッキリしないけれど、キッチンは涼しくて快適。仕込みがはかどった。

  相変わらず一日中布団かぶってテレビの前にいるタクミ。さすがに今日は王子が見るに見かねてそんなタクミに喝を入れていた。中2にもなってやりたいことはねぇのか、、と。
  そんなとき、きっとやりたいことがないから(まだ見つかっていないから)ぽかんとしてしまうのだと母としては彼の心の埋まらなさみたいなものを感じずにはいられない。
結局こういうのって、こちらから何言ったって本人にその気がないとダメ。自分が両親から「〇〇しなさい」と言われて育ってきていないぶん、自分が親になったときにもそういうふうには言えないのよね。言い方が分からないというか、、、。
自分はいい意味で、両親に野放し状態に育ててもらっていたってことに(愛情だけはたくさんもらっていた)、大人になったときに気づいて感謝したものだけど、タクミはどうなんだろうな。
なんだか抜け殻みたくなって、テレビの前にずうっと座ってるタクミを見ていると、大事な時期に一緒にいてあげられなかった自分をただただ責めてしまう。何かを探しているんだけど、今はどうしていいのか分からないんだよー、、という感じにしか私には見えないんだよね、、、。
 でもそんな中、つべこべいわずとにかく何かしろ!みたいに、王子がバシっとタクミに言ってくれて目が覚めた気がした。
奴のことを本気で心配してくれる人の言葉だった。男どうしだからこそ通じる言葉にも聞こえたし、これが愛情なんだって思った。
そして、「タクミ、君のこと本気で想ってくれてる人はたくさんいるんだよ。だからお前は幸せもんなんだよ。」
母ちゃんとしてそう思うのだった。
 そのあと、テレビを消して王子がタクミに得意の電子工作のようなものを教えていた。そういうのを初めて目にするタクミは王子の指先を真剣な表情でじぃっと見つめてた。小さい子供みたいだった。
その光景がなんとも微笑ましくて、胸がいっぱいになった。
言葉数少ないタクミだけど、きっとこの王子の優しさを心でキャッチしたことだと思う。そうやって成長して大人になっていくんだな。

  夕方、タクミを駅まで送っていく。晩ごはんにと、おにぎりと甘い卵焼きを持たせた。
駅の階段をかけ上がるタクミの背中がいつもより楽しげに見えた。

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2013年8月25日 (日)

夏も終わりかな

 一気に秋になちゃったみたいな日。
小雨降る中、朝いちばんで王子は消防団のお仕事へ。制服姿もだいぶ様になってきた。でもベテランのおじさまたちと比べるとやっぱり何かが違っていて、たぶんそれは小学生のランドセルみたいに、年を重ねるたびに馴染んできて風合いがにじみ出てくる、というものかも知れないな。王子はまだぴっかぴかの1年生だ。
それにしてもこんな雨の中、ほんとにご苦労様。

  タクミと私は24時間テレビに釘付け。毎年だいたいこの時期に放送されるこの番組、これを見て「今年の夏も終わった~」みたいになる。今日は涼しかったし、風も空気もいつもより軽くて、まさにそういう気持ちになって、少し淋しくもなったりした。夏の終わりっていつも切ない。
そしてタクミの宿題が心配になってくるのもこの時期。あえて奴には聞かないが、たぶん大変なことになっているのは間違いないと思う。しかしながら、こちらのそういう気持ちなんかよそに、当の本人はまったく危機感無し、、、というふうだから、母ちゃんとしてはますますいろんな意味で心配になるところなのだけど。
どんな大人になるんでしょう、、、。

  夜は肉祭り。焼肉が食べたいというタクミのリクエストに応えて。
久しぶりに大量のお肉を買い、タレは自家製で。炭火職人王子は得意の火お越し担当。
家で食べる焼き肉は胃に優しい、っていうのを実感。今まで、焼き肉食べると胃が重く感じたのは、もしかしたらタレのせいだったかも、と思った。肉の質はどうであれ、自家製タレは軽い。肉の素直な味がちゃんとするんだよね。中でも、玉ねぎとかにんにくとかリンゴをすりおろして作った塩だれは最高であった。
なんでも家で食べるのが一番ということなんだろうけど、この炭の後始末とか網洗ったりとか主婦にとってはここがメンドクサイってなる部分。美味しいものを食べるためには仕方ないことなんだろうけど。
後始末は明日の朝にしようと決めて、ビールとかワインとかガンガンに飲んで酔っ払った。
  3人で汗かきながら炭火を囲んでごはんが食べられたことが何よりだった。これも夏の思い出のひとつになるな。
タクミが白飯を2合くらい食べていたのにはびっくりしたけど、そこになぜか闘争心を燃やした王子も負けじと2合食べていてさらにびっくり、、、。男の人って、、、、。
育ち盛り?!

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2013年8月24日 (土)

立ち止まってみる

 考えることが山盛り。流れたり流されていたりするときって余分な力が抜けてるぶん楽ちんなんだけど、立ち止まった瞬間に原点に返るので、また新たな流れを作るのにエネルギーがいる。人生ってこの繰り返しなのかも。
そして自分の場合、この立ち止まったときに自分の中でフタしていたものが一気に湧いてくるので苦しくなる。
やっぱり自分はこいつと共にに生きてるのだと、このとき気づかされる。涙が落っこちないように、必死にもがき続ける、これが私のやり方なんだろうなぁ。
そもそも哀しみとか苦しみとか淋しさとかって、小さくすることも消すことも軽くすることもできないものだと思う。でも、カタチとか色とかって変わっていくもの。
この立ち止まる時期を乗り越えたときに初めてそれが見えてくるので、この時期をなんとか耐えなきゃと思う。
  しかしあれだね、、、この時期は感情も感覚もいつもより敏感になっているので、ちょっとしたことで落ち込んだり泣いたりすることが多いんだよね。
いい歳して泣いてばかりだなんてかっこ悪いけど、自分の中から湧いてくるものにはこれからも素直でありたいと思う。これ我慢したら、私が私でなくなるもんっ。

  夜、久しぶりにタクミがやってきた。24時間テレビTシャツを着て。(このTシャツをお小遣いをためて買うのが小学2年生の頃からの毎年の彼の恒例行事)
年頃だし、あんまりしゃべらないし、何考えてるのかも分からないけど、奴の中にある小さな温かなものは、今も変わらずあの子の中にあるんだなぁと思ったら、ほのぼのした気持ちになったことだよ。

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2013年8月23日 (金)

悩んでたってしかたない

 自分たちの今後のことについて、真剣に考えていかなきゃならないような状況にどんどんなってきている、、、。つまりそれは、「このままじゃマジでやばい」と思うような出来事がたくさん起きてきて、自然にそういう状況に追い込まれているということ。
若い頃は、男の人がなんとかしてくれると、女は男の陰でおとなしく尽くしていればそれでいいものだと思っていたが、実際はそんなに甘いもんじゃないということに歳を重ねるたびに気づかされていったっけ。パートナーであるかぎり、一緒に努力しなきゃならないし、ふんばらなきゃならないし、苦しみもともに味わわなくてはならない。結婚とか夫婦とかって、どうやらそういう仕組みでできてるらしい、、、。(我らは結婚してないけど)
  日々、面白い状況になりつつある俺たち。この先いったいどうなるんだろう、、、。

  悩んでいたってしかたないので、自分にできることといえば今は料理しかないので、できることに精一杯気持ちを注ごう。お客さんが「今日も美味しかったよ」って言ってくださって、その言葉にじんときた。やっぱり自分にはこれしかないなぁと思うのだった。
なんとなく自分が弱っているときだったので、人の優しさがやけに沁みてきた。原点に返る思いだった。

  王子もなんだか今日はしゅんとしていた。落ち込んでいるというのではなく、いろんなことを抱え込みすぎてパンパンになって動けなくなってる状態?!。これも彼の人の良さなんだろうけど、正直見ていて大変そうだ。ひとりの人間が両手に抱えられるものの分量なんて知れてると思うんだけどな。
「元気?」って言葉を大丈夫?っていう意味を込めて掛けてみると、「俺にはできるから」という言葉が自信満々で返ってくるのもいつものことなんだけど、、、、。抱えるものがどんどん増えていっているようにしか見えない、と感じるのは私だけ?!。つぶれないといいけど、、、などと密かに心配してたりもするんだけど、男の人のプライド傷つけてはいけないので、そういうことは言わないほうがいいね。

  いろいろ課題は多そうだ。
今日もごはんが食べられたことに感謝。

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2013年8月22日 (木)

内職仕事

 朝いちばんで、庭の草むしりしたり伸びきった垣根の剪定したり。いつもと違う一日の始まり方になんとなく得した気分に。
知らぬ間に、型にはまった生活が身についてしまっている我らではあるが、それはそれでいいところもあるが、工夫しだいで時間はもっと有意義なものになったりもするんだなぁというのを実感。型にはまるのも、型をはずすのも、自分しだいということね。

 シャワーを浴びて、農家さんの野菜を仕入れに行き、グリーンスムージーなどを作り、朝ごはん。とれたての野菜で作るスムージーは大地の味がする。アクが強いのですぐに黒ずんでしまうのだけど、これが本物だ!。

  今日は一日王子の仕事の手伝い。内職作業をひたすらこなした。私がやるのは誰でもできる単調な作業の繰り返しなのだけど、これが思っていた以上に集中できるので意外に面白い。料理に没頭しているときのあの時間にすごく似てる。手元を動かしながらも意識は遠くのほうにいってるという状態。単純作業は苦手な自分だと思っていたが、これはちょっとはまりそうだ。
最近はちょっと難しい作業も覚えてきて、ちょっとづつレベルアップしてる俺だ。王子のいい助手になりつつあると思う。
 反対に、お店の仕事のときは、王子が助手になるので、この関係もなかなかいいと思う。
お互い、親方と助手を両方演じれてお得。

  久しぶりに実家の母と電話で話し、(母はめったに電話などかけてこない)母の元気の確認はできたが、でもやっぱり確実に年老いていた。そしていまだに親孝行したことのない自分としてはすごく複雑な気持ちにもなった。迷惑しかかけてこなかったし、両親が喜ぶようなことなどひとつもしてこなかったし、今となってはどうしてよいのか分からないというのが正直なところ。子供の頃から親の言うことなんかひとつもきかなかった自分だ。
こんな自分にいったい何ができるだろう。
この思いをずっと抱えながら生きてくのってかなしいよな。


 

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2013年8月21日 (水)

いろいろ

 自分たちの今後のこと、お店の今後のこと、いろいろ考えた上での決断。決断といっても、昼間のランチをしばらくお休みするということだけなんだけど、(夜はやるよ)そのことで今日は一日中、いろんな方から電話やメールをもらって、その反響に驚くばかりだった。メロちゃん病気説、メロちゃん妊娠説、メロちゃん逃亡説など、いろいろ噂が立っていたということにもびっくりしたけど、なんだか逆に嬉しかった、、、心配してくれる人たちがいたのだと。。
自分が思っていた以上に、うちのお昼ごはんのファンでいてくださった人たちはたくさんいたということに気づかされて、ありがたい気持ちと、その方たちへの期待を裏切ってしまったような、ちょっと複雑な気持ちにもなったりした。
  自分の中でのタイミングのようなものをずっと求めていて、その時期がたまたま来た、という感じなのだ。そういうのって、のがしてしまうと次にいつ来るか分からないから、とりあえず拾っておかなきゃって思う。正直、それが果たしていい結果に繋がるか、繋がらないかとか、そんなことはまったく考えていないのよね。そんなこと心配してたら何もできないから。
「どうなるか分からないけど、とりあえずやってみるしかないじゃん」結局これしかないみたい、、、私には。

  そんな、いろいろあった一日だったけど、夜に久しぶりのお客さんが来てくれてゆっくりとおしゃべりできたのがよかった。
ごはんを食べにとか、お酒を飲みにとか、それだけではなくて、なんだかここに来たくなっちゃった、って来てもらえることがなにより嬉しい。
自分は彼女の話を聴いていただけだけど、なんだかほっこり満たされた感があったのはお互いのココロがリンクしていたってことなんだろうな。いい時間だった。
  夜の好きなところって、こういうところなんだよね。

  
  

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2013年8月20日 (火)

トンボ

 フラメンコのレッスンへ。伏見の駅は夏休みの子供たちと、そのお母さんたちとであふれてた。親子の風景っていうのは、いつ見ても胸がきゅんとなる。この暑い太陽と蝉の声とお母さんとの思い出が、きっと子供たちの心の絵日記に今日も刻まれたことだろうなぁ。
息子たちとの思い出を振り返りつつ、自分の幼少時代と重ねたりして、なんともいえない気持ちに。

  久しぶりのレッスンですっかりなまりきった体を実感。でも10分もすれば今までの感覚が戻ってきて、、、。この時間が年々短くなってきていることを嬉しく思ったりする。たぶん、体が復活するというより、感覚がよみがえってくるということなんだろうな。自分の中にフラメンコが沁みてきたということなのかな。
  そして今日も生徒ふたりという超濃厚贅沢レッスンであった。師匠の、「私の知ってることすべて、あなたたちに分けてあげる」という愛と情熱に、今日も何度もヤケドしそうになった。とにかくエネルギーがまっすぐだし、にごってないし、本気なので、こちらもすがすがしい気持ちになる。
そして、疲れているときにこそ、師匠のレッスンを受けてリフレッシュしたいと思うこの気持ちは、自分自身も本気になれるというところにあるのだと思う。
本気とか、まっすぐとか、そういうのって最近は、なかなか味わえなくなってきた感情だと思うな。損得考えるとか、駆け引きとか、要領よくとか、、、そういう頭のいい人たちが考えそうなやり方とはまったく逆の世界にあるもの。
原始的で人間くさくて、不器用で、、、。でもこちらのほうが自分は好き。
歳を重ねるたびに、自分の周りはそういう人たちばかりになってきていることも嬉しいかぎり。
今日も、レッスンの充実感もよかったが、生身の人間どうしでいい意味でぶつかり合えたことがなによりだった。
自分の生活の中に、こういう場所がひとつでもあってよかった。

  帰ってきて仕込みしたりしていつもの日常に戻ってくる。
今日庭でトンボを見た。まだまだ太陽は暑いけど、知らず知らず季節は次へと向かっているのかしら、、、。蝉の声が夏を名残惜しんでいるみたいでちょっと淋しげだった。

 

 

 

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2013年8月19日 (月)

食べものの力

 中国で頑張っている友人と会ってまず思ったのは、「自分ももっと頑張らなきゃ」ではなく、「自分にもまだ頑張る元気が残ってるかも」であった。刺激を受けるというのはこういうことなんだな。
頑張るという言葉は昔から好きじゃないけど、このときばかりは美しいことのように思えた。
人それぞれ目指すところもレベルも住む世界も違うけど、「頑張る」という共通語のもとでキラキラと輝き始めるのだと。「頑張る」は自分を磨くことなのかも。だとしたら、ぐっと堪えたり耐えたり過酷なことをすることではなくて、自分をいかに楽しむかということなのだと思う。
なんだかちょっと目の前が明るくなった気がした。

  夕べ、「スタミナつけなきゃ」と頑張って食べたニンニクで逆の腹をこわし、一日大変だった、、、。刺激が強すぎたみたい。なんでもほどほどがいいということね、、、。(深く反省。それくらいしんどかった、、、)
野菜ジュースで、夕方になってようやく復活。もはや、食べものの力だけで自分を調整してるこの感じが我ながらすごいと思った。
そういえば、この間の中国で学んだのもそういうことだった。
あちらの人たちはみな、そういう食べものの知識を身につけていて普段の生活に取り入れているということだった。飲みすぎたとき、風邪気味のとき、お腹をこわしたときなんかに、まず何を食べたらいいのか、ということを若い子もみんな知ってるんだよね。日本だったら即「薬」といくようなものの、あちらの人たちにとってはまず「食べもの」。
市場の衛生状態とか、正直あまりよくないんだけど、なぜだか人も食材にもパワーを感じたのはつまりはそういうことなんだろうな。
人間と食の距離がものすごく近い感じというか。

  夜は、夏なのにめずらしく熱燗などやりながら、昨日のケンカから得た教訓を王子としみじみ話合ったりした。
こういう時間があるから、なんとかやっていってるんだろうなぁ、俺たち。



  

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2013年8月18日 (日)

暑い熱い

 ひとつのことについて考え始めるともう、他のことは頭にないので、そのことだけに没頭するという自分と、
まず慎重に足元を固めつつ徐々に目的地に向かうという王子、
目的地はお互い同じなんだけど、方法や考え方の不一致でケンカになった。
ケンカになるというくらいだから、今の我らにとっては真剣な課題だということ。
そして、自分の、その没頭するときの温度というのがまた半端なく熱いので、「順についていくのは大変だ」とまで今日言われたぞ。
なぜ、まっしぐらじゃいけないんだ~~、、、。
そもそもそういう温度になっているときに、いちいち慎重になっている場合じゃないと思うんだけどな。自分にとってはそういうのって賭け事みたいなものだと思っていて、ここで賭けないと一生後悔すると。
  どうしても、自分のほうがこうして半歩前に出ちゃう感じとか(気持ちが熱いぶん)、パートナーのケツをぺんぺん叩きたくなっちゃう感じとかって、自分でもなんて嫌な女なんだろうと思いつつもついやってしまう。
「こうしたい」って気持ちがふくらむと、もうそれを抑えるだなんて俺にはできないー。
どうしたらいいんだーーーー。
   でもでも、そこはやっぱり相手の気持ちも尊重しないといけないものね。
そのあと、言いたいことぐっとこらえて我慢したよ。窒息するかと思ったよ。

  それからなんとなくずっとお互いにしゃべりずらくなって、今日は会話なしの時間が続いた。休日なのに、なんだかなぁという感じであった。

  41歳って、すごく微妙だと思う。でもまだ自分の中にキラキラするものがあったとしたら、そこを素直に信じてもいいように思う。たぶん最初からダメだと思っていたら、そもそもそんなものさえも浮かんでこないはず。
この自分が冷めないうちに、王子の温度とすり合わせていくのが今後の課題。むずかしいのう。

 

  

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2013年8月17日 (土)

あこがれの中華鍋

 スーツケースの中身も片付かないまま、今日からまたいつもの日常に。早朝から深夜まで働きまくった~。
でもどうして、日本に戻ってくるとこの「追われてる感」みたいなものがおのずとつきまとうのだろうか。自営だからこれかなかったらやる気も何も湧いてこないのだろうけど、きっともっと自分を楽にする方法はあるんじゃないかなぁと、いつも海外から帰ってくると思うこと。これも日本人の気質だからなのか。とすれば、いいことなんだろうけど。
  「もっと自由になれば、もっと柔軟になれる!」って気持ちと、「自由を求めすぎると仕事の枠から外れる」って気持ちがいつも両方あって、このバランスってむずかしいなぁと思う。
とくに日本という国では、自由な発想という見えない部分には価値がつけずらいみたいな風潮があるから、モノという見えるものでしか評価してもらえなかったりするのよね。
海外から帰ってくると、いつも考えること。
自由すぎる人間にとっては、この国はちょっと窮屈かも知れないな。
日本で暮らす限りは、常に自分が狭くならないように意識することが大事だなと思ったことだよ。自由すぎると日本の場合、完全に枠から外れて変人になっちゃうもんね、、、。これはこれでいいのかも知れないけど。

  そしてさっそく今日、アマゾンで鉄の中華鍋を購入してしまった俺だ。(影響受けやすい)
今までは重たいステンレス鍋だったり、平らなテフロン加工のフライパンで炒め物を作っていたが、やっぱり本場のものを食べて思ったのは、それじゃダメだと。
中華は火力がまず第一。そして多目の油と野菜の水分を鍋を振りながらうま~く乳化させて短時間で素材に火を通してく、ってやり方なんだよね。
野菜はしゃきしゃきだし(生じゃない)、たくさん油使うのに油っぽさをあまり感じないというのはこういうことだったんだと。
届くのが楽しみだ~。そして、しばらくは炒めもの三昧な日々が続くことは間違いないだろう。

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2013年8月16日 (金)

帰国

 上海空港まで送ってもらい、タナセ夫妻とも涙の別れ。旅の終わりはいつも切ない。今回、いろいろ感慨深かった王子は本当に涙しそうになってた。奥さまが我らのことを「家族みたいだった」とおっしゃってくれていて、胸がいっぱいになった。
  中国という国に、正直なところいろんな偏見を持っていたが、それはただの知識不足なだけであった。人としての付き合い方は、日本なんかよりずっとシンプルだし、ハートが近い感じがした。
中国側の反日感情というのもたぶんそれと同じことだと思う。おそらく本当の日本を知らないだけのことだと。
  過去の歴史はぬぐえなくとも、今生きてる我々の時代が新たな歴史を築いていくことのほうが大事じゃないのかなと、こちらの人たちの優しい心に触れたとき何度もそう思った。
簡単に片付けられる問題ではないけれど、今の我々ができることは、争うことよりも寄りそうことのような気がしたから。まず互いを知るということが、大事なことだと。
  日本人がたった3人しかいないというこの街で、それらを着実に築き上げてきたタナセ君を尊敬する。「俺はこの街の日本代表みたいなものだから、悪いことできないんだよ」と言ってた意味がよく分かった。
彼みたいに、日本と他国の架け橋みたいになってくれてる人たちは世界中にたくさんいるんだろうなと思ったときに、真実をねじまげて他国の悪いところばかりを拾おうとするのは悲しいやり方だと思った。

  今回の旅はそういう意味でとても深かったように思う。有意義な時間だったと。
  中国の人は自分たちの国の製品をまったく信用していないという話にも驚いた。こちらの国の人々にとって一番に信頼できるのは日本製なんだそう。日本製だというだけで、ブランド価値が高まるというんだから面白い。
日本と中国、仲悪いなんて嘘なんじゃ?!
「この街に日本人女性が来たというだけで金メダルもらえるよ!」って言われた意味もなんか分かった気がした。
興味深い国だなぁ。

 なんだかんだで、23時すぎ、無事家に到着。
明日からまたいつもの日常が始まる。中国帰りで、より自分が深まった感ありだ。
「食」の部分でも刺激を受けて帰ってきたことだよ。




  

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2013年8月15日 (木)

中国3日目

 パトカーは平気で信号無視、タクシーは後ろからクラクション鳴らしながら猛スピードで追い抜いていく、、、。
すごい国だ、、、。
まずこの自分がしっかりしなきゃ!と思わせる国だよ、、、ここは。
 
  今日はこの地区の観光スポットを案内してもらうことに。

2404 まずは食堂で腹ごしらえ、、と思ったら
この暑さで働いてる人間があまりいない、、、。
大きな声で呼ぶと、奥から店員さんらしき人が出てきてくれた。
どうやらこの店のシステムは、店先に並ぶ野菜をチョイスして、おまかせで料理してもらうという方法みたい。席に着き、10分ほどすると、、、

2405 里芋のにっころがし風なものが運ばれてきた。
中国の醤油が使ってあるみたいで、日本のにっころがしとはまったく違う。

2406 白菜炒め。

2407 トマトと卵のスープ。ダシっぽいものは入っていないのに、なぜかシンプルな塩味がとても美味しく感じる。

2408 3種類の豆腐のスープ。
大豆の旨みがスープに染み出ていて、こちらもダシなしだったけど、自然な旨みだけで充分いただける。
肉も魚もない野菜ばっかりのごはんなんだけど、少しも物足りなさを感じないの。


  このあと、前童地区という明清代に作られた村が、そのまま残されているという地区に案内してもらうことに。観光スポットにはなっているんだけど、人々の生活が今でも普通に営まれているという貴重な場所。タイムスリップしたような一角でした。

2411 こちらが村の様子。
家の前には用水路が敷かれていて、ここで暮らす人たちの大事な生活用水となってる。ここで洗濯してるおばちゃんの姿もちらほら。

2409 麻雀場。こちらの人たちの憩いの場。生活の一部になってる。
こちらは一家に一台、麻雀台なんだって。

2410 この村の名物である豆腐。この豆腐を料理して軒先で売ってたりもする。

2412 2413 井戸。

2414 家の壁をよく見てみると、、、
手作り感満載な造りに。
2415小さな映画館もあった。

2416 この村名物の豆腐屋さん。

2417 大豆を煮るいい匂いが。日本のお豆腐屋さんと同じ香り。
ここの豆腐は三宝豆腐といって、食感としては沖縄の島豆腐に似てる。
出来上がった豆腐は重石をして水分を抜いて仕上げるの。
なので、出来上がった豆腐は固めで、しかもぎゅっと旨みが凝縮されてるの。

2418 出来立ての豆乳はクセがなく、すごく飲みやすい。

2419 奥に見えるのはベット。もちろん現在も普通に使われているもの。
とても豪華な造り。
この村の特徴でもある木彫りの技術が生かされてる。


  村を出て、近くのお寺さんに。

2421 2422 2420 2423 2425 2426 日本のお寺のイメージとはずいぶん違ってた。
きらびやかな色使いが特徴的。
特に赤は、こちらではおめでたい色としてよく使われる色らしい。

  村を見て、お寺を見て、こちらの歴史にじかに触れてみた一日となった。
国も文化も違えど、どこか日本に似た感触があって懐かしさのような、ほっとするような、、、そんな印象を受けた。
特に、食べものはみんな美味しい。畑でとってきた野菜をそのままシンプルに料理するというこの感じは、今の日本にはあまり見られなくなってきたと思う。
「食べものに勢いがある!」
毎回こちらのものをいただくと、一番に感じること。
医食同源って言葉の意味を、今自分の舌でリアルに感じているところです。










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2013年8月14日 (水)

中国2日目。

 昨日の日記に書き忘れたけど、今我らが滞在しているところは上海空港から車で3時間半行ったところ、ニイハイ市の中にあるニンボウ地区という場所。(もちろん漢字で書くんだけど、あえてカタカナで。)
(日本女性でここに来たのは私が初!)
  こちらはどこに行っても漢字の羅列(あたりまえだけど)。その下に英語表記もしてあるんだけど、なぜか漢字のほうに目が行くのよね。やっぱり日本人だからなのかなぁ。
なので、読めなくともなんとな~く、意味だけは分かったりするの。
そう思うと、いろいろ抱えてるものもあったりするけれど、日本と中国って、あらゆる意味で近い国のように思うな。

 今日はまず、近所の食堂の朝ごはんから一日がスタート。

2389 2390 2391 2392 包子という日本でいう肉まんみたいなもの。具は野菜、お肉、干し海老など。
こちらの朝ごはんは、これらと豆乳(売り切れてなかった)、もしくは緑豆のさらさらしたお汁粉みたいなもの(写真一番下)と一緒に食べるみたい。緑豆のお汁粉はこの季節、熱くなった体を冷ましてくれる効果があるようで、どこ行っても置いてあるの。

このあと近くの市場をふらふら。
2393 2394 野菜も肉もリアルな形で売ってる。働く人たちもみんなエネルギッシュだったなぁ。

2396 いわゆるこちらの「街」と呼ばれるような場所の風景はこんな感じ。3輪の自転車とかバイクが多く見られた。
2398 露店の果物売りのおばちゃん。
決して怒ってないと思うんだけど、なぜか慣れない日本人(我ら)には、そう聴こえてしまうので、始終びびりっぱなしなのでありました。


  さて。今日は、今回の目的でもあるタナセ君夫妻の結婚披露の日。
街の料理屋さんの一室を貸しきって行われました。
そして!タナセ君が前々から言っていた、「今日という日は覚悟しとけよ」の意味が分かった日でもありました、、、、。
2399 テーブルに並んだ料理、全部美味しかったな~。中国といえど、いろいろ地方によって味の特徴の違いがあるらしいんだけど、ここの料理は基本的に日本人だったらみんな好きというような味。思っていたよりも、肉料理はほんの少し。どちらかというと野菜中心の料理が多い。

  そして何よりびっくりしたのが、こちらの乾杯の儀式。新郎新婦への乾杯はもちろんのこと、客席で行われる乾杯のときに、飲んだグラスの中身の量でその人へ敬意をあらわすというもの。ということは、飲み干すのが礼儀というわけで、、、唯一日本からやってきた知人代表の王子は、ものすごい数の乾杯をこなすことに、、、。
  こうしてすっかり酔っ払った王子はそのあと、、、

2402 新郎からこんなサプライズを。(?!)
これもこちらの儀式(?!)のひとつらしいけど、、、。
とにかく、いろんな意味で豪快で派手にやるのが、こちらのパーティーのやり方みたい。会場の床は大変なことになっていた、、、。

2401   王子の楽しむ様子。
このあと、王子が各席に回り、日本語の通訳の子も交えて、友人代表の挨拶をしたの。
「俺の大事な友達のタナセをこれからもみんなで支えてやってください」みたいな内容の挨拶だったんだけど、自分で挨拶しながら感極まって涙してた王子。
男の友情ってなんかいいなーと、それを見て思わずもらい泣きしてしまった。
予想もしてなかったドラマが展開されることに。

  2403 2次会へ。
サムライ魂を見せてやる!と張り切った彼であるが、、、。
ダメサラリーマン代表になってないか?!(額に巻いてあるのはもちろんネクタイです)

  こちらの国の人たちの心をぎゅっとつかんだ王子です。。。
お陰で、すっかりこちらの人たちとも打ち解けることができました。言葉は通じなくとも楽しかったなぁ~。
こうして日本代表として頑張った王子は主役の新郎よりも目立っていたのでありました。

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2013年8月13日 (火)

中国一日目

 空港にタナセ君が迎えにきてくれた。可愛い奥様も一緒に。それにしてもこちらも連日40度越えの猛暑らしく、たまたま着いた今日は37度。「今日は涼しいね~」とかいっている彼らが信じられなかった~。日本の暑さもすごいと思ったけどけど、さらに上があった、、、。
さらにこの猛暑対策として驚いたのは、雨を降らせるために空に向かってでっかい大砲を撃つという話。その大砲で空気中に粉末状のものをまいて化学的な反応によって、むりやり雨を降らすという方法。いろんな意味ですごい国だなぁ、、、。
しかしながら上半身裸で働くおじさまたちの姿は昭和の日本を見ているみたいで、エネルギッシュであった。韓国の下町でみた風景にも似てた。
2381 ←空港内のコンビニ。

さて。ふたりの住む町はここから車で3時間半。(飛行機に乗ってる時間より長かった)
タナセ君の経営する会社を見学したり、愛犬と戯れたり、そして唯一この町にいる貴重な日本人秋山氏にお会いしたりしてこちらのいろんな話を聴かせていただいた。日本人から見たこちらの印象とか、物価のこととか。いろいろ驚かされる内容が満載だったけど、そんな話をする秋山氏はいい意味ですっかりこちらの色に染まっているようだった。日本を出て海外で仕事している友達に共通に感じる、「人生をエンジョイしてる感」みたいなもの。お金とかそういうものを越えた何かをつかんでる感というのかなぁ。
とにかく仕事を楽しんでるという姿勢。
2384_2
それにしても、10年前にたったひとりでこの町に降り立って、1から会社を築き上げたというタナセ君のすごさにあらためて感動。日本人が3人しかいないというこの町で言葉も通じないし、腹をこわしたときに助を求める人もいなく「俺死ぬかも」と感じたというリアルな話もみんな、今の彼を作っているんだよな。素敵な奥さんに出会えてほんとによかったよねと、心から思う。

↑タナセ君の会社。
彼の、何気ない話の中にも、いつも一歩突き出た感だったり、思いと行動の距離がものすごく近くに感じるのって、こういうことだったんだぁというのを目の前で見せ付けられた気がした。働いてる従業員さんたちがみなニコニコしていたことも印象的だった。私たちが行ったらいきなり、工場の作業台の上でスイカを切り始めて振る舞ってくれたりして。そういうのも日本にはない光景だったのでびっくりしたけど、なんかいいなぁと思った。

2382 ショウロンポウのお店にて。         →

おすすめのお店に連れて行ってもらった。
下町の食堂みたいなところ。
決してキレイじゃないけど、味にもお店の雰囲気にも働くおばちゃんにも、やっぱりエネルギッシュさを感じた。

お店によってもみんな違うというショウポンポウ。ここのは小ぶりで、どちらかというと日本のシュウマイみたいな雰囲気であった。肉汁どば~ではなく、肉っぽいタイプ。
タナセ君が「せっかく日本から来てくれたんだから、死ぬほど食べさせてやる」と、親友王子のために、次から次へとじゃんじゃん注文してくれて、いい意味で断れない王子は目を白黒させながら5皿食べ切ったあと、(つまり50個)さすがにギブアップしていたのがおかしかった。
2386
王子がそのあと、「なんでアイツは俺にばっかりそういうことしてくれるんだろう」とボソッと言っていて、男の友情っていいなって、ちょっと羨ましく思った。

ショウロンポウで腹はいっぱいになり、そのあとご夫妻行き着けのお茶屋さんへ案内してもらった。
お茶屋さんというと、日本の喫茶店をイメージしてたけど、まったく違って、粋なおとなの社交場という雰囲気であった。

2387 広い店内には、大きなテーブルがいくつか点在していて、各テーブルにチャイナドレスを着た美人のお姉さんがひとりづつ付いてくれるという方式。
美人さんの、正式な中国茶のお作法を目の前にし、思わずドキドキ。お茶を飲みながらゆっくりと会話も楽しみという大人の娯楽。たぶんこちらの富裕層の方々の楽しみなんじゃないかなぁ。
居酒屋好きの俺には物足りないかなぁと思ったけど、酒がないぶん、ごまかしもないし、なにより健全なので、店を出るとき心身ともに、ものすごく自分が健康になっていてびっくり。


お姉さんの真似をする王子。

しかしながら、普段健全じゃない自分みたいなのは、「ここはもしかしておしゃれなキャバクラか?!」と何度も勘違いしそうになったことだよ。キレイなお姉さんとこんな近くで会話できるんだもん。王子が鼻の下を伸ばしていつもよりハイテンションになっていたのを見逃さなかったぞ。(彼は完全に勘違いしてたひとり)
どちらにしても、日本でせかせか働く我らにとってはとても贅沢な時間でありました。シラフで3時間もおしゃべりするだなんて、普段だったらありえないもーん。

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                お茶屋さんで出てきたフルーツ盛り。スイカがハートになっていた。

そしてたまたま今日は、こちらでいう旧暦の七夕にあたる日でした。
意外なことにこちら中国はお祝い事が大好きな国だそうで、七夕の今日は男女がデートする日なんだそう。男の人が女性に花束を贈る日なんだって。

なので・・・
2385
私も王子からいただきました。
日本ではもらったことのないような豪華な花束。
どうやらこの国、女性にはとっても優しい国のようです。


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2013年8月12日 (月)

いろいろ思う

 今日でこの夏のパクパクも終わり。パクパク期間中は無我夢中で毎日がものすごいスピードで流れてった感じ。でも終わってしまうと寂しいものだなぁ。毎度のことだけど。
あっという間だったけど、感じたことは山盛りあった。毎日が新鮮だったし、刺激的だったし、
こういう感覚って普段の生活の中ではなかなか味わえないと思う。
子供たちと一緒に創りあげた時間が、子供たちにとっても自分にとっても今後の人生の肥しになっていくことを願うばかりだ。
  回を重ねるたびに、新たな自分の課題も見えてきて、終わりはないなんだなぁという感じ。
  大事な子供さんをお預かりしているという責任の重さにかつてはつぶれそうになるときもあったんだけど、今はちょっと変わってきた。
責任の重みに負けない自分でいること、この気持ちが自分を自由にしてくれた。自分が自由になって初めて子供たちも自由を主張してくる。この感じがなんとも心地いいんだぁ。
いい意味で少しずつ肩の力が抜けてきたというか。

 そんなこんなで、子供たちが帰ってしまったらなんだかぽかんとしてしまった。
いろんなこと感じてたはずなんだけど、心に降りてこない感じ。あとからじんわりくるんだろうな。

 夕方遊びにきたタクミが、今日の深夜バスで千葉のおじいちゃおばあちゃんのところへ行くとのこと。
晩ごはん食べさせて間に合うように駅まで送ってったけど、しばらくしたら電話がかかってきて、乗り遅れたと、、、。
中学生が夜遅くに、、、とか、いろいろ思ったら母ちゃんとしては不安になってきて、そのあと電話中継しながらタクミの不安を和らげつつ、いろいろ手続きさせて2時間後のバスに乗せてもらえることになったけど。2時間後はもう夜中なんだよね。これまた心配。
無事にバスに乗れることを祈りながらも、たった今、「乗れたよ」の電話をもらってほっとひと安心。
  子供がいくつになろうとも母の気持ちって変わらないんだな。
早朝、東京駅に着くまでなんとなくまだ落ち着かないという感じ。
そんな自分は早朝、中国へ。王子の幼なじみのタナセ君の結婚披露宴パーティーがあるのだ。
ほんとに落ち着かない、、、。

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2013年8月11日 (日)

お盆だねぇ

 町内の仕事でお世話になったTさんファミリーがご来店。今まではTさんご本人としか交流はなかったけれど、こうしてご家族のみなさんにお会いすると、その人との距離がさらにぐっと近くなる感じがするなぁ。そこにある、家族のにおいとか温もりとかに触れると思わずきゅんとなる感じも毎度のこと。
  家族っていいなぁとしみじみ思う自分は、おそらく過去を宝物に変換しているんだと思う。過去が近くにあるとシンドイけれど、遠くになったとたんキラキラと輝き始める。この距離って大事。時間もかかるし、自分との戦いだし、苦しいけど。過去がどんなカタチであろうと、今の自分を作ってくれている部品になっているので、否定するよりも、受けいれていっちゃったほうが生きやすいし楽なんだよね。でもこれも結果論であって、こんなふうに思えるまでにかなりの時間がかかったし、今でも不安はいっぱいだけど、とりあえず今日も明日も生きてくしかないじゃん、って答えしか出でこないんだよね、かなしいけど。人生ってその積み重ねなんだろうな。なんて苦しい作業なんだろう。

  午後から、王子はお盆でお墓参りに。京都から王子の母上もみえたよう。
嫁でもない自分はもちろんいつものごとく留守番。独り身の淋しさ?!のような、なんともいえない気持ちがこみ上げてくるこの感じにも、もう慣れていかなくっちゃ、、、とはいえ、なかなかねぇ、、、。
母上からの電話で、王子が瞬間的に明るくなったというか、楽しそうな感じに見えたので、やっぱり親子なんだなぁと、その見えない絆みたいなものに心が打たれた。自分の出る幕ではないなぁ。
  相変わらず、出てったきり夜になっても連絡なしのマザコン王子。自分は自分で独りぼっち感を満喫しつつ、読書したり、たまっていたビデオを観たり、ちょっと勉強なんかもしたりして、懸命に時間を埋めた。満喫よいうより、無理矢理っぽかったなぁ。
そしてなんとなく自分も、実家の父ちゃん母ちゃんに会いたくなった。
 
  

  

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2013年8月10日 (土)

そして今日も暑いー

  お昼に、王子が仕事でお世話になっているKさんファミリーご来店。ご結婚されるという息子さんのお相手の方もご一緒だった。
そんな日のゴハンだから、食材も奮発して豪華な感じがいいかな~、などといろいろ考えたりしたけど、まぁるいちゃぶ台を囲む家族のゴハンだからこそ肩肘凝らないいつものゴハンのほうがいいのかなと思い、イメージは「お盆に帰省して久しぶりに家族で囲む食卓」に。
身近な季節の食材を使って、大皿料理を何品か作った。やっぱりこういうときは、大皿料理にかぎる。夏野菜が豊富な今、お皿の上の彩りが一年で一番鮮やかになる時期でもある。
 そんな家族の食卓に今日も自分の作ったゴハンが寄り添えたことを嬉しく思った。

  それにしても、今日も暑い。日本各所で40度を越えた地域もあったとか。もはや、一日じゅうお風呂に浸かってるような状態なのよね。したたる汗などぬぐっているひまもないくらい、常に流れっぱなし&びちょびちょ。仕込みしながらこんなに息苦しい思いをするの初めて。台所はサウナ状態だし。肉体労働してる~って感じだなぁ。
  しかも、火入れした食材はある程度冷ましてから冷蔵庫に入れるのだけど、これがちっとも冷めない。ず~っと熱いままなのよ。汗なんてどうだっていいけど、この時期食材の管理には一番気をつかうなぁ。きっと今、飲食店さんはみんな苦労してる部分だと思うな。
 しかしこの夏の猛暑は尋常でない。我らの地球は、いったいどうなっちゃってるんだろうと真面目に考えたくもなる。
今まさに、この人間社会に、大きな課題を突きつけられているということに我々は気づかなくてはいけないんだろうな。それがきっとこの猛暑なんだ。
しょせん人間なんて、どうやったってこの自然の威力に敵うはずないのだから。

  夜はテレビで大好きな清水ミチコさんのライブを堪能し、久しぶりにお腹抱えて笑った。
「お客さんを笑わせてやろう」という意図ではなく、彼女の「自分のお笑いのツボを思い切り楽しんでいるという自己満感」が、観衆の笑いを誘うのだと思う。
年齢を重ねるとともに、そのツボがどんどんマニアックになってきてる感もファンとしてはたまらな~い。
いっぱい笑ってなんだか体が軽くなった。

 

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2013年8月 9日 (金)

暑いーーー

 暑くて溶けちゃいそう。38℃っていったい、、、。
そんな中、今日も朝から子供たちの元気でシャキっとなった。
 久しぶりに会う子供たち。またさらに背が伸びて大人っぽくもなってたりして最初は戸惑うんだけど、やっぱりその子の芯みたいな部分は変わらないので、ちょこっとおしゃべりするだけであっという間にあの頃の空気が戻ってくる。
いつかこの子たちが大きくなったときに、この時間のことを思い出してくれたらいいなぁと、密かに思ってたりするのだけど。
思い出のかけらが、自分を強くしたり未来を後押ししてくれたりする力になることを、みんなよりちょっとだけ長く生きてるメロディ先生はたくさん経験してきたから。
そんなことを、ふと考えたりして、、、今この時間の大切さを噛みしめたりした。この瞬間もすべて思い出っていう宝物になるんだろうなぁと思いながら。
その日のパクパクを終えると毎回、来てくれた子の親御さんたちへの報告の意味もこめてお店のブログに書き留めておくんだけど、このときもうすでに、自分の中ではこの時間が宝物になってることに気づくんだよね。その日の映像をもう一度スローモーションで振り返る自分がいて。毎回いろんなドラマがあって、考えさせられることもいっぱいあって。感じることが多すぎて、整理していったん心を落ち着かせないと前に進めない、っていうのもある。
料理すること以上に、その子をその子のままに感じることに命かけてる。料理が上手になるのも大事だけど、その子がのびのびと自分を表現してたりするのを見ると、パクパクやってよかった!って一番に思う。
今日もたくさんのドラマに寄り添えたことがなにより。
 愛とか恋とかって言葉に敏感になる女の子たちに混ぜてもらい、女子トークで盛り上がったのも楽しかった。「そんなこと俺たちにはまだ関係ないも~ん」って感じで、後ろのほうで紙飛行機を飛ばしていた男子たちが可愛かった。男女の縮図がそこにあるみたいでおもしろかったなぁ。

 今夜は王子が仕事でいなくて、久々のひとり。
ひとりになるととたんに居場所を失ってヨレヨレになる自分であるが、今日はなんとなく心は落ち着いていた。ずいぶん成長したな、俺。

 

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2013年8月 8日 (木)

うなぎ日和

 フラメンコへ。2週間ぶり。
伏見駅からナディアパークまで歩く道のりで、すでにバテちゃってる自分って。途中、何度かくじけそうになりながらも20分遅刻で到着。鏡の前の自分が青っぽくなっていてびびった。これが熱中症ってやつ?!。
普段、外に出るといえば仕入れに出るくらいしかないもんね、しかも車だし。夏の野外はいろんな意味で刺激がいっぱいだなぁ。年々そういうのに弱くなっている自分なので、ちょっとばかり鍛えなおさないといけないかなぁと思ったことだよ。もはや、どんどん日陰の子になりつつある、、、。
 レッスンの内容も刺激的だった。
夏のイベントも無事終わり、また新たな気持ちで1からやり直す感じ。やり直しがきくって、すばらしい。やり直しの数だけ深まる感じもフラメンコならではだと思う。さらに、やり直してもやり直しても、「これ!」っていうものが見えないのもフラメンコ。
自分の人生にこういうものがひとつでもあるということはいいことだと思う。
 毎度注意される、だらっとしてしまう「背中」。今日はちょっとだけコツが見えた気がした。背中を意識することばかり考えていたけれど、どうやら胃をぐっと持ち上げると、自然に背中の筋肉も緊張してくる。背中よりも胃のほうが意識がしやすいし。
なので、今日の鏡の中の私はいつもよりしゃきっとしていて、なんちゃってダンサーっぽくなっていた。姿勢がよくなっただけでこんなにも印象変わるんだな。姿勢=その人の本気度 のようなものなのかも。
子供の頃、猫背の私を注意するのに母(若き日の社交ダンサー)がよく言ってた。「頭のてっぺんからお空にむかって、一本の糸で引っぱられてるイメージで歩くのよ」と。母いわく、そうするとお空の上の神さまと自分とがつながるらしいんだけど。
神さまは分からないけど、姿勢を正すだけで何かいいことが起きそな気がしてくる、というのは本当かも。
 今日のフラメンコでの収穫。
そして母との懐かしい思い出。

 帰りに王子に迎えにきてもらい、王子念願の鰻屋さんへ。
昨今、ますます高騰してきてる鰻は、庶民にとっては特別な日のごちそうになりつつあり、なかなか口にすることすらできない状況になってきた。
高いのならわざわざ無理して食べなくたっていい、というのが私の考え。しかし王子にとっては特別の食べものらしく、時折こうして鰻欲を満たしてあげないとダメみたい。
タレ、焼き方、皮目につく炭の香りとか、、、彼なりのこだわりがいろいろあるらしく、今日うかがったお店も私なりには高得点だと思ったけど王子は60点をつけた。きびしーなー。
ぜひとも王子の100点の店というのに行ってみたい、という今後の楽しみのひとつでもある。
それにしても今日のお店、鰻は抜群のうまかったし、職人さんの技もすごかったけど、席に着いたはいいがメニューが出てくるまでにものすご~く時間がかかったり、店員さんを呼ぼうものならいつまでたっても「ちょっとお待ちください」しか返ってこなかったり、ひつまぶしのお茶(だし)が最後まで出てこなかったのでてっきりこの店はこういうものかと思いつつ食べ切ってしまい、それに気づいたか気づかないか店員さんがそのあとテーブルのはじっこのほうに無言で急須を置いてったこととか、、。
なんとなく微妙な感想が残った。味がよかったからといって、すべてチャラってわけにはいかないんだよね、、、こういうのって。

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2013年8月 7日 (水)

食卓元気

 今日のパクパク。おてんば娘4人組。元気が次から次へとあふれてきて、いったいこのエネルギーはどこからくるんだろうと不思議に思いつつも、きっとココロでたくさんのことをキャッチしてる真っ最中なんだろうなと、その子供たちのピュアな感覚に目が覚める思い。
だから子供のエネルギーがまっすぐで濁ってないんだな。今日も受けとめきれないくらいの子供パワーを浴びまくって元気100倍のメロディ先生。
 それにしても女の子っていうのは、年齢関係なくおしゃべりが上手にできてるな。たぶん、気持ちを外に出すのが得意なのが女の子なのだと思う。男の子っていうのは、そもそも想いを言葉にするなんてことわざわざしないので口数は少ない。けれどその分、秘めてるものが大きかったりする。
そしてなにより、女の子の母性っていうのが、どんなに幼い子の中にもちゃんと備わっていることに毎回驚かされる。パクパクやりながらも、その部分に触れたりすると思わずドキっとなるもの。
今日来てくれた1年生の子が言ってた、「私ね、今日は小さなお母さんだよ」って。
女の子の中には、「いつかお母さんになる」っていう想いがちゃんとあって、しかもそのお手本はいつだって自分のお母さんなの。
なので、今日も子供たちと接しながら、そのむこうにお母さんの愛をいっぱい感じたのでありました。
みんなまっすぐ育ってる、いいぞ~。

 夕方、仕事に煮詰まった王子が、自ら買い物に行こうと誘ってきた。いつもは逆なのに。
酒屋に行って美味しそうなカヴァを一本買って帰ってきた。
ゴーヤとトマトのカレー風味のスープとか、美味しい奴をオリーブオイルと塩で食べたりとか、ししゃもにクミンをまぶして焼いたりとか、居酒屋メニューの食卓に。
ここのところ忙しい王子なので、唯一会話できるのがこの夜の食卓の上だけ。でもこの時間が一日でいちばん大事なので、どんなに忙しくとも作っていきたいものだな。
今日の元気は食卓の上で作られる~。

 

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2013年8月 6日 (火)

蝉の大合唱

 朝からものすごい雨。ここ愛知県内にもたくさんの警報が出る中、まずいちばんに見るのが息子たちがいる地域。ちゃんと窓閉めたかな、怖がってないかな、、、とか。自分の中の息子たちは、ずっとあの日のままだということにそのとき気づいたりする。もう立派な中学生、高校生だっていうのにね。

 お昼前に、さっきの天気が嘘みたいにぴーかんに。蝉の大合唱も始まった。
 ランチには親子づれ。パクパクに来てくれた子だったので、勝手知ったるなんとか・・・やらで、お水を運んでくれたり、食べ終えた食器を台所まで持ってきてくれたりいろいろ手伝ってくれて大助かり。
きっとこういうことの積み重ねが、食と子供たちの距離をどんどん縮めてくれるんだろうなと思うと、そのためだったら、うちの店、どんどん使って!って思う。
 今日作ったランチのお皿、決して子供向けの味付けではなかったけど、きれいに食べてくれてた。「初めての味ばかりだったけど、美味しかったよ」と言ってくれた子供の目がキラキラしていたので嬉しくて元気100倍になったことだよ。
 それにしても親子の食卓っていうのは、やっぱりいいものだな。愛があるというか、ほのぼのするというか、、、。
そこに自分のゴハンが寄り添えたことがなによりだった。

 ここ最近、知らず知らずのうちに疲れがたまっていたせいか、午後は扇風機の下で3時間も寝こけてしまった。久しぶりにいい時間の過ごし方をしたと思った。

2330 目覚めて、あたりは真っ暗。あわてて晩ごはんのしたく。買い物行きそびれて冷蔵庫にあるものでごはん。
ひよこ豆の炊き込みピラフを作り、その上にナンプラーで味付けして焼いた豚肉をのっけて、王子の育てたパクチーとかミントとかと一緒に盛り付けたワンプレートごはん。
暑いこの時期にぴったりだね~アジアめし。
王子のパクチーがいい仕事してくれてる~。

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2013年8月 5日 (月)

思春期

 今日のパクパク。子供たちがあまりにもうちの台所に自然に馴染んでいて、しかも冷静だったので、逆に戸惑ったほど。この子たちがきゃーきゃー言ってたあの頃を懐かしく思いながらも、ずいぶん大人になったんだなぁと彼らの成長をしみじみ感じた。
子供の成長って、縦とか横とかに大きくなるだけじゃなくて、玉ねぎの皮をむいていくみたいに、少しずつその子の芯の部分に近づいていくことのようにも思う。ひとりひとりが持っているキラキラな部分がちょっとづつ見えてくるような感じ。
会うたびにその子の新たなキラキラを発見することができるので、子供の可能性って無限だな~と思う。きっと毎日、小さなココロでいろんなことを感じ取ったり学んだりしているんだろうな。
そんなピュアな子供たちと一緒に料理できる幸せを今日もいっぱい噛みしめた。

 パクパクを終えて、王子とタクミにお昼ご飯をおごる。
中学生というお年頃、会話といえば「うん」とか「あー」とか、もしくは会話なしで首を振るだけどか、、、最近そんなんばかりなので、ちょっと雰囲気でも変えて3人でテーブルでも囲もうかと。
でもやっぱりいつもと同じだった、、、。当たり前だよな。これが今のタクミなのだから、親としては素直に受けいれなきゃだよね。
思えば中学2年といえば、この自分も不安定な時期だったもんな。いろいろ考えたり悩んだりすることが多くてハゲがいっぱいできちゃったのもこの時期だった。そうか、タクミも苦しい時期なのかも知れないな。そう考えると、この思春期っていうのはおおいに悩むべき時期なんだろうな。とことん悩んで苦しんで、その先に見えるものをつかんで欲しい。
母ちゃんはそんな我が子を信じて遠くから見守るしかないんだろうね。

夕方自宅へと帰るタクミを駅まで送っていった。駅の階段を駆け上る背中が、またひとまわりでかくなっていて胸がきゅんとなったことだよ。がんばれ思春期。がんばれ青春。

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2013年8月 4日 (日)

日曜日

 タクミと王子にふかふかのパンを食べさせてあげたくて朝からせっせと生地を仕込む。小麦粉とか塩とか砂糖とかバターとかイーストとか、ものすごくシンプルな材料を合わせるだけなのに、こんなにも奥の深い食べものってあるんだろうか、ってくらい気をつかう。
発酵してぷぅっと膨らむ生地のにおいがたまらない。パン屋さんのにおいだ。
 まわりがカリッ、中がフワッのそこそこのパンが焼けた。熱々のうちにみんなでほおばる食卓は日曜日の朝の風景っぽくってよかった。
休みの日はなんとなく気持ちに余裕ができるのでこういうこともしたくなる。

 午後からは、王子の仕事の部品を買いに大須へ。
ちょうど大須祭りをやっている最中で、商店街はものすごいコスプレイヤーであふれてた。アニメからそのまま飛び出してきたような本物そっくりさんもいれば、微妙な感じの人もいたんだけど、みなさんの「成りきってる感」がすごいと思った。だってオーラみたいの出てたもん。
こうやって下町っぽい雰囲気の中に、新しいものが混在してる大須って面白くてときどく来たくなる。ここの献血ルームは私の庭でもあるし。
 王子は仕事の部品を、私はへんこりんな古着を一枚買って帰ってきた。

 夜は、朝のパン生地が余っていたのでそれでピザを作った。王子がプランターで育てたルッコラものせて。ルッコラ、香りが最高~。
 そういえばここ最近、土いじりをするようになった彼は毎日欠かさず庭の水やりをやってくれたりして私としては助かっている。自分で作った野菜を収穫して食べるというよろこびに、どうやら少しずつ目覚めてきたようす。いい傾向だな~。
そんな中、誰がどう見ても「もう終わってる」という枯れた枝豆を苗に「もしかしたらまたこれからまた実るかも」と期待を抱きつつせっせとお水をやってる王子。毎日遠くからながめながらも、何も言えなくてそのままにしてるけど。
こういう茶色の苗が我が家にはたくさんある。片付けたくてもなんとなく片付けられない。

 
 

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2013年8月 3日 (土)

はなび~

 ニコ弁作って、今日は月一メロディヨガ部の日。この暑さゆえ、お弁当の中身にはいろいろと気をつかう。食材の火入れをいつもよりしっかり目にしたり、味付けにお酢使ったり。
真夏のお弁当作りは考えなきゃならないことがいっぱい。
 そんな中、新しい部員も迎えての今日のヨガ部。久々に大人数集まって、カラフルなヨガマットが部屋じゅうに敷き詰められたこの景色もなかなかいいものだな。
今日でちょうとヨガ部も一年経った。部員も少しずつ増えてきてる。月一だから、がっつりヨガする、っていう感じにはならないんだけど、ヨガして部員どうしで語り合って、「さぁ今月も頑張ろう~」みたいな月初めの恒例行事みたいなこの感じもなかなかいいなと一年経った今そう思う。そういう仲間がちょっとづつ増えていくこの感じも。
なにより、毎回新鮮な気持ちでのぞめるというのが自分的には好きなところ。
ゆっくりじっくりと時間をかけて積み重ねていこう。
 ニコ弁タイムのときに、夏の上半期の思い出を部員たちでシェアしたんだけど、その中できみ子さんが言ってった息子に連れて行ってもらった花火大会の話には感動した。
きみ子さんが生まれて初めて見たという花火の感動を、まるで少女のように目をキラキラさせながら語ってくださったあのお顔がなんともいえなかった。なんて心がピュアな人なんだろうと。
さらに、連れて行ってくれた息子さんとの親子愛にも胸きゅん。
素敵な人っていうのは、いくつになっても今を素直に受けとめる目と心を持ってる、というのを目の前で見せてもらった気がした。なんだかすごく得した気分。

 花火つながり。王子が花火を観にいこうと、夕方からは長良川の花火大会を目指して出かけることに。
たしか数年前に一度、王子に連れて行ってもらったことがある。当時はお出かけというより、まだデートという雰囲気だったような。懐かしいなー。
ものすごい人ごみの中、焼きそばとか焼き鳥とかビールとか買って花火大会を満喫。周りはみんな浴衣を着たカップルばかりでロマンチックだった。
人ごみがとくに嫌いな私は、ここへ来るのに実はちょっと躊躇したんだけど、やっぱり来てよかったと思った。2時間見上げっぱなしで首が痛くなるのも忘れるくらい夢中になってたもん。あっという間だった。
目の前のカップルの男性のほうが彼女の肩をいい感じに抱き寄せていたのを見て王子が、「こんな感じかな」と真似してくれたのはいいが、どうみても、ただもたれかかってる、、、という風にしか感じられなかったのはなぜだろう。
年月はいろんなものをいろんな形に変えてくれるのね、、、良くも悪くも。でも、また来れてよかったよ。

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2013年8月 2日 (金)

最近思うこと

 飲み物を買おうも、お菓子を買おうも、アイスクリームを買おうも、店に並ぶほとんどの商品にアスパル〇ーム・・・とかアスセル〇ム・・・とかっていう人工甘味料が入ってる、っていう昨今の現状に戸惑いまくる。カロリーオフとかヘルシー志向が目的なのかも知れないけど、あれって本当の甘みじゃない。
舌の上に不自然に残る甘み(作られた甘み)の感じが嫌いなので、それらが入っていないものを選ぶんだけど。たぶん、体にもあまりよくないんじゃないかな。(個人的な意見)
驚いたことに、あのペンギンマークのガムにまで入っていた。買えるものがどんどん減っていくなぁ。
唯一入ってないのが、昔ながらの赤いラベルのコカコーラ。子供の頃は「飲みすぎると骨が解けるからダメよー」などと母ちゃんに脅されたものだけど、いまや自分の中では安全安心な飲み物になっている。
デブになってもいい。自分は本当の甘みのほうを選ぶぞ。

 今日もパクパク。
久しぶりに会う子供たちの背がまた伸びていて、なんだか嬉しくなる。
初めて参加する3歳の女の子の面倒をみるために、みんなが一致団結したことが今日の大収穫。子供ってすごいなぁ。
大人が手を差し伸べるのは簡単。でも、すべてを子供たちに委ねるのがパクパクのやり方なので、今日も遠くから子供たちを観察してたメロディ先生であった。
この子たちが初めてここに来たのは、幼稚園の頃だった。いまや立派な小学生になってる。
言葉のニュアンスだけでなんとなく会話していたのも、今ではちゃんと言葉と気持ちのキャッチボールができるようになった。
こういう子供たちの成長過程に寄り添えるのもパクパクのよさだなぁとしみじみと思った。
台所に入るなり、「料理するぞ」っていう気持ちにスイッチが入る感じもすごいと思った。体に染み付いてるんだな。
 今日も、たくさんのドラマがあって、胸がきゅんとなる場面もたくさんあって、子供たちからいろいろ教わった。
地道に続けていればその先に見えてくるものがある、というのを最近リアルに感じることが多いなぁ。


 

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2013年8月 1日 (木)

スリリングだ~

 夏になると全体的にひまになるメロディ食堂であるが、仕込みにかける時間とか手間とかは、いつもと一緒。頑張った分がそのまますぐ結果につながらないというのがこの仕事。ときどき落ち込みそうにもなるけれど、これも自分が決めたやり方だ。
地道に頑張ってさえいれば、そのうちなにかいいことあるかも知れないし、、、。神さまはどこかでこんな自分を見ていてくれてるはずだわ、、、
などと、のんきに構えてたりするんだけど、今はこうするしかないと思ってる。
地味な仕事ではあるが、なにより人の心に寄り添える仕事だ。食は、心の仕事。
自分がやりたかったことに、どんどん近くなっていってるので、この今の自分のやり方ってたぶん間違っていないはず。
そういう自分にもっと自信持てればいいんだけど、まだそこまでいかないというのが現実。日々手探り。
がんばるしかないわっ。

 などと、心はちょっとうしろめたくなってみたり。
ここ2ヶ月の厳しかった生活もなんとか乗り越えた。今日から8月なのよね。
毎日があらゆる意味でスリリングであるが、俺たちふたりしかいないわけで、支えあっていくしかないんだよね。
最近のふたりの合言葉は「俺たちビンボー」。ビンボーのくせに、こんなに陽気でいいんだろうか、、、。もしかしたらこれが問題なのか、、、。

 そういう部分でここ最近、王子も私もいろいろ耐えることが多かったのでストレスがたまりまくっていて、ついに今日二人で爆発した。
夜、王子がイタリアンをおごってくれたのだ。しかも大好きなお店で。
こんな状況で散財しちまっていいんだろうか、、とこっちはドキドキだったが、こういうときは遠慮しないのが一番だと思い、前菜からパスタ、メインまでしっかり注文し、途中でチーズなどもつまみつつ、ワインもたっぷりと堪能。
王子もニコニコになっていたのでよかった。
 明日からまた頑張るための栄養を、しっかり補充して帰ってきたことだよ。

 

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