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2012年5月10日 (木)

どうでもいいようなことが好き

3週間ぶりにフラメンコへ。以前までに教わった振り付けをすっかり忘れていまっていて、ペコペコしながらレッスンにのぞむ。そんな超ダメダメな私だが、そんなダメダメレベルのところまで降りてきて教えてくれる師匠、、、私が人として彼女のことを尊敬する理由はここにある。みな実力もそれぞれだし、個性もいろいろだけど、「あなたはあなたのままで、あなたのペースでいいのよ」というのが彼女の教えのベースにはあって、そこが素晴らしいと思うのだ。

久しぶりだったので、身体はすっかりものぐさになっていて、太ももはパンパンで階段辛いし、笑うとお腹の筋肉つるし、、、でもそれがすがすがしい。

何度もこの日記には書いていると思うけど、身体を動かすと、人間の内面に滞っていたものがゆるやかに循環し始める感覚がある。まさに1個1個の細胞たちが活き活きとしてくる感じ。

若い頃は、そんなこと思わなかったけれど、この歳になってそういうことに関してとても敏感に反応するようになった。まるで身体の声を聞いてあげているような、そんな感覚だ。
きっと、歳を重ねるたびに、人は自分の身体とどんどん仲良くなっていくのだろうな。自然に無理をしなくなったりとか、、、そういうこと。大事なことだな。


今日はフラメンコの基本の基本とも言われる身体の形を習得する。(できてないけど)
両足の付け根の内側の筋肉と、おへそのあたりの重心を意識しながらのポーズ。
あまりにもしんどくて、フラフラしてしまうのだけど、これができるようになったら、踊るのも楽になるだろうし、重心のかけかたも自然に身につくだろうと思った。
家で秘密の特訓をしよう!と今日も思ってしまった。(何度目?!)

そして「フラメンコはただ美しく優雅なものではなくて、ひとつひとつが苦しいのよ、、」
という師匠のひとことが今日の格言であった。
身体の使い方の苦しさももちろんのこと、内面的な表現(想いの表現)の苦しみもきっとあるのだろうなと、しみじみこの言葉が沁みてきた。


レッスンが終わり、みなで着替えをしているときの年頃の女子たちの会話が
「ひざがヤバイよね、、、やっぱりコンドロイチンかしらね」
「いいえ、グルコサミンよ」
「女とて、加齢臭はあるのよ」
「わかるわ~」
と、さっきまで本気の本気でレッスンを受けていた私たちとは思えない内容で、おかしくて吹き出しそうだった。しかもそれが、セレブなマダムたちの会話だったのが、さらに笑わせどころ、、、。

でも、こういうどうでもいいようなこととか、そのゆるゆるな雰囲気が私は大好きだし、たぶん人が幸せを感じるときって、そういうどうでもいいようなこととかくだらな~いことの中にあるのだと思う。
なんだかすごくほのぼのした。



さすがに身体が応えたのか、帰ってきて横になったらすっかり寝こけてしまった。

晩ごはんの仕度をしながら王子のカエルコールを待つ。
厚揚げと昆布を炊いて、ネギぬたを作り、ワカメの味噌汁と白いごはん。
昼間体動かして、なんとなく身軽になっているせいか、やるべきことが次から次へと浮かんでぽんぽん運ぶ感じが気持ちいい。

そしてこういうときに飲むお酒って、いつもより回りが早いということも知っていながらキンキンに冷えたビールをぐびぐびする私って、、、。
昼間、懸命に運動して解消したものも、これですべてチャラになった瞬間だった、、、。

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