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2013年2月20日 (水)

家出する?!の巻

 「どうなるんだ~」と考え込んでいても仕方がないので、ランチの仕事を終えて新幹線に飛び乗る。とりあえず健康的な場所に身をおくために。
 というのも、昨日から京の都から姫(王子の母上)が来ていて、嫁でもない居候の自分の位置としては、なんとなく居づらいのだ。かつて、いろいろなことがあったし、衝突もしたし、そのたびに考えさせられることもたくさんあったけど、結果としては今もまだ解決せず、、、という感じ。自分の中の大きな課題としていつも抱えてはいることだけど、今となれば、その抱えることさえもしんどくなっちゃった というのが正直な気持ち。
20代、30代の若さがあったら、乗り越えようとしたり歩み寄ったり(これは何度も試みた)する元気も残っているんだろうけど、もう無理だ。チャレンジしようとするだびに空しくなるだけだ。
王子には申し訳ないけれど、プチ家出。自分が苦しくない場所に移動する業も必要だと思うし、なにより、この自分さえいなければ王子と姫の間にある障害物がひとつなくなるわけだから。
姫や王子がいろいろ気をつかってくれていること自体がもう痛いし苦しいんだよね。自分さえいなけりゃスムーズにいくものを。

 というわけで、向かうは千葉の両親のところ。
ここ数年帰っていないし、親不孝ばかりしてきた自分としては、実家といえどなかなか立ち寄りずらい場所なのであるが、こんな自分でさえも、このときばかりは父ちゃんや母ちゃんが恋しくなる。なんだろうな、この感覚。優しくしてもらえる場所に行きたくなるの。
それってやっぱり自分のことを一番理解してくれている人たちのところなんだよね。

 いきなり帰ってきた娘に驚くふうでもなく、子供の頃から見てきた父ちゃんと母ちゃんがそのままいた。夜は久々に父と酒を飲み、母の卵焼きを食べ、布団を敷いてもらい、温かい風呂もできていて、至れり尽くせり。「そんなに頑張らなくてもいいじゃん」って言われているみたいな空間がここにはあるし、「許されている」っていうのを肌で感じる場所。実家はいいな~と、この歳になって初めて感じた。この歳になっても甘えてもいいんだな。甘えられる親がいることにも感謝だなぁ。
それにしても父ももう足が悪くて歩くのがやっと。母は20年くらい前に入れた人工関節の寿命がそろそろということでびっこをひいている。ふたりとも80を目前に体は小さくなりつつあるけれど、まだまだ魂は元気。なぜならば、子供の頃からずっと見てきたふたりのケンカ風景は、今もまだ健在だったのだ。こんな歳にまでなって本気で言い争いできるなんて、元気がなきゃできないこと。子供の頃は、これが本当に嫌で何度も家出しようかと思ったけれど、今はただの傍観者のひとりとして見ていられる。夫婦に理屈はないんだなぁと、ふたりを見ていると思う。

 今回いろんな意味で、癒されたかったんだと思う。
相変わらず、ゴハンを食べ終わるとさっさと片付けていなくなっちゃう母、その間に空いた皿をこまめに洗う父、この風景も昔のまんま。みんな自分の好きなようにするし、相手に気を遣うことなんかしないし、ある意味ここは、ひとりひとりが自由でいられる場所なんだな。子供のときは気づかなかったけど。
このふたりの要素を半分ずつもらったのがこの自分なんだと、今になってなんとなく分かる。
今夜はゆっくり寝られそう。

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