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2012年1月 5日 (木)

雑煮談義

年明けて、初めて雑煮を作る。この雑煮ってやつが、案外やっかいもので。というのも、子供の頃から慣れ親しんできた味というものが、みな違うから。人生において、出会う伴侶の数だけ、雑煮の味も違ってくる、、、などと、説得力あるような、ないような表現ではあるが、まさにそういうこと。

お雑煮は、ふるさとの味、そして母の味なのだ。だから毎年これを作るときは、なんとなく背筋がしゃんとなる。だしを丁寧にとったり、そして事前リサーチによる「そのひと流の雑煮」に近いものを再現するのが自分の役目、女の仕事。 このとき、相手の意見を無視して、自分流の雑煮を作ったとすると、、、、

あまりいい結果になったためしがない。男の人にとって、雑煮の味というのは、それくらい何か特別な想いが込められているものなのかも。

ちなみに自分が子どもの頃から食べてきたのは、かつおのだしに、酒、しょうゆ、みりんで味付けした汁に鶏肉、かまぼこ、こまつな、焼き餅が入っているいたってシンプルなもの。汁の色はしっかり濃い目についていた。 

今まで、いくつかのパターンの雑煮をこしらえた経験(人生?!)がある中、今回作ったのは、汁の色は淡く、だしをしっかりとって、具には里芋、餅菜、かまぼこ、鶏肉を入れ、餅は焼かずグツグツ鍋で煮る、、、、というものであった。これが王子の雑煮(?!)らしいので、再現した。

王子はよく「母の料理はものすごく旨いんだ!」と言う。しかもこのセリフ、このタイミングで言うか?ってときに、ぽそっと。 今日も雑煮をすすりながら、そんなこと言ってたっけ。男の人って・・・・・。だけどそのあまりの素直さというか、可愛らしさに、こっちは何も言えない。

いつかきっと、この自分の作る雑煮も、歴史を刻み、自分の味となっていくといいな、などと思いながら、雑煮というものの奥深さをしみじみと感じた。

・・・・・

ほんとは、、、餅はグツグツ煮るより、焼いて入れたほうが好きなんだけどな。

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