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2012年4月 1日 (日)

創って感じて

王子に手伝ってもらいながらも昨日と今日をかけぬけた。自分はキッチンにこもりっぱなしでひたすら作りまくり、、、王子は飲み物作ったり、料理を運んだり、外の仕事を全部してもらう。

お店始めたばかりのころは、「オレは、こういう仕事の経験がないから、手伝えるかどうか分からないよ」などと自信なさげに言っていた彼であるが、もうすっかり板に付いているという感じ。シェイカーを振る姿も様になってる。マスターの風格、十分だ。

もともと、業種に関わらず、人を喜ばせることが好き、というのが彼の基本にはあるので、このたぐいの仕事、嫌いなはずないと、私は勝手にそう思っていたもんね。

そして最近思うこと。
お客さんに「これ、美味しいね」って言ってもらえるのももちろんのこと、「なんかここ、みょうに落ち着くよね」って言ってもらうのがすごく嬉しかったりする。

その場の雰囲気は、まず自分たちが創りあげて初めて感じてもらえるものだから、まず仕事してる自分たちがそういう空気でここに居る、ってことが大事だったりする。「落ち着くね」って言ってもらえると、そういう自分たちが創り出してるなにかを感じてもらえてるみたいで、なんだかすごく嬉しい。
料理みたいに目に見えるものじゃないけれど、それって一番大切なもののような気がする。まず自分たちがどうあるか、ということだもの。



夜は、人生初のロシア料理を堪能しにお出かけ。ずっと気になっていたお店だったし、たまたまふと思い立ったのでこのタイミングを逃しては、、、、、このノリ大事。

けして豪華な感じのお店ではなかったけれど、創業50年ということもあって、お店全体の雰囲気とか接客のしかたとかにどっしりとした安定感があった。華美ではないけど、どこか安心するこの感じ、私の大好きな感じであった。テーブルに置いてあった紙ナフキンが、昔の喫茶店みたいに一枚一枚三角に折ってあるのにも味わいがあった。

料理はすごく素朴な感じ。凝っていないけど、手作り感満載の温もりのある味。大好きな羊肉もボルシチも食べたし、王子なんてピロシキ4個も食べてたし、ズブロッカも飲めて幸せ。最後のロシアンティーも旨かった。

帰り道で、「なんか、いいお店だったね、美味しかったね」とふたりして言い合う。豪華なお店にはけしてない雰囲気とか温もりとかがあったし、それを感じさせてくれるお店だった。初めて行った店だけど、そういうのって感じるから不思議。

それってやっぱりこのお店の歴史と、そしてここにいる人たちがかもし出している何かなんだろうな。帰っていくお客さんがみんな笑顔だったのも印象的だったし、お腹だけでなくて、ココロも満足した感あり。こういうお店、ありそうでなかなかない。

お腹がいっぱいなのにも関わらず、D&Dで美味しそうなキッシュとか生ハムとかワインまで買って帰り、休日の夜を満喫する。
そして今日も、「美味しいね」って言い合える幸せをいっぱい噛みしめた。


今夜も星がきれいだった。半分このお月さんの光がやさしく夜道を照らしてくれてた。


さて明日からまた1週間がんばろう。

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