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2012年2月21日 (火)

ふうふうポトフ

天気のいい日は、なんとなく仕込みもサクサクとはかどる。窓に差し込む光が、身も心も照らしてくれているようで背中でエネルギーを充電する。じんわりとカラダの芯まで温かさが沁みてくるこの感じ、、、冬限定だ。

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じんわり沁みる、、、といえば、ここのところ、ランチには、ポトフを作っている。ポトフといっても昆布とかつおぶしでダシをとって、それぞれの野菜を別々に炊いたスープを丁寧に漉して最後に合体させるという、和風野菜ダシのスープ。さすがに具が野菜ばかりだと物足りないので、ロールキャベツならぬ、ロール白菜を入れてる。

一見、シンプルなんだけど、いかに透明なスープに仕上げるかとか、素材ひとつひとつに味がしみるように火の入れ方を意識したりとか、見えないところに手間がいっぱいかかってる。スープをひとくち含むだけで、カラダにじんわり沁みてくるような、、、そんなイメージで作った。先週末仕込んだぶん、今日で全部きれいになくなった!気持ちいー! 食べものって無くなって消えちゃうから意味があって、だから次の作るに繋がってく。

だけれども、無くなっても消えちゃっても、その人のココロの片隅に小さく残るようなゴハンを作ろうとは、いつも思ってることで。

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仕事終わって横になったら、エプロンつけたまま寝てしまい、気づいたら夜。帰ってきた王子に起こされて、ハンバーグ屋さんでおごってもらう。

「なんか肉の塊って久しぶりだねー」 「半分も食べていないのに、すでに肉に負けそう」 「カラダがびっくりしてるねー」、、、。ふたりしてビンボー人みたいな年寄りみたいな会話を交わしながら、ただひたすら食べた。

食べ終えて、いかに自分たちが天然素材なのかが分かったりも。もはや人工的に作られた味のものは、カラダが受け付けなくなってきてる。化学調味料のおそろしさをあらためて思い知る。

行けるお店がどんどん減ってきてるって思う。そしてやっぱり最終的には、手作りにまさるものはない、というところに落ち着く。だけど女としては、たまにこうして家事から解放されるのって、ちょっと嬉しかったりもする。だって今夜は皿も洗わなくていいんだもん。

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帰ってきて、王子がプリンターの修理を始めて、2時間半かけてようやく復活した。ここのところ、車のフロントガラスの修理に失敗し、数日前にもプリンターをなおそうとしてヘッドごと壊しちゃったり、失敗続きの王子なだけに今回の成功は達成感にあふれていたようだ。そして修理しながらも「今度こそ~!」って思ったそうだ。そこが大事なポイントだと思う。

失敗の回数も重なると、そのあとの成功っていうのは、失敗した回数分だけの厚みを持って感じられるってことだ。そう思うと、失敗することも落ち込むこともクヨクヨすることも、素敵なことなんだな。

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