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2012年11月17日 (土)

原始的~

 夕べは午前様だった王子。聞いてみると、隣で飲んでいた友人が途中から具合が悪くなって、心配だったのでその彼の家の最寄駅まで付き添ったとのこと。なので、王子はかなりの遠回りに。彼らしい。
それならそれで、電話の一本ぐらいおくれよと思いつつも、こういうことができる彼をやっぱり尊敬する。だから何も言えなかった。 
このなんともいえない優しさが、王子なんだよな。お父さんみたいな、お母さんみたいな、懐の深い温かさみたいなの。

 今日は一日雨。グレーな色に包まれ、気持ちは引きこもりがち。そんな中、仕入れに行ったり仕込みをしたりして自分の中をいつものモードに戻してゆく。
かなり曖昧な感じでやっていた自分のゴハンを作るという作業も、2年目にしてようやく少しずつ「仕事」として自分の中で確立されてきた感じ。相変わらずちっとも儲からないが、(儲からなくとも仕事といえることにも気づいたし)そもそも儲かることを先に目的としたら自分の中の何かが崩れてきてしまうということも。これを甘いと指摘する人は多くいると思うけどこれが私のやり方だから仕方ない。自分が楽でいられるほうがいい。相変わらず甘ちゃんである。
ならば、そういう自分がいったい何のためにこの仕事をを選んだのか、ということにも向き合えた2年間だった。
 2年経った今思うことは、誰かのココロに寄り添えるようなゴハンを作ることが私の使命であるということ。使命っていうくらいなので「つべこべ言わずにやるしかないじゃんっ!」ってノリに近い。そんな中で、とりあえず自分は今日のゴハンさえ食べられればいい、というレベル。
 そりゃぁ、お金はないよりあったほうが広がる部分も多いので、あったに越したことはないが、仕事が使命というものに変わった瞬間、そういう欲みたいなものもはるかに越えるくらいの強いパワーが自分の中で生まれたのはたしか。
 現時点の私は、こんなふうに思っているけれど、この先どうなるかは正直分からない。
でも今までもそうしてきたように、これからも常に自分のペースを大事にしていこうと思う。
心躍るような感覚をいつも大事にしていきたい。ワクワクがなければゴハンは作れないもの。
 そう思うとやっぱりなんでもそうだけど、「自分と向き合って自分を磨き続けることにすべてはある」ってところにたどり着くんだな。うまくできてるなぁ。

 夜は少しだけ王子の仕事を手伝うが、大雑把すぎる手作業を王子に注意され、ちっとも役に立たたず。気合い入れても入れてもこういう繊細な仕事って、自分が全部出てしまう。治そうと思ってもそう簡単には治らない悲しい部分だったりする。
私のゴハンの要素でもある「原始的な感覚」ってたぶん大きく括ったら「大雑把」ってことなるんだろうか。
これからは大雑把ではなく「原始的」という言葉を使おうっと。「ワイルドだろぉ~」に近いやつだ。

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