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2012年1月 8日 (日)

日曜日の青い空・白い月

昨晩午前様だった王子はお昼過ぎても起きてこなかった。さぞかし夕べは楽しんだことだろうな。あれだけ電話かけても出ないだなんて、王子にはめずらしいこと。深夜に同僚の奥さんを呼び出し、家まで送ってもらったらしいけど、その奥さんも迷惑だっただろうに。あー、自分に、お呼びが掛からないで良かったわ、、、っていうか、あのときすでにへべれけだったオイラは、どっちにしても無理でしたけど。

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1時すぎ、のそのそ起きてきた王子に、うどんを作った。かつおと昆布でダシをひいて、さっと湯がいた鶏肉、かまぼこを入れ、上に花かつおとゆずの皮をひとかけら乗せたさっぱり塩うどん。つゆをすすりながら王子が「やっぱりうちのゴハンが一番落ち着くな~」などとしみじみ言っていた。

おうちゴハンは、きっとそういう場所なんだな、と思った。帰ってくる場所だったり、ココロがほっとする場所なんだろうな。どれだけ素晴らしいレストランの料理も、おうちゴハンにはかなわないんだな。それはココロとカラダで味わった感覚だから。そう思うと、やっぱり丁寧にココロを込めて作ろう、ってなる。そしてやっぱり、どれだけ忙しい家事の間にこなす主婦の料理であっても、「手抜き」って言葉は使いたくないな。

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夜は、馴染みのイタリアンの店へ新年のご挨拶&食事に行く。もうすっかりここのお店のファンになってしまっている私たち、今日は前菜の盛り合わせが、フォアグラとかズワイガニとか、豪華食材のオンパレードだった。たぶん、これも大将の心づかいだ。こんな食材、どの客にも出していたら、採算合わないもの。そういうことをさりげな~くやってくれて、しかも、グルメ本にじゃんじゃん登場しちゃっているのに、決して天狗にならず、お客さんの顔を見ながら作ってくださるここの大将の心意気が大好きだ。

どんなに有名店であっても、お金が神さまみたいになっちゃってる店はだめ。やっぱり大事にすべきものは、人なんだよね。そういうこのお店の価値観が、私も王子も好きだから、イタリアンといえば、ここに来くって決めてる。 それにしても最後のドルチェ&エスプレッソまで、素晴らしかった。裏切らない味、そしてこの絶妙な味付けのバランス、私好みです。

イタ飯のあと、久々にバーにでも寄ってまったりして帰ろうかと思ったけれど、もうお腹もアルコール具合も、大、大 満足満腹になっていたので、そのまま地下鉄に流れた。日曜日だというのに、車内は混んでいた。ただ、平日の夜の地下鉄の風景と違うのは、乗客のみなさんの顔が疲れていないこと。

 そして偶然にも乗り換え駅のエスカレーターのところで、フラメンコ時代の友達にばったり会った。彼女とは今までにも、絶対に会うことなんかないだろうなというような街の人ごみの中ですれ違ったり、不思議なところでひょっこりと出会うことがしばしばあった。これって、彼女に呼ばれてる?もしかしてフラメンコに呼ばれてるってこと?

自分のことを昔の苗字で呼ばれるの嫌だから「違う愛称にして~!」と、あるときフラメンコ仲間にお願いしたところ、唯一彼女だけが、「じゅんこちゃん!」って真っ先に下に名前で呼んでくれたのだ。ちなみに他のメンバーはいまだに自分のこと昔の苗字で呼んでくださりますぅ。

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コンビニでガリガリ君梨味をゲットして、夜道をふらりふらりと帰る。風もなく、空気は澄んでいた。家々の窓の明かりも、温かかった。見上げれば真っ白い満月。

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