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2013年3月

2013年3月31日 (日)

凹み~

 ちょっと嫌なことがあって凹む。人から言われてあまりいい気がしない、という内容のことをしかも個人名入りで、一斉メールで送信しないで欲しい。言いたいことがあるのなら、私にだけ個人的に言ってくれ。
言われた内容に落ち込んだわけではなく、その人のそのやり方が哀しく思えて悔しかった。その人にそのつもりはなくとも、受けとる側の気持ちを、もうちょっと配慮すべきなんじゃないかな、と思う一件だった。立派な大人のしていることだけに、気持ちはいろいろ複雑だ。
それと、そういう内容のことをメールで簡単に送信してはいけないと、アナログ人間としては思うところ。気持ちとか、ハートとか、心とか、そういう部分を、チープに扱っちゃダメだ。

 そんな、凹んだり沈んだりした日曜日であったが、行くあてもなく桜の木を目指してドライブして、三重のほうまで行き伊勢うどんを大人買いしたり、サンマ寿司を食べたりしたのもよかった。こういう何気ない日常っていうのが一番ありがたかったりする。

 夜は炭火焼職人?!王子が火をおこしてくれて干物とかチキンとか野菜とかいろいろ焼いて食べた。肉もいろいろ焼いたけど、炭火焼きで一番美味しいのは「鶏」だと最近思う。あの皮目パリパリ、中ジューシーは、台所ではできない技だ。
ホタルイカのアヒージョも旨かった。
いろんな気持ちは解決しなくとも、「食」の喜びを知っていると、とりあえずの心の避難場所をひとつ見つけたような感覚なのよね。これ、食いしん坊の特権だと思うな。ただし食べすぎ飲みすぎには注意だけどね、、、。

 

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2013年3月30日 (土)

フラフラ

 フラメンコ発表会。リハーサルとか準備とかで、ほぼ丸一日かかった。リハのほうが本番よりも緊張したりとか、メイクを何度も直したりとか、舞台に立つ前のこのなんともいえない感じを久々に味わった。凛とした空気が張り詰めていて、ひとりひとりがもはや女優と化している~この感じ。これ味わえるだけでも、こういう発表会とか舞台とかって、いくつになっても経験しておくべきだ~って思う。
などと言いながらも、自分といえば、朝からシワシワの衣装に王子にアイロンをかけてもらい(笑)、私だけものすごーく地味な衣装だったので、師匠がシージョ(大きなスカーフみたいなやつ)とかペイネタ(キラキラのかんざしみたいなやつ)を私用に持ってきてくれたりして、なんだかみんなから助けられっぱなしの発表会だった。
 肝心の本番は、なんだかあっという間に終わってしまい、この日に向けてテンション上げていこうと決めていたわりには、ものすごく消化不良のまま終わってしまったという感じ。
今まさに、フラメンコが面白くなりかけている途中なので、「ほんとはこうしたい!」っていう気持ちが大きくて、でも実際はできていなくて、たぶんそれが気持ち悪かったせいだと思う。いい意味での反省なので、この続きを期待しようと思う。とりあえず今日それが分かったのでよしとしよう。なんでもハッピーエンドだなんて、おもしろくないもーん。
 タクミと王子が観に来てくれたのもよかった。私が踊っている間、ず~~っと下を向いてたタクミ、きっと恥ずかしかったんだろうね、なんか分かる。そういう年頃の男の子の微妙な気持ちも分かって胸キュンだった。来てくれただけで母ちゃん嬉しかったよ。

 帰ってきてお疲れ様会&半分焼け酒の会。ガンガンに酒をあおる自分を王子とタクミが見守ってくれていて、なんだか最後の最後までみんなに助けられた一日であった。
師匠の愛を感じたり、一緒に踊った仲間との絆が生まれたり、考えてみれば貴重な一日だった。こういう刺激は時々味わっておくべきだなぁ。体は衰えてもココロは若くいられそうだ。
 
 

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2013年3月29日 (金)

胸きゅんの笑顔

 パクパクでいろんな子供たちに会えるということが、ただただ嬉しい。こういう子供たちの笑顔を見ているだけで日本の未来は明るいような気がする。
この笑顔を絶やさないようにするのが大人の役目なのだろうな~と、パクパクやりながらぼんやりと考えていたこと。
 今日のパクパクもなんとも賑やかに盛り上がった。何度か参加している子たちの成長っぷりを見れたのも嬉しかったし、初対面の子たちが打ち解けていくのを見守ることができたのもなによりの収穫だった。それにしても子供たちの成長ってすごいよな。成長っていうより、進化だ、どんどんキラキラが増す感じかな。いろんなものを見たり、いろんな刺激を受けたりして、子供たちって日々成長しているんだろうね。だからといって、大人が綺麗なものを見せ続けることが正しいことではないような気もするし、やっぱり子供たちに伝わるのは、大人の本気の部分なんだと思う。本気で生きるって、なんだかすごいことのようにも思えるけど、要はありのままに生きるってことなんだと、これもパクパクの中で自分が学んだこと。結局そういう芯の部分しか子供たちには伝わらないんだよね。子供たちはそういうの全部見抜くので、大人と接するよりも緊張する部分はあるけれど。今となればぜ~んぶ見抜かれた状態で接しているので逆に楽だけど。
 子供たちが帰るときに、まるで兄弟みたいになっていたのが胸キュンだった。「この時間がもっと続けばいいのになぁ~」みたいな子供たちの心の声が聴こえてくるようで、見ていて微笑ましかった。料理ももちろんだけど、もっとそれ以上に何かかけがえのないものを見つけちゃったんだろうね、あの子たち。この、別れが切なくて胸がチクチクする感じも味わえたらいいよねと、メロディ先生として思ったこと。
そうやっていっぱいいろんなこと感じて大きくなっていっておくれと、これからもメロディ先生という位置でみんなの成長を見守っていきたいと思う。
 

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2013年3月28日 (木)

桜が咲いたよ

 風もなく春らしい一日。フラメンコへ向かう途中にある伏見の交差点のシダレ桜、最高!この景色、目に焼付けておかねばと、行く道を何度も振り返ったっけ。
「死ぬまでにあと何回こういう感動を味わえるのだろう」などと、こんなときつい考えてしまう自分ではあるが、こういうお金には代えられない感動で心を埋め尽くして死んでいきたいと、すごいものを見たときに共通に思うことだ。
それにしても、感動っていうのは、言葉に表せないものなんだな。言葉にしたら安っぽくなるし薄っぺらくなりそうだ。自分だけの内にそっと秘めておくものなのかも知れないな。宝物みたいに。

そして今日のフラメンコ。生徒がふたりだけだったので、自分の出来ない部分が丸分かりで、ごまかすにごまかせない。っていうか、今さらごまかそうとか思ってる自分がダメなんだけど。
その、思わずごまかしちゃうポイントをきちんと丁寧に拾ってあげることが、今後の自分のレベルアップに繋がりそうだ。今日いちばんのポイントだった。
発表会直前ということもあり、師匠の愛のスパルタもなんとなくいつもより緩かったような。師匠が、「上手く踊ろう!というより、楽しく踊ろう!って思ってもらいたい」とおっしゃっていて、今までいろいろ細かな練習を重ねてきたけど最終的にはここなんだ!というのをこの直前のタイミングで気づかせてもらえたことがよかった。師匠がなんだかお母さんみたいに見えた瞬間だった。
そんなこんなで、踊りの最終チェックをしたり、なぜか私にだけ師匠が「忘れ物しないようにね。衣装にはちゃんとアイロンかけるのよ。」とまるで小さな子供に教えるみたいに言うもんだから「はぁーい!」と返事したけど。こういう部分はちっとも成長しない自分なのだ。
さらに、「アイロンは、王子にかけてもらったほうがいいかも知れないよ」と付け加えるところなんて、、、。どうしてこういうポイントまで見抜かれているのだ~、、、。

 帰りに山盛り仕入れする。
夜はご予約いただいたご家族のお誕生日パーティーのゴハンを作る。でっかいスズキを丸ごと焼いたり、チキンの炭火焼したり(王子が担当)、ローストポークとかパスタとかケーキとかいろいろ作った。
さすがにけっこうな量を作ったので、もう作っただけでお腹がいっぱいになり、今夜はサラダとワイン飲んでおしまい。明日もパクパクなので夜更かしはなし。

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2013年3月27日 (水)

春の風

 久々にテレビで見たホリエモンが、別人みたくなっていてびっくり。ほっそりしたのもあるだろうけど、昔のとげとげしい険しさがなくなったというか。
それでもかつてのホリエモン節は今も健在だった。いろんな意味で彼のような視点で世の中にズバッと意見できる人って今の日本には必要な気がする。
いい意味での彼の今後の活躍を祈りたいと、同い歳の人間としては思うところである。

  そして今日もパクパク。
初対面の子供たちが、料理しながら打ち解けていく感じとかって、毎度のことながらものすごい瞬間を見させてもらってるよう。
それらがすごく自然なんだよね。彼らのベースにはきっと、「仲良くなって当たり前」っていうのがあるんだと思う。大人っていうのは、なんともややこしく出来てるよなぁと思う。
 今日もそんな子供たちの創る世界に着いて行く。アイディア満載だし、しゃべり出すと止まらないし、もう完全に夢ん中の世界みたくなっちゃってるんだけど、こちらが無理に現実に引っ張っていっちゃうことほど哀しいものはないのでそのまま見守ることに。パクパクやってて思うことだけど、男の子って思っている以上にメルヘンチックなのよね。女の子はメルヘンと現実とを上手に住み分けてたりするんだけど、男の子はずっと行きっぱなし住みっぱなし、戻ってこれないのよね。ここ、ポイントだと思うな~。
 「なんかおもしろいね」とか「なんか楽しいね」とか、子供たちの口から出る「なんか」って部分の気持ちがすご~くよく分かる今日のパクパクだった。小さなココロと体でいっぱいいっぱい感じてるんだね。

 夕方から仕事に行く王子を見送り晩ごはん仕度。なま温かい春の風がなんだか切ない。

パクパク期間中は、いつもよりいろいろな意味で敏感になっているので、いちいち揺れてしまう自分がめんどくさいのよね、、、。
 

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2013年3月26日 (火)

キラキラだ~

 上野公園の桜は満開!とかってテレビでやってたけど、名古屋なんてまだまだだぞー。五条川の桜並木なんてまだ3分咲きくらいだ。こんなにも開花時期がずれてるなんて、なんか不思議。実家のほうもきっと満開だろうな。「清水公園、懐かしいな~」なんて、子供の頃の桜色の思い出がよみがえったことだよ。

 風が冷たい朝。せっかく咲いた桜が飛んでしまわないかハラハラしながらも、今日もパクパクで一日が始まる。
初対面の子供たち、初参加の子供たち、男の子、女の子、学年もさまざまで、この環境の中で創りあげるものこそパクパクの醍醐味だ~という感じ。
はにかみながらの子供たちも、そのうちだんだん打ち解けてきて名前を呼び合ったりして、なんとも微笑ましいかぎり。子供たちだけの世界が回っているのを見て、この感じを大切に見守ろうと、いつもよりもちょっとだけ離れた位置から見守ることに。
でもさすがにまだみんな小学生なので行き詰まったりして、そんなときだけ助け舟を出したけど。大事なのは、自分たちの力で何かを創りあげたという達成感だ。見ていてハラハラドキドキすることもたくさんあるんだけど、ここは子供たちを信じるしかないのよね。大人の役割なんて結局ここだけなんだろうな。
 それにしても今日の子供たち、ずっとみんなでいろんなアイディア出し合ってたっけ。しかもそれぞれがすごく独創的。もちろんまとならないんだけど、誰ひとりとして相手の意見を否定しない、ってところがすごいと思った。こういう子供たちが紡ぎあげる場面って、偉い大人のお話を聴くとかよりも、ずっとずっと心に響いてくる。あの小さな体で今まさに心の経験をしてるんだ思うと、もうそれだけですごい。
一瞬一瞬をピュアな感覚で受けとめる子供たちを見ていると学ぶことは多くて。そんな瞬間のかけらを大人は見落としちゃいけないね。輝いてる子供たちを輝かせてあげるのは大人の大事な役目だ。
今日もお腹いっぱい感じた3時間だった。あっという間だったなぁ。

 そして、どうしてだか分からないけど、最近パクパクやっていると終わりのあたりでひょこっと登場する王子ではあるが、子供たちの顔を見るなり縁側でビールを飲み始めるので、きっと彼も気分がいいからなんだろうね。
あの雰囲気、なんともいえないものね。みんなキラッキラだもの。

 

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2013年3月25日 (月)

ビシっとユルっと。

 ごまかしつつなんとか持ちこたえてきた風邪、たぶんここで気を緩めたら一気に熱でも出てきそう。自分の体にがんばれ~と言い聞かせながら今日も一日越えられた。
体は友達なんだな、というのを実感。と同時に、ここのところあまり優しくしてあげていないので、ちょっと反省したり。

今日は昼、夜と通常営業。ご予約をいただいていたので。
頭の中はパクパクのメロディ先生になってるし、冷蔵庫は空っぽ(パクパク期間中は、あえて空にしておく)なので、気持ち切り替えて朝一で仕入れに行き仕込みする。毎度ながら、この切り替えがむずかしいのよね。そこそこのめり込んでる分、抜けるのには気合いがいる。マシンじゃないから、こういうところに結構時間かかっちゃう。それでも「とりあえず動いてみる」というのをやると、いつもの感覚が戻ってくるので「とりあえず」は大事だな~と最近思うところではある。
若い頃は、最初から「完璧」みたいな場所を目指していたので「とりあえず」なんて全然ダメダメだと思ってたけど。今思えばそれって逆に、余裕がないってことなんだよな。なんでもそうだけど、「ダメな方向に行く自分も有り」っていう選択肢を持つ勇気も必要だってこと。
これって決して甘やかすことじゃなく、そういう自分も認めるっていう強さなのだと30代の終わりのあたりで思ったことだよ。
もういろんな意味で肩の力抜いていきたいよ、、、華の40代。

 夜には、初めてのお客さまがご来店。
毎回思うけど、うちみたいなお店をよくぞ見つけてきてくださいました!と。
見た目、普通の家だし、なんとなく入りずらいし、何が出てくるか分からないし、、、。
でも逆に、そういうハードルを越えて来てくださる方たちなので、こちらはご縁を感じないわけがないのよね。だからココロを込めて作ろうって思う。
王子が今日お客さんと話してたこと、「うちの店のことを好になってくれた方だけが来てくだされば、それでいいんです」と。
これって商売的にはダメだけど、もはや自分たちはこういうふうにしかできなくなってる。だって好きな人たちだけに作るゴハンだよ、美味しくなるに決まってるじゃん。

 

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2013年3月24日 (日)

ポカポカ

 風もなく久しぶりのぽかぽか陽気。
そんな中、今日のパクパクは女の子4人組。何度か参加してくれている子たちもいて、キッチンに入るなりいつものパクパクの空気にスイッチONできる彼女たち、すごいと思った。腕まくりして作業始めるところとか、そういうことをこちらが何も言わなくても自然にやってるんだから、子供たちの中にきっともう沁み込んでいるものなんだろうなぁ。今日子供たちを見ていていちばん嬉しかったポイントだ。
料理ってやっぱり習慣みたいなもので、歯を磨いたり顔を洗ったりするのと同じように体に刷り込まれていくものなんだと思う。だって人間食べなきゃ死んじゃう。そう思うと、料理って特別なものじゃなくて習慣なんだ。
子供たちが小さいうちにその種を蒔いてあげるのは、大人の役目だと思うのよね。このパクパクがこれからもそういうきっかけになったら嬉しい。
料理ができるって、生きるための知恵をひとつ持っているということだもの。「大事だー!」って、この日記を書きながらあらためて思いました。

 でもまぁ、パクパクやりながらそんなこといちいち思っていなくて、とにかく子供たちのココロに寄り添うことしか考えていないのよね。それも「寄り添おう」っていうふうではなく、「子供たちの視線にまで降りていってみよう」って感じなのだ。大人ってやっぱり子供より長く生きてるぶん、無意識に上から見おろしてると思うのよね。でも、子供たちの中から出てくる言葉ひとつひとつに耳を傾けてると、忘れかけていた大事な感覚とか、ありのままの素直な想いとか、そういうものにはっとすることが多くて、知らぬ間に自分が上からの大人になっていたことに気づかされるの。
だからこのパクパクは学ぶことが多いんだと思う。この自分が。
今日も、いろいろ感じてお腹いっぱい。子供たちから笑顔の宝物をいっぱいもらったし。

 夕方、日が落ちる前、タクミが遊びに来ていたので王子と3人で大須をぶらぶら。大須観音の桜、5分咲きくらいだった。
古着屋さんを物色したり、王子の大好きな電機屋さんをはしごしたり、御幸亭の黄色いカレーライスを食べたり、いろんな意味でぽかぽかな日曜日だった。

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2013年3月23日 (土)

春のパクパクキッズスタート

 今日から春のパクパクがスタート。お店のオープンと同時期に始めたこの企画も、いまや春、夏、冬の恒例行事になった。なんでもそうだけど、地道に続けていくと見えてくるものってあって、今にして「気づいてよかった~」と思うこともいっぱい。パクパクへの自分の想いも少しずつ集約されつつあるし。
3年前、この店が「年齢問わず地域の人たちの憩いの場所になったらいいな~」みたいな想いでなんとなく始めた企画だったけど、今となれば「未来を担う子供たちに、今大人が発信できる何か」 みたいなでっかいものに変わってきた。
だからといって、大人が上からになるのではなく、常に子供の目線でいることがポイントみたいだ。大人は子供に「教える」というのではなく、人生ちょこっとだけ長く生きてる先輩として、「ただただ背中を見せ続ける」ってことしかたぶんできない。子供たちから学ぶことのほうが多いし、そのたびに自分の中がどんどん柔軟になっていくし。大人と子供ってそうやって刺激し合って成長していくものなんだろうな~というのは、このパクパクで気づいたこと。
 想ったり、感じたり、考えていることは実はかなりでっかいのだけど、今の自分ができることといえばこの小さなメロディ食堂から地道に発信していくことしかないので、元気でいるかぎり続けていこうと思う行事のひとつではある。駄菓子屋さんを夢見た(今も夢みてる)自分、駄菓子こそ売ってないけど、今のこの感じ、ものすごく近いんじゃないかなと思ってる。
自分が対象とするのって、やっぱり「子供たち」のようだ、どうやら。

そして今日のパクパク。
初参加の子供たちで、始めは緊張気味だったみんなの空気も、10分もすればあっという間にほぐれてしまうのだから、子供ってやっぱりピュアの天才だ。
ちょっと前までは、この時間を通して何を学ぶかとか感じることができるか、みたいなことに執着してたけど、今はそんなことなんにも思っていなくて、ただみんなで一緒に料理しておしゃべりしたりでいいんじゃない!に変わってきた。(ご父兄の方、こんなんですみません。でも、しっかりやってます)
大事なものって、たぶんみんな勝手に感じ取ったりしてるわけで、こちらから押し付けるものでは決してないということだ。
今日も子供たちの中から湧き出るキラキラしたものたちをたくさん見ることができた。このキラキラって宝物だよな~やっぱり。大人にはないこのぴっちぴちのエネルギー、見落とさないよう大人が一個ずつ拾ってあげなきゃね。

 さて。今日からしばらくの間、頭の中はメロディ先生です。





 
 

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2013年3月22日 (金)

いろいろドキドキ

 仕込みしてると、庭で網戸を洗ったり窓ガラスを磨いてる王子がいて、なんとも平和な昼下がりの風景。
相変わらず家計は火の車ではあるが、王子の会社勤めがなくなってから得ることができた時間という財産は何ものにも変え難い。男の人が家のことをやってくれるって、自分にとっては憧れの絵なんだよね。
財産はあれど使い道を知らない心の乏しい人間もこの世にはたくさんいるわけで、そこへくると金はなくとも心はいつだって自由な我ら。いい意味、アホでよかった。
などと、ほんとはこんなことのんきに言っていられないくらい厳しい状況なのだが、落ち込んでたり悩んでたりしていても始まらないし、楽しくはないので、なんとか自分たちの心が平和でいられる方法を見つける努力だけは毎日惜しまない。これもふたりいるから、その気持ちの重みも半分こになるわけで、ひとりで背負ったら大変なこと。夫婦じゃないけど、こういう部分は分け合っていきたいものだよ。

 午後からは明日のニコ弁の仕込みしたり、いよいよ始まるパクパクの準備。準備といっても何をするわけでもないのよね。要は気持ちの整理。
子供たちに向き合うって、自分がゼロになっていないとできない。自分がブレてたりすると絶対できないし。何かを伝えようとか、教えてあげようとかっていう位置にきちゃうとさらにダメ。
私が私でいられる場所探しみたいなものなのかなぁ。
子供たちはそのへん、すごく敏感だ。

 明日というか、、、早朝というか、、、深夜からまた作業開始なので、早めに寝ることに。
このまま台所に布団敷いて寝たいくらいだが、気持ちが切り替わらないので、ちゃんとお部屋に行こう。
目覚ましセットしたけど、寝過ごしやしないかすごーく不安。だってワインしっかり飲んじゃったんだもん。





 

 

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2013年3月21日 (木)

春なのにさむーい

 風邪を押してフラメンコへ。真冬に戻ったみたい。ダウンとマフラーの季節感まったくなしのかっこうで出かける。桜はちらほら咲き始めてた。

ここ最近、自分の踊りで一番足りないもの の正体を知っていながらもなかなか体で表現できないもどかしさと今日も戦う。踊っていてもなんとなくぎこちない感じなのだ。
師匠から何度も同じ内容で注意されることも分かっているんだけど、なかなか直せない。
でも、できないながらも、そのポイントに近づこうと努力はしているので、いつかそのうちできるようになるんじゃないかな、、、そんな気持ちで緩~くのぞむのが一番。
今まで師匠の足とか手とか、そういうパーツしか見ていなかったかれど、今は師匠の呼吸とか踊りの奥にある何かとか、そういう見えないものを追うようになった。言葉では表せない何か。きっと、この部分がフラメンコの核なんだろうなぁと感じながら。先は長そう。
 生徒2名の超濃厚レッスンで自分のダメダメなところがよ~く分かり、今日も課題をたくさん持ち帰る。1週間ぶりにお外の空気を吸って、師匠とおしゃべりできたのもよかった。どうしても引きこもりがちな傾向にある自分にとっては、こういう時間って大事。思いきって外に出てみると、楽しいことってあるもんだな。

 帰りに王子に拾ってもらい、拾ってもらったお礼にと味○でお昼をおごる。昼間からニンニクたっぷりの台湾ラーメンとか青菜炒めとか子袋の和え物とかがんがんに食べた。
久しぶりに食べたこの店の味、もはや刺激が強すぎ。大量のニンニクと唐辛子と強めの塩気に、途中何度もくじけそうに。この程度でヘロヘロになるなんて、もういろんな意味で弱ってきている自分ではある。でもこれしょっちゅう食べてたら味覚がおかしくなっちゃうと思うなぁ。
弱ってきてるものもちろんだけど、たぶん良くも悪くも敏感になってきてるんだと思う。だって昔はペロリだったもん。あれは若さだけじゃないと思うんだけどなー。
ときどき唐辛子の刺激を注入するぶんにはこのお店いいと思う、なんてったって名古屋の鉄板だもんね。

夕方からまた仕込み。今週末にかけてバタバタしそう。
いろんなことを同時に考えるのは苦手なたち。何もしていないのに頭がパンパンになってひとりパニックに。
絡まった糸、一本ずつ丁寧にほぐしてあげよう。まだ何も始まってないじゃん。
 引きこもり癖、抱え込みすぎ癖、自分のことはこの自分が一番よく分かっているので、上手に付き合ってやらなきゃな。
 







 

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2013年3月20日 (水)

ぴ~ん

 朝から風邪っぽくて思うように動けないー。やらなきゃいけないことが山盛りあるので「こんなことで寝込んではいられない~」と自分励ましながら仕入れとか仕込みとかする。
過去にも「もうヤバイかも、、、」という山をなんとかこれで越えてきた。お客さんから予約いただいている以上、自分から穴開けることなんて絶対できないもん。
この緊張の糸がいつも適度にぴんと張られている状態が、この元気をなんとかつないでいるんだと思う。今回もだら~んとなる前に気づけてよかった、よかった。ようし、引き締めてやってこう。

 休日ということもあって、家族連れのお客さまが来てくださった。
肉!に反応する食べ盛り伸び盛りのお嬢さんたちがかわいかった。
年頃になってもあんなふうに家族で団らんできるなんて、ちょっとうらやましいくらいだった。
ご主人がちゃんと娘さんたちの話を聞いてあげているところとか、奥さまがその様子を温かく見守る感じとか。微笑ましいかぎり。
そしてそういうところに自分のゴハンが寄り添えることはなによりも嬉しい。

 これからもたくさんのいろんなシーンに出会ってゴハンを作っていきたいものだな。ゴハンってただ腹を満たすためのものじゃないから。誰と食べるかとか、どんなシチュエーションで食べるかとかってすごく大事だと思うんだよね。食卓を囲むって一日の大事なイベントのひとつだと思う。その場面を大切に紡いでいくことは、生きてくことに通ずることだと思う。死ぬまでにいったい何回食卓を囲むことができるだろう、そう考えただけで今が大事に思えてくるし、愛おしくも思えてくる。
これからもそんないろんな人たちのワンシーンに寄り添っていきたいし、そういうゴハンを作っていきたいな。

 

 

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2013年3月19日 (火)

季節の変わり目にて

 何をやっても気持ちが乗らなくて、哀しいとか淋しいとか空しい方向に流れてく。なぜかなぁといろいろ考えてみたら、たぶん季節の変わり目が原因。風の感触とか匂いとか、すべてのものが移りゆくこの時期、ダメなんだよな~。
きっと何十回も味わったことのあるこの風の中に、今までたくさんの想いを刻んできたからなんだろうなぁ。風を感じるたびにそれらを思い出すのかもね。切ないよぉ。
 そして、こんなふうにココロがパンパンになってしまうとき「生きてくのって大変」とつい思ってしまうのだけど、人間なんてきっとこんなことの繰り返しでできているんだろうね、、、。ココロはパンパンになってもたぶん破裂することはないだろうから。
 王子にそのことを話したら「まだ5月病には早いぞ」と軽くあしらわれたけど、そういう温度で接してくれたことがなんだかありがたかった。

仕事の合間にパンをこねたり生地と一緒に日向ぼっこしたりしてのんびりと過ごした。
気持ちが勝手にどんどん落ち込むときって、とりあえず動いてみるって方法が一番いいような気がする。解決はしないけど、保留程度にはなるし、なにより自分を客観視できたりするので悲劇のヒロインにならなくてすむ。

 晩ごはんは野菜ばっかりのおかずをちょっとづつ種類をたくさん並べてタパス風に。キノコのアヒージョも作ってスペインの赤を開けた。
食卓の上は元気の源。食いしん坊でよかったとこういうとき思う。

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2013年3月18日 (月)

辛い旨い

 朝起きたら空気が生ぬるくて、もやっとしていて空もどんより。気圧のせいもあってなんとなく鬱気味。
でもそのあと、雨が降ってきたり、風が吹いてきたりしていろんなものを吹き飛ばしてくれたのでちょっとすっきりした。人間もやっぱり動物なんだなぁ~。

 仕事のこととか料理のこととか今週はちょっと考えることが多いので、手を動かしながらも脳ミソをフル回転させる。ふたつのことを同時にやるのはとっても苦手なので、作業するのにいつもの倍かかってしまった。「まったく何やってんだか、、、」と自分にツッコミ入れながら。
料理って作るだけじゃないというのを、やればやるほどそう思うようになる。
こちらがそういう気持ちで作っているので、お客さんからも「こんなふうにして欲しい」というリクエストを最近よくいただくようになってきたのよね。これって作る人間としてはなにより嬉しいこと。
ただ嬉しいのと同時に、そのたびに目の前のハードルが上がるので、勉強しなきゃ追いつかない、ってなる。ほどよいプレッシャーもかかるので、日常がいつもより刺激的にもなるし。
頑張る材料が目の前に用意されたのだから、あとは乗り切るだけなんだけどね。考えてみればものすごくシンプルなこと、これって。難しく考えたり重たくしてるのはこの自分なのかも。

 晩ごはんには王子の18番であるマーボー豆腐を作ってもらった。本人いわく、毎回味が違うのが納得いかないと言っているが、だんだん美味しくなっているのでいいことだと思うんだけどね。
とにかく辛いこの王子マーボー、王子はどんぶり飯を抱えながら、自分は缶ビール片手に食べないと口の中が火事になりそうな勢いなんだけど、辛さの根っこにうま味がしっかりあるので、それがやみつきのもとなんだと思う。
さらに、以前のは「これが男ってもんだー!」みたいなものすごく攻撃的な味がしたんだけど、どんどん角がとれて繊細になってきてるし深みも出てきてる。そこいらへんの中華屋さんのよりだんぜん美味しいと思う。
などと、常に極めようとしている王子は、どうやら私だけが料理できることが納得いかないみたいなのだ。(最近分かったこと)隣にいる人間にわざわざ闘争心燃やさなくてもいいと思うんだけど、、、。でも彼のこういう部分には毎回関心させられる。
 そして、その後片付けは私の担当というオチもいつもどおり。
 

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2013年3月17日 (日)

日曜の陽だまり

 夕べ酔っ払ってコタツでガーガー寝ている間に、なんとタクミが来てた。ピンポーンのチャイムに気づいた王子が(そのとき王子も爆睡していた)鍵を開けたみたいだけど、、、気づかなかったらどうなっていたんだろ~。考えたらヒヤっとした。
自分はほとんど意識がなくて、夜中に目が覚めて携帯の着信履歴がタクミの名前でいっぱいになっていたのを見て「どうしよ~」と焦りまくっていたら、隣の部屋でちゃっかり自分で布団を敷いて寝ている奴を見つけて安心するも、半分寝ぼけているので夢の中のような気もしてすごく変な感じだった。
朝起きてタクミに「ごめんね」した。

 今日は温かかった。川べりの黄色の絨毯を眺めながら3人でドライブ。お年頃の男子は聞かれたこと以外自分からしゃべらないという時期なので、こっちからいろいろ学校のこととか部活のこととかわざと聞いてやって奴から言葉を引き出す作戦を練ってみたり。男の子って、だいたいこんなもん。
でもいろいろ聞いてあげると、彼の中に埋まってた気持ちとかが少しづつ表に出てきて親としては嬉しいところ。普段の野郎ばかりの生活の中では会話なんかないだろうし、(そもそも必要ない)言葉や気持ちを外に出してあげることって大事だ。これも母ちゃんの役目のひとつなんだろうなと思いながらも。
なので、今日は久々にいっぱいしゃべった。ときには男の子だっておしゃべりにならなきゃ。

 夜は町の仕事の慰労会で王子がいなかったので、めずらしくタクミとふたりの晩ごはん。
でっかいトンカツを揚げてその横にサラダを山盛りに添えてやった。
作りながら母ちゃんになっている自分を見つけた。王子に作るのとはまた違う感覚なのだ。ゴハンっていうものが命とか愛情とかって言葉とものすごく近くなる感覚っていうのかな。ゴハンを作ることは、母ちゃんとして生きがいなんだろうなって。
そんな自分の中で忘れかけていた感覚を思い出したりして、ゴハンを作ることの原点に返った気がした。
そのあと、ちびまる子とかサザエさんとか一緒に見たりしたのもよかった。こういう時間のかけらがひとつづつみんな思い出に変わっていくんだろうなと思いながら。
日曜の夜はいつもちょっと切ない。
 

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2013年3月16日 (土)

お疲れさま会

 陽だまりが気持ちいい日。庭の草むしりもはかどる。洗濯も掃除もはかどる。
普段は面倒だなと思うことが、こんな日はなぜか楽しく感じる。春の魔法だー。

 ハマちゃん夫妻と会食&町の仕事のお疲れさま会。魚の美味しい居酒屋へ。
まるで夫婦漫才でも見させてもらっているようなおふたりのやりとりは相変わらず。このふたりほんとに仲がいい。
お互い歳が近いということもあって、話しやすくて居心地もいい。料理のこととか絵画のこととかで同じ温度で盛りあがれるこの感じも自分としては嬉しいポイント。好きなものとか興味のあるものが近い人っていうのは、もうそれだけでお互いの距離が縮まる気がする。このふたりに出会えてよかったと降ってきた町の仕事に感謝したいくらいだ。

 お腹いっぱいだったけど、王子が次の店をぜひ案内したいと、坦々麺の美味しい中華料理屋さんへ行くことに。この王子のおもてなし精神にはいつも感心させられる。
ここでも話は弾んでいろんなことしゃべったと思うのだけど、何を話したかはちっとも覚えてない。焼酎飲んだあとに老酒ときたもんだから、いい感じに酔っ払っていたのだ。でもなんだか楽しかったというのだけは覚えてる。なんていうのかな、ゴハンを食べるのはこれで3回目くらいだけど、昔からの知り合いのような気もするし、一緒にいて楽だし、不思議な感じなんだぁ。

 町の仕事がまわってきたときは「げげげ~」と思ったけれど、王子とハマちゃんいわく、「そんなに大変じゃなかったね。きっと最初は何をやっていいのか分からなかったから大変に感じたんだね。」とのこと。なので次の役の人にはまずそれを伝えようとみんなで誓った。だって、みんな本音はやりたくないもの、だから少しでも気持ちの負担が軽くなるように引継ぎすることは大事だと思う。
それでも「げげげ~」と思った先には、もれなくこんな楽しいおまけが付いてくるんだから、
町の仕事やらない手はないねと、次の人にそう伝えよう。

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2013年3月15日 (金)

うめ~

 ぽかぽかな日。桜のつぼみも一気に膨らみそう。五条川の並木道は、もううっすらピンクがかってる。またあの季節がやってくるんだわ。日本人でよかった~って思う。

お昼にはちびっ子たちが来てくれて、陽だまりでみんなで和んだのもよかった。2歳とか3歳の、言葉をしゃべりはじめたんだけど意思の疎通はまだ微妙な感じ、というのを久しぶりに味わう。ひとつ楽しいことを見つけると、それを何十回繰り返しても飽きない、というこの年齢ならではの特徴に、大人たちがちゃぁんと寄り添って遊んであげていたことに感動。自分なんて途中で疲れてあっかんべとかしてたというのに。(我ながら幼稚)
この子たちのなんともいえない笑顔って、やっぱりそういう環境が作ったものなのだなと、ほがらかに落ち着いている感じの子供たちを見てしみじみ思ったこと。子供ってなんでもスポンジみたく吸収するものね。優しい言葉とか温かいものをたくさん見て吸って育っている真っ最中なんだな。
そして子供たちがいるだけで、自然にこちらも笑顔になっちゃうんだから、子供の存在ってすごいよな。

夕方、王子がギターのレッスンから帰ってくるなり、「マジで難しい~~。いろんなところに意識を働かせないとダメなんだよーフラメンコギターって」と言っていて、自分のフラメンコに対する思いとまったく一緒だったので「わかるよわかるよーその気持ちー」って感じ。
フラメンコってそもそも、日本の民謡みたいなもので、昔からその地に根付いているものとか魂とか、きっとそういうものだから、そう簡単に習得できるものじゃないと思う。自分の踊りがどことなく盆踊り風になってしまうのも無理ないと思う。(などと言ってるから進歩しないんだけど)
カタチももちろんのこと、そ土地の文化とか歴史とかそういう深いところから責めていくこともたぶん大事なんだろうな。この間、バルで酔っ払ってたおじさんに、「まずスペインに行って来い」と言われたのはたぶんそういうことなんだろうな。
最近、「たかが習い事」っていう域をちょっと越えつつある我ら。やっぱり好きということか。

 晩ごはんの仕度をしていたら、最近の野菜と鶏の胸肉ばかりの私のゴハンに、なんとなく不満があるみたいだったから、いつもの胸肉を薄くたたいてわらじみたいにでっかく伸ばして衣つけて揚げてみた。ミラノ風カツレツみたいに。
「これでどーだ!」とばかりに出したら「うめ~!」と一言。
そりゃそうだ。この胸肉は、自家製の醤油麹で下味つけてるのさ。しかもいったん揚げたあとオーブンで仕上げているので余分な油が落ちてカリっとしかもヘルシーになっているのだ。
な~んて仕掛けをしてあることなんて気づかないと思うけど、「うめ~」でよかったよ。
最近みょうに体のことを気にするようになった王子なので、私なりの協力の仕方だったりするのだ。でも協力してるとは絶対に言わないよーだ。











 

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2013年3月14日 (木)

適度がいい

 朝いちばんで仕入れして、そのあとフラメンコへ。
春の嵐に吹き飛ばされそうになりながらもマフラーをほっかむりして走って向かう。それにしても、さ、さ、寒いっ。梅の花がちらほらする中を分厚いコート着て歩く人たちの風景というのもなんだか不思議な感じがする。春、どこ行っちゃったんだぁ。

 今日のレッスン、この間のギター合わせのときの自分の反省点をすべて師匠が見抜いていたのですごい!と思いつつもヤバイとも。
私の、「ほんとうはもっとこうしたいのだけど、それがうまく表現できない」というその気持ち、全部伝わっていた。
ではどうしたらいいか、というポイントを今日はいくつか教えていただいたのだけど、これがまたむずかしい、、、。
でも今の自分に一番必要なのは“呼吸”というのは分かった。“今”という瞬間を地に降ろしてくることだと思っているんだけど、、、私が一番苦手とする作業だ。
これって、踊りの奥にあるもっと深いテーマのように思う。でも基本だ。
ううむ。「もっと踊れるようになりたい」と思えば思うほど、そのものの壁の高さを思い知る。
レッスンの終わりに師匠に「踊っていてもなんだか腑に落ちない感じがして、すごく気持ちが悪いんです、、、」と言ったら、「いいね」とひとこと言われた。いいねって、、、。
早くその先にある風景を見てみたいものだな。

 帰ってきて気持ち切り替えて仕込み。この切り替えスイッチ押すたびに、なんだか夢から覚めちゃうみたいな切ない気持ちになるのだけど、ここはエイっと気合いを入れてポチっと押してやる。
しばらくすればお一人様の世界にずっぽりと浸かっているのだから、スイッチはさっさと押したほうがいいということなんだろうけど。
 それにしても、料理以外に自分がやりたいと思うことがあってよかったとこういうとき思う。それがあるから料理する普段の自分を客観的に見られるわけで。とことんオタクになることは視野は広がるので楽しいけれどココロは狭くなりそうだ。どうやら自分は、適度に広~く、適度に浅~くのほうがいいみたいだ。

 

 


 

 

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2013年3月13日 (水)

ぐぐっと広がる

 初めてのパンの体験教室に参加。スリジェのリエさんのところへ。
今まで自己流でしかなかったパン作りの世界を広げるための絶好のチャンス。
「学びたい」とか「もっと知りたい」とかって気持ちがまだ自分の中にあるだなんて。いいぞ~私。
この気持ちがフレッシュなうちに行動すべしだわ~とばかりに張り切って出かけた。

 今まで触ったことのないようなぷるんぷるんのパン生地に感激。この感触、味わえただけでも今日来た甲斐があったってもん。
そして何より、人から何かを教わるというのは、その人の歩んできた人生とか積んできた経験とかを分けてもらっているような感覚なのだ。リエさんの人生のかけらをおすそ分けしてもらっているような。これってものすごいことだし、お得だと思う。本やインターネットの中では決して得ることのできないココロの体験なのだ。初めて習うパン作りを彼女から学ぶことができてほんとによかった。
 一緒に参加していた妊婦さんとそのお母さんとも仲良くなっていろいろおしゃべりしたのもよかった。一緒の時間を共有することでココロはほぐれるので、こういう経験が普段なかなかない自分にとっては貴重。子供の頃って、きっとこうやって友達を作っていったんだろうな。一緒に遊んだり、同じ時間を過ごしたり、もうそれだけで友達になっちゃう、みたいな。友達作りに理屈なんてないんだな。
 リエさんの技を盗むべきのぞんだ今日の体験だったんだけど、出来上がったパンはなんとも不恰好で思わず笑ってしまった。だって誰よりもへたくそなんだもの。でもその分、押さえるべきポイントがいくつか見えてきた。

その、何かが分かってむずむずする気持ちをなんとかせねばと、帰ってきてさっそく家にある材料で復習する。強力粉とイーストだけはあるのでなんとかなると思って。
どのへんまで生地を練ったらいいのかとか、発酵の感じとか、さっき見てきた感覚を頼りにやってみたら、今まで作ったパンの中でいちばん上手くできた。リエさーん、ありがとう~。
世界がぐぐっと広がるこの瞬間。こういう瞬間をこれからもいくつも味わっていきたいものだな~。

 その感動を王子にいち早く伝えたかったんだけど、今夜は仕事でまだ帰ってこないのよね。風が窓を押す音とか壁がきしむ音とかが、ちょっと不気味で怖い。早く帰ってきてー。

 家の中はまだパンの匂いでいっぱい。不思議な夜。

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2013年3月12日 (火)

ひだまり

 ここ最近、自分の中で韓国ブームが起きているので朝から韓国メシの仕込み。作りながら思うのは、韓国のゴハンって野菜が中心ってこと。春の青野菜が出回るこのシーズンは、これらをナムルにすると最高。チャプチェも自分で作ると野菜をいっぱい入れられるし。自分で料理する醍醐味ってこういうところにあると思う。
それにしても、塩で素材の旨みを引き出すというシンプルな味付けの韓国ゴハンの基本は、この塩の量がすべてだ。唐辛子とかゴマ油はあくまでも香り付け。簡単そうだけど、これって一番むずかしい。

 今日は久しぶりに王子のスーツ姿を見て、思わず「お父さ~ん」と呼んでみたくなったり、陽だまりで寝転んでいたらそっと毛布をかけてくれて、「お母さんありがと~」って気持ちになったり、ひとり何役もこなす彼は大変だろうな~と思いつつもそこに甘える自分がしっかりといることを確認。自分が唯一安心できる場所はいくつになっても両親の温もりの中にあるということ。
きっと自分のパートナーの中にも無意識に似たような匂いを探しているのだろうな。ココロの仕組みはおもしろい。

 夜はひたすら王子の仕事の手伝いで電線切ったり細かな内職作業。
たまたまテレビをつけたら安全地帯の特集をやっていて、昔から大ファンの王子は作業そっちのけでテレビに釘付け。
歌ももちろんいいけど、玉置浩二さんが歳とともにいろんな意味でどんどん若返っているのがすごいと思った。ど派手な化粧をして歌っていたあの頃のほうが、今より全然落ち着いて見えた。
こういう歳を逆行する生き方をしている人を久しぶりに見た。常に刺激を求めながら生きてく人なのだろうけど、そこについていく人もそれなりの人じゃないとその役はできないと思った。玉置浩二さんのすごさより、なぜか青田典子さんを尊敬したい気持ちになった。



 

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2013年3月11日 (月)

いろいろ

 冬に逆戻りしたかのような寒さの中、庭の草むしりから一日が始まる。月曜日の朝は背筋がしゃんとして自然と気合いが入る。週のスタートって結構大事。

 今日は料理三昧。一日のほとんどをキッチンで過ごすこの感じにも慣れてきた。がんばるぞー!ではなく、楽しむぞー!で乗り切るのがポイント。なのでさほど疲れはない。
美味しいもの食べると誰でも笑顔がこぼれるもの、その仕掛けをこの自分がさせてもらえるのだと思うと、こんな楽しい仕事はないよなぁ。ありがたいことだ。

 王子もまた新たな仕事が入ってきたようで朝から張り切っていた。サラリーマンだった頃と今とでは、生活パターンも仕事に対する思いとかもまったく違うと思うのだけど、ここ最近少しずつまたキラキラをとり戻してきたようにみえる。先々のことを考えると不安なこともいっぱいあるんだけど、以前より輝いて見えるのは気のせい?!何より、どんどん健康になっていく人を隣で見ているのは嬉しきこと。
本人いわく、「金はないけどストレスがなくなった」とのことだ。ううむ、すごくびみょうです、、、。
でもサバイバル人生の基本だと思うので、この感じを楽しんだほうがいいんだろうね~。

 夜は大好きなお客さんがご夫婦でいらしてくれて、ご主人のお誕生日のお祝いメニュー。
ラムを焼いたりケーキを作ったり。このふたりの間に自分のゴハンが寄り添えることが何より嬉しい。ゴハンってそういう位置にあるものだと思う。主張せず、ただただそこに寄り添うものというような。

 そういえば今日で震災から丸2年。いろんな気持ちでこの日を迎えたけれど、やっぱりそう簡単に言葉にできるものじゃない。
普通に生きて普通に生活できているこの自分にできることといえば、あの日を決して忘れてはいけないということと、その中で今を精一杯生きぬくことだと。命ある者の使命は、これしかないのかも。

 

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2013年3月10日 (日)

工作の時間だよ

 日曜日だけど早起きして、今日は遠出。眠い目をこするタクミを起こし、おむすび持っていざ出発。昨日とは打って変わって外は冷たい風がびゅーびゅー。冬に逆戻りしたみたい。

 車で1時間半。向かった先はとあるガラス工房。王子が前々から興味を持っていたガラス細工の体験レッスンに参加。なんでも器用にこなしてしまう王子は初めてにも関わらず、先生に教わるより先にもくもくとひとり作業をすすめていた。「別に体験なんかしなくたって出来るじゃん」って私が言ったら、「工作することよりもこの工房の置いてある道具とか機材を見てみたかったんだよ」とのこと。さすが見るところが違うのね~という感じ。
 タクミも几帳面な性格がよく出てるすばらしい作品を完成させ、ぶきっちょな私のほうはなんともいえない味わいのある(良くいえば)作品に。王子はもちろんプロ並。
 それにしても作品を作っている間の、ひとりひとりが自分の世界で集中していたあの時間はなんともいえなかったな。無心で何かに取り組むってなかなかできないし、しかも3人で同じ経験ができるなんてなかなかないこと。不思議と、スポーツとか体動かすほうとかに行かないというのがまた自分たちっぽい。もの作りは楽しいな~という原点を見た気がした。
王子の昔からのテーマである“光”っていうものに“ガラス”の世界っていうのは近いと思うし、またひとつ彼の中で新たな分野を開拓するためのきっかけになったら嬉しい。
もの作りはココロを豊かにしてくれる。自分だけの大好きな世界にずっぽり浸かれる贅沢時間だ。これからの人生、こういう時間はどんどん作っていきたいものだな、というのが今日の感想。

夜はタクミのリクエストで奴の誕生会。4日遅れだけど。
奴の好きなチョコレートケーキを焼いてロウソクたててハッピーバースデー歌った。いくつになってもこういうことはしてあげたいと思う。肝心のロウソクを、タクミが吹き消す前に王子がふっと消しちゃったというオチもちゃんとついている思い出に残る記念日になりました。タクミ13歳。

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2013年3月 9日 (土)

ダメじゃん、でも楽しい

 フラメンコのギター合わせ。ギタリストが王子の師匠ということもあり、王子も見学で参加。ダメダメな自分の踊りを王子に見守られながらのヒヤヒヤのレッスンであった。
今日は歌い手さんもいらっしゃって、これぞ本場!という感じ。しかし、フラメンコ本来の「歌が主役、その次がギター、踊りはそれに合わせる」というのの真逆をいっていた自分。すっかりこのへなちょこな踊りに付き合わせてしまったというふう、、、とほほ。
でもやっぱり楽しい!とにかくこのスペインの匂いが好き。
好きが大きくなればなるほど、もっと踊れるようになりたいって気持ちが膨らむので、この素直な気持ち大事にしようと思う。
見学していた王子が我が子を見守るような目で見てくれていたのがありがたかった。思わず「お父さ~ん」って呼びそうになったもん。
でもそのあと、ダメ出し沢山もらって、一気に現実に。嬉しいけどね。
いつか絶対、王子のギターで踊るんだ!という夢を膨らませながら。

 そのあとタクミと合流し、ホームセンターに行ったり、店の買い物したり。花粉症のタクミがうさぎみたいな目をしていたのがかわいそうだった。親としてはこういうとき代わってあげたいと思うんだけど、こればかりはなんともならない。早くこの時期が過ぎるといいな。

 帰ってきて、さくっと仕込みして、夜の街に繰り出すぞ計画。電車で名駅へ。
バルでワインとタパスをつまんで、そのあと韓国メシ屋にハシゴ。酔っ払いふたりを前に、タクミはノンアルで付き合ってくれた。どっちが大人なんだか、、、。
相変わらずダメ母ちゃんだと思うけど、タクミと手をつないで歩いた夜の街はすごく楽しかったし絶対忘れないよ。母ちゃんでいさせてくれてありがとう。

 

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2013年3月 8日 (金)

元気のもと

 太陽みたいなお客さんたちが来てくれて、なんだか分からないうちに元気100倍に。照らしてもらったんだわと思いつつ、そういう光は無条件に人を幸せにするものなんだなぁとしみじみ思った。誰かを幸せにするんじゃなくて、まずこの自分が幸せでいなくちゃいけないっていう順番のもとに。

 それにしても今日も暖かかった。庭に埋めた球根たちがいっせいに芽を出している姿がかわいかった。もう何を埋めたかも覚えていないのだけど、彼らはちゃんと冬の間も冷たい土の中でちゃんと息していたのよね。すごいことだ。
こういうことにいちいち感動している自分も、なかなかいいものだと最近思う。昔はそんな余裕もなかったし、いろんな感動を見落としてきちゃったと思う。その見落としたものたちを今、この歳になって一個一個拾ってあげてる感じがする。ココロのお部屋は歳とともに広がるようにできているんだな。
イケイケだった頃は目に見える世界を広げることはできたけど、内側の世界はすごく狭かったと思う。とりあえずそれも経験できた自分はよかった。

 夕方は久々にななちゃんとなっちゃんに会えてよかった。この仕事してよかったと思うのは、その人が元気でいてくれるだけでよくて、それを確認できる場所があるということ。
昔から、自分から出向くというのがなかなかできないので、とにかく誰かが来てくれることが嬉しくてたまらないのだ。だからその気持ちを自分の場合はゴハンにのせる。我ながらそういうところは不器用なんだけど、自分が唯一できることってこれくらいしかない。
ふたりに会えてまたしても元気100倍に。

夜は王子の仕事の手伝い。私の苦手とする細かな手作業だ。でもここは慎重に丁寧にやらねば。緊張する~。
今はまだ、王子も私も別々の世界の仕事をしているけれど(生活のため)、近い将来、一緒の世界でやっていきたいというのが密かな目標だったりする。

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2013年3月 7日 (木)

梅が咲いたよ

 梅の花が咲いていた。日々、春めいてきてるなぁ。
朝いちばんでフラメンコへ。発表会まであと少しだというのに不安な部分いっぱい。師匠の愛のスパルタもいつも以上に熱が入ってる。そんな中、なかなか進歩しない自分はとうとう師匠から、「これが出来なかったらお仕置きよ!」と言われた。お仕置きって、、、。
師匠のこういうところ好きだなぁ、、、とか言ってる場合じゃなくて。でもそういうその人の本質っぽい部分を垣間見る瞬間って毎回なんともいえない。
 とりあえずここまでくると、手の角度がこうとか、足の位置がどうとか、っていう部分を直すよりも、自分がどんな気持ちで舞台に立つか、ってことのほうが大事なような気がする。どうせだったら楽しく気分よく踊りたいもの。そのためには今何をしたらいいのか、これが今日の課題だった。
昔っからテンポが先走ってしまう傾向にある自分は、以前師匠から「落ち着きのない性格そのものよ」みたいなことを言われて思わず納得したものであったが、今日はひとこと「呼吸して!」と言われて、そこにすべてがあると思った。はっと我に返った瞬間であった。そうか、今まで呼吸していなかったんだ。今さらながらものすごいことに気づいてしまった。師匠、ありがとうございま~す、という感じ。またひとつ課題が出来た。
それにしても課題ってどこまでいっても尽きないものなのねぇ。

 夜は仕事に出かけた王子を待ちながら明日の仕込みをしたり晩ごはんの仕度をしたり。フラメンコの後はなかなかいつものモードに戻れなくて「仕事しなきゃいけないんだけど、気分がのらな~い、、、でもやらないと落ち着かな~い、、、」みたいな感じでダラダラしたまま時間ばかりが過ぎていくのだけど。とりあえずそのダラダラのまんまキッチンに入ってみるのよね、これがまた面白いくらいにサクサクとはかどるから不思議。自分が水を得た魚みたいになるんだと思う。
こういうとき、やっぱり自分にはここしかないんだなぁと思ったりするわけです。

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2013年3月 6日 (水)

春を見つける

 お互いに「こうする!」と約束していたことを、いつも直前になってドタキャンする王子に「またか」と思いつつ、キャンセルするくらいだったら最初から約束なんかしないでよと、小さく反発。
タイミングの悪さなのかも知れないけど、おそらく最初から彼の中では決めてなんていなかったのだ。決めていないからいつも尻すぼまりな感じに終わるのだ。決められない理由があったにせよ(たぶん彼なりの理由があるのだと思うけど)、頭ん中でどんどんイメージ膨らませてワクワクしていた自分としては、いつもこの変なタイミングでガクっとなるのよね。
もぉ~くやしいったらありゃしない、この私のワクワクを返してよ~、ってなる。

 いつまでも腹を立てていてもしかたないので、庭の草むしり。
風の感じはもうすっかり春。冬の間、裸になってた木々の枝に新芽を見つけ嬉しくなる。みんなちゃんと生きてるのね~。これも、こういう感動を味わえる歳になったということ。歳をとるって悪いことばかりじゃないんだな。自然との距離がどんどん近くなるような、自然と一体になっていくような。しかもそういうことを感じるセンサーがどんどん敏感になっていくような。いいこともたくさんあるじゃん。
 そういえば、今日来てくれたお客さんがご自身の畑の話をしてくださって、これから暖かくなるにつれて、畑作業もどんどん忙しくなるのよ~と、なんだか楽しそうに言ってた。その笑顔のなんともいえないこと。土に触れる生活、いいな~。数年後、自分もその分野を開拓していこうと、実は密かに思っていたりするんだけど、、、。やっぱり人間、行き着くところはそこでしょ。

 今日は買い物にも行っていないので(王子と気まずくなったのでアッシーを頼めなかった)
冷蔵庫にあるもので晩ごはん。
炒り豆腐とか、おひたしとか、肉なしの肉じゃがとか野菜ばっかりのごはん。育ち盛り(?!)の王子に申し訳ないなと思いつつも、「美味しいね」と言ってもらいひと安心。「美味しいね」は幸せの言葉の最上級だ。

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2013年3月 5日 (火)

ゆるゆると

 まゆちゃんの絵本セラピーに参加。かつてカウンセラーを目指して机を並べていた仲間が、今こうしてセラピストとして世に出て活動してるってすごいなぁと思う。すごいなぁと思いつつも、いつものまゆちゃんがちゃんとそこにいたので、気持ちはどこか安心するのであった。りえちゃんとかヒロちゃんに対しても同じことを感じたけど、すごい人って雲の上に行っちゃうのではなくて、いつも地に降りて来てくれる人だと。自分たちと同じ目線で考えたり思ってくれたりする人なのだと。最近思うのは、すごい人っていうのは普通に日常に紛れている人なのだと。オーラとか出してる人じゃなく。
まゆちゃんもまったくその通りで、彼女の、「みんなの空気をゆるっとさせて和ませてくれる」いつもの大好きな感じだった。
 そんな中、今日いちばんに感じたのは絵本の力というもの。子供の頃何気なく読んでいた絵本の中には実はものすご~く深い意味があったり、メッセージが込められていただなんて、考えてもいなかった。あのシンプルで短い言葉の中に込められた著者の想いみたいなものに、今日は何度も心打たれた。自分の子供時代と重ねてみたり、息子たちを想ってみたり、気持ちは常に揺れていた。絵本の力ってすごい。
そして今日はちょうど、小さいお子さんを連れたママたちも参加していて、その子供たちがお母さんに本当に心から愛されているという絵をずっと近くで見ていたので、自分の過去と重なったりしてなんともいえない気持ちになった。
明日のごはんのためだけに毎日必死で働いてたあの時代は、子供たちに絵本なんて読んであげる時間も心の余裕もなかった。そんな息子たちとも離れ離れになってしまったこととか、自分にとっては過去を振り返る時間にもなった。そこで落ち込むとかっていうのではなくて、こんな時代もあったのだと、ただ歩いてきた道を振り返ってみたということ。
絵本は親と子の絆を結ぶようなものでもあるし、母の愛そのもののような気がした。
そういうことをいろいろ感じてお腹いっぱい、心は破裂しそう。
 そして今日はなにより、まゆちゃん邸におじゃまさせてもらえたことがよかった。彼女の家族がそこにあることとか、壁に貼ってあった子供の書いた字とか学校のプリントとか、いつも使っている台所とか、そういうのを見ると胸がきゅんとなる。お母さんのまゆちゃんがそこにいたから。
 こういうのに弱い私は、帰ってきてからもしばらく動けず何もできず固まっていた。ヨガのあととか、カウンセリング受けたあととかに来る感じと一緒。

 ぼうっとしたまま明日の仕込みに取り掛かる。動いてしまえば今が戻ってくる。
そういえば、あれからずっと息子たちのことばかり考えてる。みんな元気でいるのかな。

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2013年3月 4日 (月)

夜もいいもんだ 

 晩ごはん食べて寝っころがっていたら「ピンポーン」と鳴る。誰かと思って出てみるとマルガリータさんだった。(うちのお店のマルガリータを気に入ってくださっているお客さん) 久しぶりの挨拶を交わし、まずはいつもどおりマルガリータから始まった。王子がリズミカルに振るシャイカーの音が夜の店内に心地よく響いてた。
 相変わらずいろいろとお忙しくされているマルガリータさんであるが、元気なお顔を拝見できたことがなにより。いろんな意味で正体を明かさない方なので、謎な部分を沢山秘めていらっしゃるんだけど、それがまたマルガリータさんの魅力でもある。大きなお仕事をされている方だと思うんだけど、あえてそういう雰囲気を出さないようにしているところとか。夜の酒場って、その人がその人になれる場所なんだと思うな。その人がどれだけ偉いとかすごいとか、ここでは無意味なことで、酒の前では人はみな素直になる。などと、酒飲みの気持ちがよ~く分かったりするのは、自分がまさにそうだから。
 マルガリータさんの壮絶な人生を支え、なんとかここまで生きてこれたのは、酒があったから というのも、酒飲みの自分にだから分かることで。ときには酒に呑まれてもみたいし、めちゃくちゃやってみたくもなるし、平坦には生きられない人間にとっては必要な精神安定剤みたいなものだ。
そのへんの話ができたのもなによりだった。きれいじゃないものを沢山見たり経験したりしてきた人間にしか分からないギリギリラインの話。いろんな意味でスリル満点な夜だった。人生の先輩のこういう話を聴くことができる幸せはなにものにも変えがたい。楽しい夜だった。

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2013年3月 3日 (日)

日曜日の朝

 朝からステレオがんがんに鳴らす王子。いったいどうした?と思いつつ、今彼の中で何かが起きているということなので静かに見守ることに。
そんながんがん音響の中、タクミはまだまだ夢ん中、自分はキッチンで仕込みしたり、、、それぞれの朝を過ごす。

 午後から店の買い物に出たり、日曜恒例のホームセンターめぐりをし、王子の工具欲を満たす。タクミはまるで王子の手下みたいに、彼の言うことならなんでもきいて動くので、見ていておもしろい。このひたりの関係ってなんだろな。
買い物にものすごく時間がかかる王子の後ろに黙ってついていくところとか、私だったらすぐに飽きてひとりでどこか行っちゃうのに、タクミは偉いなぁと思う。子供は親の分身なんかじゃないんだなぁ。ひとりひとりが人格を持ち、ひとりひとりで今をちゃんと生きてる。すごいことだ。

夕方から、ずっとやりたいと思っていた“断捨離。王子の服編”を実施。どの部屋にも落ちている(この表現がぴったり)王子の服、とりあえずひとつにまとめて、いるものといらないものに分けてみることに。もちろん王子本人が仕分けするので私は黙っていたけれど。でもしばらくして見にいくと、ちっとも仕分けされていなくてびっくり。どうやらこの人に断捨離は無理みたい。かき集めた服を、一枚一枚たたんでそのままタンスに戻しましたとさ。
全然断捨離にならなかったが、とりあえず散らばっていたものが一箇所にまとまったので、よしとするかな。(びみょう)

 晩ごはんには鯛めしを炊いたりして、ひな祭りのお祝いふう。王子もタクミもものすごい勢いで飯をかっこんでいて、作ったほうとしては嬉しいかぎり。
先週一週間、インフルエンザで動けなかったというのをタクミから聞いて、病気のときに母親のいない辛さとかそういうのを息子たちはいつも味わっているんだなと思って胸が痛くなった。でもそうやってこの子たちは強くなっていかなきゃならない運命を背負ってしまったということなのだ。(母としておかした罪を死ぬまで背負い償っていくという覚悟の裏側で)
ほかの子よりも、乗り越えることが多い息子たちの人生だけど、それをかわいそうと思うのではなく、彼らなら出来る!と信じてあげるのが自分の位置なのかなと最近思うようになった。それがダメ母ちゃんに、唯一できること。

 

 
 



 

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2013年3月 2日 (土)

メロディヨガ部の日。

 ヨガ部の日。この1ヶ月いろいろあって、そのたびに自分と向き合ったりして、正直ココロは疲れきっていた。しかも完全にカラダと切り離していたので、今日やっとこのカラダに戻ってきた感覚ありだ。私のカラダさん、ほっぽらかしにしてごめんなさい、、という気持ち。

 部員は少人数ながらも、この人数ならではの濃さがあって、いつもならとりあえずカラダを動かすことから始めていくんだけど、今日は魂について語り合ったり、りえ部長からヨガって何?みたいな話を聴いたり、普段では味わえない経験をいっぱいして大大満足なヨガ部であった。
魂とか愛とか、日常の中になかなか組み込まれない言葉を今日はがんがんに表に出して真剣に話し合ってみたり。目に見えないものだからこそ感じることがむずかしいし、定義しがたいものだというのも今日感じたところ。
感じる人間によってその捉え方はみんな違うものでいいし自由であるというのも、この見えないものの正体なのかもしれないなぁと思った。目に見えているものなんて、実はすごく薄っぺらくて、この見えないものがあるからこそ、人はちゃんと生きて前に進んでいけるのだろうな。言葉にしなくとも、これらをみんなどこかで意識しながら生きてるのだと。
 そんな話を部員たちとゴハン食べながら語り合えたのもよかった。ヨガ部、熱いな~。一ヶ月に一度のこの活動、「いろんな意味でのメンテナンス&また1ヶ月頑張るべ」に通ずるものなので、もう欠かせな~いって感じ。もはや、自分が自分のままでいいんだ!って確認できる場所みたくなってる!

 帰り道に王子が「俺、もっと自分を癒してあげようと思った!」と何かがぴっかーんとひらめいたように言うので、何をするのかと思えば、そのあと好きな電気屋をめぐり電化製品を買い、東急ハンズで工作の道具を買いまくり、タワレコでCDを買いまくり、大好きなシュウマイを山ほど買ったりして、散財しまくっていた。どうやら王子を満たす唯一の方法はお金をつかう ということだったらしい。人それぞれなので文句は言えないし、その気持ちも実はすご~くよく分かるのでなんとも言えないけど、今の私としてはすごくビミョウ~。まぁ王子の気持ちが埋まればいいことなので、静かにしてようっと。
それにしてもヨガのあとの王子の行動にはいつも驚かされる。いろんな意味でものすごくシンプルにできている人なんだろうな。

 夜は久々にタクミ登場。またすこし背が伸びていた。
パジャマに着替えるとき、着ていた服をきちんとたたんで部屋のすみっこに重ねて置いているのを見て、「こいつ、ちゃんと成長してる」って、胸がきゅんとなった。


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2013年3月 1日 (金)

うれし楽し

 今日いちばん嬉しかったこと。過去にどこかでニコ弁を食べたというお客さんが、(ニコ弁を注文したのはその方のお友達)その味を覚えていてくれて、今日初めて店に来てくださったこと。
ニコ弁がそうやって自分の手もとから離れて、知らないところで誰かのココロに寄り添っていたということが何よりも嬉しい。これからもそういうゴハンを作っていこう。
地道にコツコツやっていればいいこともあるものなんだな。神さまありがとう~。

 夕方から王子のギターレッスンの見学&そのあとレッスン室の下のバルで飲む作戦。ここのところいろいろバタバタしていてほとんど練習できていなかった王子の冷や汗もんのレッスンをドキドキしながら見守る。ギターの音よりも「じゃじゃじゃーん」とか言いながらやっている本人の声のほうがよく響いているという不思議な演奏法だった。
先生のお手本演奏にしびれまくり。もうこれを味わえただけでもここに来たかいがあったってもん。
 でもこの偉大なる先生、レッスンのあとに一緒に飲んだりしゃべったりしているときは、ぜんぜんプロっぽいオーラとか出していなくて、気のいい優しいおじさまという感じ。生徒さん(ほとんどが還暦以上のおじさま)にどんだけいじられてもにこやかに交わす先生はさすが。先生の周りにはいつも穏やか~な空気が漂っていてその温かい人柄がにじみ出てるんだよね。ほんとにいい人に出会えたと、王子も言ってるくらいだ。

 そして!今日もレッスン室の真下にある酒場は、昭和の演歌で盛り上がっていた。(いちおスペインバル)
そのうち歌詞カードが配られるんじゃ、と思うくらい店の中は歌声喫茶状態。そんな中、ぺーぺーの自分たちもそこに混ぜてもらい、おじさまたちのギターに合わせてみんなで演歌を口ずさんだりしたのもよかった。こういう楽しみ方もあるんだなぁと人生の先輩たちから教わったよう。
みんないい感じに酔っ払って、「見上~げてごらん~、、」とかって九ちゃんの歌をしっかりと合唱したあとに、「なんかしんみりしてきた~」と言い合う感じも最高。
還暦過ぎてもこういう楽しみを知っている人たちは得だなぁと思った。人生楽しんだもん勝ちとはよく言ったものだな。しかしみなさんフラメンコギターを習いにきているというのに、店内は演歌一色だったのにも笑える~。

 帰ってきて明日のためにちょこっとだけ仕込み。ほんとにちょこっと。
どんなに酔っ払っていてもこういう部分は欠かさない自分、これも明日の自分を楽しくするための工夫なのだ。

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