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2012年9月 5日 (水)

鍵盤とわたし

人から掛けてもらう言葉のひとつひとつが温かい、、、沁みるぜ~。
そこに、人の温もりがあるというだけで、こんなにも人は強くなれるものなのだ。自分が弱っているときにしか感じられないことだな。
内側にしか向いていなかった気持ちも、少しずつ外を見ようとしてる。
視界に入ってくるものを素直に受けいれていこう。怖がらずに、、、ありのままに、、、。


 今日は久しぶりに鍵盤に触れてみた。部屋の片隅にあるホコリかぶったオルガンなんだけど、ちょっとだけピアノみたいな音がする、なんちゃってピアノである。王子がずいぶん前に、「順のココロの平和のために必要だから」と言って買ってくれた。
たしかにそれはまさに“ココロの平和”のために数ヶ月に一度だけ使われるという代物である。
なにかに行き詰まったときの気持ちの捌け口として、音が必要なときがある。
母が、まだ私が小さかった頃に 「いつか大人になったとき、ピアノが弾けてよかったって思うときが必ず来るから」と言っていたその通りになっているというのがすごいところ。
練習が死ぬほどイヤで何度も投げ出して音楽なんて大嫌いになったこともあったけれど、あれから30年以上経って、ようやく母の言っていた意味が分かる自分がいる。音楽やっててよかった~。母ちゃんありがとう。

 指はもう昔みたいには動かないんだけど、ピアノってこういうものだったんだ~とか、そもそも音楽ってこうだったんだ~、、みたいに新たな発見がいっぱいなのだ。昔とは違う視点でピアノに向かう自分がいるんだよね。楽譜の上でしか音楽を知らなかった子供の私に、教えてあげたい、、、。
学生時代は、ひたすら真面目に練習するしか能がなかった私ではあるが、やっぱり音楽って、広い意味で“どんだけ遊べるか”なんだな~って思った。なんでもそうだけど、遊びがなきゃ、ただ硬いだけになってしまう。てきとうな緩さの中に、その人らしさが見えたり、そもそもそれが人を感動させるという部分なんじゃないかな。
音の波を自分の呼吸に乗せるなんて、昔はできなかったし、考えもしなかった。自分もちょっとは大人になったわっ。

それにしても、音楽、料理、、、そのほかにもいろいろやってきたけど何一つ極めていないし、極めようと思ったことなかった。
最近思うんだよね、永遠の素人でいるものいいかなって。
いつでも初心に帰れるというか、いつでも吸収できるというか、、、、。なかなかおいしい位置なんじゃないかしら。
それってただ、深めるより、幅を広げるほうが好きなだけってことかも???
ま、いっか。

 
 夜、上原ひろみさんの新しいCDをガンガンに聴いた。
あれだけ自分の世界に陶酔できるだなんて、うらやましいかぎりだ。
もっともっと自分に酔っていいんだ!となんだか訳も分からず希望が湧いてきた。
そういうのを感じさせる彼女の演奏、生き方、かっこよすぎ~。





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