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2013年7月

2013年7月31日 (水)

学ぶこといっぱい

 今日はパクパク。この夏は自分の気持ちの切り替えのためにもパクパクの日と通常営業の日を交互に予定を組んでみたのだけれど、これはこれで思っていたよりハードかも。
どうやら子供たちと接しているときの脳ミソと、いつものメロディ食堂やっているときの脳ミソとは違うみたい。
無意識のうちに切り替えてるみたいなのだけど、子供たちと紡ぐあの3時間のドラマは、たった一日じゃ消化しきれないのよね。毎回余韻が残るし、そこから考えさせられることもたくさんあって、噛みしめるのに時間がかかる。
でも、心で受けとめたものを、しっかり自分の中に落とし込んでいく大事な作業なので、時間がかかろうと、これだけは譲れないぞ。
我ながら不器用にしかできないんだけれど、仕方ない。なんとかやっていくしかないな。

 今日のパクパクもお腹いっぱい胸いっぱいだった。
初めての子も何人かいたし、年齢もさまざまだし、どうなることかと思ったけど、どうにかなっちゃうのが子供たちのすごいところなんだよね。
子供たちに手取り足取りメロディ先生が指示するんじゃなくて、全部子供たちにその責任を丸投げしてしまうと(子供たちを信頼して)、子供たちひとりひとりがしっかりしなくちゃっていう自覚みたいなのが生まれてくるみたいなのよね、、、それも一瞬にして。
しばらくすると、もう子供たちの中で社会ができていたりして。指示を出す子がいたり、ムードメーカー役の子もいたり、そういう全体の空気を見渡して動く子もいたり、その社会がちゃんとまわっていることに驚かされたりするの。こういうの、子供は天才だな。
 なので、ここに来る子供たちは「料理を作った」っていう経験よりも、「自分の力で何かをつかんだ」っていう感覚のほうがたぶん大きいと思うな。これが何よりもの彼らの自信につながることなので、これからもこういう子供たちのパワーをメロディ先生という位置から見守っていきたいと思う。そもそも見守ることしかできないけどね、大人なんて。

 今日は胸きゅんな出来事がもうひとつ。
この間パクパクに来てくれた年長さん男の子が、料理しながらお塩が入っていたガラス瓶を割っちゃったんだけど、でも間違えてのことだったので、そのままささっと片付けて何事もなかったかのように料理も続行したの。でもどうやらその子の中には、その出来事がずっと残っていたみたい。
お母さんと一緒にわざわざたずねてきてくださったの。
帰ってからお母さんに話したみたいなのよね、自分が瓶を割ってしまったということを。
  果たして大人の自分にはできることだろうか、、、と考えたことだよ。
またひとつ子供から学んだ出来事だった。
 その子が書いてくれたお手紙が付いていてね、「またいっしょにおりょうりしようね」って書いてあったよ。
メロディ先生元気100倍に。


 

 

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2013年7月30日 (火)

夏休みだな

 夏休みということもあって、一日通して親子づれのお客さま。
走り回る子供を叱るお母さんの役目も大変だ。そんな中、「うるさくすると怒られるよ!」と子に注意してたお母さん。
オイラ、いつのまにかこわい人になってる?!
新しい注意の仕方だなぁ。

 夜には、子供たちに人気の王子がすっかり保父と化していた。
子供たちがカウンターの前に集合して王子を質問攻めにしたりしていたのがおかしかった。
みんな初めてのこの空間に興奮気味で、きゃーきゃーわーわー賑やかであった。
 あるひとりの男の子が調子に乗って(たぶん嬉しいからだと思うんだけど)王子を冷やかしたり癇に障るようなことを言っていたので、王子がマジでキレてものすごいおっかない顔になっていてハラハラした。
そのあともしばらく、その子の王子攻撃は止まらなくて、王子はイライラが募り、隣でドキドキしていたら、帰り際に女の子ふたりが、「今日はいっぱい笑って楽しかった!私たちのこと忘れないでね」って、まるで一生のお別れみたいに切ないことを言うので、こっちも胸がきゅーんとなって王子のイライラも一瞬にして消えて、もう全部許すよーみたいになっていたのがおかしかった。
こりゃ一本とられたなぁという感じ。子供たちにはかなわないなぁ。

 今夜のメロディ食堂は託児所になっていた。王子ご苦労様という感じ。

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2013年7月29日 (月)

月曜日

 週の始まり月曜日。しゃきっと気持ちを入れ替えてパクパクの準備。シンクを磨いたり、床を雑巾がけしたりしながら、すこしずつ気持ちがまっすぐになってく。
しかしながら朝からずっと雨だ。じめじめしてうっとうしい。梅雨が戻ってきたみたい。
そんな中、今日も元気な子供たちがやってきて、心は一気に快晴に。

 子供たちはいつだって100%でぶつかってくる。良くも悪くも遠慮はないわけで、、、そうなるとこの自分も100%にならざるを得ないのよね。
でもこのやりとりが、お互いの気持ちを結んでくれるのであっという間に仲良くなれたりする。そのへん、大人の世界はめんどくさいな~と思う。
この、めんどくさいな~が常に付きまとうので、自分みたいなのはどうしても大人の社会に馴染めなくて、いつも微妙な位置でバランスをとってたりする。
子供はいたってシンプルだ。分かりやすいし、○か×しかないから、判断も楽。
自分が自由に表現できる世界ってやっぱりここなのかも知れないなぁ。
パクパクやりながら、いつも感じること。

 今日は野菜の大好きな子供たちが集まって、山盛りの野菜料理をみんなで作った。
作りながら話題はもっぱらお母さんの手料理。お母さんの料理を子供たちは次々に自慢してくる。これも毎度ながらのパクパクの風景で、子供たちの話聴きながら、家族の食卓が見えてくるようでそのたびに胸がきゅんとなるんだよね。
食卓は家族の愛を育む場所だというのを、この子たちを見ていると感じる。子供たちの向こうにいつもお母さんが見えるのは、そういうことなんだろうな。
今日もいっぱいいい刺激をもらったなぁ。

 午後からは気持ちを切り替えて仕入れと仕込み。自分と向き合う時間だ。
仕込みもやり始めると、あれもこれもと気づくことが山盛りあって、あっという間に時間が経ってしまう。

 夕方どしゃぶりの中タクミを駅に送っていくも、パクパクやったあとだからなのか、なんだかすごく切なくなって胸が痛んだ。この気持ちはたぶん死ぬまで自分の中で消せないものなので、痛くともしっかりと噛みしめなきゃいけないって思った。
こういう感情も全部、今の自分を作ってる部品のひとつになってるんだろうな、、と思いながら。

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2013年7月28日 (日)

祭り

 町内の祭り。太陽の下で缶ビール片手に串カツとかカキ氷とか食べて、町内の人たちと和んだりしてよかった。
遠くのほうで「メロちゃーーん」と呼ぶ声がして、誰かと思えば以前パクパクに来てくれた子供たち。しばらく会わないうちにすっかりお姉さんになっていたのでびっくり。
まだ数年しか経っていないけど、あのとき一緒に料理したことは、今思えばもう宝物みたいな時間になっていることに気づいて、あらためてすごいことだと思った。
パクパクやっててよかった。

 そんな中、王子は消防団の制服着て、町の安全のため一日ボランティア。炎天下であの制服はかなりしんどいと思う。途中、何度かお水の補給にとペットボトルを届けにいったりしたけど。
こんな大変な仕事を自ら買って出る人たちがいるからこそ町の平和は守られているんだろうな。とくにこういう祭りは、裏方で仕事してる人たちがたくさんいて、もちろんみんなボランティアでやってる。この人たちがいることを、我々は忘れちゃいけないよな。ありがたいこと。
 
 それにしても、お祭りの風景ってやっぱりいいものだ。今日もたくさんの子供たちが大人と一緒に働いてた。こういう絵っていいよなぁ。
さらに、町内の子供たちのうち、かなりの割合で知ってる子たちがいる(つまりはパクパクに来たことのある子)というのもすごいことだと思った。
もうこうなると、もはや外では悪いことできない状態(しないけど)になってるじゃん~と、この現実にびびったメロディ先生であった。


 

 

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2013年7月27日 (土)

つながってる~

 暑い。庭が荒れ放題だぁ、、、、しかしこの暑さじゃ草むしりする勇気がなかなか出ない、、、。
そんな中、王子がプランターに蒔いたハーブちゃんたちがにょきにょきと芽を伸ばし、収穫の喜びを味わう。ルッコラもパクチーも、売ってるのより、ずっと香りが濃い~んだもん。
この小さな感動が創作意欲につながるのだぁ。

 今夜は北名古屋市のフラガールたちが来店。
彼女たちが入ってきた瞬間からハワイの風を感じた私、、、。ハワイ、ええなぁ。
 いつかどこかで食べたという「ニコ弁」の味を覚えていてくださって、実際に自分の息子さんのお弁当にと真似して作ってみたと、いう話には感動した。
ニコ弁が私の手から離れ、ひとり歩きして、私の知らないところでこんなドラマが繰り広げられてるなんて、、、。
この仕事しててこんなに嬉しいことってない。
料理が伝わる、、、味が伝わる、、、つまり感動は伝わるってことだよね。
これからも地道に頑張っていこうと、彼女たちから勇気をもらった。
ここ最近、ちょっと凹んでたのだ。自分のこのやり方だったり、方向性だったり。
でもいろいろ考えたんだけど、やっぱりこれしかできないんだよね。不器用にしかできないって。
フラガールのみなさん、ありがとう。元気100倍になったよ。
そしてあらためて、料理と心はつながってるってこと、この自分が表現していこうと誓ったことだよ。

 

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2013年7月26日 (金)

胸きゅん

 朝一でパクパク。風邪で急遽来れなくなってしまった子たちが出て、なんと男の子二人でのスタート。
人数がいないぶん、やることが増えるので大変かな~と思いきや、「包丁がいっぱい使える~、わ~い!」とか言って喜んでる無邪気なふたり。よかったねぇ。
そして手際よく料理を仕上げて、あっという間に完成させてしまった。日頃、お母さんのお手伝いをしてる子達とみえて、ひとつひとつ作業に愛情がこもってた。きっとお母さんにこうやって教えてもらったんだなぁと思うと、胸がきゅんとなった。
 思い返せばそんな自分も、忙しかった両親と唯一コミュニケーションがとれたのが、台所だった気がする。
父や母が包丁をトントンとするすぐ脇にちょこんと立つ自分の姿が今も記憶の中にある。
親子の愛を育むのは台所なのかも知れないね。私も父ちゃんと母ちゃんからいっぱい愛をもらってたんだ。

 作り終えて、後片付けもして、今日は時間があまったので、絵を描いたり、子供たちが考えたゲームをしたり、メロディ先生のお手伝いをしたりして過ごした。
それにしても次から次へとおもしろいことを考える彼らは、遊びの天才だ。ひとつのことにあれだけ集中して楽しめるなんて。いつしか大人がどこかへ置いてきてしまった感覚だなぁ。
こういうフレッシュな刺激をたくさんもらえる自分は、子供達からいろいろ勉強させてもらってる。メロディ先生としては常に子供目線にある自分だけど、心でキャッチすることはやっぱり大人の位置から感じることだ。
いつも思うことだけど、大人はもっと子供から学ぶべきことがたくさんあるのではないかな~と。くだらないことで悩んでいたりするときなんか、子供たちの声聞くと、一気に吹き飛ぶんだよね。もっとシンプルでいいんだと、そのとき教わったりするの、子供たちから。

 まだまだ夏休みは始まったばかり。パクパクも始まったばかり。
毎日がドラマみたいに繰り広げられるのもこのパクパク期間限定だ。さてどうなる。

 それにしてもここのところ、忙しいというわけではないのだけれど、日々いろんなことがあるので心がうまく追いつかない。
ひとつのことに心が集中しているんだけど、時間は前に進んでいるので実際はもう次のことを考えなくちゃいけなくて、でもそこに自分がついていってないんだよね、、、。
ロボとかメカじゃないので、そう簡単に心は操れないぞと、半ば開き直ってたりもするけど。むずかしいのう。

 気持ち切り替えて、夜はご予約のお客さまの料理作りに集中。
料理してる間だけは、他のことに心を奪われるということはないので、ここだけは別世界だ。


 

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2013年7月25日 (木)

踊ってきたよ

 毎年恒例、刈谷のお祭りに参加。フラメンコ踊ってきました。
屋台が立ち並ぶ中、なんと会場の真ん中にはでっかいプロレスリングが。
もしやこの上で踊るのか?とドキドキしていたら、リングの前に敷いてあるジュータンの上で踊るとのこと。(実はリングを期待していたので残念、、)
 さんざん練習したのに、本番はぽかんとしてずっこけてしまった私。練習のときは緊張しているのに、いざ本番になると気持ちが緩んじゃう、、、というのが最近の私の傾向。気を引き締めなきゃと今日も反省した。舞台の上ではこんな私でもダンサーになるのだ。これじゃダンサー失格だわっ。
といっても、こういう舞台というのは、いかに自分が楽しめるかというのが大事で、そういう部分ではそれなりに満喫できた気がする。次はもっとビシッといこう。
 王子が我が子を見守るように、客席で観ていてくれたのが心強かった。
帰りに屋台のフランクフルトとかカレーとか買い食いしたのもお祭りっぽくてよかった。

 今日は午前中から丸一日フラメンコ三昧であった。たまには、仕事から離れて外の空気を吸うのもいいものだな。仲間たちといろいろおしゃべりしたり、師匠の意外なプライベートの一面を知ったり、踊ることも楽しいけど、こういうおまけがもれなく付いてくるところがいいんだよね。
でもね、やっぱり頭ん中は、「明日のお客さまの料理、何作ろうかな」であった。
もはや離れられなくなってるのよね、、料理のことから。
ほんとはもっとフラメンコ楽しみたいって時々思ったりもするんだけど、この微妙な位置というのも大事なんだろうな、きっと。
自分切り替えってむずかしい。
 
 夜は近所の居酒屋で王子とお疲れ様会。
王子もようやく今日、ひとつ仕事が片付いたということで一緒に乾杯した。
途中、ものすごい雨が降ってきて外を歩いていたお客さんが雨宿りするために次々と中に入ってきて、店は一気に満席に。恵みの雨?!

さて。明日からまた気持ち切り替えて、メロディ先生に。


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2013年7月24日 (水)

分かち合う

 朝いちばんにパクパク。久しぶりに会う子供たちはまたさらにひとまわり大きくなって頼もしくなっていた。
だけどみんなでテーブル囲んでワイワイ始まると、いつもの空気が戻ってきて安心した。
今までに作った料理のことを全部覚えていて、懐かしい話題で盛り上がったりしたのもよかった。子供って細かいことまでみんな覚えているんだなぁと思ったら、これからもメロディ先生として子供たちの心に地道に種まきしようと思ったことだよ。もうこれしかできない。
 それにしても学校とか部活とか習い事とかいろいろと忙しくなる年頃だと思うんだけど、こうしてパクパクに来てくれることがメロディ先生としてはなによりも嬉しい。
こうしてみんなで分かち合った時間が、いつか大人になったときにみんなの宝物になっていることを心から願おう。そこに料理の思い出があるかぎり、絶対に大丈夫って思う。料理は心を支えてくれるし、生きる力になるから。
そう思うとこのパクパクって、すごく大事だ。自分がなぜかどこかでこの仕事をすることに使命感のようなものを感じていて、それはやっぱり「食のよろこび」とか「生きるよろこび」とか自分が経験してきた感動をたくさんの子供たちにシェアするために自分の位置ってあるからだと思う。
これからも人生を重ねつつ、分かち合っていこうと思ったことだよ。

 午後からは、まゆちゃんの誕生会。りえちゃんとひろちゃんも来て、おなじみカウンセラーメンバーが集合。女子4人の中に違和感なく溶け込む王子も相変わらずであった。
めでたい報告をみんなで分け合って和んだのもよかった。
自分は正直、人の幸せを素直によろこべるような人間ではないんだけど、それはつまり人づきあいが得意でないぶん、いつも人との間に距離を感じているから、その人の慶びの温度がいまいち分からないというのもあるんだよね。
でもね、今回はなぜか心から慶んでいる自分がいた。こんなにも素直に友達の幸せをまるで自分ごとのように嬉しく思うだなんて、気持ち悪いぞ、俺、、、。
くやしいけど、これも心を分かち合った仲間だからなんだと思う。
人の幸せを願うだなんて、口ではどんだけ言えても、本音は違うと思うんだよね。人の幸せより、まず自分の幸せだ。
だけど、今回初めて「人の幸せを想う」っていうその意味がちょっと分かった気がした。その人の温度に寄り添えたからこそこの感情は湧いてくるものだと思う。
 そしてそんな自分も、この仲間には唯一、本音の自分を出せるような気がする。普段はほとんど自分の内側なんて出さないし、出しても理解してもらえないと思ってるから、つい篭もりがちになる。
ダメな自分もバカな自分も情けない自分も全部この仲間なら受けとめてくれると思ってる。
大事だ~、大好きよ~、、、とか言ったら気持ち悪がられるので静かにしておこう。

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2013年7月23日 (火)

パクパク始まる

 夏休みも入ったばかりだというのに、すでに真っ黒に日焼けした子供たちが朝から元気にやってきた。今日から夏のパクパクがスタートした。
 何度か参加してる子たちなので、ほうっておいても子供たちだけである程度のことはできちゃうというレベル。台所のどこに何があるかとか、だいたい全部分かってるみたいだし。頼もしいかぎり。
多少あやふやなところもあるけれど、ここまでになったということはメロディ先生としても嬉しいところ。
しかしながら、すっかり慣れてきているぶん、上手にさぼることも覚えてきたよう。皿洗いも以前だったら、取り合いになったものだったけど、今日なんて「メロちゃんがやればいいじゃーん」だ。
結局子供たちにアミダくじ作らせて決めさせたけど。
あの子たちすっかり、おばあちゃんちとか親戚の家にに遊びに来た気分でいるみたいなのよね。
「こらー!」と怒りつつも、内心は「まぁこんなものよね」って思ってる。

 ゆるゆるになったぶん、その子のその子らしい一面が出てきて、そこと向き合えることこそパクパクの醍醐味だと思う。やっぱり自分にできることって、そこ子の心に寄り添うことだと思うから。
学校の話とか先生の話、友達の話、いろいろに話始めた子供たち見てたら、何かがほどけた瞬間だなぁと思った。
 今日はひとりの男の子が「ここでマジメに料理勉強したことってないよな~」みたいに言っていて、するどいな~と思った。
そもそも遊びながらだし、勉強っていう雰囲気でもないし、、、。でもそれでいいと思ってる。
みんなでワイワイしながら料理した、ってことだけが記憶の片隅に残ればそれでいいんだよね。

 料理するってことが、その子にとって身近なものであるように、これからも地道に種を蒔こうと思う。メロディ先生のできることといったらこれだけ。
 そしてなにより、会うたびに成長していく子供たちを見ることができる自分のこの位置は最高である。毎回、なんともいえない気持ちになるし、子供たちの成長をこんなにも悦ばしいものと思えるなんて、パクパク以外では味わったことないかも。
いちばん近いといったら、孫の成長を微笑ましく思うおばあちゃんの気持ちなのかなぁ、とも思う。お母さんではなくおばあちゃんというその距離がポイントだ。決して「先生」という種類の人ではないというのもポイント。
 とはいえ、まだおばあちゃんではない自分だ。自分の「食」に対する想いを表現するための手段のひとつがこのパクパクなわけで、これからも自分が元気であるかぎり続けていこうと思ってる。

 どこか大人になりきれていない自分が、そんな自分を否定することなく居られる世界が、子供たちの作る世界。そこは、この自分が唯一自由になれる場所なのよね。
やっぱりこの仕事、この自分がやらなくてどうする、って思うよ。

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2013年7月22日 (月)

夏が来たー

 お昼ごはんを食べたばかりのタクミが「腹へった~」って。「何が食べたい?」と聞くと、「アヒージョ」だって、、、。中学生の分際でアヒージョってなんだよ、、、。
食いしん坊の母ちゃんを持つと子供はこうなるのね、、、、というひとつの例よね、、、。
なのでさっそく、冷凍してあった蛸でアヒージョを作った。しかも暑い台所で熱々のアヒージョを。
それを見ていた王子が「順は、タクミには甘いよな~」と言ってたけど、「そりゃ甘くもなるでしょ」って思う。たまにしか来ないし、そして何より、ごはんを作ることくらいしか母としてできることはないもの。息子の前ではどうしても母ちゃんになっちゃうのよ。
 中学2年という思春期真っ只中にある今、王子との間に微妙な空気が流れているのを最近感じるようになってきた。タクミがやけに王子に対して気をつかっていたり、王子が中学生のタクミと同レベルで張り合ったり、、、。私がそのふたりの間に入って、なんとかうまくいくように、これまた気をつかったりとか、、、なんだかそういうのってめんどくさいなぁと思ったりするんだけど、こうなっちゃうのよね。
でもまぁ、そもそも親子でもないふたりだし、タクミが年頃というものあるだろうから、めんどくさいと思いつつも、今はこの感じに馴染むしかないと思ってる。時とともにこのカタチもまた少しずつ変わっていくんだろうから。
しかしながら、私がタクミ何かしてやろうとするたびに子供みたいに腹を立てる王子、、、こればっかりはなんとかならないものか、と最近思うところではある。
男子ってむずかしいわっ。

 いよいよ明日からパクパクが始まる。いろいろバタバタとしていたので、ココロの準備してなくて、まだ実感もない。
そのままなんとなく明日になって、子供たちが来て、なんとなくいつも通りにできるんだろうなぁと思ったら、おおまちがいなのがパクパク。
子供たちひとりひとりのパワーを受けとめるのには、まずこちらの気持ちを整えておかなくては負けちゃうの。そもそも勝ちも負けもないんだけどね、子供たちの目線でものを考えたり感じたりすることって、それなりの自分になっていなきゃできないことだと思う。同等の関係でいることが大事。
ココロのチャンネルをちょこっと調整するだけのことなんだけど、これがどれだけ大事な作業か、パクパク3年目にして思うところではある。
そしてこれが始まると、「夏が来た~」って思うのも3年目ならでは。
さてどうなるかな~、2013年の夏。
 
 

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2013年7月21日 (日)

これも経験

 ニコ弁70個、ついに完成~。とりあえず目標達成して、もうすでにやりきった感満載。
でもこれを売らなくちゃ意味がないので、本番はこれからなのよね。
王子が丁寧にダンボールに詰めてくれた。助っ人で来てくれたタクミには、力仕事をまかせて、いざ出発。

 初めて参加するイベント。広ーい会場内に、いろんなジャンルのたくさんにブースがあって、いらっしゃったお客さんがその中をぐるぐると見て回る形式。
そんな中に、我らメロディ食堂のスペースもあって、さっそく着いてすぐさまお店屋さんの準備開始。といっても、ニコ弁作ることに必死だったので、会場作りの仕度はほとんどしてこなかったので、王子が間に合わせでダンボールをいろんなカタチに切ったりとかして、看板とか、メニュー表を作った。なんだか我らのところだけダンボールだらけでみすぼらしかったんだけど、そういう王子の気持ちがありがたくて泣きそうになった。

 でもあれだね。自分は作ることで精一杯なので、それを「売る」ってことがどれだけ難しいか、ってことが今日よく分かったよ。
いつもは予約製のニコ弁だけど、今日はぶっつけで売らなきゃならなくて、そうなると、今日は経験したことのない気持ちでいっぱいになったし、「売る」っていう才能がどれだけ必要なのかってことも痛いほど分かった。
反省点いっぱいなんだけど、今日は今日でいい勉強になったな、という感じ。

 一日なんとかねばったんだけど、ニコ弁たくさん残ちゃって正直ちょっとかなしい。売れなかったから悲しいんじゃなくて、食べもの(生きもの)が目の前で残ってるこの感じが悲しいのよね。
悲しいから、新たにパッキングし直してしばらくの間の王子と私のごはんにするんだもーん。ごはん捨てるなんて、俺にはできない~。一粒だって無駄にはできないぞー。

やっぱり何にせよ、予約もらって作るほうがいいな、って思った。その人を想う気持ちが料理になるし、なんといっても心を込めて作ろうと思うもの。
だからといって今日のニコ弁は心がこもっていなかったという訳じゃないけど、なんとなくいつもと違う感じで作ってたのはたしか。恋人に作るごはんのはずなんだけど、その恋人の顔も正体もわからない、、みたいな。あやふやな感じなの。
ゴハンは誰かを想って作るから美味しくなるんだと思う。ニコ弁はやっぱりそういうふうに作っていきたいな。
今日の経験でそのことをあらためて確信したことだよ。

でもね、今日はね、そんなニコ弁のことを唯一知ってくれてる(うちのごはんを知ってる方たち)スタッフさんたちのたくさんの愛に触れることができて何度も胸がきゅーんってなった。
もう、そういう人たちにだけに食べてもらえればそれでいいと思ってる、、ニコ弁ってそういうもの。
見た目は普通、でも奥が深~い、
これがニコ弁さ。

いい経験した。

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2013年7月20日 (土)

バタバタと

 明日のイベントに参加するための準備でニコ弁の仕込みをしまくる。
でもその間に、予約をいただいているお客さまの料理の準備もあるので、何から手をつけてよいのか分からない状態。
とりあえず手前のことからやろうと、深呼吸して気持ちを整えた。
 料理はライブだなぁと、しみじみ思う。前もってある程度の準備はできても、最終的にはその場、その瞬間の勢いとかで仕上げるものだと思う。その瞬間にどれだけの自分を出すことができるかが勝負。
そのためには日頃の準備体操が必要になってくるわけで、いろんな意味で柔軟な自分になってなきゃならない。
まず、この自分をいい状態にしておかねば料理なんて作れない。

明日の目標、ニコ弁70個。
食材は用意した。あとは流れを作るだけ。
がんばれ俺。

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2013年7月19日 (金)

今日はおしまい

 ずっと台所にこもっていたせいか、夕方あたりからガソリン切れ。失敗はするし、作業も雑になってきたので「これはいけない」と思い手を止めた。
「楽しい」っていう気持ちが、「やらなきゃ」に変わったとたん、自分の中の何かがズレていく。そもそも仕事ってそういうものかもしれないけれど、でもやっぱりやる以上はいつもノリノリの自分でいたい。このノリノリ感とかワクワク感とかがそのままお皿の上の乗ると思ったら、まずそういう自分でいなきゃと思う。
なので、今日の自分はもうダメ。仕事おしまい。
正直、ぜんぜん間に合っていなくてヒヤヒヤなんだけど、すべては明日の自分に託すことに。
今日の私、お疲れさん。

 そんな自分をゆるめようとワインあけた。だけどなぜかひとり酒。王子は仕事なのだ。
山下家の奥様からいただいたとれたてのトマトを肴に。
ここ最近、みなさんからいろいろといただく機会があって嬉しいかぎり。
土の香りがする力強い野菜たちばかり見ているので、もはやスーパーに並んでいるお行儀のいい野菜たちでは物足りなくなってきた。
自分もいつかこの手で育ててみたいな~。自分で作った野菜で料理できるなんて、しあわせすぎる絵だ~。
でも今はおあずけにしてる。これハマったらたぶん、料理なんてせず、一日中畑に入り浸りそうだ、私。



 

 

 

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2013年7月18日 (木)

自由って

 フラメンコへ。週に一度、仕事から離れて頭を切り替える日。どんなに仕事がたまっていようと、どんなに体調が悪かろうと、この日だけはとりあえずフラメンコにチャンネルを合わせることにしている。そのお陰で、二日酔いが治っちゃったり、熱が引いたり、元気になっちゃったりしている私だ。今日もギリギリまで頭の中は「ニコ弁の中身ど~しよ~」であったが、レッスンが始まったとたん、体はコンパスを刻んでた。「フラメンコが好き」というのもあると思うけど、日頃同じ世界にずっぽり浸かっている自分としては、また別の自由を心が求めるからだと思う。好き勝手やる「自由」ではなく、自分を開放できる「自由」だ。
自由は、心の栄養なんだな。

 毎回発見のあるフラメンコはほんとに奥が深くて、師匠でさえも「まだまだ先があるのよ」と言っている。大変な世界にはまってしまった~と思いつつ、じっくりゆっくり積み上げていけばいいのかなとも思ったりする。
この間、若い日本人のダンサーの踊りを観た時に思ったのは、「技術は素晴らしい!だけど何かもの足りない」であった。人間臭さだったり、その人が刻んだ人生だったり、、、たぶんそういう年輪的なものだと思った。ぺーぺーの自分が言うのもなんだが、ハートに感じる部分って大事だと思うんだよね。フラメンコって、そういう内側のものが全部出たりする。
そう思ったら、自分のシワを刻むのと同じように、地道に積み重ねていこう思った。おばあちゃんになるまでには、そこそこに踊れるようになってるんじゃないかしら。
そしてなにより、自分の体という道具を使って、「私」を思い切り表現できるのだ。こんなに自由なことってないと思う。

 帰りに迎えに来てくれた王子にピザをおごり、仕入れして戻ってくる。週末にむけてまたバタバタしそうなので作戦会議しようと思ったら、「今、自分の仕事のことで頭いっぱいなんだ」とプツンっと話を切られてしまった。「な、なんだよー、私だって大事な仕事なんだよー」とは言わなかったけど、めずらしい彼のその態度にちょっとびっくりしつつ、凹みつつ、でも仕方ないという感じ。結局最後はひとりでやるしかないもの。仕事は孤独なものだ。誰にも頼れない。

 そして今日ようやく王子が数ヶ月ぶりに床屋へ行った。「髪はボサボサ、無精ひげ、おまけに毎日短パンにビーサン、、、。俺マジでダメ人間になるかと思った」と言っていた王子であるが、なんとかダメ人間にならずにすんだ。(?!) 生活苦しいのはたしかだけど、身だしなみって大事だ。私も人のこと言ってられないくらいそういう部分はだらしないのでちゃんとしようと、髪を切りすぎて修行僧みたいになった王子を見て、そう誓った。

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2013年7月17日 (水)

いろいろあって元気になる

 こんなこと書いたら嫌われるかも知れないけど、、、自分の気持ちの整理のためにも書くことにする。これでお客さんが減ったとしても悔いはないもん。
 今日、ランチのご予約をいただいていたお客さんがその時間になってもいらしゃらなくて、「まぁ、こんなこともあるよな」と思いつつも、時間に合わせてスタンバイしていた料理はどんどん冷めていくし、オーブンの中の料理も火が入りすぎてしまうし、、、、
お客さんうんぬんというより、準備した料理たちが悲しい感じになってしまうのが悔しいので、思い切ってこちらから電話してみたの。
すると、お子さんの体調が悪くなって来れなくなったとのこと。、、、、って?!
「えっ?!、だったら電話してよ~~~~」って言おうと思ったけど言えなかった私。
連絡なしのキャンセルって初めてだったのでいろんな意味でびっくりした。うちはキャンセル料なんてとってないし、黙っていればそれまでだものね。
しかしながらびっくりしつつもかなり凹んだ一件であった。
 何が一番凹んだかといえば、やっぱり用意したものたちがすべて無駄になってしまったということ。ものだけど、これってハートなの。このハートの行き場所がなくなってしまうと、もうどうしていいのか分からなくなっちゃう。
 ひとりぶんの料理も10人分の料理も、500円の料理も1万円の料理も同じ気持ちで作ってる。
いつだって100%の俺だ。だから悔しい。
 でももしかしたら、お客さまにはお客さまなりの連絡できなかった理由があったかも知れなくて。たとえばお子さんの病状が心配でそれどころではなかった、とか。そう思うと、悔しいけどぐっと呑み込むしかないのよね。
そしてこういうことがあると、もしかしたら普段の自分の行いが悪かったせい?!と我が身を振り返ってみたり、何かのタイミングのズレかと思ってみたり、、、いいきっかけになったかも。でもすべてを受けいれるなんてやっぱり難しい。自分みたいな心も広くないし、すぐにいじけるし、文句言ってるような人間にとっては簡単なことじゃないのよね。
今はまだ、「私のハート返して~」って気持ちでいっぱいなんだぁー。
 そんなこんなで落ち込んでいたら、カウンターに来てくれたお客さんが、袋いっぱいのとれたて野菜を差し入れしてくださって、一気にニコニコになった私。単純だ、、、。
 まぁ、いろいろあるということなんだろうけど。気持ちはとても複雑。

 夜は車屋&ギタリストのワカちゃんが来店。
カウンターに置いてあった王子のギターを何気なくポロロ~ンと弾いてくれて、その音に王子とふたりしてしびれまくった。いつもの王子のギターが、ワカちゃんの手によって息を吹き返したかのようだった。すごい瞬間を見た~。
そんなワカちゃんが、「うまく演奏することが音楽ではなく、どれだけのメッセージ性をもってお客さんの心に届けられるか、というのがすべてなんだ」
みたいなことを言っていて感動した。“かっこよく聴こえる音楽”よりも“さらけだす音楽”のほうがどれだけ相手の心に響くか、、ということも。
それって自分の料理への気持ちにも通ずるものがあったので思わずポンと膝をたたいた。
さすが熱く生きる男、ワカちゃんである。
いろいろ勉強になって元気100倍になったことだよ。



 


 

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2013年7月16日 (火)

暑いなぁ

 だいぶ体も復活してきてテキパキと動けるようになってきた。
「お腹がすく」って感覚も愛おしいなぁ。体調の悪いときってまずお腹がすかないんだよね。「ぐぅぅ~」ってなるたびに「いいぞ~」って、自分の元気を確認したことだよ。

 王子は一日仕事部屋に閉じこもり、自分は台所に入り浸り。お互いに自分の場所で集中していたので夕方ひといき入れようと2階に上がっていったら王子もちょうどそのタイミングだったらしく顔を見合わせて「おつかれさま」って言い合ったのがなんだか新鮮だった。新鮮なんだけどそんな王子は毎年恒例の夏姿であった、、、つまりは素っ裸。本人いわくエコなんだそうだけど、、、いかがなものか。洗濯物が減るのでいいけど、、、。
王子も私もお客さんがいるとき以外はエアコン無しなので、いろいろ工夫する。さすがに私は服着てるけど。
毎日裸の王様が家の中をうろうろするこの光景にも慣れてきた。そろそろベランダにプールが登場する頃かなぁ。(子供用のビニールプールです)
もちろん王様専用の。

 最近一日があっという間に感じる。やるべきことを一生懸命探していた時期はとにかく毎日が長かった。とりあえず今は、やることはある。おそらくあのとき貪欲にも探すことをやめなかったから今があるのだと思う。
 これからは次の段階だ。目の前のこととひとつひとつ丁寧に向き合っていくこと。
たぶんその先のステップもあるんだろうけど、今はまだこの部分だけで精一杯だし、先なんか見えない。とにかく時間がかかる部分だけど心を込めてやっていこうと思う。

 
 

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2013年7月15日 (月)

後ろ向き

 朝いちばんでタクミを駅まで送っていく。もっとゆっくりしていけばいいのに、、と母として思いつつも、友達との約束があるみたいだから仕方ないよね。でっかいおにぎり作って持たせてやった。
 午前中は仕入れと仕込みであっという間に午後に突入。
懐さびしい我らは、祝日といってもどこにも行けない。もはや最近はこのビンボー感を楽しんでるくらいだ。金はなくとも、かろうじて体は元気だし、心も死んではいないので、そうなると今のこの現状をいかに楽しむか、ってことをひたすら考える。
おかげでいろんな知恵がいっぱい身についたような気がする~。
 14年前、文無し同然で千葉から名古屋に越して来たんだけど、あのときの感覚、今になってまた味わうとは思ってもいなかったよん、、、。人生に平坦な部分なんてないんだなぁと、自分の歩いてきた道を振り返るといつも思う。40過ぎて独身の俺、そんなシナリオだって思ってもみなかったし。

 夜、ちらりとテレビをつけたら「はじめてのおつかい」やっていて、あわててチャンネル変えた。こういう番組、苦手。自分の一番痛いツボを刺激してくるので見ていられないのよね。
母とか子とか愛情とか、、、たぶんこの世の中で一番美しくてかけがえのないものだと思うんだけど、それを知ってしまっているから、この目では見れないし、痛くてたまんないのだ。

今日はあらゆる意味で後ろ向きな自分です。 

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2013年7月14日 (日)

伝えること

 昼過ぎにタクミがやってきた。
 数日前の中2男子の自殺が、タクミの通う中学で起きたこと、しかも同じ学年の生徒だったこと、親としてはあのときからずっと心配でならなかった。
タクミの直接の友達ではなかったのであまりよくは分からないと本人は言っていたけど。
 しかしながら同じ学校の同じ学年の生徒がこのようなことになってしまったというこの一件が生徒たちの心にどう響いたかと思うと苦しくてたまらない。彼らにとってはあまりにも衝撃的だったし、重過ぎる出来事だった。
この多感な時期に受けた「同級生の死」という心の傷は一生消えないものだと思うし、そう思うと学校体勢を見直したりすることも大事だけど、生徒たちひとりひとりの心のケアが今まず一番だと思った。中学生とはいえまだまだ子供だ。
 タクミがどう受けとめたかは分からないので、親という位置からは何も言えなかったけれど、この事件を自分がどう受けとめたか、どう感じたか、という気持ちをありのまま奴に伝えてみた。
まだ十数年しか生きてきていない彼らにとっては、今はまだぼんやりとした感情しか湧いてこないと思うんだよね。この一件がどんなに悲しいことなのか、どんなに重く受けとめなくてはならないことなのかとか、彼らにはまだ知る余地もないと思うのだ。
 だから大人が伝えなきゃと思う。大人が命を懸けて伝えることが愛情で、この愛情が薄っぺらくなると世の中がゆがんで、そして子供たちがその被害者となる。
学校、家庭、地域、環境は違っても、ただそこには大人という種類と子供という種類の人間がいるだけだ。大人がちゃんと愛をもって伝えることができればこのような悲しい事件にはならないと思う。
このようなことが起きて一番反省すべきはやっぱり、すべてをもって大人という種類の人間だと思う。

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2013年7月13日 (土)

ありがとう

 「作ったどーー!」って叫びたくなるくらい、一日フライパンを振っていた日。
今まで何十個というお弁当をまとめて作ったことはあったけれど、メロディ食堂にいらしてくれるお客さまの様々なシチュエーションに合わせてその都度メニュー考えながら一日作り続けたというのは初めての経験だった。
こんな小さな台所でよくぞこれだけの量を作り上げたかと思うと「俺、よくがんばった!」と珍しく自分をほめてやりたい気持ちに。でもこれができたのも、一緒に仕入れに回ってくれたり、お客さんの接客をしてくれた王子のお陰でもあり、決してひとりではできないこと。
そして何より、このメロディ食堂に来てくださったお客さんあってのこと。
いただいた経験をありがたく思い、これからも精進していこう。まだもうちょっといけそうだから。

 しかしながらさすがに夜になると、舌の感覚が鈍ってきて、横にいた王子にも確認してもらいながら味を決めていった。ひとつまみの塩が料理の味を引き立たせたり、逆に死なせてしまうこともあるので、そういう部分はかなり慎重になる。とくに自分が疲れてくると一番緊張する部分だ。
そうなるとやっぱり一番大事なのは自分の体調管理だなと思う。まず心身ともに元気であること、これがすべてのベースになる。ぎりぎりのところを乗り越えられるかどうかって、やっぱりここに懸かってると思う。

 なんとか無事一日が終わった。正直、朝からドキドキだったのだ、今日が乗り切れるかどうかって。
いい経験をさせていただいたなぁ。宝ものだよ。
 体も使ったけど、頭をかなり使った。でもここをちゃんと使ってあげると、できないと思うこともできちゃったりするので、これからもあらゆる意味で柔軟でいようと思ったことだよ。

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2013年7月12日 (金)

待ち遠しい

 人間の集中力ってすごいっ。久々の「ヤバイ」を味わったけど、朝起きたら軽くなってるじゃん!
宿題がたまっているので寝てる場合じゃない、ってことが自分を元気にさせたのだと思う。
宿題があることにあらためて感謝だ。人からもらう宿題は子供の頃からあまり得意じゃないけど、自分に課した宿題というのは俄然やる気が湧いてくる。
宿題は自分自身との約束なんだな。

 今日は一日バリバリ仕込み。いつもならキッチンの暑さにうだうだしてしまうところだけど、まだ病気が抜けてないせいか、この温度がちょうどよく感じた。まるで風呂にでも入ってるみたいな心地よさだ。
しかしながら、この自分はよくとも、この時期は食材管理にものすごく気をつかう。普段なら冷蔵庫に入れなくてもすむような野菜も、この暑さで汗かいて溶けてしまうし、仕込んだものも片っ端から冷蔵庫に入れていかないと痛んでしまうし。だからみ~んな冷蔵庫に入れなきゃで、我が家の家庭用サイズではパンパン。
そしたら王子が、でっかい発砲スチロールをどこかからもらってきてくれて、その中に氷を入れて冷蔵庫代わりに使うようにと教えてくれた。これが冷蔵庫以上によく冷えていい仕事してくれるのでびっくりした。冷蔵庫が壊れたらこうすればいいんだね~。
でも今、狭~いキッチンにでっかい発砲スチロール2個がでーんと占領しているわけで、、、ぎゅうぎゅうになって仕事してる、、、。自分が冷蔵庫に入った気分、、、。

 そして今日ようやく2月に仕込んだ味噌の天地返しをした。
すでにお味噌のい~においがしていて感動した。麹カビくんがちゃんと働いてくれたお陰だわと、もやしもん(マンガ)に出てくるオリゼの「かもすぞ~」を思い出してひとりほのぼのしたことだよ。
10月に完成予定。待ち遠しいな~と思うこの気持ちも、手作りならではだね。



 

 

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2013年7月11日 (木)

コントロールの魔法

 熱が下がらないー。よれよれの自分をごまかしつつ、フラメンコへ。
ヤバイっていうとき、負けちゃうのは簡単だし負けることが大事なときもあるのだけど、でも負けてる場合じゃないってときには、いかに自分をコントロールするかがポイント。
自分=カラダゆえに、なかなか思うようにいかない部分だけど、自分の場合「無理せず、自分を労わりつつ、やんわりと喝を入れる」というくらいがちょうどいいみたいだ。このバランスすごく難しいのだけど、今までこれで何度か乗り越えてきた。今日もいつものやり方で頑張ってみたことだよ。

 でもレッスン中は、魔法がかかったみたいにいつもの健康な自分になってるから不思議。自分の集中もあるだろうし、師匠の情熱もそうだろうし、とにかくこの空間が別世界に!
踊りはいつまでたっても上達しないが、とにかく大好きな場所であることに違いない。料理以外で自分を表現できる場所というのもあるかも知れないな。自分が自由になれる場所というか。

 さすがにレッスンが終わって集中が切れた途端、へろへろのよれよれで王子に迎えに来てもらった。そしてその足で仕入れに。
夜のご予約をいただいていたので帰ってきてダッシュで仕込みする。
なんだかずっと動いてる気がするけれど、こういうときはこっちのほうがいいみたいだ。
途切れず流れていたおかげでなんとか無事今日を終えることができたし。
 そしてなによりまず自分の体調管理をちゃんとしなきゃというのを身に沁みて感じた。
今だいぶ復活してきたけど、何が一番怖かったといえば、自分の味覚がぼやけてしまうことだった。料理作る人間としては何よりも気を張っていなければならないところ。
明日の朝も元気に起きれるようにと、神さまにお祈りして寝よう。もう祈るしかないって感じ。俺がんばれー。

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2013年7月10日 (水)

カラダ、ココロ。

 いろいろあって悔しい思いをする。その人を信用しきっていた自分が愚かだったのか、もしくは、それもその人の一部だと思って受けとめるべきなのか、、、考えれば考えるほど分からなくなって胸が痛んだ。いずれにせよそのことが理由で人間関係が崩れることが一番悲しいこと。
でも一度失ってしまったものは、そう簡単にはとり戻すことなんかできないというのが現実だと思う。
信じていた人だけに、ショックは大きかった。

 いろいろ感情が揺れる一日だった。そのせいなのか(?!)、夕方からものすごい熱が出てきてびっくりした。
ふらふらで仕入れに行き帰ってきて仕込みするも、体が重くてだるくてなかなかはかどらない。体がダメになると、なぜか気持ちまで落ち込んできて、台所でひとりポロポロ泣いた。
ここ最近ずっと気持ちが荒んでいて、ふと「実家のごはんが食べたい」と思っていた矢先だったのだ。実家に帰りたいというのではなくて、ごはんが食べたいと思うのは、心が何かを欲していた証拠なんだろう。ちゃんと気持ちはシグナル出してたってことね、、、。
 王子もここのところずっと浮かない顔してるし。このままだったらふたりしてどん底になってしまいそう。
まずこの自分が心身ともに元気にならなくっちゃ。

 ほんとは寝てなんかいられない状況なんだけど、今夜はさっさと寝ることに。
それにしてもこの熱の感じ、小学校のときに味わったのと似てる。めったに熱なんか出さないからなんだか新鮮だなぁー。体の芯のほうで何かが戦ってる、、、。俺がんばれー。

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2013年7月 9日 (火)

出張料理へ

 久しぶりの出張料理教室。夕べからわくわくドキドキ。
レシピは、今までだったら細かな分量は書かないと決めないでやってきたけど、今回はきちんと割り出して書いてみた。
人それぞれ味の好みは違うし、そもそも自分の料理教室は材料の分量にポイントを置くものではないから今まで書かないでやってきんだけど。でも最近、その考え方も変わってきたんだよね。
“あのときの味”っていうのを再現するためにはきちんとした分量を出すことって必要なんだと。それっていつもの自分の味付けとは違う新たな味覚の発見にもなるし、そこでぐぐっと世界が広がる感覚も大事なことだと。

 初めて伺うお宅で温かく迎えられ幸せだった。小さなお子さんたちをかかえるママたちなんだけど、ママ業にずっぽり浸かっているというふうではなく、みなさんひとりの女性として自立した人たちばかりだったので感動した。なんていうかなぁ、みんな落ち着いて子育てしてる感じだし、余裕があるんだよね。
 もちろん、自分の料理にも興味を持ってくれて、みんなで「へぇ~~」とか言いながら料理し合ったのが楽しかった。この「へぇ~~」が大事だなと思いながら。
女にとって料理することは自分の世界にこもるようなものだから、「へぇ~~」で一気にそれが広がるものね。
自分の含め、そういうワクワクがなければ主婦は毎日料理なんてやっていられないわけで、そういうワクワク要素を伝えていくのが自分の役目なのかなぁと今日思った。そのためにはこの自分がもっともっと刺激的な経験をしていかなくっちゃ。
そんなこんなで自分にとっても、いろいろ勉強になった今日だった。
これからも料理人としてではなく、メロディ先生として表現していこう。
今の自分にできることといったら、これしかないもん。

 帰ってきて昼寝して、夕方から活動開始。仕入れに行って仕込みも始める。
毎日通ってる近所のスーパーで、な、な、なんとガリガリ君が売り切れていた、、、。
今日もめちゃめちゃ暑かったし、みんな考えることは一緒なんだな。ガリガリおそるべし。
 それにしてもこの時期のキッチンはまさにサウナ状態。いよいよこの季節がやってきたんだわ~と、タオルハチマキしめて気合いを入れなおしたことだよ。

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2013年7月 8日 (月)

しゃきっとピリっと

 しゃきっとした気持ちで始まる月曜日。今週はいろいろありそう、って思うと、もう今から緊張感が高まってドキドキしてくる。メニュー考えたり、仕入れと仕込みの予定を立てたり、、、ぼさっとしてたら大事なポイントを見落してしまいそうだ。ピリっといこう。
そしてこういうとき、決まったメニューがあったり、マニュアルがあったりする店だったらどんなにか楽だったよな~とかってふと思ってしまうんだけど、自分の性格上やっぱりそれは無理だってことに気づく。
お客さんの気持ちに近づけば近づくほど、そのときどきでの対応が必要になってくる。「食」はただ「食べる」ということだけじゃなくて、体調とかお天気とかそのときのシチュエーションとか、日々変化する要素も含めて「食」と言えると思うんだよね。
なので、自分はそこに寄り添いたいと思うし、そういうゴハンを作っていきたい。
それになんといっても、毎日同じものを作るなんて退屈しちゃう。それを極める人もたくさんいるけれど、私には無理だ。
日々リニューアルした自分でいたいし、そういう自分が作るゴハンを表現していきたいもん。

 夕方M氏から電話。「ハンバーグが食べたい」とのこと。なんか嬉しい、、、こういうの。
今日もビジネスに関する貴重なお話の数々を聞かせてもらった。
周りの人間をいい意味で「勘違いさせて巻き込む」、というのが成功の鍵とのこと。なるほどーなお話。
そもそも勘違いのできる人間って、たぶんものすごく単純(よく言えばピュア)で柔らか頭の人だと思うので、勘違いできるってステキなことなんだな~というのが私的に感じたポイントだった。
やっぱりどの世界においても「素直であること」って大事な要素だ。


 

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2013年7月 7日 (日)

暑い~

 暑い中、王子は消防団の仕事へ。消防団といえば日々訓練というイメージしかなかったけど実はそれだけではなく、町の人たちが安全な生活が送れるように陰で働いてくれている人たちだということ。今まで知らなかった。
知らないことっていっぱいあるんだな。何気ない日常を送ることができるのも、こうして見えないところでいろんな人たちが関わってくれているお陰なのであって、感謝する気持ち忘れちゃいけないなと、汗だくになって帰ってきた王子を見て思った。
作業自体は大変だと思うのだけど、いつもすがすがしい顔して帰ってくる王子。なんかいいな、って思う。

 タクミが遊びにきたので、庭仕事とかタイヤ交換の手伝いをしてもらったり。もういつの間にか大人ひとり分の仕事をいっちょまえにこなしている。しかも私なんかよりずっと器用だし丁寧だ。ひまさえあればスマホいじってるタクミなので、こういう体使う作業も大事だってこと、奴に教えてやらねば。
それにしても今日は暑くて、、、。ようやく我が家の冷房が解禁になった。王子からのお許しが出たのだ。
クーラーのきいた部屋で食べるガリガリ君は最高!とか言いながら、みんなしてその部屋から一歩も出られない状態になってゴロゴロしながらダラダラと過ごし、たまにはこういうのもいいなぁと思った。

 日曜日の晩ごはんは、もっぱら冷蔵庫の整理もかねてのメニュー。
グラタン皿にカレーを盛って、その上にベシャメルソースを流してチーズをトッピングしてカレードリアに。タクミの好きなドリア。さらに今日は七夕だからニンジンをお星に抜いてその上に飾った。
もうお星さまごときで喜ぶような歳じゃないけど、母ちゃんとしてはついやりたくなっちゃうのよね、こういうこと。

 

 

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2013年7月 6日 (土)

表現するっていいな

 王子のギターの師匠が出演するライブを見に行ったり、仕事したり、忙しい一日だった。
師匠のギターのすばらしさに鳥肌が立った。普段の師匠はものすごく気さくな関西弁のお兄ちゃんという身近なイメージなのだが、いざギターを持つと別の人みたいになっていたのでびっくり。かっこよすぎて何度も惚れそうになったことだよ。あんな繊細で優しい音、いったいどこから来るんだろう。あの一音一音に彼の人生が刻まれてるとか思ったら、またしても胸がきゅんとなった。
踊り手さん(近くで見たらものすごく若くてかわいい子だった)も、歌い手さんも、それぞれの独自の世界にずっぽりと浸かっていて、その中を気持ち良さそうに泳いでいる魚みたいに見えた。なんかちょっと羨ましかったな。表現するってすばらしいことだ~。
 自分もかつては音楽やっていたり、今もまだフラメンコは続いているけれど、結局根本にあるものって「自分を表現したい」っていう気持ちなのだと思う。
ありのままの自分を表現する手段があるということは、人間としての幸せの上位に入ると思う。みんなそれが分からなくて戸惑ったりもどかしくなったりするのだ。
 最近ずっと自分の中でしこりみたいになってる未消化な感じって、たぶんこれなんだな、って思った。表現しきれていないんだ、私。
そんなことをぼんやり考えたり、、、。
 料理作ることは生きがいだけど、たぶんこれで終わらない!って思った。「食」のエンターティナーとしてもっともっと自分表現していきたいわっ。

等身大の自分を熱く表現してるみなさんを見ていたらすがすがしい気持ちになるとともに、こちらまで勇気をもらった。こういう心の肥し的なものを時々補充してやることは大事だな~。心のこもったゴハンを食べたときみたいな満腹&満足な気持ちだ。

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2013年7月 5日 (金)

いろいろいちにち

 お昼にものすごく元気なちびっこが来て、店の中を走りまわったり危ないものを触ろうとしてたので、王子が「こらー!」と注意。その「こらー」が、上からではなくて、あくまでも子供の目線にたっての声の感じだったのでさすがだなぁと思った。子供に通じる言葉はこれしかないよね。
 それにしても今日のこの一件でいろいろ思うことがあった。
昔の自分だったらこういう場合、なにかしらその親御さんに話したと思う。と同時に、他のお客さんにもお店の責任としてお詫びをしたと思う。なぜならみなさん同じ時間に同じ空間を共有しているわけだし、ちゃんとお代もいただいているわけだから。お客さんに気持ちよく帰ってもらうのが自分の仕事だし、それができなかったとしたらそれはお店の責任だもの。
 でもね、この店を作るときに決めたのは、そういうことも全部ひっくるめてすべてお客さんに委ねます、ということ。こちらからはとくに何も言わないと。
町の食堂だもの。堅苦しいのは嫌だもんね。いろいろあると思うけど、ここに来てくれたお客さんどうしが仲良くなって、ここの空間がいつもニコニコであればそれでいいと思うのよね。
自分の料理も大事な要素だ。頑張ろっと。
 そういうことで今日はちょっとばかり胸がチクリとしたのでここに書いてみた。普段穏やかな王子がぴりぴりしていたのでなんだかヒヤヒヤしちゃったよ。
子育ての大変さは自分も十二分に味わっているので、そういうママの気持ち痛いくらい分かっちゃうから何も言えない、っていうものあるのよね。

 夜はななちゃん一族が来店。自分の誕生会を自分で企画する彼女、さすがである。
彼女たちが来ると、周りにぱぁっとお花が咲いたみたいに明るくなる。こっちまで元気になっちゃう感じ。
今夜もみんなでゆるゆるとおしゃべりしたり、子供たちに励ましてもらいながらゲームしたり、美味しい梅酒の差し入れをいただいたり、記念すべき彼女のバースデーを一緒にお祝いすることができてしあわせだった。
 この人たちを見ていると家族の絆とか、愛情とか、そういう深いものをたくさん感じるので、いつも胸がきゅんとなるのよね。
ななちゃん、3?歳おめでとう。

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2013年7月 4日 (木)

お母さんみたい

 朝起きたら「こんなはずじゃなかったのに、、、」ってくらい、ゆうべの酒が残っていて頭ガンガン。寝坊するし、気持ち悪いし、朝ごはんも作れずダメダメな一日のはじまり。
それでも、なんとかゴミ捨てに行ったり、へろへろになりながらフラメンコにまで行った自分は我ながらすごいと思う。(?)

 今日も師匠の愛のスパルタ。師匠の本気が正面から伝わってきてこちらまで熱くなる。
最近、そういう師匠の情熱が母の愛みたいに感じるときがある。自分の母親を重ねるわけではないけれど、包んでくれるような大地みたいな安心感っていうのがそれに近いものだと思う。
思えば自分の周りにはそういうお母さんみたいな人がたくさんいる。そしてそういう人たちに共通して言えるのはいろいろ人生を経験してきている人たちだということ。辛いことをたくさん味わって乗り越えてきてる分、人に優しくできる人たち。愛を分けてあげられる人たちだ。
 我が家の王子もそのひとり。(男だけど)
彼からは、なぜだかどうしてだか父というよりも母親的な愛情を感じる、、、。なんでかなぁ。

 レッスンが終わって集中力が切れたら、一気にまた酔いが戻ってきて頭ぐるぐるに。お酒を1滴も飲めないジュンちゃんが「そういうときは迎え酒がいいよ!」とアドバイスしてくれたけど、もはや迎え酒飲む気力も残っていないという感じ。このままずっと踊り続けていたほうがよかったんじゃ、、、、。

 帰ってきて、いつもなら仕込みスイッチが入るのだけど今日はムリ。やることいっぱいあるというのに体が言うこときかない。思いきって寝ることに。昼寝するのに勇気がいるなんて久しぶりに味わう感覚だなぁ。
 
 夕方モソモソ起き出して、そこから仕入れに行き、帰ってきて仕込み。へんな木曜日だけど、たまにはいいか。思いきって寝たので、そのぶんがガガっと集中して仕事できたし。
仕込みしながら長男と次男に電話して、久しぶりに彼らの声を聞いて安心する。
受話器の向こうに彼らがいると思うだけで胸がいっぱいになった。

 

 

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2013年7月 3日 (水)

懐かしいお仲間

 かつての王子のお仕事仲間が来店。王子はいつも以上に張り切っていてテンションマックスだった。
ここのところずっと「誰かに会いたい」と言い続けていた王子なので、かなってよかったね、という感じ。もはや会社に行かなくなって毎日が家での生活になっているので、その気持ち分からなくないよなー。刺激が欲しい!ってずっと言ってたもんね。
もはや私なんぞ、刺激がこわい、って思ってしまうくらい。孤独のお部屋の心地よさを楽しんでる自分だもの。
 王子が楽しそうにのびのびとしている姿を久しぶりに見た。やっぱり仲間なんだな~と思ってちょっと羨ましく思ったりも。
 あすかちゃんがいつのまにか妊婦さんになっていたことにも感動。最近パパになった岡田クンの携帯の画面がわが子の写真になっていたことにも感動したし、
そうやってみんな父とか母になっていくのねと人類を感じすにはおれない。
それにしてもここ最近こういうの多いな。
嬉しい報告なので、こういうのはじゃんじゃん来てほしいものだな。



 

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2013年7月 2日 (火)

無限に広がる~

 王子の枝豆初収穫。収穫した枝豆くんをまるで宝石でも持っているかのように大事に大事に手の中で温めている王子が小学生みたいだった。
さっそくフライパンで蒸し焼きしてみたらこれが香ばしくて旨いっ。
王子が「へぇ~。ちゃんと枝豆になってるじゃん」と言っていて、当たり前じゃんと思ったけど、メカばかり作っている王子にとっては初めて味わう感動だったんだろうな。自分の手で育てた野菜が食べられるなんて。
これぞ「食」の原点だな~。

 ここのところ一日じゅう仕込してる気がする。考える宿題もたくさんあって、でもちっとも進んでなくて焦っていたら意識が散漫になってきて、モノを落としたりケガしたり。気持ちが凹んできたので2階にいる王子に八つ当たりしに行ったら、何も言わず降りてきてくれて台所の横の小さなイスに腰掛けて黙って見ててくれた。お父さんみたいだった。
いっぱいいっぱいになったとき、差し伸べる手が欲しいのではなく、ただ黙って横にいてくれるこの温度が一番自分を安心させてくれるものだ。
自分のダメ部分を否定するのではなくて、受けいれてくれてるところがなによりありがたい。 
 それにしても店はさほど忙しくないというのに、どうしてこんなにパンパンなんだろう。
要領が悪い&不器用 ということなんだろうけど、たぶんこれらは改善されないと思うので必死にやっていくしかないな。そしていつかこのパンパンな感じにも馴染んでくるんだろうな。今はまだ修行ってことね。

 一方、王子の町の修理屋さんの仕事も少しずつ依頼をいただくようになってきたことがすごく嬉しい。パソコン修理とか、彼の得意分野が発揮される場所なので、こちらも少しずつ盛り上げていきたいものだな。
いつか「ここでおもちゃ病院したいよね」って言ってた夢に、これってちょっと近づいてる気が。
メロディ食堂が日に日に「なんでも屋さん」っぽくなってきているこの感じ、いいなと思う。
みんなが「集う場所」、「集いたくなる場所」、これが目標。
食の世界は無限だな。

 

 

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2013年7月 1日 (月)

サバイバルー

 今日から7月。世の中はボーナスとか景気回復とかって言ってるけど、俺たちにはまったく関係ないぞー。
 我らの生活かなり切実なものとなってきているが、落ち込んでいても仕方ないので、とにかくこういうときは動くしかないというのが自営業で培った底力だ。
長年会社勤めをしてきた王子には味わったことのない感覚なので、今たぶん戸惑ったり悩んだりしている時期だと思う。そういうの、なんとなく隣にいて感じるんだ。
でもこれも誰もが通過する道だと思うと、ただひたすら、どん底感を味わったり、今のこの位置を地道に過ごすしかないんだよね。だって自分たちの行きたい場所は見えてるわけだから。
 いろいろ大変なこともあるけれど、なんといっても自分の生活とか日常とか人生をこの手でクリエイトしていけるという充実感はこの仕事でしか味わえないので、ここだけはやっぱり譲れない。その感覚をこの身で知ってしまっているから頑張れたり力が湧いてきたりするのだと思う。
王子がこの間「いまさらもうサラリーマンには戻れない」としみじみ言っていて、つまりはそういうことなんだな。
 「明日の俺たち、いったいどうなるんだろう~」と、毎日がヒヤヒヤ。
このレベル、かなりサバイバルだと思う。

 サバイバルながらも、最近土いじり始めた王子は、いろんな意味で余裕(?!)な感じに見える。
土を酸性にしなきゃならない植物があるとかで、石灰を土に混ぜたり、結構本格的。
新しいことにどんどん興味を持ってチャレンジしてスポンジのように吸収していく王子を見ていると、こっちまで平和な気持ちになってくるから不思議。大事な感覚だ。

 夜は、最近店デビューした「王子のマーボー豆腐」(かなり本格的な味です!)をきちんとしたカタチにするために、調味料をひとつひとつ計量してメモしながら作ってみることに。
しかしながら、醤油も紹興酒もビンごとドボドボ~と加え「大さじ3くらいかな」とか言ってるし、計量というわりにはかなりアバウトな感じであった。
そもそも男の料理ってこんなもんだし、だからこそ美味しいのかも知れないね。
大胆でガツンとくるこの感じ。女の料理にはない感覚が味になるんだね。
味は毎回微妙に違うのだけど、どんどん美味しくなっているのでいい傾向だと思う。



 
 

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