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2012年9月18日 (火)

お外の空気を吸いに

 ひとりじゃどこにも行けない&何もできない私のことをなんでも知っているまゆちゃんが、デートに誘ってくれた。
雨は降ったりやんだり、鉛色の空ではあったが、ココロはなぜか晴れやかであった。いつも忙しい彼女とこうしてスケジュールが合うのもなかなかないことだったし、ここ最近、気をつかうことの多かった日常だったので、自分が楽チンでいられる空気が必要だった。

 彼女が下調べしておいてくれた郡上のオーガニックカフェで昼食をとる。オーガニックを徹底しているという奥さんの心のこもった手料理に心と体がよろこんだ。オーガニックのごはんって、「体に沁みる」っていう表現がぴったりだと思う。淡いんだけど、ぼやけてなくて、素材の味がちゃんと主張している。
「これを食べるようになって、体だけではなくて、自分自身がどんどん改善されていった」というオーナーさんのリアルな話には感動した。
 それにしても、周りは山と田んぼと畑しかなくて、夜なんてたぶん街灯もなくて真っ暗になっちゃうような場所にあるお店なんだけど、私の憧れている絵そのものだったので夢がちょっとだけ近く具体的になった気がした。私もいつか必ず自然の中でメロディ食堂開くんだぁ~。

 そのあと、日本一有名だという食品サンプルの工房で天ぷらを作るという体験をする。これもまたまゆちゃんがいろいろ事前に手配して申し込んでくれていた。いたれりつくせりである。
ふたりして、衣たっぷりのメタボな海老天を作り上げ大満足。奥の工房では本物と見分けがつかないくらいのステーキとかラーメンととかが展示してあって、まさに「これ見ながら白メシ2杯はいけそう!」というくらいの精巧な作り。さすが日本一だ。


 まゆちゃんの頼もしい運転のもと、おしゃべりしながら帰ってくる。楽しい時間の短さをしみじみと感じる。
夕方のなんとなく淋しくなる時間帯と相俟って、名残惜しさもひとしお。
雨にぬれた山々とか、それをうっすらと霧のように包む雲とか、自然いっぱいのところでカフェを営むご夫妻の笑顔とか、おそらく私たちと同年代であろう食品サンプルで働く親しみあるお姉さんとか、なんにもできない自分を外の環境に連れ出してくれたまゆちゃんとか、、、
一日のかけらがいっぱいで気持ちもいっぱい。
たまにこうして外の空気を吸うことって大事なんだな。


 夕方、王子が家にいて、昨日の「遠まわしパターンの人」に会って話をしたとの報告を聞く。
こちらが歩み寄ろうとしたら、逆に向こうは反対方向を見てに遠ざかってしまったという。いろんな人がいるなあ。
いつもだったら、そこで怒りまくるに違いない自分であるが、今日はとても冷静だった。山とか雲とか空とか見てきたあとというのは、なぜかそういう気持ちになるんだよな。
人と人とは仲良くなるために存在すると思うんだけど、それを自ら拒否してしまう淋しい人もいるんだなぁ。そういう人こそ、たまにこうして自然の中に身を投じてみたほうがいいと思ったことだよ。
 

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