« 夏が来たー | トップページ | 分かち合う »

2013年7月23日 (火)

パクパク始まる

 夏休みも入ったばかりだというのに、すでに真っ黒に日焼けした子供たちが朝から元気にやってきた。今日から夏のパクパクがスタートした。
 何度か参加してる子たちなので、ほうっておいても子供たちだけである程度のことはできちゃうというレベル。台所のどこに何があるかとか、だいたい全部分かってるみたいだし。頼もしいかぎり。
多少あやふやなところもあるけれど、ここまでになったということはメロディ先生としても嬉しいところ。
しかしながら、すっかり慣れてきているぶん、上手にさぼることも覚えてきたよう。皿洗いも以前だったら、取り合いになったものだったけど、今日なんて「メロちゃんがやればいいじゃーん」だ。
結局子供たちにアミダくじ作らせて決めさせたけど。
あの子たちすっかり、おばあちゃんちとか親戚の家にに遊びに来た気分でいるみたいなのよね。
「こらー!」と怒りつつも、内心は「まぁこんなものよね」って思ってる。

 ゆるゆるになったぶん、その子のその子らしい一面が出てきて、そこと向き合えることこそパクパクの醍醐味だと思う。やっぱり自分にできることって、そこ子の心に寄り添うことだと思うから。
学校の話とか先生の話、友達の話、いろいろに話始めた子供たち見てたら、何かがほどけた瞬間だなぁと思った。
 今日はひとりの男の子が「ここでマジメに料理勉強したことってないよな~」みたいに言っていて、するどいな~と思った。
そもそも遊びながらだし、勉強っていう雰囲気でもないし、、、。でもそれでいいと思ってる。
みんなでワイワイしながら料理した、ってことだけが記憶の片隅に残ればそれでいいんだよね。

 料理するってことが、その子にとって身近なものであるように、これからも地道に種を蒔こうと思う。メロディ先生のできることといったらこれだけ。
 そしてなにより、会うたびに成長していく子供たちを見ることができる自分のこの位置は最高である。毎回、なんともいえない気持ちになるし、子供たちの成長をこんなにも悦ばしいものと思えるなんて、パクパク以外では味わったことないかも。
いちばん近いといったら、孫の成長を微笑ましく思うおばあちゃんの気持ちなのかなぁ、とも思う。お母さんではなくおばあちゃんというその距離がポイントだ。決して「先生」という種類の人ではないというのもポイント。
 とはいえ、まだおばあちゃんではない自分だ。自分の「食」に対する想いを表現するための手段のひとつがこのパクパクなわけで、これからも自分が元気であるかぎり続けていこうと思ってる。

 どこか大人になりきれていない自分が、そんな自分を否定することなく居られる世界が、子供たちの作る世界。そこは、この自分が唯一自由になれる場所なのよね。
やっぱりこの仕事、この自分がやらなくてどうする、って思うよ。

|

« 夏が来たー | トップページ | 分かち合う »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/165410/52582071

この記事へのトラックバック一覧です: パクパク始まる:

« 夏が来たー | トップページ | 分かち合う »