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2012年2月27日 (月)

ケンカするたび・・・

アイドルタイムなしで丸一日立ちっぱなしで仕事する日。こんな日、めったにないから、ありがたく頑張る。小さな脳ミソをフル活用してアイディアをしぼりだしたり。

料理って単純作業じゃなくて、頭脳戦だって常々思う。同時にいくつかの作業をこなしたり、食材をいかに無駄なく使うかとか、メニュー全体の味のバランスを整えたり、冷たいもの温かいものが適温で出るような段取り考えたり、、、、手と一緒に頭をフルに使う。

そしてこの仕事には限界っていうものはないと、いつも感じることで。頭さえ使えば、どうにでもなるような気もするし、失敗しても、改善策はおのずと見つかる。きっとそこが魅力なんだろうな。

ただ、「食」って、あまりにも直接的なアプローチの方法なので、自分の心構えというか、自分がどうであるかというのを、しっかりと固めておかないと、相手にそれは伝わらないというところに、責任の重みを感じる。どんな仕事でもそうだな。

しかも「食べる」というのは、ココロと一番近くにあるものだと、この仕事するようになって、あらためて思ったことで。だからいつも、いい意味での緊張を感じながらやってる。

         ・・・・・・

ランチのお客さんが帰られたあと、王子と電話の中で、どうでもいことでもめた。そしてさすがの王子も切れて、会社からふっ飛んで帰ってくるという非常事態に、、、、。(心配で帰ってきたのではなく、怒りが爆発してです)

帰ってきても、しばらく黙りこんだままで会話もなし。以前だったら、「ごめん」ってどちらかが先に謝って、ケンカ終了となったけど、年数を重ねると、ふたりして意地を張るという手段に出るからこれが厄介。

だけど意味無く意地を張っているのではなくて、、、、もめた理由はお互いわかっていて、相手を責めることに意味がないこともわかっているので、王子も私も自分の中で、それぞれの気持ちを整理してる感じなのだ。そういう意味ではかなりの成長だと。

だけど、ケンカしたときって、相手が普段出さないでいる気持ちなんかがチラっと見えたりする瞬間で、いろんな意味で気づかされる。気づいたときって、自分がすごーーーく悪者に見えてきたりもして。

         ・・・・・・

夜は、お客さんへの飲み物などを王子に手伝ってもらう。キッチンに入ると、一瞬にして王子をこきつかう意地悪?!店主に豹変する私、、、。長年、自分の中に沁み付いた何かがそうさせている。王子のこと、まるで自給700円のアルバイト店員みたいに使ってしまった、、、、“王子”なのに。

そのかい(?!)あってか、、、気づけば、いつものふたりになっていた。先ほどまでのぎこちなさはきれいに消えていた。

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ケンカって、いつも思うけど、どちらにも原因があるし、どちらも悪くないし、、、、結局自分の中に整理できていない感情があると、それを外側に表現したくなるのが、ケンカのときだと思う。そしてその表現も、自分にとって一番近くにいる人だったり、一番ココロ許せる人だから、ぶつけてしまえるのだと、、、、。

そして、ぶつかるたびに、お互いの友情(愛情か)がさらに深まるのはたしか。

ケンカって、自分自身と向き合うきっかけのときなんだな。

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今夜のご飯は、焼き豚チャーハン、春雨と白菜たっぷりのスープ、大根と厚揚げの煮たのを仲良く食べた。

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