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2012年7月 7日 (土)

心理の勉強

丸一日、心理学のワークショップに参加。
いつもと違う日常に戸惑いつつ、朝からお腹は痛くなるわ、電車に乗り遅れるわで、会場に着いたときには、すでにヘロヘロになってる自分って。
この軟弱さ、我ながら情けない。

今回のワークショップは、理論を詰め込むやり方ではなくて、実際に体感する というのが目的。ノートの上の勉強が苦手な私にとっては体で覚えるこっちのほうがだんぜん好き。
しかしながら、その体験というのが、ほんとにほんとに深くて、途中何度もゲロはきそうになるほど。人間の奥底に潜むうごめくものの正体に何度も翻弄され、もはや車酔い状態。
すごくしんどかった。だって自分の中にあるものが、波打ってるのが分かるんだもん。リアルな体験~。


そしてそして、このワークショップに、どうしても参加したかった理由というのは、自分のカウンセリングの方向性でもある『家族』という部分に焦点をあてるというそのやり方にすごく興味があったからだ。

講師のスティーブ先生は、オーストラリア心理療法界でもすごい人だと聞いていたけれど、ほんとにすごい人だった。
なにがすごいかというと、ファシリテーター(ワークをすすめていく役の人)としての、クライエントやワークの中に参加している人たちとの関わりかたとか、そのたたずまいとかが、とにかくスペシャルなのだ。その人をその人として認めるという、愛というものの本当のカタチをそこに見たような気がした。

肝心の内容はというと、今まで自分が勉強してきた家族療法の進化形という感じ。
自分の家族(父、母、兄弟、祖父、祖母など)を会場のいる人たちを代役に立てて、その人たちを自分の思うままに配置して、それを眺め見て、湧いてきた感情に寄り添うというやり方。
おもしろいのは、代役の人たちは実際の家族のことなどを知らないにも関わらず、まるで本人のように話し始めたりするところ。
そうするとそのやりとりを、遠くから眺めていたクライエントは、今まで気づかなかった家族の中の問題とか仕組みに気づいたりするというわけ。
それはもう鳥肌もんだった!

スティーブもおっしゃっていたけれど、“家族”っていうのは、個人のパワーよりもすごいエネルギーの“場”であるということ。
親は与える生きもの、子は受けとる生きもの、 このあたりまえの法則がもつれてしまったときに家族に問題が生じることや、祖父、祖母、そのまた先の家族の仕組みが、今もまだ根強く残るものであるということをあたらめて知ると、家族って、良くも悪くも、ひとりの人間のココロの仕組みを創りあげてしまうあるひとつの単位なのだなとしみじみ思った。


朝から夕方までみっちりだったけど、あっという間だった。居眠りしてるひまもない。

我ながら、「ものすごいことを体験をしてる」という感触。体の中で大事件が起きているぞ。
自分のセラピーの中に生かしていける要素もあるだろうなどと考えてる余地もなく、この自分がまずセラピーを受けている感覚に今なってる。

だから苦しいんだ。

明日、もう一日ある。
この自分、一体どうなってしまうのだろう。

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