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2012年2月

2012年2月29日 (水)

季節の変わり目

夕べから降り続いた雨もお昼過ぎにはあがって眩しいお天道さま。

今日のランチは久しぶりにカレーを作り、店じゅう(家じゅう)がスパイスの匂いに包まれる。お客さんたちみんな、入ってくるなり「メロちゃん、今日カレーでしょ」って。まるで家族が我が家に帰ってきたときの会話みたいで、なんか温かくて好きだな。

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そういえば、朝テレビを観てたらハーブ研究家のベニシアさんが出てた。彼女の言葉、ひとつひとつには真の重みと深みが感じられるのは、実はあののどかな暮らしの背景に彼女の波瀾な人生があったということを知る。彼女が言っている自然に感謝する心、家族の尊さ、、、、きっと人間本来の生き方の意味ってそこにあるのだろうと思った。ゆっくりと自分の呼吸を感じてみることだったり、今日という日を精一杯生きることだったり、人間としての原点、生きるということの原点を教わったような気がした。

そしてやっぱり、いろいろなものを乗り越えてきた彼女だからこそ、こういうところに辿りついたのだろうな。人間が人間っぽく生きるということは、こういうことなんだろうな、としみじみ思い、我々がいかに無意味な見栄やプライドで凝り固まって生きているかということを突きつけられた気がした。

だけど人間、凝り固まる時期もある意味必要だとは個人的に思う。大事なのは、本当に大事なプライドだけを貫くことだったり、あるいはそのプライドを捨てる勇気があるかどうかだと思う。そうやっていろいろやってみないと、人間っぽい生き方なんて見つからない。ベニシアさん、彼女はものすごく苦労した人なんだろうな、そして苦労を糧に、それを喜びに変えてしまう天才だな。

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夕方昼寝から起きたら、ものすごく淋しい気持ちがおそってくる。頑張って日々を重ねても、その部分だけはやっぱり埋まらないということを身をもって知る。埋めようと思っても埋まらないし、消そうと思っても消せない。まるでココロがその淋しさの場所を懐かしむように、ふとしたときに、そこを味わってる自分がいる。痛いけど、これがあるから日々を頑張ろうと思えるので、自分にとっては必要な場所だと今は思ってるから、ありのままに感じていくしかない。

関係あるかないか分からないけど、、、、季節の変わり目というのは、こんなふうに気持ちはなにかと揺らぐものだ。

まあ、ここをうまく乗り越えさえすれば、温かな春が待ってる!そう思うとなんとなく軽くなるので、頑張る。 それにしても相変わらず感情の揺れが激しいこの自分のへなちょこぶりには、さすがの王子も心配してるみたいだけど、、、。へなちょこでいいんだもん、とか思ってるし。

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晩ごはんは、チキンとオリーブのトマト煮こみをごはんの上にのっけたの、水菜のサラダ、ポテトサラダ、ワカメサラダ、豆腐の味噌汁。気づいたらサラダばかりに。

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2012年2月28日 (火)

自分だけの感覚

朝いちばんで歯医者。歩いていくことに。

冷たい風を頬に感じながら歩く冬の道もなかなかよいものであった。いつもなら車で5分の道のりも、歩くと20分かかる。だけれども時間がかかったぶん、それなりの価値はあったと思う。

うっすら霜の降りた淡い畑の色とか、幼稚園バスに乗り込む子供たちの歓声とか、洗濯ものが並ぶベランダの風景とか、、、、。そこに、たくさんの人たちの朝のひとこまがあると思ったら、なんだか胸がきゅんとした。

交番の前を通るとき、おまわりさんに挨拶したら、ものすごく温かい「おはようございます」が返ってきて、朝からすごくすがすがしい気持ちになった。

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しかしながら今日で終わると思っていた歯医者だが、、、まだしばらく続きそうだ。帰りがけに看護婦さんが「次回と、その次の予約も入れておきましょうか」などと言うから、「え?まだ、そんなに続くの?どこをそんなに治療するの?」と、突っ込んでみたら、「まだ虫歯があるので・・・」とのことであった。

虫歯っぽいものは、全部治すという方針を、ここで初めて知り、この歯医者さんのシステムがなんとなく見えた瞬間でもあった。そういえば隣で治療してもらっていた女性は、ここでしか売っていないという電動ハブラシの購入を勧められていた。私も、今の治療が全部済んだら、その先には、もしや電動ハブラシか?、、、とちょっと不安になったりもしたが、そのときはそのときでおそらく対処できると思うのでそのへんは大丈夫かと、、、。しかしながら、病院とて、やはり客商売なんやな~というのをしみじみ感じたのであった。

とりあえず、もう少し通ってみよう。歯医者の通院でさえも、今の自分にとっては外の空気に触れる貴重な時間。最近、ますます引きこもりがちになっているので、こういう時間も大事にしよう。

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午後は、のんびりと過ごす。部屋の片付けもしなくちゃだけど、今日はやらないと決めたのでぐちゃぐちゃのままダラダラと過ごした。そんな中でも、初の水キムチ作りに挑戦!などと、わくわくしてる自分がいて、、、、食いしん坊っぷりはどんなときにもおとろえないということを思い知る。

きっとこの感覚が、自分の今までを支えてくれたんだろうな、としみじみ思う。そしてその感覚に素直に従うということが何よりも大事だというのは、この歳になって分かったことで。若い頃は、人の目気にすることだったり、お金が大事だったりで、本当に大切にすべき感覚というものが埋もれていたと思う。でも、いろいろ経験したり、失敗したり、歳も重ねてくると、なんとなくそれが小さな光みたいに見えてきて、ただそこに身をゆだねるだけでいいんだ、ということもわかってきたりする。肩の力を抜いて緊張がほどけていくような、、、そんな感覚がそこにはあることも。

だから大事にしようと思う、、、出会えたこの自分の感覚に。流されるのは簡単だ。信じられるものは唯一、この自分だけだもの。

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夜は、王子と軽くピザをつまみに行き、1杯だけワインを飲んで帰ってくる。こうしてたまに二人で外でお茶したり、軽く飲んだりするだけでも、いつもの日常を客観的に見ることができて、いいことだと思う。

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なので今夜のご飯は軽めに、、、。ワンタンのサラダと温やっこをつまみながらビール飲んでおしまい。

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2012年2月27日 (月)

ケンカするたび・・・

アイドルタイムなしで丸一日立ちっぱなしで仕事する日。こんな日、めったにないから、ありがたく頑張る。小さな脳ミソをフル活用してアイディアをしぼりだしたり。

料理って単純作業じゃなくて、頭脳戦だって常々思う。同時にいくつかの作業をこなしたり、食材をいかに無駄なく使うかとか、メニュー全体の味のバランスを整えたり、冷たいもの温かいものが適温で出るような段取り考えたり、、、、手と一緒に頭をフルに使う。

そしてこの仕事には限界っていうものはないと、いつも感じることで。頭さえ使えば、どうにでもなるような気もするし、失敗しても、改善策はおのずと見つかる。きっとそこが魅力なんだろうな。

ただ、「食」って、あまりにも直接的なアプローチの方法なので、自分の心構えというか、自分がどうであるかというのを、しっかりと固めておかないと、相手にそれは伝わらないというところに、責任の重みを感じる。どんな仕事でもそうだな。

しかも「食べる」というのは、ココロと一番近くにあるものだと、この仕事するようになって、あらためて思ったことで。だからいつも、いい意味での緊張を感じながらやってる。

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ランチのお客さんが帰られたあと、王子と電話の中で、どうでもいことでもめた。そしてさすがの王子も切れて、会社からふっ飛んで帰ってくるという非常事態に、、、、。(心配で帰ってきたのではなく、怒りが爆発してです)

帰ってきても、しばらく黙りこんだままで会話もなし。以前だったら、「ごめん」ってどちらかが先に謝って、ケンカ終了となったけど、年数を重ねると、ふたりして意地を張るという手段に出るからこれが厄介。

だけど意味無く意地を張っているのではなくて、、、、もめた理由はお互いわかっていて、相手を責めることに意味がないこともわかっているので、王子も私も自分の中で、それぞれの気持ちを整理してる感じなのだ。そういう意味ではかなりの成長だと。

だけど、ケンカしたときって、相手が普段出さないでいる気持ちなんかがチラっと見えたりする瞬間で、いろんな意味で気づかされる。気づいたときって、自分がすごーーーく悪者に見えてきたりもして。

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夜は、お客さんへの飲み物などを王子に手伝ってもらう。キッチンに入ると、一瞬にして王子をこきつかう意地悪?!店主に豹変する私、、、。長年、自分の中に沁み付いた何かがそうさせている。王子のこと、まるで自給700円のアルバイト店員みたいに使ってしまった、、、、“王子”なのに。

そのかい(?!)あってか、、、気づけば、いつものふたりになっていた。先ほどまでのぎこちなさはきれいに消えていた。

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ケンカって、いつも思うけど、どちらにも原因があるし、どちらも悪くないし、、、、結局自分の中に整理できていない感情があると、それを外側に表現したくなるのが、ケンカのときだと思う。そしてその表現も、自分にとって一番近くにいる人だったり、一番ココロ許せる人だから、ぶつけてしまえるのだと、、、、。

そして、ぶつかるたびに、お互いの友情(愛情か)がさらに深まるのはたしか。

ケンカって、自分自身と向き合うきっかけのときなんだな。

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今夜のご飯は、焼き豚チャーハン、春雨と白菜たっぷりのスープ、大根と厚揚げの煮たのを仲良く食べた。

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2012年2月26日 (日)

寒いけどあったかい

寒さが痛くてしみてくるような、そんな日。真冬に戻ったみたい。

王子とタクミは朝からギターのレッスンに行き、家のことや店のことがみんな中途半端だった自分は、その続きをすべく留守番。炊事、洗濯、夕べのままになってる店の後片付け、、、日曜日だと言っても主婦に休みはないもの。ひとつづつ片付けていく。

お昼に二人が戻ってきて、せっかくの日曜日だからみんなして出掛けたい気分になり、車に乗り込む。乗り込んだはいいけれど、私も王子もお金が無くてどうしよう状態、、、。そんな中、二人の財布の中身をどうにかかき集めて美味しいラーメン屋さんへ。

「美味しいね」って言い合うその気持ちも、なんだかいつもより分厚い。そして、こういうサバイバルなときって、なぜか楽しいし、後々まで思い出に残ったりするのもこっちのほう。

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そのあと、近くにあった卓球場にふらりと立ち寄る。1時間数百円で遊べるという、なんとも夢のようなシステム。しかも自分たち以外に、もう一組の親子がいるというくらいで、館内は休日なのにガラガラであった。

そして卓球初体験の我らは、ルールも分からないまま、タクミと私とでとりあえず試合っぽいものをしてみた。相変わらず何をやってもドン臭い私は、笑っちゃうくらいヘタッピ。卓球なのか野球なのか、はたまたテニスなのか、、、よく分からないラケットの振りを披露させていた。でもやっているうちにだんだん面白くなってきて、汗をかくくらいに気づいたら夢中でやっていた。

そのあと、王子とタクミとの対戦であったが、、、隣の親子の台に乱入するわ、床の上で打ち合うわ、思い切りホームランかまして球はどこかにやっちゃうわ、、、、めちゃくちゃであった。卓球なのに、卓球台を使わないという不思議なスポーツをしていた。そして今回判明したことは、王子の卓球レベルは、私とさほど変わらないということであった。私の運動オンチレベルときたら相当なものなのだけど(知ってる人は知っている)、この自分と同じレベルの人間がいるだなんて、、、、、おどろきであった。

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久しぶりの運動?!に疲れて、帰ってきて昼寝。

目が覚めたら夜になっていて、慌ててご飯の仕度をしようとしたら、王子が何か作ってくれるという。3つあるレパートリーの中のひとつである、明太子スパゲッティ。

男の人の料理のイメージって、味付けも盛り付けもガッツな感じがするけれど、王子のは違う。優しくて繊細な味付けをする。彼のお母さんが作る料理の味そのもの。だから、王子の料理を食べると、その料理の中に彼のお母さんが見えてくるし、彼が確実に母親からの愛情をたっぷりと注いでもらって大きくなったってことが伝わってくる。

料理って、その人が見えてくるものなんだな。なんだか不思議。

ペロリとたいらげ、後片付けはやはり、私。キッチンのまわりも、シンクの中も、豪快に散らかっていた。さすが男の料理だ。

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冷たい夜空の下、いつものようにタクミを送っていく。王子がタクミに「お前は帰る時間になると、とたんにしぼんだ風船みたなっちゃうんだな~」などと言っていた。

あんまりにも寒くて、風の音もごうごうしてて、悲しくなくても涙が出できそうな、、、そんな夜だった。

明日からまた1週間始まる。

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2012年2月25日 (土)

経験って大事

王子とタクミと3人でコーヒーなんか飲みに行ったりして、すがすがしい土曜の朝を満喫する。早起きって気持ちいいし、一日はまだいっぱい残ってるし、すごく得した気分。

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今日はあいにくの雨で、空もどんよりだったから、夜の仕込みを家で静かにやった。王子とタクミは、お店のロールカーテンを新しいのと取り替えてくれたり、電球を取り替えてくれたり、玄関をきれいにしてくれたり、私が普段できないようなことをみんなやってくれた。料理以外のことは何もできない自分なので、たまにこうして週末にいろいろやってもらえるとすごく助かる、ありがたやー。

そのあとは、タクミはギターの練習、王子はゲームに夢中、私は相変わらずキッチンにこもりっぱなしだったり、、、、みんなそれぞれに思い思いの一日を過ごす。平和な土曜日の風景。

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夕方テレビをつけたら、うつ病のことをやっていたので観る。うつは一般には脳の機能障害とされているけれど、ではなぜそのような状態になったのか、という原因は、いまだ解明されていないとのことだ。そこが一番大事なところなのに。 

そういう状況の中、自分ができることといえば、やはりその人たちの心に寄り添うことだ。そして最近思うのだけど、寄り添う自分自身の経験というのも、相手の気持ちの温度に近づくためには大事なことだと。

たとえば、うつに悩む患者さんがいたときに、もしうつを経験したことのない自分だったら、その人の心の苦しみを同じように感じることはできないと思う。 恋をしたことのない人間が、人の恋愛相談にはのれないのと一緒だ。その人と同じような苦しみを経験しているかしていないか、というのは、この仕事においてすごく重要だと、個人的には思うところ。

だからいつも思う、、、ココロの経験値を上げることが、この仕事をしていくうえで一番大事なことだと。そういう意味では、常に気持ちの感覚には敏感でいようといつも思う。そしてやっぱり思うのは、ココロの病気になってしまう人というのは、本当にピュアな人なんだと。(個人的な意見) 

ココロが澄んでいるから、いろんなことに敏感になりすぎてしまって、社会についていけなかったり、人間関係に苦しくなってしまったり、そういう自分を責めてしまったりするんだと思う。そういう人たちとっては、今の社会というのは生きにくくて仕方ないと思う。むしろ、こういう人たちのほうが、正常なような気もするのだけど。

などと、テレビを観ながら思ってしまったことだよ。そして少々極端だけど、ココロが苦しくなってしまった人たちに、「それが正常です」と言ってあげられるような位置に自分はいたいと思う。これもすべて自分のココロの経験からそう思うこと。

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今夜はいつもより遅めな時間に予約をいただいた。BGMもちょっと大人な雰囲気のジャズにしよー。

なので王子とタクミにだけ、早めの晩ごはんを作った。

王子リクエストのドライカレー、キャベツとカリカリ桜海老のサラダ、豆腐とワカメのおすまし。自分は腹が満たされちゃうと仕事が出来ないので後で。

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2012年2月24日 (金)

アヒル王子

まだ2月だけど、春みたいな日。

毎日家にいて同じような生活を繰り返していると微妙な季節の変化にも敏感になる。風とか土の匂いとか、空気のやわらかさとか、、、。昔だったら、あわただしい日常とともに流れていたことも、今はひとつひとつココロにとめて、感じてる。歳のせい?かも知れないけど、大事なことだと思う。まさに「生きてる」ってことを噛みしめてる感じだ。

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夜はいつも来てくれるお客さんが子供たちと一緒に来店。子供たちはお手伝いがしたくて仕方がないようなので、いろいろやってもらう。料理を運んだり、ママたちのドリンクを聞きに行ってもらったり、皿まで洗ってもらう。普通の店ではなかなかできないようなことを、ここぞとばかりにやってもらった。そしてこの子たちの中には、「ママが喜んでくれるように」っていうのがまずあって、、、それを感じると胸きゅんだった。 私が料理しているのを横でじいっと真剣に見てたりして、、、かわいい。

途中で王子が、アヒルのお面(目出し帽みたいに、頭からすっぽりかぶるタイプ)をかぶって登場したのには、笑えた。

そういえばつい最近、車運転しながら王子がふと、「なんか面白いことしたいな~。金色の全身タイツとか・・・」などとついぶやいていたのだ。頼むからそれだけはかんべんしてーと実は思っていたので、アヒルでおさまってほんとによかった。 もちろんこれらは王子なりのサービス精神なのであるが、本当のところ、あれは本人の趣味というか、、、仕事などで煮詰まってきたときのストレス発散法でもあるのだよ。

だけど子供たちにも大うけだったし、よかったよかった。ママたちなんか、写メ撮ってたし、、、。くくく。

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店閉めたあとに、王子が何かカクテルを作ってくれるっていうから、大好きなマティーニを頼んだら、ものすごく大きなタンブラーに入っていて飲んだらヨレヨレになる。

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それにしても、なんだか今夜は作っていて楽しかった。この仕事は、お客さんの反応あってこそだ。すごくまっすぐな気持ちがこちらにも伝わってきて、作りがいがあった。何においても気持ちのキャッチボールというのは大事だな。

そういえば、

今朝久しぶりにロボット(ココロがなくて、味のない言葉だけを並べる人)みたいな人と話す機会があって、なんだか気持ちがずっと沈んでいたから、なんか今夜は満たされて、すっとした。た~のしいな~。

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2012年2月23日 (木)

シンドイけどすがすがしい♪

1ヶ月ぶりくらいのフラメンコのレッスン。ザーザー雨の中、向かう。

あれだけみんなについて行こうと懸命に頑張ったつもりではあったけど、すっかりゼロに戻っている自分に愕然とする。頑張ってるときの1ヶ月って大きい。

さらに、復帰したばかりではあったが自分の中ではすでに「今日も休んじゃおうかな」という気持ちもあったりして。。。習い事って、このへんがむづかしい。

趣味でとか、、、、日常の気晴らしとかのレベルであったら何も問題ないけど、それなりに年数も重ねてくると、もっとうまくなりたい、とかって気持ちもそれなりに出てくるし。そして根底には、「楽しい」というのがないと、習い事は続かない。辞めるのは簡単だもの。

まわりの仲間たちはみな真剣だし、上を目指したい人たちばかりだからどうしても自分みたいな真剣みが足りない人間というのは浮いてしまう。それでもなんとか繋がっていけてるのは、仲間たちの優しい人柄のお陰。

そしてやっぱり、自分の中に、「踊りたい」という気持ちが小さくとも確実にあるのが分かるので、たぶんそれが自分の場合の「楽しい」ということなんだと。だからそこに素直に従おうと思う。たぶんそれって理屈ではなくて、本能的なもの。

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今日も肉の筋がちぎれそうになりながらも頑張ったー。踊りの振りを覚えるのももちろんのこと、今はフラメンコの基本をもう一度学んでいる感じ。

今までだったらなんとなく振り付けに従って、なんとなく踊った気になっちゃって、、なんとなくフラメンコを知った気分になっていた自分であったが、それらをすべて今、仕切り直している、、、。だから今日も体のあちこちが痛くてたまんない。何においても楽することしか考えていないのんきな自分だが、師匠に教わった通り、痛みのちょっと向こうまで、、、、辛いと感じるちょっと向こうまで、、、というのを今日は実践できた感あり。痛いけど、なんかすがすがしい! きっとアスリートたちが、上へ上へ目指そうとする気持ちって、苦しい鍛錬の間にもこの快感を何度も経験しているからなんだろうな。

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夜は、なぜか仕事帰りの王子を迎えに、電車で1時間揺られて行ってしまった。我ながらウザイ女である。

仕事帰りに車屋さんに寄るのですごく遅くなる、とのことだったので、「じゃぁ車屋さんに私も一緒に行く!」となったわけなんだけど。

車屋のワカちゃんのところへ行き、なぜだか車の話ではなくて、ワカちゃんの日ごろの愚痴を聞くことになった王子だったけど、すごく遅くなるという理由はこういうことだったのね、というのが分かった。たしかに、すごおおおおおく遅くなって、ワカちゃんのところ出るとき、すでに23時をまわっていた。そして王子号が車検で入院になったので、ワカちゃんが家まで送ってくれることに。帰りの車の中でも、もちろんワカちゃんの話は止まらなかった。

そうかぁ、だからいつも、車関係のことではいろいろサービスしてもらってるのね、、、っていうのが分かった。友達関係って大事だなとしみじみ思った。そして王子の交友関係においての彼の位置というもの分かったり、、、、相談役なんだな、王子って。

後部座席で、ひとり静かにしていたオイラ、、、、王子を迎えに行った意味があったような、、、なかったような、、、ではあったが、まぁいいとしよう。

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遅くに食べた今日の晩ごはんは、

根菜の炊き込みご飯、水菜とワカメとパプリカのサラダ、カワハギ焼いたの、ふわふわ鶏つみれ汁。

出かける前に、ある程度準備して行ったので、楽だった。ここのとこ、中途半端な外食が続いてたから、今日は何が何でも家メシしたかったのだ。やっぱり落ち着くのう。

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2012年2月22日 (水)

雨・雨・飴

優しい雨。

雨音の中にも、、、この生ぬるい空気の中にも、、、春の匂いをちょっと感じる。そして訳もなく胸がときめくこの感じというのは、まさにそれを予感させるもの。ちょっとずつちょっとずつ季節は前に歩いているんだな。

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夜はM氏にお誘いをいただいて、仕事帰りの王子と合流し、3人で映画鑑賞。映画は、いかにもM氏らしいというようなチョイスであった。気楽に、ゆるゆる~っと観られる映画で、こういうのもたまにはいいな、と思った。なにしろ疲れなくていい。日常の中にすうっと溶けて、だけれども最後にココロの真ん中がぽっと温かくなるようなそんなほのぼのした映画。ちなみに王子はまず見ないような映画。これもいい機会だと。

M氏は相変わらずお父さんみたいだった。映画館の中でも、飴だとかチョコだとかいろいろくれるし。そしてそのカバンの中から小さな飴の包みを出そうとする仕草とか、、、、まるでその人の素顔を見た瞬間みたいで、そういうのっていつも胸がきゅんとなる。

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帰りにゴハンでも食べていこうということになり、行きつけの台湾料理屋に行く。私はここに来ると、必ず紹興酒から始まり、青菜炒めだとか子袋の和え物だとか、小皿料理をちょいちょいつまんで、最後に麺でしめるというのが定番なのだが、なにしろ偏食の激しいM氏と一緒なのでそうもいかず、麺とチャーハンという定食屋みたいなメニューを王子と半分こして食べた。もちろんM氏も、その定食屋メニューだ。

一緒にゴハンを食べると、その人のある一面を見たみたいで実に面白い。食の好みなんか、まさにその人そのものだもの。

それにしてもM氏、ひとりで山盛りのチャーハンとラーメンをペロリとたいらげていた。一体、その細い体のどこに?、、、謎。これも若さと柔軟さを保つ秘訣なのだな。今日も楽しい話をいっぱい聞かせてもらったし、M氏ならではの面白い視点からの独特なツッコミは、さすが人生の先輩!という感じがして頼もしい。そしてたまにこうして、誰かとゴハンを共にするって楽しいな、って思った。家は仕事場だし、なかなかそういう機会ってないから貴重。

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帰ってきて風呂に入り、ナイトキャップにデンキブラン。

映画の余韻とともに、今夜はぐっすり眠れそう。

王子はなぜか、夜だというのに大きい音量でマイケルを聴いていた。何かが物足りなかったか?

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2012年2月21日 (火)

ふうふうポトフ

天気のいい日は、なんとなく仕込みもサクサクとはかどる。窓に差し込む光が、身も心も照らしてくれているようで背中でエネルギーを充電する。じんわりとカラダの芯まで温かさが沁みてくるこの感じ、、、冬限定だ。

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じんわり沁みる、、、といえば、ここのところ、ランチには、ポトフを作っている。ポトフといっても昆布とかつおぶしでダシをとって、それぞれの野菜を別々に炊いたスープを丁寧に漉して最後に合体させるという、和風野菜ダシのスープ。さすがに具が野菜ばかりだと物足りないので、ロールキャベツならぬ、ロール白菜を入れてる。

一見、シンプルなんだけど、いかに透明なスープに仕上げるかとか、素材ひとつひとつに味がしみるように火の入れ方を意識したりとか、見えないところに手間がいっぱいかかってる。スープをひとくち含むだけで、カラダにじんわり沁みてくるような、、、そんなイメージで作った。先週末仕込んだぶん、今日で全部きれいになくなった!気持ちいー! 食べものって無くなって消えちゃうから意味があって、だから次の作るに繋がってく。

だけれども、無くなっても消えちゃっても、その人のココロの片隅に小さく残るようなゴハンを作ろうとは、いつも思ってることで。

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仕事終わって横になったら、エプロンつけたまま寝てしまい、気づいたら夜。帰ってきた王子に起こされて、ハンバーグ屋さんでおごってもらう。

「なんか肉の塊って久しぶりだねー」 「半分も食べていないのに、すでに肉に負けそう」 「カラダがびっくりしてるねー」、、、。ふたりしてビンボー人みたいな年寄りみたいな会話を交わしながら、ただひたすら食べた。

食べ終えて、いかに自分たちが天然素材なのかが分かったりも。もはや人工的に作られた味のものは、カラダが受け付けなくなってきてる。化学調味料のおそろしさをあらためて思い知る。

行けるお店がどんどん減ってきてるって思う。そしてやっぱり最終的には、手作りにまさるものはない、というところに落ち着く。だけど女としては、たまにこうして家事から解放されるのって、ちょっと嬉しかったりもする。だって今夜は皿も洗わなくていいんだもん。

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帰ってきて、王子がプリンターの修理を始めて、2時間半かけてようやく復活した。ここのところ、車のフロントガラスの修理に失敗し、数日前にもプリンターをなおそうとしてヘッドごと壊しちゃったり、失敗続きの王子なだけに今回の成功は達成感にあふれていたようだ。そして修理しながらも「今度こそ~!」って思ったそうだ。そこが大事なポイントだと思う。

失敗の回数も重なると、そのあとの成功っていうのは、失敗した回数分だけの厚みを持って感じられるってことだ。そう思うと、失敗することも落ち込むこともクヨクヨすることも、素敵なことなんだな。

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2012年2月20日 (月)

気の合うおしゃべり

お昼にまゆちゃんが来てくれて久々にゆっくりおしゃべり。

会うたびに経営者っぽく変貌してゆく彼女、頼もしいし、見ていてすがすがしい。前を向いている人の変化のしかただ。一方、自分といえば、日々怠け度は増すし、かつ原始人化していってる、、、。一見、逆の路線を対向していってるようだけど自分たちの中にある大事にしているものはなにも変わらないので、会えば一瞬にしていつもの温度に。今後、彼女がどんなに有名人になろうと、、、自分がますます怠け者になろうとも、、、それは変わらないのだと思う。

今日も、人の恋愛話をネタに言いたい放題したり、バカな話も盛りだくさんで大いに笑った。超アバウト人間どうし、会話も「こんな感じ」とか「あんな感じ」とか、、、、どちらかというと、きちんと言葉に描写しないで、身振り手振りばっかりなあたしたち。だけど、それがちゃんとふたりの間では通じちゃうところが自分たちのすごいところだと思う。おそらく脳ミソの中身はふたりとも小学生レベル。

彼女はいつだって私の日常に違和感なく、するっと入ってきて、そして帰るときもするっといなくなって、、、、こういう存在ってなかなかない。たいてい人に会った後というのは、気持ちの中に良くも悪くも何か小さなものが残ったりするものなんだけど、彼女がいなくなったあとには、不思議と何もない。自分がどれだけココロをゆるしているか、、、ってことなんだと思う。

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日が落ちてきたころ、ピンポーンと誰かが来て玄関を開けると、なんとタクミがいた。もう真っ暗だし、明日も学校あるはずだし、「どうした?」って聞いてみると「ギターの練習しに。」と。

楽譜の読めない奴が唯一、ギターを弾く方法というのが、私が隣でルルル~で歌って、そこになんとなく合わせる、、、というもの。相変わらず感覚人間。

だけどここに来たのは、ギターが理由じゃないことくらい分かっているので、とりあえず温かい部屋に入れてやって晩ごはんも一緒に食べた。ただただ食卓を囲むこと、、、もうそれだけで十分、気持ちの交流はできる、、、、何も交わさなくたって、、言葉のいらない瞬間だ。

21時の電車に乗せるために駅まで送っていく。片道の電車賃しか持ってきていなかったみたいで、100円玉2枚渡したらにやにやしてた。相変わらずサバイバルだ、、、もし、今日ここに来ても私がいなかったら、帰りは?、、、、、などということはいっさい考えていないようだ。才能だ。。。

冷たいホームを、こちら側から見送って、お互いの日常へ戻る。こんな寒さの中、よくここまで来たよなとか、、、ほんの数時間しかいないくせに、わざわざここまで電車に乗ってくることとか、、、そういうことをふと思ったら、冬空の下、胸がいっぱいになった。

家族が、家庭が、どんな状況にあろうとも、子供の存在というのは、自分を真ん中に正してくれる。転びそうになったときにも、ちゃんとまっすぐに直してくれるのが、彼らの存在だ。だから明日もあさっても、頑張って生きよう、て思える。母にしてくれてありがとうという気持ち。

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今晩のゴハンは、突然タクミがやってきたので、王子に帰りに餃子を5人分買ってきてもらった。それと、ワカメご飯、中華風コーンスープ、タコとワカメのゴマサラダ、ワカメのピリ辛炒め。ワカメずくしであった。王子の髪も明日はフサフサであろう。

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2012年2月19日 (日)

お出かけ

朝一番で師崎漁港の市場へ向かう。今日は月に一度の漁師汁がふるまわれる日。吐く息も凍っちゃいそうなくらい寒い朝だったけど、はりきって向かう。深夜テレビにずっぽり浸かっていたタクミは後ろで爆睡、、、。

1時間ほどで到着する。やけに車の多いこと。いつもなら閑散としてる駐車場はすでにいっぱい。買い物袋をさげた人たちが次から次へと列をなして市場から出てくる、、、。いやな予感がしだけど、とりあえずやっと見つけた駐車場に車をとめて、いざ市場へ。

ものすごおおおおい人。これじゃ、店のおじちゃんとかおばちゃんとかと会話もできない。しかも、前に来たときよりもずいぶん値段が高くなってるじゃないかー。さすが商売だ、とか思いながらも、王子が干物屋のお兄ちゃんに、「前に来たときよりずいぶん高くなってるんだね~」とサラリと言ったら、無言になっていた。お兄ちゃん、せめて冗談でもいいから何か返してくれよぉ、、、無言にならないで、、、、とか思っていたら、無言のまんま干物を2枚ほどおまけしてもらった。王子、さすが。

私といえば、最近、ますます人ごみが苦手になってきているので、途中から抜けて、市場の外で待つことに。人ごみってほんとにダメ。エネルギー、どんどん吸い取られていく感じが、、、、。自分もとうとう、ここまでのんきな人間になってしまったことだよ。

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さくっと買い物をすませて、南知多の浜焼きバーベキューができる店にて腹を満たすことに。

各テーブルの横にはバーベキューの炉が設けられていて、好きな食材を店内で買ってきておのおのに焼いて食べるというスタイル。牡蠣とか伊勢えびとか貝類を山盛り焼いた。半干しくらいの干物なんかも、身がふわふわして旨かった。やっぱり炭で焼くと、全然違う。

自称「焚きビスト」の王子は、バーベキューをやらせたら右に出るものはいない(?!)というくらい、火のおこし方とか、素材の焼き加減を見極める技とか素晴らしいのでありがたい。なのでそれをいいことに、ずっと火の番をしてもらった。 そしてオイラたち3人で隣の家族や後ろのカップルなんかの炉をいちいちのぞいては、「あれじゃ、火が弱すぎる」とか「こんなに焼いちゃったら旨い汁がみんな落っこちちゃうじゃないか」とか、言いたい放題だった。そんな中、オイラたちの炉といえば素材に合わせてすべて絶妙なタイミングに仕上がってる!それらをちょっと自慢気に口にほおばりながら自分たちだけで勝手に盛り上がる幸せものたちであった。

ウニとかいくらのどんぶりも食べて、自分はビールとか熱燗までいただいて、満足な気持ちで帰る。王子も「面白かったね」と言っていたのでよかった。さんざん火の番をさせたのにも関わらず、なんていい人~。タクミも楽しそうにはしゃいでたし。

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帰りの道も空の青が澄んでいて気持ちがよかった。地元のスーパーとかホームセンターに立ち寄ったりして、この土地の色を満喫する。どこに行っても、ごちゃごちゃしていないし、人たちもゆっくり歩いているような気がして、のどかでいいね、としみじみ言い合う。海からの潮っぽい匂いもなんだか懐かしかったし、いつもの日常とは違う感触を味わえたことがなによりよかった。

・・・・

夕方戻ってきて、明日の仕込みを始めながら晩ごはんの仕度。

今夜は、ワカメ大量の味噌汁、ワカメともやしもサラダ、蛸の丸ゆで、カワハギの干物、蛸メシ、、、の海ゴハン。今日は一日海ずくしであった。

なんだか一週間ぶんの塩分をまとめて摂った気分。さすがにカラダがびっくりしていたみたいだったので、さきほど大根おろし山盛りに酢をかけて食べました。

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2012年2月18日 (土)

お母さんってすごいなー

遅めのランチの予約をいただいていたので、午前中はゆっくり仕入れをして、そのあと仕込みをする。土曜日は王子が家にいてくれるので、なんとなく気持ちのどこかが安心していて、ひとつひとつの作業も、時計を意識せずゆっくり時間をかけてできる。時間のすすみっていうのは、早くも遅くもなるんだな、ってこのとき思う。気持ちのありかたって大事。

・・・

あっという間に夕方になって、外の空気を吸いたくて王子をお茶に誘うと、そういう習慣のない彼はホームセンターに行こうと言う。しぶしぶホームセンターへ。案の定、工具売り場から抜け出せなくなり、さすがに日も落ちてきたので、むりやり王子の手を引いてレジに並ばせた。そしたら「俺だって、もっとゆっくり見たいんだよー」と苦い顔して言ってる。

最近の王子の口癖、「俺だって○○なんだよー。」。なんだか私のわがまま加減を言われているみたいでなんとなくこの言葉聞くと、逆にこっちが反省しちゃったりするのだよ。

外は、痛いくらいの北風がビュービュー吹いていて、そんな中、王子が、「なんかこの風、懐かしい。」とか言うから、「何か思い出でもあるの?」って聞くと、子供のころ、友達の家に向かうときに、この風の感触と同じものを味わったそうだ。セーターの袖を思い切りのばして手袋代わりにしてハンドルを握ったそう。、、、、そんな話をしてくれた。

王子って、あまりそういう昔の話とかってしないし、そもそも男の人ってそういうものだと思ってたから、、、なんだか嬉しかった。そして彼の幼少時代の温度を隣で一緒に感じられるというのは、その人の秘密をひとつ知ったみたいなちょっと得した気分でもある。なんでも共有できるというのは幸せなことなんだな。 たしかに、、、、辛い気持ちのときに、誰かがそっと横にいてくれるだけで、苦しみの重さが半分になるあの感じも、誰かがその気持ちを共有してくれるからそうなるのだ。寄り添うことって尊いな。

・・・

なんだか王子とタクミがいる休日は、仕事も含め、一日中キッチンに立ってるような気がして、晩ごはん時になると正直、気が重くなったりもする。「もーやだー」とか言ってインスタントラーメンでも作りたい気分だが、自分以外の人々が腹をすかせて待ってる、とか思うと投げ出せないのだ。主婦って大変、お母さんって大変。 でも、ときには投げ出しちゃうことも大事だと、自分の経験から、そう思ったりもする。母ちゃんの心が元気でなければ、家族の笑顔は生まれないから。

さて作るか、、、ということで。もっぱら週末は、冷蔵庫の整理もかねてのゴハン。

今夜作ったのは、スモークサバと水菜のアーリオオーリオのパスタ、あまりものをトッピングしたピザ(生地も自分で練って作った)、コーンスープ。みーんな冷蔵庫にちょこっとずつ残ったもので作った。

ちょっと疲れてたけど、みんなが「旨い、旨い」言ってくれたので作ってよかった、って思った。お母さんという人は、そうやって家族の笑顔をなによりものココロの糧にして、毎日を紡いでゆくものなんだよね。お母さんってすごいな。

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2012年2月17日 (金)

楽しい引きこもり

ビデオ三昧の日。気持ちとカラダを調整。

運動オンチだし、出不精だし、、、、だからこういう日はひたすらに引き込むるのが自分のやり方。たまにこうして自分だけのために時間を使うことって大事だと思うし、なかなかできそうでできないことなので、結構貴重。豪華な食事にありつけることよりも、ものすごく高価な買い物をすることよりも、もしかしたらこれって贅沢なことかも知れないな。

・・

ずっと気になってた「ショパン」の映画、DVDで観た。ピアノの詩人って呼ばれてる、あのお方の自伝。

数々の名曲が生まれた時代背景なんかは、むかし本で読んだそのものだったし、ショパン役の俳優さんが、すごおくショパンぽかったので、(ショパンには会ったことないから知らないけど)なかなか楽しめる映画だった。映画全体に彼の名曲がちちばめられてたし。

そして音楽家によくある、異常なまでの神経質さとか繊細さとか、変人ぶりなんかも表現されていて、自分としてはその人間っぽさのようなところに興味があるので、そこも見どころだと。

それにしても、生涯肺病と闘いながら、数々の恋にも落ち、愛の形も人生もぐちゃぐちゃになりながらも、あのような美しい旋律を次々と生み出すなんて、、、やっぱり彼は変人だと思った。

しかしながら、いつの時代においても変人と呼ばれる人っていうのは、人生の苦しい経験すべてを、芸術に代えてしまうのだから、すごいなーって、しみじみ思った。

・・・・・

今日は金曜日。夕方、日が落ちる前に自宅部屋の掃除をいつもより念入りにした。タクミがやってくるかな、と思って。

そして晩ごはんなんかも、タクミの顔思い浮かべながら「なんにしよーかなー」って、あれやこれやと考えてみたり。

人ってたぶん、「誰かのために、、、」って思うその気持ちが、その人自身を幸せにするんだと思うな。王子のためにとか、タクミのためにとか、、自分の料理を食べてくれる誰かのために、って、そう思うとき、ふぅっと自分の中が温かくなるのが分かったりするんだもの。

いつもどおり、腹をすかせて帰ってきた王子と、「今日はタクミ来ないかもね、、ご飯食べ始めようか、、、」などと箸を上げようとしたそのとき、奴から電話があり、駅まで迎えにきてと。まったく、タイミングいいというか、、、悪いというか、、、。

そして3人で食べた今夜のご飯は

エビフライ、ちくわの天ぷら、砂肝と豆苗の中華風和え物、大根と揚げの煮たの、ポテトサラダ、ぬか漬けきゅうり、あおさの味噌汁、大豆ごはん。

エビフライの数は、王子とタクミと同じにしないと、、、ここ大事。 ふたりの間にいるオイラとしては、そこ気をつかうとこだよ。

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2012年2月16日 (木)

かわいいなぁ

ばたばたと仕込みしてたら、棚の上のワイングラスのほとんどがガシャーっと落っこちてきてガラスの雨を頭から浴びる。幸い、帽子をかぶっていたためケガすることはなかったけど、もしもかぶっていなかったら、、、、、想像するだけでぞっとする。

床一面のガラスの破片、落ちてきたときのなんともいえない音、、、すごおく情けない気持ちと惨めな気持ちでいっぱいになって、バカみたいに泣いた。朝からなんとなく今が降りてこなくて、半分抜け殻みたいになってたせいもあって、その落ち込み度も倍増。

こういう日って気持ちは面白いくらいに悪いほうに悪いほうにおもむく。そういうときはとことん、その悪いものに付き合ってやればいいと思う。だから泣きたいときは泣くし、落ち込むときはどこまでも沈んでやろうって思ったりする、ちょっと意地になって。

しばらくその場に立ち竦んだまま王子に電話する。そしたら夕方の会議をキャンセルして今から飛んで帰るとのこと。優しいなぁ、、、そしてなんだか申し訳ない気持ちも。

・・・・・・

夜はサキちゃんファミリーが来てくれる。初めてお会いするご主人、優しい人オーラ出まくりだ。

サキちゃんは、いつもカラッとしていて、男前なかっこよさがある。だけど表には出さない繊細さもあって、、、そしてそれが彼女の素敵なところ優しいところ。 チビちゃんにいたっては赤ちゃんの頃から見てきているので、なんだか身内みたいだし可愛くてたまんない。今日会ったら、大人とほとんど変わらないしゃべりっぷり、驚いた~。2歳とは思えないくらいの落ち着きをはなってるチビちゃん、パパとママの愛情で満たされてる証拠だ。そういうのって子供の顔ににじんでるし、なんか感じる。

 おふたりの素敵な記念日に、心からおめでとうを贈るよ。そして今夜はこちらまで幸せのおすそ分けもらった気分でルンルン。・・・

・・・・

今日、お店のブログのほうに、春休みのPAKUPAKUキッズの申し込み開始をアップしたのだけど、さっそく問い合わせのお電話を何件かいただいて嬉しかった。こっそり始めた企画だったけど、ちょっとづつPAKUPAKUの名前をみなさんに育ててもらってるこの感じ、ありがたい。この春休み、また多くの子供たちと会えると思うとワクワク。料理を通して、ココロを伝えよう、ココロのゴハンをみんなで作ろう、って思う。

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閉店後、後片付けしながら簡単晩ごはん。

白いご飯の上に今日仕込んだボロネーゼソースをのっけて、目玉焼きとレタスものっけたタコライスみたいなの、きゅうりのぬかづけ、ワカメの味噌汁。

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2012年2月15日 (水)

今夜はすき焼き

気持ちと身体の感覚のずれ。お腹の痛みなかなかおさまらず。

薬でなんとかなるような種類の痛みとかではなさそうなので、ただ丸くなってじっとしてるだけ。仕事してるときと、誰かとおしゃべりしてるときだけは、その痛みから開放されてるのが何よりもの救い。

だから今日も寝てばかりいた。睡眠って大事って、この歳になって思う。寝ることによって、たいていのことは解決されると感じるのもこの歳ならでは。

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夜観てたテレビで、ニュージーランドに住む76歳の女性陶芸家の暮らしぶりをやっていた。そしてその中での彼女の言葉にとても心をうたれたので、ここに書きとめておこうと思う。

彼女は36歳のときにご主人をなくし、悲しみに打ちひしがれ人生にも失望していたときに、娘たちに陶芸をすすめられたのがきっかけだそう。そして子育てをしながらも専門の学校に通い技術を習得。今では全国から彼女の作品を求めてやってくる人たちがいるほど。独創性に富んだ作品ひとつひとつには、女性ならではのしなやかな感じと、お母さんの温もりが感じられた。

そんな彼女がこう言っていた。

「悲しみを忘れないでいることは簡単なこと。だけど、悲しみを喜びにつないでいくことのほうが人生においては大事なこと。」

自分はこの言葉の中の「つなぐ」ってところにとても意味を感じたし、共感するものもあった。つなぐってことは、簡単なことではないかもしれないけど、それができたときに初めて、明日の意味が生まれるような気がするし、人生は楽しく、喜びに満ちていなければ意味がないということにも。

そんな、いろいろなものを乗り越えて人生渡ってきた彼女の言葉というのは、とても厚みがあったし、だけれども、そういうことをいっさい感じさせないくらいの、軽やかさもあった。きっと彼女の作品の中には、そういうすべてが凝縮されてるんだろうな。

・・・・・・・・

そんなこんなで、しみじみ考えさせられた今夜のご飯は、すき焼き。なんだかんだいったって腹は減る、人間だもの。

すき焼きっていっても、お肉は上等やつをほんの少しだけ。もう、そういう歳ごろ。

具に入れた白菜は、あらかじめフライパンで焼いて、、、そして肉もどきに、美味しい油揚げを入れたのがポイント。春菊は嫌いじゃないけど、こういう系の料理に奴を入れちゃうと、鍋全体が春菊味になるから、入れないって決めてる。

シメのうどんまでしっかり食べた。

腹が痛くても食欲はある。元気な証拠?!、、、それとも食いしん坊魂?!

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2012年2月14日 (火)

ヴァレンタイン

ヴァレンタイン。夕方、王子と待ち合わせて映画を観て伏見の美味しい焼き鳥をおごる。

今日の日にふさわしいの、、、と選んだ「しあわせのパン」という映画、あまりにもしあわせの形が整いすぎていてくらくらしてしまった。だけど原田知世の透明な美しさは全く変わっていなくて、妖精みたいだったし、隣で王子が「彼女ってなんであんなに可愛いんだろ」と、うっとりしていたので、それだけでも見る価値ありだった。 

映画の中で人々がパンを分け合うシーンというのが何度も出てくるんだけど、きっとこれがこの映画のテーマなのだと。個人的に思ったのは、パンを分け合うっていうのは聖書にも通ずる大事なテーマでもあるし、食べるということの本当の意味にもつながるということ。そんなパンを分け合う人生っていうのは素敵だなと思ったし、自分が普段何気なく想ったり、大事にしたりしていることそのものだったので観てよかったと思った。たまには、こういう清潔な映画を観てココロをまっすぐにするのもいいものだな。

それにしても、美味しそうなパンと料理の映像の数々、腹ペコだったオイラたちには、かなり応えた。パン食べたーいって気持ちと、あれだけ毎日パンばっかりで飽きないものかね、、などと余計な心配も。そして「オイラたちだったら、あの生活2日で飽きるね、やっぱり米と味噌汁ないと死んじゃうね、、、」と言い合ったりした。 

・・・・・・・

帰りに数年ぶりに立ち寄った伏見の焼き鳥屋さん。王子と付き合っていたころ、よくここでデートした。肝もハツも鮮度抜群で、さっとあぶって中は半生状態で出してくれる。外側を香ばしく焼いて中が半熟のうずら串も、この店の看板メニュー。真似っこしよう。 大将もお元気そうでなによりだった。

ただ、あの頃と違うのは、、、、オイラたちの会話だった。あの頃はワインなんかでまったりしながら、愛(?)を語り合ったりしたものだったが、今は違う。無言のままひたすら食べ続ける感じなのだ。しかもオイラにいたっては熱燗だもの、、、これじゃオヤジだ。 まぁ、こういうリラックスな空気が許されるということは、それだけお互いを分かりあえるようになったということなのかも知れないけど、、、。

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終電ぎりぎりで帰ってくる。

数時間だったけど、久しぶりに外の空気を吸って戻ってきて、その足でキッチンに立ち寄ると、もうすでに日常に戻ってこれない自分がいる。

明日の王子のお弁当の仕度、今夜はさぼることに。洗い物も明日。

ヴァレンタインにと王子に作った「どんぶリン」(どんぶりプリン)、もうお腹がいっぱいだからと明日食べることに。ちゃぁんとプリンの表面に「すき(ハートつき)」って書いてやったのに、王子ってば、リアクション薄すぎだ~。ショボーン。

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2012年2月13日 (月)

ホイットニーの訃報

ホイットニー・ヒューストンの訃報。マイケルが死んだときと同じ感情が自分の中に渦巻いている。ただただ「お疲れさま・・・」みたいな種類の言葉しか見つからない。

そして思うこと。

人ってたぶん、この世に生を受けた瞬間から、人生の重みみたいなものを誰しも等分に与えられてるものだと。喜びも苦しみもみな、同じ重さだけ与えられてるのだと思う。

生きる長さはみな違っていたとしても、その長さの中で味わう喜びとか苦しみの重さはみな同じだと。人類の仕組みって、たぶんそんなふうに出来てると思うし、そうやって考えると、生きてる意味とかなんとかを平和に捉えられる。死ぬことがこわいと思ったときに、死の意味を探したり必死にもがいたりしてた時期に、そういう自分なりの解釈が生まれたんだけど。

だから、若くして死んでいく人は、もうすでに一生分の重みを味わったのかも知れないんだって、、、。

彼女の死因は薬物依存などと言われていたりしたけど。壊れてしまいそうな自分を支えるものとして、おそらくドラックとかアルコールが必要だったのだと思う。ドラックがいいというのではなくて、そういう人たちは、何かに依存していなければ自分の命の存在を認める手立てがないのだ。そう思うと、依存してでも、ぼろぼろになってでも、そこまで頑張って生き抜いた彼女の生涯は、48年という早い死であったけれど、もうそれでじゅうぶんなような気がする。

そしてどんな死のかたちであれ、その人の人生がこの世にあったという真実、それを思うと、なんともいえない気持ちと同時に、人類の偉大さ、そしてはかなさを感じる。

・・・・・・・

なんだか今日は朝からこのニュースを耳にして、自分の中のチャンネルがいつもと違う感じ。とくにホイットニーのものすごいファンとかではなかったけれど、彼女の死からくるメッセージは自分のとって大きかった。 中学生くらいだったかな、そよ風の贈り物っていう彼女のアルバムに出会ってえらく感動したのを覚えてる。カセットテープがすりきれるほど、聞きまくったもの。

・・・・・

今日は午後から雨だった。チャンネルずれているせいか、夕方から涙止まんない。目がパンパンになりながらも晩ごはんのしたく。目に見えない世界の何かを敏感に感じとってしまうこの自分のカラダのクセ、、、、なんとかならないものか、、、。

今夜は、もずくの天ぷら、てこね寿司、ほうれん草のおひたし、豆腐のワカメのすまし。野菜がいつもより少なかった。

埴輪みたくなった顔を鏡で見たら目が3になってておかしかった。ドラえもんとかのマンガでよく見るやつ。のびたがメガネはずしたときの、あの。

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2012年2月12日 (日)

ギターはいいなぁ

王子とタクミのギターのレッスンへついて行く。レッスン早々、チューニングするためにデジタルの小道具を使っていた王子に、道具を使うよりも耳で覚えちゃったほうがいい、というようなトイさん(師匠)の話。フラメンコギターの場合、ほかの楽器を合わせるとき以外は、多少ピッチがずれていてもさほど気にすることないそうだ。ノリが激しくなればなるほど、どんどんずれていってしまうし、そのずれがフラメンコの味なんだそう。このワイルドさ、好きだなぁ。

そしてときどきトイさんが、ジャジャジャーンと何気なく掻き鳴らす音が、真横にいた私の胸に響いてくるたび、何度も鼻血が出そうになった。ぼうっと見学してる身だが、お金を払いたい気分。

そんな中、王子とタクミは今日はドレミファソラシドの特訓。ふたりともトイさんの指示を驚くほどさらさらと呑みこみ実践していた!自分の場合、とりあえず聞いた指示を、まず脳ミソのどこかの部分で咀嚼して解読してから行動するので、とにかく人より時間がかかる。この二人、スゲー!とか思っちゃう、、、王子なんか小学生のタクミに負けてたまるかと密かにライバル心を燃やしてるのだから。

帰りの車の中で、フラメンコって自由でいいよね、という話で盛り上がった。だけど今はとりあえず基礎を固めなきゃね、と。私の踊りももちろんそう。 何事も基本を知らないと自由にはなれないよね、などとしみじみ言い合った。

そしてスペインの音楽って、音よりも、ハートのほうがちょっとだけ前にせり出した感じがなんともいえないよね~という話も。 

そうえば高校のときのピアノの師匠から教わったのは、当時まわりがみんなバッハとかベートーヴェンとかショパンとかで盛り上がっていた時代になぜかスペイン舞曲だった。やけに派手でハートの熱い師匠だったなぁという印象で、、、今思うとあれはスペインだったのねぇ。なんだかこれにも不思議な縁を感じてならないな。

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今夜も早めの晩ごはん、タクミの帰りが遅くならないようにと。

かつおと昆布のダシをしっかり利かせたカレー鍋をお蕎麦屋さんふうな味付けに仕上げた。具はスライスしたじゃがいもと大量の玉ねぎ、そして鶏肉のみ。鶏肉にほんのり片栗粉をまぶしたお陰でちょうどいいとろみがついた。しかもぽかぽかに。

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そういえば夕方まる子見てたら、なんと奴の誕生日と自分のとが同じだったことが判明。

どおりで昔から、他人じゃない気がしてならなかったのは、そういうことだったのね。

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2012年2月11日 (土)

トホホな日

王子号の修理。ひびの入ったフロントガラスの部分に特殊な液体を流して固めるというもの。そういう分野に関してはまったく役に立たない自分なので、作業してる王子の助手&頑張れ~の応援(?)として参加する。

途中、亀裂部分にうまく液が流れて入らず車の内側からトントン窓をたたいてみるも、ピシッと、なにやらきしむ音がして、新たに横一本に長ーい亀裂が、、、、。落ち込む王子、、、。結局ガラスごと取替えということに、、、。

そんな王子に、「出費がかさんじゃうのがショック?それとも努力が報われなかったのがショック?」とちなみに聞いてみたら、両方だと言っていた。そもそも出費おさえるために努力してたんだもんねぇ。

そしてそれから数時間経ったあとにも、何度もこのことを思い出しては、「あぁ、あのときもっとこうすればよかった、、、。」などと後悔しながら反省してたりしたのは、王子らしいなぁと思った。

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そしてそのあと、しょんぼり王子と名駅のほうまで出て買い物。買い物してたらタクミから今から行くよコールで、名駅で待ち合わせることに。

それにしても、相変わらずすごい人ごみ。そんな中でも、時間かけてじっくり品定めしながらまわる王子の買い物ペースにも最近ようやく慣れてきた。だけどあまりにも退屈してくると独り言がやたら多くなったり、ため息とかついてるみたい、、、私、自分ではまったく気づかないけど。でもまあどちらかのペースに合わせるということは、私たちにとっては大事なこと。そしてそんな自分たちに、何ひとつ言わず黙ってついて来てくれるタクミのほうが、もしかしたら大人なのかも知れない。

・・・

帰ってきてタクミに部屋のテレビを占領されてしまった王子は、めずらしく自分の部屋の掃除なんかしてる。しかもラフマニノフがんがんにかけて。いったい! 王子の気持ちに化学反応起きた???昼間の出来事は彼にとってそうとうなショックだったんだな。

・・

晩ごはんは、シュウマイ(お店の買ってきた)、鶏胸肉と春キャベツのサラダ、イワシの丸干し、白菜のお味噌汁、タコ飯。シュウマイは、王子が子どもの頃から食べてるというお店ので、ものすごーく美味しいっていうものではなくて、彼の思い出の中の味ってやつで、今でも名駅に出ると必ず買ってくるというもの。

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2012年2月10日 (金)

チョコの街

ヒマすぎると、予定のない目盛りの上をどうやって埋めたらいいものかと、結構真剣に考えたりする。ヒマでいいじゃん、うらやましい、、、ではない。だけど今の今までこうやって目盛りのないまま歩いて来ちゃったから、いまさらそのやり方を変えることもできなくて結局こうなるんだけど。

なんだかんだいっても、目盛りを自分で作っていかないとダメな人種なんだろうな。だからヒマっていう時間もたぶん自分で作ってるのだと思う。

そのぶん、時間っていうものの重みとか意味とか、昔から自分なりに感じてた。あるときは時間がお金になったり、あるときは気持ちを満たす材料になったり、、、、そして誰しも、それが永遠ではなくて最終地点があるということも。そう思うと、じっとしていられない自分がいつもいるのはたしか。毎日ぼぉっとしているけど、中身では結構真剣に悩んだりする。平坦な道できてないぶん、その想いも厚ぼったい。

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とか言いながらも

時間があると寝てばかりいる自分。原始人みたいな生活。歳を重ねるごとにますますそうなってきてる。

でもガッツリ寝ると、目覚めたときにパッと自分の中の切り替えスイッチが働いてサクサク行動できるので、こっちのほうが効率いい。店の仕込み、カウンセリングの仕事、テンポよくこなした。

そういえば買い物に出たら、チョコ一色だった。そういえばもうすぐバレンタイン。気づけばそういうたぐいのトキメキとかって、すっかり薄れちゃってるなぁ。ハートのチョコを贈る自分、、、想像つかねー。そんなピュア~な恋、してみてー。(すっかりおばさん化)王子とつき合い始めの頃は、素敵なレストランを予約したりとかしてたけど、、、。

先日王子に、今年はどうする?って聞いてみたら、「どんぶりのプリン作ってよ」だって。どんぶりって、、、、。ムードも色気もあったもんじゃない、、、、。恋の形って変わるのね、、、。

・・・・

夜はヤングな女の子たちが予約してくれて、いわゆる女子会。ほんとにみなさん美人さんぞろいで、いいにおいがしてた。一生懸命女の子たちの中に入ろうとしていた王子、さすが。

みんな笑顔がキラキラで、可愛かった。自分があの年ごろのときなんか、めちゃめちゃだったし、下品だったし、汚れてたなぁ、、、としみじみ。そしてもうなんだか、若い子たちの中に行くと、自然にお母さんみたいな位置になっちゃう自分も、ちょっと哀しいのう。でもこれが自分に合った場所なので居心地はいい。

ピンクの幸せオーラ出まくりの妊婦さんもいて、まさに母の気持ち。そういえば、うちの店の妊婦さん率って高い。そしてみなさん生まれると赤ちゃんを抱いてきてくれたりして、そういうのってすごく嬉しい。みんなの幸せな顔が見られる位置というのは、やっぱりこの仕事ならでは。そしてそれぞれの人の幸せの一場面に関われる自分というのもありがたいこと。これからもお母さんでいよう。

・・・・・・・

そんなヤングな子たちのエキスをいただいた元気な今日の晩ごはんは

ご飯の上にベシャメルソースとブロッコリーいっぱいとチーズをのっけて焼いたドリアっぽいの、水菜のおひたし。今夜はありあわせで簡単ごはん。

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2012年2月 9日 (木)

食について思うこと

ものすごく寒くてなかなか動けない。部屋の中で丸くなってじっとしてるばかり。

午後になって日が差してきた時間をねらって、勢いつけて仕入れ、仕込みをさくさくとやる。勢いさえついてしまえばその波に乗るだけなので案外楽ちん。自分の場合、だらだらデレデレテレビ観たり、ぼぉっと一日空ながめたり、二日酔いで丸一日寝込んでしまったり、、、、そういうのがあるからこそ、頑張れるときにサクっと頑張れるんだと思う。なんでも中途半端はいかん。

・・・・・

ここのところお店で出す料理が、和っぽくなってきてる。ちょっと前までは、ハイカラな感じの洋食みたいなものをよく作っていたけれど、自分の中のものがどんどん家庭料理っぽくなってきているので、カツオとか昆布のおだしベースのものが多くなってきた。料理に対する自分の想いも、ちょっとづず変化してきたということかな。

近頃はグルメな人が多くて、自分でもちょっと背伸びした料理を頑張ってみたこともあるのだけど、やっぱりそれってそのままの私がお客さんに伝わる。馴染んでいない自分とか、そういうの。 

だけど最近思うのは、そもそも「食べることを楽しむ」ってことは、グルメとは違うってこと。

どこにでもある素材ひとつひとつの味を楽しむことができたり、身近な食べものから喜びを感じることができたり、、、きっとそういうのが食を楽しむということだと思う。

作る自分が、いつも等身大でいること、、、それでいいのかなって。まず自分自身が楽しんでいなければ、それって伝わらないもの。

そうなるとやっぱり自分の場合は米!ゴハンに合うおかずっていうのが一番の条件。なので、そんな感じのゴハンを作りまくってる、、、今。

豪華なもの=美味しい じゃないって思えてきた。「食」の楽しみを伝えられるようなゴハンを作っていこうと。この日記にも何度も書いてるけど、「食べる楽しみ」を広げることは「人生の幅を広げること」と同じこと。人は食べなきゃ死んじゃう、食べるって大事!

最近はお客さんからも「メロちゃんとこは何料理なの?」って聞かれなくなってきた。何料理でもないもぉん。ジャンルなんてないもぉん。そのへん、お客さんにも伝わったのかな、って思うと嬉しい。だから頑張ろう。

・・・・

そんな仕込みの間に作った今日の晩ごはんは、玉ねぎいっぱいのシュウマイ、水菜のおひたし、温やっこ、自家製の切干大根とちくわの煮たの、じゃがいもと玉ねぎの味噌汁、白いごはん。

仕事で遅くなった超超腹ぺこ王子は、ひとこともしゃべらずワシワシかっこんでた。最近はお昼にスープを持っていくようになったから社食もコンビニ飯もなくなったみたい。王子の身体は今、オイラの作ったメシだけで出来てる。

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2012年2月 8日 (水)

アナログ女子

ランチにヒロちゃんとつっちーが来てくれておしゃべりなどしながら午後の時間をまったりと過ごす。窓の外では、まぁるい砂糖菓子みたいな雪の粒々がアスファルトの上でころころと弾けて転がって、その様子がなんとも可愛かった。

・・・・・・・

今日の3人でのおしゃべり。会社とか世の中の仕組みとかは、いまだにマニュアル的な人材のみを求めている、、、という現状のこと。

とりあえずやるべきことだけを完璧にこなす人間であればそれで十分で、それ以上のこと(たとえば心のやりとりとか気持ちのやりとりとか、目に見えない部分を大事にしたりすること)をする人間は実際必要としてない、というような話を聞いて、なんともいえない気持ちになる。

なんだかこれじゃ会社っていうのはロボットを育てているみたい。ただただマシンのように働く職場に、いったい何が生まれるというのだろう。何かがおかしいと。

・・・・・・・・・・・けど話¥

話のレベルが全然違うけど、、、。その昔、錦というところで仕事していたときに、当時新人だった私のところに、お客さんの指名が集中してしまって、ママに店の奥に呼ばれて言われたのは、「あんたのせいで、他の子のところにお客が行かないなじゃい、効率悪いのよ。もっと考えて仕事しな、辞めてもいいんだよ」と。まぁ、そういうたぐいの店にはそれなりのルールがあるんだけど、当時の私が仕事にたいして大事にしてきたもの(気持ち)を、、、あたかも自分丸ごとを否定されたみたいな気がして、すごく痛かったし、店っていうのは人よりもお金を大事にするってことが分かった瞬間で、なんだか複雑だった。

頭にきた自分は(若かった)、そのあとママとケンカしてすぐに辞めたのだけど、その数ヶ月後にその店はつぶれたと聞いて、あぁ、やっぱり、、、って思った。

世の中の会社がすべてそうとは限らないけど、やっぱりこの流れっておかしいと思うな。だけど現実っていうのは、それでお金が儲かるような仕組みになっていたりするから。 それを思うと複雑だけど、自分の中にある大事にするものっていうのは、変わらないし、変えられない。これからもはじっこのほうで地味に生きていこうと思った。お金はないけどこっちのほうが楽しいことはたしか。

 そして3人して、「私たちってアナログにしか生きていけないよね」などとしみじみ言い合ったりした。ヒロちゃんも、つっちーも、普段はお母さんの顔だけど、ひとりの人間としての人生とか生き方とかをしっかりと持っている人たち。そして私の日常をふぅっと優しく緩めてくれるから、会っていて、とっても楽ちん。

・・・・

仕事から帰ってきた王子は狂ったみたいにゲームにはまっていて、「ご飯だよー」の声にも気づかないほどだったので 「だからゲームって好きじゃないよ」とぽろっと言ってみたら、「俺だって自由な時間が欲しいんだぁ」とのことだった。(逆ギレ) まぁ、彼の世界だから邪魔しちゃいけないよな。

そんなこんなで、ちょっと冷めてしまった今日の晩ごはんは、

えびとココナツミルクのカレー、キドニービーンズのサラダ、いただきものの数の子と水菜の和え物、白菜の麹漬け。

王子の仕事を代わってあげることはできないので、せめてもの癒しをゴハンでと。

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2012年2月 7日 (火)

今、OKの気持ち

ランチには、久々に会うお客さま。自分よりずいぶん上のお客さんに「美味しいわ」って言ってもらえると、すごく嬉しい。なんてったってあちらは、主婦の大先輩だもの、家庭料理の鉄人だもの。 自分にとっては料理のプロっていうのは、シェフよりシュフなのだ。

だけど、そのようなシュフ(主婦)の方たちにも、自分の味を提供できるようになったということは、我ながらこの1年よく頑張ったと思う。正直、はじめのころはドッキドキだったけど。

たぶんこれって、料理の腕が上がったってことより、「これでよし!」みたいに、自分自身を認めてあげる作業がスムーズにできるようになったからだと思う。自分否定ばかりしてたら前には進めなかったと思うし。これって大事なことだな。

これからも「今、OK!」の気持ちを大切にして、そして常にその「今」のレベルを上げていくような、、、そんなやり方でいこう。

・・・・・

夜はマルちゃんが来てくれてまったりする。途中から王子が乱入(?!)し、濃厚な会となる。

「思いの実現」とか「思考の現実化」とか、真面目な話で盛り上がった。王子の得意分野だ。 そして同じようにそういうことについて日々考えているというマルちゃんは素敵だと思った。 自分なんか、いかに中年を楽しむかとか、人生を楽しくする方法とか、今日何食べようとか、、、楽しいことと、食べることしか考えてないもの。

常に上を目指して生きてる人ってやっぱり熱いし、その温度も伝わってくるし、生きるということのほんとの意味を見た感じがしてとてもすがすがしい。自分もあやかりたい。

そしてなぜか途中から、王子の昔好きだった人の話になって、今でもその人のことを町で見かけると胸がときめく、、などとぬかしていたので、「その女、わら人形に仕立てて呪ってやるぅ~」って言ってやった。我ながら幼稚な発想、、、でも本当にやりそうなので王子がおびえているのがおかしかった。

それにしても、マルちゃんの素敵なところはいっぱいあるのだけど、中でも、いつも自分の気持ちの感覚を大事にしてるその姿勢っていうのが彼女の一番好きなとこ。表面の部分だけで生きてる人間がたくさんいる中、ちゃんと自分のハートの感覚を知ってる人なんだもの。これからもその感覚、大事にして欲しいって、友達として思うこと。

・・・・

晩ごはんは、水菜と柚子のサラダ、チリビーンズをご飯の上にのっけたの、カブのお味噌汁。

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2012年2月 6日 (月)

女の本音

一日じゅう雨音を聞きながら家の中で過ごす。雨なんて久しぶり。それにしても、冬の雨っていうのは、どうしてこんなに切ないんだろう。

・・・・・

冷蔵庫の中がすごく涼しい感じになっていたので、せっせと仕込みする。冷蔵庫の環境を整えてあげることは、そこのうちの食卓環境をもよくすることだったり、家庭円満の秘訣のような気がする。自分もたまに仕出かすけど、野菜室のものすごく奥のほうから化石みたいになったにんじんのしっぽが発掘されたり、賞味期限の切れた瓶詰めが棚の奥から見つかったりとかって、たぶんこういうのって生活の流れを悪くするものだと思う。気づいたときに、ほどよく手を入れてあげることは、日々を紡いでいくうえで大事なことなんだろうな。たかが冷蔵庫なんだけどね。

冷蔵庫の中身は、自分そのものだし、家庭そのものだと思う。

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王子は胃痛でダウンして一日寝ていた。彼の胃痛は大量の考え事からくるストレスの影響が大きいと思う。男の人は、家でもそういうことをあまり話さないから、いつの間にか溜まってしまうのかもしれないなぁ。「男はこうあるべき」みたいな芯がいつもあるから。そういうものが彼らを支えてくれるのだろうけど、その芯があるがために苦しくなることだってあると思うな。男の人って大変。

だけど、「この自分にだけは」って、その芯が崩れちゃうところを見せて欲しいって気持ちも実は女の中にはあるのだ。この私にだけ、、、って。そしてそういうときって、母性本能が黙っていられなくなる。痛いくらいに刺激される。

まぁ、そう思うところだけれども、男の人のそういうところは命みたいに大事な部分なので、女は黙って口出ししないほうがいいのだと思う。そっと寄り添うのが女の役目なのかなと。たぶんこれって、人類のしくみだと。

 それにしても、早く王子に元気が戻ってきてくれないと、ゴハンも作りがいないし、なんとなく家の中もしんみりだ。家族の健康って大事。

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晩ごはんは静かにに蕎麦などをすすった。つゆは、昆布と鰹節としいたけのダシを濃くとったので、すごく香りがよかった。刻んだ柚子とか大根おろしもたっぷり添えて、久しぶりにちくわの天ぷらも揚げた。家メシばんざい。

食欲なかった王子も「旨いなー」と言いながら食べてた。快復の兆し。

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2012年2月 5日 (日)

シンプルがごちそう

仕事の納品にむかう王子について行き、山下家のお嬢さんとトランプなどをしながらまったりと過ごす。山下家のご主人は王子とのお仕事仲間、そして奥様にはいつもお手製の美味しい野菜を分けていただいたりして、今ではもう家族ぐるみでのお付き合い。可愛い娘さんたちは、いつもニコニコしているし、頭も賢そうだし、まさに理想の家族の絵の中の人たちみたい。

子供の頃こういう友達の家に遊びに行くと、そこのうちのお母さんの手作りのクッキーとかが出てきたり、ちゃんとソーサー付きのティーカップに紅茶が出てきたりして、当時の私はかなり衝撃を受けたものだった。あの頃は、友達の家に遊びに行くとみょうに、そこの家族の温もりみたいなの感じたりして、それがやけに羨ましく思えたものだ。うちは父も母も、とにかく忙しい人たちで家にはほとんどいなかったから、なんかそういうのにすごく憧れてた。

そして今日も奥様から大量のすばらしい野菜たちをいただきました。米俵みたいな白菜は、身がぎゅ~っと詰まっていて、しかも甘い甘い!「どんなふうに料理しようか楽しみだなぁ」って奥様に言ったら、「野菜は作るけど、実は私、料理するのは苦手なのよね~」と言っていた。そしてそのあと「私たち一緒に暮らせば、畑担当と料理担当で、ちょうどいいわね」って、真面目に言ってた奥様、、、。一緒にって、、、。暮らすって、、、。

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昨日の暴飲暴食(?!)で、今日は一日胃袋の調子が悪かった。無理すると、ろくなことない歳ごろなのだな、としみじみ。気持ちに身体がついていかないというのは、ここ最近感じること。ということは、もっと自分の身体に意識を向けて大事にしてあげないといけないということなのかな。中年って、哀しいなあ。

晩ごはんは山下家からいただいた白菜で鍋。山盛りの大根おろしと豚肉少々も入れて雪見鍋ふうに。とりたての白菜、昆布でダシもとって、、、、。シンプルだけどきっとこういうのがご馳走っていうんだろうな。

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2012年2月 4日 (土)

美味しいものってなんだろう

今日はなんだか落としまくりの日であった。仕込んだ食材も鍋ごと床にぶちまけるは、冷蔵庫の上のほうにある食材をとろうとしたら容器ごとひっくり返し、挙句の果てに、やかんをひっくり返し、パンツまでずぶぬれになった。

こういうときって気持ちのどこかに「あ、たぶんまた、仕出かすな、、、やらかすに違いないな、、、」みたいなのがいつも付きまとっていて、結果、「やっぱりそうなった、、、」っていうパターンをなぞるものなのだ、、面白いくらいに。

もうさすがに何度目かになると、くじけてきて気持ちのコントロールも利かなくて、、、王子は私が床にぶちまけたものを黙って雑巾で拭いてくれていた。こういうときサラリとそういうことをしてくれる王子、、、やっぱりあなたがいないと私は生きていけないことだよ。

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お昼には田中さんが北名古屋市の韓国フェスティバルのPRもかねてランチに来てくださった。田中さんはこの間のこどもクラッシックの企画もそうであったように、国際交流のお仕事をされている方。自分のことだけでも精一杯な私のような人間からしたら、そうやって町ぐるみとか、地域ぐるみとか、人と人とをつなげていく仕事を、しかもボランティアでされていることじたい、なかなかできることじゃないと思うし、素晴らしいことだし、そういうことを率先してやられているだんなんて、すごく尊敬してしまう。人はやっぱり人とつながっていくものだし、それによって町は活性化して、国も元気になる。その原点が、人と人。

自分もいい歳だし、そろそろそういうことに関心を持っていかねば、、、とは常日頃思うこと。この地に住んで1年ちょっと、、、少しずつこの町も好きになってきたところ。

そして彼が宣伝しまくっていた韓国フェスティバルは!

来週2月11、12日文化勤労会館にて開催です。韓国の歴史や文化、そしてグルメに触れるチャンスだし、Kポップのライブもあるみたい。韓流ファンにはたまらんイベントなり。行くべし!くべし!

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夕方、名古屋ドームでのフードイベントに遊びに行く。なんとも日本最大級のうまいものイベントとやらで、全国からものすごい数の有名店が参戦しているのだそう。食いしん坊代表としては、これは行かねば、ということで。

「美味しものって、見てすぐわかる」などと言いながら、私が選んだものたちはすべて当たり。一方、王子が思いつきで買ったものは、結構ハズレもあり、「どうしてこれが???」みたいな超有名店の品々もあった。美味しいのど真ん中の味というのは、ウケはいいが、食いしん坊人間には物足りないのだ。しかもそれが、ものすごおおおく高かったりすると、もう怒っちゃう。ネットの人気店情報もあてにはならないということが判明した日。そしてやっぱり頼りになるのは、自分の舌しかないな、という結論に。

いろいろ食べてみたいものはあったけれど、胃袋は1個しかない。悲しいことだが、もう「食べまくる」、、、とかなんとかっていうのはできない体になってるぅ。これが正常なのかも知れないけど。

帰ってきて久しぶりに胃の痛みと戦っていたら、しばらくして王子も痛いと言い出し、ふたりして「歳のせい」という結論にいたる。だってタクミはケロリとして買ってきたコロッケをむさぼり食ってたし。

そんなこんなで胃の痛みに耐えながら、ほんとに美味しいものってなんだろう、ということについて真面目に考えさせられた日であった。

それにしても全国各地から出陣していた「おもてなし武将隊」の面々のクオリティの高さには感動した。顔もちっちゃくてイケメンぞろいだし、ちゃんと中身が詰まっている感じが素晴らしかった。テレビの中の戦隊ヒーローたちも顔負けな勢い。 地域の活性化には、グルメだけじゃなくて彼らの存在も大きいのだろうな。

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なんだか今日は地域とか郷土とか、そういうこうことについて考えた日だった。

それにしても腹が痛い、、、。晩ごはんは無し、、、。というか作れなかった。

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2012年2月 3日 (金)

寒い、、、そしてハプニング

ものすごく寒くて、エアコンつけたりファンヒーターをつけたりするも、なかなか部屋が温まらない、、、とか思っていたらブレーカーが落ちるというハプニング。お客さん、驚かせてしまってごめんなさい、そしてお客さん以上にびっくりしたのは実はこの私。ブレーカーがどこにあるのかも分からなくてしばらく立ち往生。ようやく見つけて処置するも、オーブンの中の肉も野菜はすっかり冷めちゃってるし。

なので今日はずいぶんとお待たせしてしまった。それでもってすごく焦った。でもこれでまたひとつ学習したことだよ。

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夜はM氏が来て、まったり会。バックでは王子がギターの練習を。なんて自由な店なんだ。

野菜嫌いなM氏が食べられるものといえば、ハンバーグとかカレーライスとかいうお子ちゃまメニューばかり。なので彼が来ると、そのお子ちゃまというやつを、冷蔵庫にあるものでちゃちゃっと作るというのが定番。今日はちょこっと変化球をきかせてハヤシライスを作ってみた。

どうやら生まれて初めて出会うハヤシライスだったそうで、彼にとってはその謎の食べものをおそるおそる口にしていた、、、かどうかは分からないが、黙ってもくもくと食べてた。そして野菜嫌いとはわかっていたけど、お皿のはしっこに、千切りキャベツと茹でたブロッコリーもこっそり添えてみたら、なんとそれもきれいに食べてた、、、嬉しい!。。。って、なんだかこれじゃお母さんみたいだよ。

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タクミが遊びに来て、3人で節分の豆をぼりぼり食べながら探偵ナイトスクープを見てゲラゲラ笑う。金曜の夜はなんだか楽しい。

晩ごはんはハヤシライス、ブロッコリーと芽キャベツのおひたし、温やっこ。

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2012年2月 2日 (木)

雪やこんこん。

朝からものすごい雪。10センチは積もってる。

車通勤の王子は仕事に行けず、ネットの交通情報をたよりに部屋で待機。結局9時過ぎに通行止めになってしまい、休むことにしたみたい。

自分はというと、、、食材がないので仕入れに行かねば、ではあったが、この雪では、、、、とかって思っていたら、サバイバル好きの王子が、「連れてってやるよ」とのこと。さすがに買い物に来てる人もほとんどいなくて、駐車場はガラガラだった。それをいいことに、新雪の上をくるくるとスピンしまくっていた王子、、、、サバイバルだ。まわりに何もなくてよかった。こわかったよお。

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昼すぎにはすっかりやんで、ときおり屋根に積もった雪が、どさっと重みを含んで落ちてきて、そのたびになんだかどきっとした。木々の枝の先から雫がぽたぽたと音を奏でていた。まるで音のない世界から現実に戻っていくような。魔法が解けていくみたいな感じ。雪解け水が太陽の光に反射して、キラキラな午後になった。そんな中、サバイバルな人だけはひとりで残念がっていた。

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午後からはのんびりとキッチンで過ごした。大きな鍋でチキンスープを炊いたりして、普段なかなかできないような仕込みを。スープとゆっくり向き合ったり、お菓子を作ったりとかって、気持ちの余裕がないとなかなかできない。ちょっとでも気持ちが乱れていたりすると、うまくいかなくて、「今日はたぶん失敗するな」って思いながら作っているのだ。料理ってそのときの気持ちが正直に出るんだよなぁ。

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なんだか今日はいつもの時間の流れとは違った特別な時間と空間を与えてもらったみたいで、得した気分だった。たまにこういう日があると、気持ちの調整もできたりしていいものだな。

そういえば今朝、雪の中、家の前をものすごく短いスカートの女子高生が通った。この寒さの中、なんと生足に靴下!。思わず、「そんな格好して歩いたらお腹冷やして体に良くないよ」、と注意(?)しようとしたけど、やめておいた。そう思いながらも、「自分にもあんな頃があったなぁ」、などとしみじみ。。。たんなるおばさんだ。

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晩ごはんは、大根と鶏もも肉のあっさり煮にゆずの皮をいっぱいのっけたの、水菜のおひたし、クラムチャウダー、残りごはんで納豆チャーハン。へんなメニューだった。

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2012年2月 1日 (水)

苦い朝

雪が一日中ちらちら降ったりやんだり。予約のお客さんが無事に来ることができてひと安心。それにしてもかなりの冷え込みよう。仕事のとき以外は、毛布をマントみたい背負って一日じゅう家の中をうろうろして過ごす。

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朝からめずらしく王子と衝突。自分の中にある不安なものを一方的に相手にぶつけた私が悪いのだけれど。 毎日の規則正しい流れの中では、なんとなくその流れを乱してはいけないと、そこにそぐわないものは、ついつい出しそびれてしまったりするもの。

これから出勤という慌しい時間ではあったけれど、どうしてもしまっておくことができなくて、思っていることを外に出した。自分にとっては、「今」でないとダメだったから。

そのときの気持ちを保存したりだとか保管したりだとか、、、自分にはなかなかできない。

とにかく聞いてもらいたい、ただそれだけだった。けれど、なんとなく王子のことを責めるみたいな形になってしまって、一日の始まりだというのに、なんとも苦い朝になってしまった。だけど、思っていた気持ちを出したことに、後悔はしてない。

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あたりまえに流れる日々の中では、どうしても見落としがちなことだってあるし、時間という川になんとなく流してしまうことだってあるのだ。だけどそうじゃなくて、、、。

あたりまえということに感謝しつつも、あたりまえはありえないって思う気持ちだって大事だと思う。

王子と私の場合は、それをいちいち見つけて指摘するおせっかい役が私。「お前とつき合うのってほんとにめんどくさいなぁ・・・」とは、ときどき言われるけど、気づいたときに、ふと立ち止まって「今」を見直したりする作業って、やっぱり大事だと思うから。

そんなこんなで軌道修正の多いオイラたち。。。

夜、王子が帰ってきて、朝に言い過ぎたことをあやまった、&あそこまで熱く語った理由も付け加えた。やっぱりおせっかい野郎。

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晩ごはんは、豆腐ステーキエスニックふう、ポテトサラダはんぺん入り、菜の花の辛し和え、大根と揚げの炊いたの、鶏とごぼうの炊き込みご飯。王子が買ってきてくれたシャルドネでまったり過ごす。

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