« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »

2012年1月

2012年1月31日 (火)

海外ドラマにはまる

最近、うちの店にも遠方から来てくださる方々がいて、すごく嬉しい。だけど、どうしてうちみたいな店のこと知っているのか謎。どこにも宣伝していないし、もしかしてネットかしら。

だけど、この言いたい放題な日記を見ても、店のことなんか分からないだろうし、、、。うぅむ、やっぱり謎。

そして、たいていそういうときは電話で詳しい場所を聞かれるのだけど、近所の地理や地図でさえ、まったく分からない自分は、説明するのにひと苦労。実は受話器を握りながら、お客さんの向かってる方向にあわせて、右を向いたり左を向いたり、、、、くるくる回ってるのです。そんなお粗末な説明にも関わらず、みなさんなんとか来てくださって、ほんとにありがとう。

王子にそのことを話したら、「お客さんが見つけやすいように、大きな看板でも作るか」とか言うから、「それは必要ないよ」と言っておきました。これからも、こっそりひっそりやりたいし、ここに来たいと思った人だけが集う場所でいい、って思ってる。

・・・・・・・

そして今日も昨日にひきつづきプリンのリベンジ。しかし今日のは柔らかすぎた。卵と砂糖と牛乳というとてもシンプルな組み合わせ、奥が深いなぁと思う。そして今日、気づいたことは、卵は焼くことによって、卵本来の香りが出るということ。この香りは蒸しプリンでは感じられない。 だからきっと卵焼きとかも、ある程度、強めの火で焼いてあげたほうが、卵の香りが立つはず。意外な発見に思わず嬉しくなるも、肝心のプリンが、、、、。 よぉし、はい次っ!

・・・

夜は海外ドラマ三昧。今、王子とハマっているフラッシュポイントっていう警察の特殊部隊のドラマ、毎回ハラハラドキドキさせられる。海外ドラマの心理描写って、ほんとに面白い。王子は昔から、そういう命の現場で働く職業に憧れがあったので、観るドラマもみんなそっち方面ばかり。

それにしてもこのドラマの中で、命のギリギリのところにいる人たちが現場で下す判断というのが実にリアルで毎回考えさせられる。いくら凶悪な犯罪者にも、生きる命があり、心があるということとか、毎回事件の解決や裏の調査には、特殊部隊とともに心理士というのが大事な役割を果たしていることとか。悪を紐解いていくあの感じ、なかなか面白い。 手に汗握りながらテレビの前で正座して観てる。

・・・・・・

晩ごはんは、おからの炊いたの、生姜をいっぱい揉み込んだ鶏天、でっかいあぶらげの網焼き、里芋の味噌汁、白いご飯、そしててんこ盛り千切りキャベツをヤギみたいにもぐもぐ食べた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月30日 (月)

へるしーごはん

寒いけど頑張って家事して体を温める。主婦してるなぁ、、、。

密室恐怖症ゆえに、どんなに寒くてもキッチンの小窓を開けて作業する。冷たい風のびゅ~っと吹き込んでくる音まで聞こえるそんな台所の温度計はなんと2℃を指してた、、、だけど、これも最初だけ。 鍋でグツグツしたりオーブンを点ければ、あっという間に体も温まる、、っていうか、もうこの時点では寒さとかなんとか、そもそも忘れてる。人間の集中力、おそるべし。 なので「エイッ」と台所に入る最初の気合いだけが、なによりも肝心。

めずらしく焼きプリンなどを作ってみたけれど、見事に失敗。思い切りスが入ってしまった。舌触りも悪い。

いつも通り蒸して作ればよかったのだけれど、あえて冒険したくなっちゃうこの気持ちは抑えきれないのです。(料理に関してだけではなく) まぁ、この冒険こそが次に進むためのステップなので、失敗しても悔いはないけど。それどころか、ますます自分に中にある冒険心に火がついちゃった感じ。よぉし、次だ!

・・・

夕方の王子からの帰るコールがなによりも待ち遠しい今日このごろ。(寒いとココロ寂しくなるのよね。) 帰るコールといえども、王子の場合、「今から帰るよ」ではなくて、「晩ごはん何?」。 さっと冷蔵庫の中を見回して、そのとき思いついたメニューを伝える。最近は野菜系のもののほうが嬉しいようなのでヘルシーメニューを心掛ける。

毎日毎日、こうしてご飯を作るという女の仕事、どうせだったら楽しくやりたいものだと、いつも思うこと。そのためにはやっぱり冒険することが大事だと思う。冒険して発見して感動して、、、。料理することって深いし尊い。自分が食べた物でこの体が出来てると思うと、なんかものすごいことのような気がする、、、だから食べることとか、作る気持ちとかって、すごく大事。・・

そんな今晩のメニューは、サーモン丼、こんにゃくステーキ、根菜の白和え、白菜の漬物をごま油で炒めたの、ワカメの味噌汁。ヘルシーだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月29日 (日)

日曜日と鶏ちゃん

図書館で過ごす日曜日。というのも、王子とタクミは愛車、王子号の修理をするというので、役に立たない私は図書館で時間をつぶすことに。読みたい本もたまっていたことだし、ちょうどよかった。

そんなとき、携帯電話のメール着信音がポケットの中で鳴り、そうしたら図書館のばばぁがつかつかとやってきて、「マナーモードにしてありますよねぇ」と意地悪そうに言う。すみません、、、と言ってすぐさまマナーボタンを押したけれど、すごく嫌な気分。 どうして素直にまっすぐに「マナーモードに設定していただいてもよろしいですか?」と言えないのだろうか。裏返しに言うぶんだけ、その人の意地悪さ加減がよりいっそう伝わってきて嫌~な感じ。

注意された身でこんなこと言うのもなんだけど、こういうコミュニケーションってやっぱりおかしいと思う。まっすぐに言うべきことを、どうして曲げたり裏返したりする必要があうだろうか。相手の気持ちにわざと膿を残すようなやり方を。 こういうことを見落としてはいけないし、嫌な気分になったぶん、自分も気をつけようと思う。大事なこと。

・・・

図書館で3時間半。王子号は結局修理の途中のままだったが、このままだと一日が終わりそうだったので、作業を切り上げることに。

迎えに来てもらい、そのまま日曜日お決まりのホームセンターめぐり。そしていつもながら、買い物しながら歩くときは、王子の左側を占領する私の前に、タクミが立ちはだかるというパターン。王子と手をつなごうとする私の右手にチョップしてくるのだ、、、可愛い奴。だが、そのあとタクミは、王子の左側をちゃっかり占領してやがる。どうやら奴は、王子のことを私にとられるのが嫌みたい。(そっちかよ) これって男同士の友情ってやつ?!モテモテ王子。

・・・・・・・・

夕方は早めの晩ごはん。タクミは明日も普通に学校だ。

スーパーのお肉売り場で「鶏ちゃん」というのを買う。岐阜のほうの伝統料理で、鶏肉をにんにくとか生姜とか味噌とかで漬け込んであるやつ。今まで食べたことがないので試しに買ってみる。

袋の裏の作り方によると、まずその鶏肉を焼いてから、ざく切りキャベツやニラなども一緒に炒めて、最後にからめて食べると書いてあったので、その通りにまずはやってみた。すると、肉はどんどん焦げるし、キャベツにはなかなか火が通らないし、蒸し焼きにしてみるも、水分が足りなくて飲んでいたビールを少々投入し、なんとか食べられる感じになった。なんともジャンキーな料理だ。

そしてなぜか一同無言、、、。しかも、この味って、だんだん飽きてくる。作り方がまずかったのか、、、こういうものなのか、、、微妙なところだけど。 たぶんこれって、キャベツは千切りのほうがいいと思う。そのほうがしんなりするのも早いし、水分も出やすいし。あとは、トッピングで七味とか黒胡椒とか、、、大きなプレートでワイワイやるときは、チーズをのっけても美味しいと思う。味噌とチーズの組み合わせはハズレがない。

これはリベンジせねば。次回は鶏肉も自分で漬け込んでみよう。何が入っているかは、分かったので。

最後にホットプレートにこびりついた焦げた味噌を酒で溶かしてネギとか醤油とかオイスターソースで味付けして、その上で茹でたソーメンを絡めて食べたんだけど、それが一番旨かった。

・・・・・

そのあとタクミは王子とゲームを少しだけして、彼の日常へ戻ることに。今日はお腹が痛いという仮病作戦で、帰る時間をギリギリまで引き延ばしていた。

明日からまた1週間が始まる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月28日 (土)

ギター

ランチのお客さんからのリクエストでスープカレーを作る。最近は普通のカレーばかり作ってるので、だいぶ前に作ったあの味、、、なかなか思い出せず。。。あのときの味のリクエストだろうし、、、、どうしよう、、、レシピも起こしてない、、、などと少々焦るも、今の自分の感覚で作ろうと思った。きちんとマニュアルを作ってやるのが本当なのだろうけど、まだまだ自分の味を追求したいと思っているので、今はまだ型は作らないことにしよう。

けど、、、、いつもひいきにしてくださってるお客さまゆえに、今日の味はどうだったか心配、、、。

クマちゃん、いつもありがとう、これからも精進してまいります。。。元気な顔見れて良かった!

・・・・

初めてのギターレッスンへ。私じゃなくて、王子とタクミ。タクミが2年前までお世話になった先生で、今回は奴の復帰と新人王子の入門を兼ねて。そして私も同行する。

新しいことに挑戦するときの王子は、まるで小さい子どものよう。好奇心のかたまりみたいだし、ワクワクしているのがこっちにも伝わってくる。やっぱり素直な性格の人ってこうなんだろうな。

タクミは2年ぶりのトイさん(先生です)との再会で「ずいぶん大きくなったな~」などと言われていて照れくさそうにしてた。

王子はまずギターの構え方から、そしてスケールの練習方法も教えてもらっていた。フラメンコギターは他のギターと違って、構え方も、音の鳴らし方も、すごくワイルドだと思った。踊りと一緒だ。魂とか、そういう熱いものの表現なのだろうな。そしてフラメンコには基本、楽譜がないということにも納得。  これは、楽しみだ~。(私は弾くわけではないが)

なにより、師匠のトイさんも、タクミと昔から一緒にやっていたゲンさん(トイさんのお弟子さん)も本当に「いい人~」っていうのがにじみ出ている人たちで、そのお仲間に加えてもらえただけでも嬉しいこと。そして近い将来には、王子やタクミのギターで自分も踊りたい!夢はちょっとづつ膨らんでいくこの感じというのは、毎日の意味に厚みが出来たみたいで、なんだか嬉しい。

・・・

新しいことに挑戦しようとする王子、さすがだ。そしてタクミには、何か教科書の上だけでは学べないようなことを身に着けてもらえたら、とは昔から思ってた。ギターの技術を学ぶこともそうだけど、歳ごろのおじさまたちに普通に混じってレッスンを受けること自体が、そういうことだと思う。たくましくあってほしい。

・・・・・

夜は二人して部屋の中で狂ったようにギターを弾きまくっていた。なんだか楽しそう。

自分はそれをBGM(?!)に、晩ご飯の仕度。 タクミのリクエストで今夜はハンバーグ。ケチャップのナポリタンもポテトサラダも添えた。大好きなもののオンパレード。 それとワカメと豆腐の味噌汁、小松菜のゴマ和え、白いご飯。タコさんウィンナーも添えてあげたら、タクミよりも王子が喜んでた、、、さすがだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月27日 (金)

その人の印象

午前中は野菜を仕入れに農協へ。スーパーに並んでる野菜と比べると、にんじんも里芋もネギもみんなふぞろいだったりするけれど、味の濃さは格段と違う。ほうれん草の根っこの赤いところの甘いこと!王子が毎日、野菜スープを持って出かけるようになったので、我が家の野菜消費量も以前の倍くらいになった。 そういえばこの間テレビのニュースでやってたけれど、韓国人は日本人の30倍も野菜を摂るそうだ。なんか分かる。さすがキムチ王国! そういえば、お肉を食べるときも必ずテーブルには山盛りの生野菜が運ばれてきたっけ。たしかに肥えた韓国人とやらも見たことない。我が家も見習おう、、、と言っても、今って野菜、すごく高~い。

・・・・

帰りの道で信号待ちしてたら、腰の曲がったおじいさんとおばあさんが、畑仕事の手を休めて日向ぼっこしている風景が目に入った。おじいさんがおばあさんの肩をとんとんたたきながら二人の笑顔がなんとも印象的だった。まるで一枚の幸せの絵の中にいるみたいだった。そういうのって、伝わってくるんだなぁ。

・・・

家に戻り、のんびりと仕込み。今日も暇でルンルンとか思っていたら、お客さんから予約いただいて、あわてて準備する。なんにも準備できていなかったので、「なるべくゆっくり来てくださ~い」などとお客さんにお願いしてしまう自分って。でもみんな優しい人たちばかりなのでほんとにありがたい。

・・・・

夜、遅めに帰ってきた王子といつもの晩ごはん。昼間見たおじいさんとおばあさんの話から発展して、人は会ったその瞬間に、言葉を交わさなくても、その人から滲み出ているものって感じるよね、、、という話題で盛り上がる。

そんな自分がいつも思っていることは、自分の世界を勝手に狭めないこと。狭めている自分を感じたときには、どんなに小さなことでもいいから新しいことに挑んでみたり、そしてやっぱり人だ。視野を広げてくれるのは、自分以外の人間とのかかわりなのだ。

とは、いつも思っている。

しかしながら自分という人間の印象は、なぜだかどうしてだかいつも「落ち着きのない人」らしいのだ。これは、今までにも多くの人たちから言われてきたこと。付き合いの長いフラメンコの師匠が先日初めて自分のことをそう言っていて、そのままそれを王子に言ったら、「今さら!」と。え?!

落ち着きのない、、、、という言葉自体、あんまりいい印象ではないけれど。。。まぁ、それが自分の「味」ということで、これからもみなさま、どうぞお付き合いください、、、。

・・・・

明日は王子が休みなので「今夜は飲もう!」と意気込んだけれど、飲むと眠くなるから、、、とかなんとか言って結局ビールでおしまい。つまらん。

そんな今夜の晩ごはんは、肉の入っていない野菜ゴロゴロのシチュウー、塩麹としょうがに漬けた唐揚げ(肉やわらか~じゅーしー)、カブの葉っぱのサラダ、ほうれん草のおひたし。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年1月26日 (木)

ふらふらだよフラメンコ

フラメンコへ。準備体操の時点ですでに汗だくに。頑張って仲間についていこうと頑張るも、すっかり怠け癖のついた体にはこたえる、こたえる。師匠の愛のスパルタ加減もさすが!まさに放課後の体育系の部活のノリ。師匠いわく、「シンドイと感じるもうちょっと向こう側までやって、初めて体が出来てくるのよ」と。なるほどと思う。シンドイで止めてしまっては意味がないということだ。シンドイの手前で諦めちゃう私って、、、、、ぜんぜんダメじゃんっ。

それにしても、鏡の中の自分、なんとも情けない。フラメンコに使う筋肉がすっかり落ちてしまっているのが原因だ。今までは感覚でなんとかなるな、、、などと抜かしてた自分だが、やっぱりそれではダメなんだということに、最近気づいた。感覚も大事だけど、やっぱり基礎なのだ。常に基本に返る気持ちというのは、いつも持っていないとだめなんだと思った。なにごともそうだな。 それらが、身体の外と中に沁みついていったときに、ようやく感覚と感性を頼りに表現できるのだろうな。まだまだ修行が足りぬでござる。

などと、レッスンあとには、いつもエネルギーがみなぎっている自分だけど、、、この熱も日に日に冷めていってしまうのが現実。まあ、自分みたいな性格は、のめり込むととことん突き進むタイプなので、このくらいがちょうどよいのかも。自分という人間のある一部分に、フラメンコ(踊ること)があれば、それでいいと思ってる。そういうものがひとつでもあるということは、人生の楽しみを余分に知っているようで、なんだか得した気持ちにもなる。

 まだまだ全然踊れないけれど、それなりに「楽しい!」とか「おもしろい!」って思う瞬間をハートで感じてる。料理してるときの感覚にすごく似てると思う。 それってたぶん、自分の居場所を見つけたときの小さな感動みたいなものなんだろうな。

・・・・

しかしながら、サボるのが人一倍得意な自分でも、今日は太ももパンパン。腹筋パツンパツン、、、だけどたぶんこれって正解。重心のかけかたとか、姿勢とかが間違っていない証拠だ。

よし、いーぞー。(痛い)

・・・・

帰ってきて爆酔。お昼も食べずに眠ってしまう。

・・・

夜は王子に今日一日の報告。どおってことない一日なのだけど、感じることはいっぱい。小学生が家に帰ってきて一日の出来事をお母さんに話すのに似てる。

ちなみに王子に「今日、なにか楽しいことあった?」って聞いてみたら、「最近、俺と同じゲームにハマってる会社の人がいて同じ話題で盛り上がれることだよ」と言っていた。平和すぎる。

・・・

晩ごはんは、木綿豆腐のステーキ、鶏のっけご飯にパクチーとか野菜をいっぱい添えたの、鶏を茹でたときの汁でワカメスープ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月25日 (水)

一日ぼんやり考えごと

6時半に家を出なきゃならないはずの王子を7時に起こしてしまう。そうだ、今日はいつもより1時間早かったのだ、忘れてた。

毎日欠かさず持って行っているお昼ごはん用のスープも間に合わず、もちろん朝メシ抜きで出て行くも、そのあとなんともいえない気持ちになって反省する。(王子が怒ってるわけじゃないが)

時間に追われることが大の苦手な自分が、なんとかプレッシャーをかけながらも踏ん張るのが朝のこの時間帯。普段は時計なんかほとんど見ないのに、朝だけは違う、、、時計と戦ってる感じ。たぶんこれが自分が会社に行くとしたら、おそらくこんなドキドキはないと思うのだけど。誰かに迷惑がかかると思ったとたん、すごく緊張してしまう。

これでも昔は3人の息子たちを毎日学校に送り出していたのだから、あの頃の自分はよくやっていたと思う。だから王子ひとりごときで、大変とか緊張とか言ってたらダメだよな。

それにしても時間にそろえて行動するのは、昔からほんとに苦手。この恐怖心からいつかは逃れたいものだ。あたりまえのことが出来ないこの自分の変なクセ、なんとかしたいけど。時計の針、超苦手~。

・・・・・・

今日は一日考えごと。深刻じゃないほうの。

これから自分、どうなっていくのかなとか真面目に考えてた。

これから先のことなんか深く考えたってしょうがない、という気持ちが、投げやりっぽくならないように調整することも実は大事で。若い頃には感じなかったことも、この歳になればこそ見えてくるものもあるし。ときどきこうして重くならない程度に考えたり悩んだりもしてみる。

経験というものが邪魔になるときもあるけれど、経験があるからこそ気づくことも沢山あったりして、それらは今後を導いてくれる材料にもなるし。そしておもしろいことに、いい経験よりも、苦い経験のほうがその後に人生に役立つことが多いことも。

自分の場合は、息子たちと離れてしまったことで、一緒にいたあの頃よりも日々を無駄にしてはいけないという気持ちが濃くなったし、生きることの責任の重みも昔よりずっしりと感じる。そしてその重みにつぶされないようにバランスをとりながら生きていくのってむずかしいなと思ったりも。

よく、「今、ここに生きていることだけでも感謝なこと」、みたいに言ったりもするけれど、もちろんそうだけれど、、、自分がその境地に到達するのにはまだまだ時間が必要。そんな簡単に、そういう気持ちになんかなれないもの。息子たちの成長を遠くで見守りながら、自分の人生歩いていかなきゃならないんだし。こけたり、転んだりも、たぶんいっぱいするだろうし。

・・・・・・

そんなことをぼんやりと考えてた今日。いろんなことがあると、旦那さまに幸せにしてもらおう(王子は正確には旦那さんではないが)っていう考えはないかも。もっとも旦那さまを信用していないとか、そういうことえはなくて。 幸せは自分で見つけていかなきゃなといつも思う。それを一緒に味わうのはもちろん旦那さん(王子です)の存在あってのことだけど。

・・・

それにしても会社に10時間近くいるだなんて、、、王子は大変だな。帰ってきて一緒に食べる晩ごはんの時が、唯一ゆったり会話できる時間。食卓時間はいろんなものをつないでくれる時間だし、、、大事にしたいと思う。

今晩は、豆腐のカツ(王子のお気に入り)、いろんな葉っぱのサラダ(自家製の柚子ドレッシング旨し)、切り干し大根とイカの煮たの、干し白菜と鶏のくたくた煮、白いごはん。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年1月24日 (火)

歯医者

半年ぶりくらいに歯医者へ行く。無駄のないテキパキとしたスタッフさんたちの動き、アロマが焚いてある白いお部屋、大きな花瓶に生けられたゴージャスな花たち、、、、以前と変わらない、もちろん先生の男前っぷりも。(女医さんです) 今となれば、ここは居心地のいい場所。(歯医者が好きというわけではない)

歯の詰め物がとれてしまって、ただそこを埋めるだけかと思ってたけれど、どうやら根っこのほうまで虫歯が進行しているとのことで、今日も大胆な感じに削ってもらう。もちろん、麻酔の注射3本付き。 なので午前中いっぱい顔半分の感覚が麻痺。お水を飲んでもダラダラ~っと口の横から流れてしまって、なんとも情けない感じに。もちろん舌の感覚もなし。腹が減っても、夕方までなにも食べる気にならなかった。  歯は大事にしなくちゃなぁ、と治療のあとはいつも思うのだけど、、、。

・・・

カレーを仕込む。いかにオイル分を減らそうかというのが今の自分の課題だったりするのだけれど、(いつも作る基準は、「自分が食べるとしたら」なので) 作りながら思うのは、油も旨みのひとつだということ。減らしすぎると薄っぺらい味になってしまう。 あとはスパイスの配合。これは毎回違うので、(その日の気分による)いつも手探り。ということは、まったく同じ味のものは出来ないということになる。いいのか、悪いのか、、、、むずかしいのう。 カレーにかぎってのことではないけれど。 そして今日も39歳女子、全身カレー臭。

・・・

夜はM氏が来て、まったりの会。やっぱり人生を長く生きている人の語ることというのは幅と深さがあるなぁとしみじみ思う。そしてそのM氏の幅と深さっていうのは、優しさの器なのだということに、今日あらためて気づく。

・・・

そういえば今日は久々にまゆちゃんと電話で長く話した。お互いに近況報告したり、今の悩みを打ち明けたりいろいろしたけれど、彼女も私も悩みに対しては、自分の中である程度整理できちゃったりはする。それは悩みごとを解決するとかそういうことではなくて、今の自分の気持ちを客観的に分析してみたりと、自分自身とココロを冷静に分けて考えることはできる。

だけれども、そういうときの友達の位置っていうのはすごく大事で、、、。

たとえばそれは、落ち込んでいる相手を励ますことではなくて、元気づける言葉を掛けることでもなくて、、、。どんなときもあなたの味方でいるから、っていう位置が、ほんとの友達だと思った。そして会えなくても繋がってるのが友達。

寒いときに毛布を掛けてくれる友達じゃなくて、毛布になってくれる友達。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年1月23日 (月)

モノへの気持ち

ずぅっと気になってたラーメン屋さんに行く。塩ラーメンの好きの私だが、今まで「コレ!」という塩には出合ったことがない。いくら行列の出来る店であっても、塩となると化学調味料で全体のバランスを整えてるところが多かったりする。それくらい、塩っていうのは、ラーメン屋さんにとってもごまかしのきかないものなのかも。

今回、行きたいと思った店は、スープの原料にかなりこだわっている店と聴いたものだから、これは期待大。

うわさ通り、すごく混んでた。カウンターだけの店内の奥からは、カツオ節のいい香りが。まるでお蕎麦屋さんの匂い、、、ますます期待が膨らむ。

お店一押しの塩を注文する。コクがあるのにさっぱりしてる、、、塩気は私にとってはちょっときつめ。だけど、その透明なスープには他の店にはなかなかないようなこだわりと、肉系と魚系のブレンドの仕方とか丁寧な仕込みの感じが伝わってきた。臭みはまったく無しだったし。。。

、、、、なんだか、まるでこれじゃ、グルメリポート。

でも自分が感じたのは、そこじゃなくて、、、。味はそこそこ良しとしても、働いている人たちがみなさんの疲れた表情に、なんだかな~と思ってしまったこと。笑顔なし、活気なし、マシンのように仕事だけをこなす人たち。そうなると、お客もマシンにしなるしかなくて、出されたものを黙って食べてさっさと帰るしかないのだ。忙しい店にありがちな風景だけど、ちょっとくらいカウンターが油でベタついていても、威勢のいいおっちゃんがいる店のほうがまだまし、とか思った。個人的には、ラーメン屋ときたらまずは瓶ビールでもぐびっとやりたいものだし、あんまりせかされるような空気は苦手。

なんだかますますオヤジみたいになっていく自分、、、。

・・・・

夜は王子にいろいろなものを修理してもらう。「俺は町の修理屋さんさ~」って言いながらなんだかとても楽しそうに作業してた。

壊れたまんま使ってたオーブンも、ようやくこれで買ったときと同じように使える。嫁入り道具(?)のコーヒー豆を手動でまわして粉にするやつもホコリかぶったままだったけれど、これでやっと息を吹き返した。庭のパラソルも、雨どいも、みんな直してもらった。

こういうことは、王子と出会って、私が教わったことのひとつだ。モノへの愛情を常に注いであげるということ。ちゃんと修理してあげれば長~く使えることとか、たとえ1本のボールペンにしたって、そういう気持ち持って使ってあげることとか、そういうこと。 今は、お金でなんでも買えてしまう時代だけど、もともとあるものを大事に使うことの意味を、彼から教わった。目の前にあるモノを大切にするココロは、「今」を大事にすることにも通ずると思う。

それとあとは、王子の手先の器用さも、もちろんあると思うけど。お父さんの日曜大工姿を見ているみたいで微笑ましかったし、温かい気持ちにもなった。

・・・・

夜はイワシの丸干しとか、しらすおろしとか、ワカメの酢の物とか、けんちん汁などをつつましく食べる。どこにでもありそうな食卓メニューだけど、どれもこれも港で買ってきた産地直送もの。けんちん汁の野菜は冬空の下、2日間干した旨み凝縮野菜たち。そして最近、白米にほんのちょこっと餅米を混ぜて炊くのにはまってる。旨し。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年1月22日 (日)

日曜日の演奏会

こども芸術大学のクラッシックコンサートへ。お友達の田中さんの企画する第一回目のこども向けコンサート。こどもという年齢にしてはちょっとばかり大きいタクミも連れて行く。

いつもながら遅刻魔な私たち。滑り込みセーフで一番始めの田中さんのご挨拶を聴くことができてよかった。 それにしても、この会場、とっても素敵!モデルハウスを一般の人たち用に解放しているのだけど。まるでお友達のお家に遊びにきた気分。木の温もりと、木のいい香りに癒される。天井は高くて、音響効果もばっちり。

そんな空間での音楽会、素晴らしかった。なにより驚いたのは、来ている子どもたちが、おとなし~く座っていたこと。やっぱり本物の楽器を目の前にして生の音楽を聴くという子どもなりの驚きなのだろうな。ドキドキしたりワクワクしたり、小さなココロでいっぱい感じていたのだろうな。

大きな子どものタクミ君も、演奏の一部に参加させてもらい、水笛を吹かせてもらった。小さい子に混じって照れくさそうにしてる奴は可愛かった~。

そして会場でたまたま会えた友人たちもいたりして、再会を喜び合った。おそらく主催されている田中さん経由の方々なのだけれど、偶然私とのかかわりもある方たちだったりして、「なんだかみんなつながってるよね~」などとしみじみ言い合う。

それにしても、この音楽会を聴きながら、自分なりにいろんなアイディアが浮かんだ。いつも我が家でやっている子ども料理教室の拡大版がここでできるかも知れないし、(多くの子どもたちどうしが触れ合うことによって、こどもたちだけで創りあげる世界も拡大するんじゃないかな~って。)ママやパパたちも参加できるようになったり、もちろんそこに音楽のコラボがあったら、楽しいし、、(おそらく音楽が加わったら、うちに来てるちびっ子たちは、大はしゃぎして踊りだす可能性大なのだけど、これもまた楽し)、、、とか。

ちょっとしたミニイベントができそう。ミニっていうのがまた、アットホームな感じがしていいなと思う。

そんなこんなで日曜の午後のひとときを、優雅な気持ちで過ごすことができた。それにしても、こういう企画をされている田中さんたち、やはり素晴らしい。田中さんを始め、演奏してたお兄さまたち&お姉さま、そしてスタッフの方たち、みなさんボランティアでなさってる。なかなかできることじゃない。 きっとみなさんのその温かい気持ちも、音楽と一緒に子どもたちのココロに届いたと思う。

・・・・・・

演奏会のあと、久しぶりに王子の大好きなトイザラスへ。彼のオモチャ欲&ミニカー欲を満たす。タクミも大喜び、まだまだ子どもだ。(誰に言ってる?) ふたりの満足そうな顔見てるとこっちも幸せな気持ちになる。それにしても店内でオモチャの剣を振り回し、真剣に戦ってるふたりって。

・・・

帰りにスーパーで美味しい豚肉と野菜てんこ盛り買って今夜は豚しゃぶ会。

肉1、野菜4の割合で用意した。大根もニンジンもピーラーで薄~くしてしゃぶしゃぶ~、小松菜の葉っぱもしゃぶしゃぶ~、それらをしゃぶしゃぶしたお肉でくるりと巻いて、自家製ゆずポンとかゴマだれとかわさびとかで食べる。旨し。

タクミは日曜日の帰りたくない病で、風呂に立てこもったり、ソファで寝たふりをしてた。だけど明日は学校。おそらく宿題もやっていないことだろうし、ケツをたたいてしてむりやり駅まで送って行く。ほんとは母ちゃんも淋しいのよ。

タクミの帰宅を確認して、ワインでまったり。うとうとしながらこの日記を書いてる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月21日 (土)

食いしん坊だよバンザイ

港の朝市へ向かう。 先週、王子が出張帰りに買ってきてくれた干物たちのあまりの旨さに感動し、これは現地に買い付けに!とばかりにはりきる。 

車で片道1時間ほど。目指すは師崎漁港。

朝市というので、ものすごい数の露店がひしめき合っているのを想像していたけれどそうではなく、倉庫のようなところに地元のお母さんたちが手作りした品々を並べて売っているこじんまりとした感じだった。

驚くべきはその価格、、、すごく安いっ。土産ものやとか、スーパーなんかの価格の半分くらい。七輪の上で、かわはぎとかアジとかミル貝の干したのとか、じゃんじゃん焼いてくれて食べさせてくれる地元のお父さん、お母さんの温もりが好き、、、こういうの大好き。 

たくさん買って、しかも近くの露店で熱燗片手に大アサリを焼いたのを頬張り、冬の海と戯れて帰ってきた。

帰りの車の中で王子と、「美味しいものは値段じゃないよね」などとしみじみ語り合う。ほんとにそうだと思う。高価なもの=美味しいもの、ではない。旬をいただくこととか、昔から受けつがれてきた食文化とか、お母さんの味とか、そしてなにより「美味しいね」と言い合える仲間がいることとか、、、、身近にある「美味しい」を大事にすることなのだと思う。

「俺たち、これからも食べることにこだわっていきたいよな」と王子が言っていた。ごもっともです!食べることにこだわることこそ、生きることにこだわることにつながるもの。もちろん、愛を大事にすることにも、、、深い。 それにしても、旨いものを見つけたときというのは、どうしてこんなに得した気分になるのだろう。

・・

夜はもちろん港ごはん。採れたてワカメをどっさり入れた味噌汁、干物たち、蛸飯(ザーサイ入りにしたら味もバージョンアップした)、イカの煮たの、ササミの唐揚げ、大根の甘酢漬け。タクミも王子もワシワシ食べてた。そしてそういう気持ちのよい食べっぷりを見てるのは、私のなによりも幸せな時間。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月20日 (金)

冷たい雨

明け方トイレに起きたときに、閉まっている扉に思い切りおでこをぶつけてマンガみたいなコブが、、、。寝ぼけていたのもあるし、何も考えず暗闇を突進していくという自身の無謀さからなのだけど、、、などと思いつつ、まるで自分という人間の縮図を見ているようで笑ってしまった。

だけど、とにかく痛くて、ほんとのところ笑いたくても笑えないというのが現状。顔の筋肉が移動するたびに、そんな気もないのに、おっかない顔になってしまう。面白すぎ。

・・・・・・・

名古屋は久しぶりの雨。空は一日グレー。もし気持ちが落ち込んでいたら、こういう日は大変だと思う。雨粒もよりいっそう冷たく感じることだろう。ときどき思うのだけど、落ち込むということに、はっきりとした理由っていうのは、ないんじゃないかな、ということ。落ち込む人間はとにかく落ち込みたくてそうしている。

木々や草花が四季折々に姿を変えていくように、人の中にも四季があるのだと思う。日々、晴れやかにだなんて、たぶん無理だし、なんだかロボットみたいで気味が悪いと思う。

そんなふうに思うと、人もこの自然界の中で活かされてる生きものなのだなと、、、だとしたら気分が沈むところから逆らおうとするのは、そもそもおかしなこと、とか思ったりする。

こんなことを書いている自分も、実は少しばかり今日はグレーなのだ。グレーの色から、いろんな過去を引きずり降ろしてくるつまらない自分がいたり、まさに気持ちの中もこの空の色と一緒。憂鬱。 王子に「元気?今日は曇ってるね。」などと、意味不明なメールを送ってしまった。

・・・・・

晩ごはんは夕べの宴会で残ったビールで豚バラ肉をトロトロに煮込んだ。あめ色玉ねぎのコクと、クミンを加えたところが成功の鍵だった。旨し。

・・・

気持ちが不安定になってくると、王子は、自分のお父さん役とお母さん役みたいになってくれる。(勝手にこっちが思っているだけかも知れないが) いい人だー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月19日 (木)

レッスン

フラメンコレッスン。1年のブランクは大きいと、しみじみ実感する。体がものすごく硬くなってる。仲間と同じポーズをとっているつもりでも鏡の中の自分だけ、どこかが違う、なんか変。

フラメンコはいかに上半身をしなやかに美しく表現するかというのが大事なのだけど、実はあれ、しなやかに見えても、かなり苦しい体勢なのだ。今までいかに楽して踊っていたことか、、本当は、苦しいと思う体勢が正解なのだということをいまさらにして分かった。まずは体作りからだ。

それと足。今まではただの「音」という認識しかなかったかのだけど、あれはまさに「音楽」だということ。楽器なのだ。だから音と音のつながりだとか、強弱だとか、間とか、音の深みとか、、、、音楽として表現する必要があるのだと。 そうは思っていても体がついていかないといというのが正直なところ。課題多し。

なにもかも初心者マークの気持ちでのぞむ。 でもそれに気づくことができたのは1年のブランクあってのことかもと思った。

師匠のバリバリ体育会系&やさしいスパルタのお陰で、今日もいい汗かいた。レッスン中、師匠の見えないところでサボっていた自分のことも、しっかりバレていて、「さすが師匠!」とか言ったら、「来週からもっと厳しくするから!」と愛のムチをうたれました。

・・・

夜は新年会の予約。何度も来てくださってるお客様たちで、みなさん自分ち感覚でくつろいでらっしゃった。嬉しい。

寒い中、電車を乗り継いで遠方から来てくださった方たちばかりなので、あったかいおでんを用意した。王子も手伝ってくれたので、料理に集中できたし、夜というのはお客さんのお酒とおしゃべりの間を感じながらゆっくり作れることが、なにより楽しい。そして全部作り終えたら、自分も会話に参加。男性陣はエロ話を炸裂させていた、さすがだ。普段はすごい仕事をされている方々とはとても思えないー。 今夜は11人分、頑張って作った。きれいに召し上がってくださって気持ちがいい。

・・・・

大量の皿を洗い終え、お客さんからいただいたワイン飲んで、今夜はもう寝ちゃおう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月18日 (水)

寒いなー

今朝、仕入れに向かう途中、前を走っていた白い車が右に車線変更しようとしたとき、後ろから速度を緩めずに走ってきたダンプとぶつかりそうになってた。どうやら白い車のおばさん、運転は不慣れだったように見えた。その様子を一部始終後ろから見ていた自分にはなんとなくそれが分かった。クラクション鳴らされて申し訳なさそうにしているおばさんの横顔が見えた。

一方ダンプの兄ちゃんといえば、カンカンで。危うく事故になるところだったかも知れないそのことをおばさんに伝えるべく、そのあとしばらくクラクションを鳴らし続けてた。そこまでならまだ分かる。

そのあとダンプの兄ちゃんがとった行動は、なんとおばさんの車を横から攻めるというものだった。あと数ミリでぶつかるというところまで近づいては離れる、、、の繰り返し。相手はおばさんだぞ、ヤンキーじゃない。後ろからその様子を見ていても、こわくてたまんなかったー。 

ダンプの兄ちゃん、何がそんなに不満なのだ。ダンプに、会社の名前だってしっかり刻まれてるぞ。 

世の中、なんかおかしい。

・・・

店はちょこちょこと新年会の予約が入ってきたので、その仕込みをする。うちの店、メニューがないので、リクエストがとくにない場合は、お客さんの好きなお酒に合うものとか、年齢とか男性なのか女性なのか、、そのあたりで自分なりに考えて用意することにしている。たいてい、そのとき自分が食べたいもの、というのがメニューになることが多い。ふふ。 

ここのところ寒いから、煮込みものが多くなる。おでんやポトフや肉の塊を煮込んだり・・・。まさに食堂メニュー。そして美味しく作るコツは、いつも自分を腹が減った状態にしておくこと。

・・・・・

夜は突然タクミがやってくる。今週2度目。寒い中、電車に乗ってやってきて、しかもとくに用事はなく、ただ、ご飯を一緒に食べて、また帰っていく、、、ただそれだけ。正味1時間半。

来た理由なんて何も聞かないけど、たぶん何かあるのだと思うし、言葉にする必要もないと思うし。

だからそっと寄り添うだけ。ダメ母としてできることは、そんなことくらいしかなくて、だけどココロの中では、「大丈夫だよ」っていつも息子たちのこと抱きしめてる。

彼らの気持ちを察すると痛くてたまんないときもあるけど、前を向いている母親の姿を見せ続けることも大事なことだということを、時が経ってから気づいた。

時間は何も解決してはくれないけれど、その時どきの想いを運んでくれる。だからどんなに苦しい想いも、悲しい想いも、そのレールに乗せてやるのだ。苦しい想いにフタをするんじゃなくて、そのまま乗せる。 そしてそこから導き出すのはこの自分。

人間はみんな弱っちくできてるけど、そういうところは人間の偉大さだと思ってる。

・・・

タクミから無事家に着いたと電話あり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月17日 (火)

食卓コミュニケーション

結局、夕べを引きずったまま朝を迎えた。すごーくぎこちない朝だった。オムレツ作戦もいまいちだった。オムレツがふかふかじゃなかったから?、、、違うな。

・・・・

今日はなんだかずっとキッチンにいたような気がする。ここは仕事場というより、自分にとっては居心地のいい場所で、お茶飲んだり、本を読んだり、自分を整える場所でもある。

 かつては、時間を決めて、努めてキッチンに入るように心掛けたこともあったけれど、これでは一般就職してるのと変わりないということに気づいてからはやめた。もともと、お勤めすることとかできない自分だし、いつまでも自由でいたいから(怠けてさぼりたい気持ちとは違う、、、、でも少しあるかも)自分の中で枠を作り始めた時点から、大事なことから外れていく感じがするから。言葉で表現するのは難しいのだけど、この感じ、分かる人なら分かると思う。

ココロの底から湧き立ってくる気持ちに寄り添うことしか自分にはできない。我ながら不器用だなと思うけど。。。 でも、そうしていると、本当にやりたいこととか、大事にしている想いとか、そういうのがすごく鮮明になってくる。

・・・・・・・・

夜、帰ってきた王子は、いつもの調子に戻っていた。あー良かったと肩をなでおろす。でっかいスペアリブとか焼いてけなげ待っていた私、、、、食べ物で機嫌とろう作戦見え見えだ。スペアリブごときで、いきなり気持ちは晴れないと思うけれど、それを作った私の気持ちは伝わるはずだもの、、、などと勝手に思ったり。

一緒に食卓を共にすることは、なによりのコミュニケーションだと思う。自分のカウンセリングの仕事も、いつかは食卓を囲んで・・・みたいになったらいいなと思う。まぁ、そもそもカウンセリングという言葉を使わなくてもいいようになることが自分の目指すところかも。

なんだかひとり嬉しくなって、日本酒を飲みすぎてしまった。楽しい酒だった。そして、こういう単純おバカな自分みたいな人間にも、同じ温度で付き合ってくれる王子、、、なんていい人なんだ。

・・・

今夜はよく眠れそう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月16日 (月)

ケンカの意味

すごくつまらないことで王子とケンカ。ケンカしてる最中は、つまらないなどとはもちろん思っていないけれど、、、お互い。 そしてたいがい、こういうケンカのとき、あっさりと切り上げるのが得意なのが自分で、いつまでも尾を引くのが王子。

それは彼の表情を見ればわかること。完全にその感情から抜け出せないということ。そしてそんなとき、あ~、またもや、しでかしてしまった、、、と反省する自分。

・・・・・・・・・・

いつも思うことなのだけど、争いごとのときに生まれる自分の感情が、いったい何に反応しているかを冷静に考えるべきだと。相手が発した言葉そのものだったり、言い方だったり、表情だったり、いろいろあるはず。そこに気づくと、自分の気持ちの理由が分かるし、ケンカの意味も分かるのだ。

だから、どれだけ爆発しようと、少し経てばケロっとなってたりする。気持ちの切り替えが早いのではなくて、理由がわかったからもうそれで納得、おしまい、と自然にそうなる。

なのでケンカの上で相手を一方的に責めるというのは、おかしな話だと思う。怒っている自分、嫌な感情を抱いている自分、爆発している自分の気持ちと向き合うと、案外、腑に落ちて楽になったり、そして相手が自分の何に反応しているのかも見えてきたりする。

などと、、、

完全にひねくれてしまった王子の横でこの日記を書いている私って。今ここで王子に対して言いたいことそのまんま、みたいな日記になってしまったよ。

どうか明日の朝は、いつも通りやってきますよーに。夢の中で仲直りできますよー。(メルヘン)

朝ごはんはふかふかのオムレツでも作るかな。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年1月15日 (日)

静かに過ごす日曜日

タクミが朝いちばんで帰るというので日曜日だけど早起き。吐く息白い冷たい朝のホームでお見送り。このシチュエーション、いったい何百回目だろう。何千回、何万回目であっても、切なくなる気持ちは変わらないんだろうな。

帰りに市場で野菜を買って戻ってきた。すると家のはす向いのところで、車が真横にひっくり返っていてすごく驚いた。乗っていた人の無事を祈るばかり。

・・・・・

日曜日の遅めな朝ごはんを丁寧にこしらえて王子と食べる。出張土産に買ってきてくれた干物をあぶったり、干した蛸で、蛸飯を作ったりして、港のごはんみたいになった。王子は、「あっちで食べたゴハンより旨い!」と言いながらワシワシと飯をかっこんでいた。そりゃそうだろう、なんてったって愛情の量が違うのだから、、、とは言わなかったけど、同じ材料を使っていても、要所要所に自分なりの小さなこだわりを大事にしてこっちは作ってるのだ。この小さなこだわりこそが愛情なのだと思う。だからやっぱり「手抜き料理」って言葉は好きじゃないな。

・・・

冷たい風を浴びながら家の前で豪快に洗車する。水しぶきを頭からかぶって、キャーキャー言いながら、、、大人の水遊びだ。こういうとき、自分も王子も、服がぬれようと、びしょびしょになろうと、そんなこと気にせず思い切り遊んでしまうところなどは、ふたりよく似ていると思う。一瞬にして大人と子どもの境目の枠が外れてしまう。お互いいい歳にして、まったく大人気ない話なのだが。 靴下もパンツも、びちょびちょだった。だけど終わる頃は、ちっとも寒くなかった。(どんだけ暴れたんだ。)

・・・

なんとなく出掛ける気持ちにもならなくて、王子もなんとなくどんよりしていたのもあったし、(仕事疲れ&飲み会疲れ)DVDを観たりしてまったりと過ごした。買ってきたきりまだ聴いていないCDもあったので、それをBGMに家事をこなしたりもした。

夜はまたしても鍋。鶏の手羽先でダシをとって、薄切りにして干した大根をてんこ盛り入れたシンプル&コラーゲンたっぷり鍋。柚子胡椒と自家製のゆずポンをほんの少したらして食べた。手作りゆずポン旨し。絞ったあとの皮と種はネットに入れてお風呂に浮かべた。エコ。

・・・・

明日からまた一週間始まる。自分の日常は何も変わらないけれど、日々の食卓の彩りは変化させていこう、毎日の食卓と家族の健康を担う女の大切な仕事だ。 忙しく流されて、大事なことを見落とさないように。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年1月14日 (土)

こどもたちに向けて♪大人ができること。

出張中の王子にモーニングコールするも応答なし。ま、そんなものか、などと思いながら仕入れに向かったり、家事をこなしたりしていつもの日常をなぞる。

8時過ぎに、ようやく1通のメール。午前中にこちらに戻ってくるとのことだった。っていうか、なんでメールなんだー、、という気持ち。まぁたしかに、電話はしずらいよな、仕事だもの、、、だけどなんだかぎこちなくて気持ちが悪かったのはたしか。

王子はときどき 「仕事の顔と家での顔は違うのだ」と、ちょっといばって言う。それはそうだと思う。ただ、もしそのギャップに苦しむようだったら、それは違うと思う。きっとどこかで無理をしていたり、特別な自分を演じたりして疲れているのだ。もちろんそんなこと王子には言わないけれど。 たまに顔ににじむ表情と口から発する言葉の温度のズレに、そう感じざるをえない。そういうときはきっと気持ちの軸がずれているのだと思う。

・・・

お昼に、久しぶりに田中さんファミリーとお会いする。今日初めてお会いした息子さんたちのイケメンっぷりも素晴らしかった。そしてなによりも、この家族の温かみというのがキッチンまでも伝わってきて、ほのぼのした。

いつもお客さん見てて思うことだけど、こういうのって伝わる、ってことだ。それは会話や表情というよりも、そこからにじみ出る温度だと思う。そしてどんな人たちも、そこでゴハンを囲むと、みな和む。和むというよりも緩むというほうが近いかも。

そういえば昔誰かの本で読んだけど、「口は嘘をつくけれど、舌は常に正直だ・・・」というようなくだりだったと思う。人はみなゴハンを口にしたときに、素直になる。それは、本来のその人の姿が見える瞬間だったりするからだと思う。 自分みたいな悪人でも、ゴハンの前ではえらく正直者になったりするのだから、「食はココロなり」とはまさにこのこと。

・・・

そして今日は田中さんが取り組んでいるという、こどもたちに発信していくというプロジェクトのお話を聞かせていただいた。「こどもたちへ」という観点が、まさに私が目指すところと一緒。

こどもは未来を担う宝物だし、ひとりひとりが宝石みたいにキラキラ輝くものを持ってる。その光を大事にしてあげられるのは、大人の役割なのだ。パクパクキッズをやっていても思うことだけど、この子の持つ光をなんとかして輝くものにしてあげたいと。 しかもその光、誰一人として同じものはなくて、みな違うということも。まぁ、自分みたいな人間のできることといっても、小さなことなのだけど。

・・・

そんな田中さん、その試みのまず第一歩として、近々、小さなクラッシックのコンサートを行うそうです。

しかも参加費ひとり500円っていうんだから。(ケーキと飲みものも付いてるんだって。すごすぎ♪)これも田中さんのお人柄だなぁ。アメブロのページで詳しくご案内しますね。

・・・

昔、子育てしていたときにいつも思っていたことなんだけど、大人もこどもと一緒に成長していくということ。大人だって、かつてはこどもだったんだもの。そう思うと、今あたりまえに大人になった人間として、何ができるか、、、、なんか見えてくる感じだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月13日 (金)

湯たんぽ

社員旅行とやらで王子は留守。涙の別れ。 淋しいよぉと思っていた矢先、タクミがやってきてなんとか落ち着く。

久しぶりに揚げ物や具沢山の味噌汁などを作ってお家ゴハンを満喫。王子がいるときは、ふざけてばかりいてなかなか箸がすすまない奴も、今日はもくもくと食べていた。どっちがほんとのタクミか分からないけれど、その場の空気を瞬間に察知して行動するのは小さい頃から得意だった。いつだって「その場を楽しむ!」というのが奴のベースにあるので、その対応能力は自分なんかより長けていると思う。子どものクセして、そういうところだけはいっちょまえなのだ。

王子が留守なことをいいことに、プロレスのDVDを見まくっていた。プロレスといえば、流血シーンがあったり、激しい戦いっていうイメージしかなかったけど、タクミののめり込みようを見ていたら、実はそれだけではないということに最近気づいた私。 

プロレスとはまさに完成されたエンターテイメントなのだ。エンターテイメントだけれど、本物の血を流したり、チェーンソーの火花が飛び散ったり、実にリアルだし、命がけみたいなところもスゴイ。ここが魅力なのかも。

 そして根本には「悪を倒す」という、シンプルなシナリオがある。小さい子どもが、仮面ライダーやなんとかレンジャーにあこがれる、あの気持ちと一緒かも、って思った。これぞ人間の本能だ、人類だー。

などと、見る気のまったくないプロレスをなぜか見るハメになり、ひとり晩酌しながらテレビの前で手に汗握ってる私って。。。 TAJIRI(選手の名前です)カッコイイ!とか思うようになった私って。。。

・・・

最近、タクミが来ると湯たんぽを入れてやる。昔は冬になると毎日兄弟3人分入れるのが日課だったから、奴もそんな母ちゃんの湯たんぽを懐かしく思ってるみたいだ。母としてできることなんて、こんなことくらいしかないもの。

王子は今ごろ宴会で盛り上がってるんだろうな。お外に出るとまったく連絡もしてくれない王子。男の人って。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月12日 (木)

ココロの刺激♪

今日からまたフラメンコのレッスンに復帰する。この1年、自分なりにいろいろあって遠ざかっていたけれど、やっぱり「フラメンコが好き、踊ることが好き」っていうシンプルなところに行き着いたのだ。でも、そういう素直な気持ちが自分の中にあるということに気づいたのは、やっぱりこの1年、離れてみたからなんだと思う。

きっとなんでもそうなんだと思う。ひたむきにがむしゃらに頑張ることもいいけれど、一度立ち止まって悩んだり考えたりしてみる勇気も必要なことだと。少し離れた位置から自分の気持ちを客観的に見てみると、意外なことに気づかされたり、真の気持ちと向き合うこともできたり。自分にとっては、そんな1年だったかな。今まで目の前に抱えていた重たい気持ちも、思い切って遠くに手放してみると、まるで空にまたたく星みたいに見えるってことなんだろうな。どうでもいいことで悩んでいた自分とか、わけもなく固執してた自分がいたりとか、、、そういうことがすごくちっぽけに感じる。でも真面目に悩んでたよ、あのときは。

・・

それにしてもこの1年、まったく運動していない自分にとっては、今日のはかなりの筋肉痛ものだった。2、3日後、間違いなく太ももはパンパンになってるはず。

みんなすごーく上達していてキラキラ輝いていた。ここについていくのはなかなか大変なことだと思うけれど、自分のペースでコツコツやっていこう。そして相変わらず、振り付けを無視してひとり勝手に踊ってしまって、そのことにまったく気づかないという超マイペースっぷりは抜けていなかった。 

まずは基本だ。足もにぶってっるし、体の重心の持っていき方もでたらめになってた。課題はいっぱい。

・・・・・

何気ない日常の中に、ちょっとした刺激があるっていうのはやっぱりいいなと思った。音楽をやっていたときもよく思ったことだけれど、この世界を知ると、ある瞬間に、別の世界に自分が飛んでいける。そういう経験を味わうことは、ココロの幅が広がるというか、ほんとの豊かさとか幸せの意味を知るというか、、、そういうことだと思う。

人はいつか必ず死ぬけど、あの世にはお金は持っていけないもの。そういうココロの経験っていうのがなによりもの財産になるような気がするな。子どもの頃からそう思ってた。

・・・

夜はM氏が来てくれて新年のご挨拶&まったりおしゃべりの会。

死のことについて語り合って、だから今の意味があるというような、精神論っぽい話で熱くなった。人生の大先輩である彼の言葉というのは、やっぱり重みがある。

「人生薄っぺらく活きたくないよね」などと言い合う。失敗することで厚みが生まれたり、悩むことで重みが増す。苦しんだぶんだけ人生が濃くなる、、、そういうことなんだろうなと思った。自分はどうなんだろう、最初から失敗しようなんて思っていないけど、なぜか失敗ばかりだ。これは、いかに計画性がないということか?! いいのだ!石橋は叩いて渡るべからずだ。

・・・

めずらしくいろんなことをマジメに考えてみた日。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月11日 (水)

寒ーい。

北風が痛いくらいに冷たくて、びゅーびゅー唸ってる。どんよりとした曖昧な空の色は、この季節の厳しさと淋しさを両方連れてくる。ココロにもすきま風、、、ってほんとなんだな。

用もないのに、王子に何度もメールをしてしまう。王子は、そんな自分の意味の無いメールにもすっかり慣れてしまっているので、最近は返事も来ないけど。まぁ、一方通行でもいいのだ。そもそも最初から返事を期待して打っているメールではないので。そういうありのままの気持ちの行き場所があるということは、それだけでありがたい。おそらく王子は大変迷惑被っているに違いないけど。。。ま、いっか。

・・・・・

久しぶりに美容院に行き、若い子たちのキャピキャピ、ピチピチ汁を吸引。気をつかいながらも背中で話しかけてくれる内容に、すごーく世代の差を感じながらも懸命に話を合わせたけれど、なんだかぎこちなかった。しまいには、母と娘の会話みたいになっちゃって、でもこっちのほうがしっくりきた。すごくおっとりとした可愛い子で、なによりも彼女の笑顔の質はこの店でもピカイチだった。帰ったあとも、あの顔が何度も浮かんで、そのたびに気持ちのどこかが温かくなった。「笑顔」、、、これ以上、人のココロを癒すものはないと思った。なんだかすごく得した気分。

・・・・・

夜は鏡開きをする。しばらくは餅料理の日々が続きそう。

子どもの頃、うちの母ちゃんは、カラッカラに日向で乾かしてから、油で揚げてかき餅を作っていたっけ。新聞紙の上に広げて、揚げたてに醤油をジュッと回しかけてた。醤油がしみてるしとしとの部分と、そうでないカリカリの部分とあって、これがまた旨かったのだ。

一方、お餅ラブの王子は、いつだって雑煮だったそう。しかも餅を始めから汁に投入して煮込む超トロトロ系。ここのところ、ちょっとばかりお腹を気にし出して、炭水化物は控えるようになったみたいだけど、、、、ダメじゃん、餅だよ。 まぁ、好きなものを我慢するだなんて、生きてる意味ないじゃん派 な私なので、おおいに食べたらいいと思う。これだから王子はいっこうに痩せないのです。

・・・

しかしながら今夜はかなりの冷え込みよう。息子たちは風邪などひいていないかな、温かくしているかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月10日 (火)

のめりこむこと

連休明け、ようやく街が動き出した感じ。自分の日常のペースも戻ってきて時間の流れを肌で感じられるようになる。 週末にお友達からいただいた立派な大根や白菜をベランダいっぱいに干した。冬のこの乾燥した冷たい空気は、野菜を美味しくしてくれる。この世に無駄なものなどなにひとつないということを教えられたよう。冬のおてんとう様に感謝。

・・・・・

仕事したり仕込みしたりで今日は一日じゅう家の中で過ごした。王子は帰ってくるなり部屋に閉じこもってゲーム三昧。最近は忙しくてめったにゲーム機に触れることもなかった彼だが、そののめり込みようといったら、いつもながらはんぱない。まるで、気持ちのどこかを埋める作業をしてるみたいに見える。だからこちらも話しかけずにそっとしておくことにしてる。そして、たとえゲームであろうと、何であろうと、そういうものがあるということは、ある意味幸せだなと思った。しかも酒や女におぼれるよりも、ずっと健康的だ。それにしても、仕事でどれだけストレス溜めてるか、丸分かり。男の人って大変だな。

自分の場合は、料理かな、音楽かな、踊ることかな、、、。3つとも分野は全然違うようだけど、実は同じ。形のないものを自分のイメージで膨らませる作業。答えがなくて、無限で、そしてどこまでも自由な世界。きっと子どもの頃から、そういう世界にあこがれていたんだと思う。しかしながら、突然道で、歌いだしたり踊りだしたりしたら、、、、それは、ちょっとこわいので、そういう気分のときは、ひとりの世界にとことんのめり込むことにしてる。(こっちのほうがこわいか)

・・・・・

今夜も鍋を食べた。ここのところ毎日のように鍋、鍋、、鍋。

今晩の具は干した白菜とネギと豚肉オンリー。前にも書いたと思うけど、鍋の具は、シンプルなほうが絶対に美味しいと思う。具沢山でなんでもかんでもグツグツして、極めつけに、ポン酢攻撃、、、。素材の味はどこへやら~、、、みんなツンツンな味つけに、、、。これはいただけな~い。

細く切った(これもポイント)白菜とネギは空っぽの土鍋で、まず香ばしく焼いてあげる。そうしたらそこへ、カツオと昆布でとったダシを加えて塩と薄口しょうゆで味をととのえたら出来上がり。そこへ豚肉をしゃぶしゃぶやりながら食べる。好みで柚子をしぼったり、美味しい七味をかけたりして。シメの雑炊もまた鍋の楽しみのひとつだ。

もうお腹ぽんぽん。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月 9日 (月)

宿題手伝い

冬休み最終日の今日、やり残した宿題を抱えてタクミがやってくる。「手伝って!」ってことだ。でもまぁ最終日にでも、「仕上げなきゃ」という気持ちが奴の中に芽生えたということは、かなりの成長だと思う。

その昔、夏休みの宿題を冬休み明けに提出するという伝説を作った男だ。そんな息子のペースを理解してじっくりと待ってくれていた当時の担任の先生には本当に感謝している。あのとき、もし先生が「早く・・・」という言葉を使っていたら、今の息子はいないと思う。たぶん、諦めているか、投げ出していたと思う。

 小さい頃から、とにかく何をやるにも他の子の何倍も時間がかかった。文字を書くスピードもゆっくりだったから連絡帳もいつも途中までしか書けなくて、、、だからもちろん次の日は忘れ物だらけ。

だけど、少しずつ、みんなと足並みそろえられるようになってきたと思うと、なんだか母として嬉しい。(それでもたぶん、まだまだ遅いほうだとは思うけれど) 思えば小学生生活最後の冬休みだ。早いな~。 

宿題ノートの最後のページにあった保護者欄のところに、「いろんな面で、この6年間ほんとによく頑張りました。そんな息子のことをいっぱいいっぱい褒めてやりたいです。」みたいなことを書いてやった。勉強意外の面で、たくさんの経験をしたし、普段母親がいない分、兄弟で家事を分担してやったりもしてる。「よく頑張った!」って言葉意外に何があるっていうのさ~。

・・・

あっという間に夕方。

一日じゅう部屋で缶詰になって仕事してた王子と、帰り仕度を整えたタクミと、3人で夕方の買い物に出る。タクミは夕暮れ時の「帰りたくない病」で、車の中で寝たふりをしていた。明日からいよいよ正月明けっぽくなるので、店の仕入れもする。長男がちょうど今日、誕生日だということに気づいてまぁるいケーキを買ってタクミに持たせる。長男は今年、高校生だ、早すぎるう。

・・・

駅でタクミを見送り、私たちもいつもの日常へ。今夜は白いごはんと納豆と味噌汁と焼き魚とお漬物。ココロもカラダもまっすぐになるような今晩のメニュー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月 8日 (日)

日曜日の青い空・白い月

昨晩午前様だった王子はお昼過ぎても起きてこなかった。さぞかし夕べは楽しんだことだろうな。あれだけ電話かけても出ないだなんて、王子にはめずらしいこと。深夜に同僚の奥さんを呼び出し、家まで送ってもらったらしいけど、その奥さんも迷惑だっただろうに。あー、自分に、お呼びが掛からないで良かったわ、、、っていうか、あのときすでにへべれけだったオイラは、どっちにしても無理でしたけど。

・・

1時すぎ、のそのそ起きてきた王子に、うどんを作った。かつおと昆布でダシをひいて、さっと湯がいた鶏肉、かまぼこを入れ、上に花かつおとゆずの皮をひとかけら乗せたさっぱり塩うどん。つゆをすすりながら王子が「やっぱりうちのゴハンが一番落ち着くな~」などとしみじみ言っていた。

おうちゴハンは、きっとそういう場所なんだな、と思った。帰ってくる場所だったり、ココロがほっとする場所なんだろうな。どれだけ素晴らしいレストランの料理も、おうちゴハンにはかなわないんだな。それはココロとカラダで味わった感覚だから。そう思うと、やっぱり丁寧にココロを込めて作ろう、ってなる。そしてやっぱり、どれだけ忙しい家事の間にこなす主婦の料理であっても、「手抜き」って言葉は使いたくないな。

・・・

夜は、馴染みのイタリアンの店へ新年のご挨拶&食事に行く。もうすっかりここのお店のファンになってしまっている私たち、今日は前菜の盛り合わせが、フォアグラとかズワイガニとか、豪華食材のオンパレードだった。たぶん、これも大将の心づかいだ。こんな食材、どの客にも出していたら、採算合わないもの。そういうことをさりげな~くやってくれて、しかも、グルメ本にじゃんじゃん登場しちゃっているのに、決して天狗にならず、お客さんの顔を見ながら作ってくださるここの大将の心意気が大好きだ。

どんなに有名店であっても、お金が神さまみたいになっちゃってる店はだめ。やっぱり大事にすべきものは、人なんだよね。そういうこのお店の価値観が、私も王子も好きだから、イタリアンといえば、ここに来くって決めてる。 それにしても最後のドルチェ&エスプレッソまで、素晴らしかった。裏切らない味、そしてこの絶妙な味付けのバランス、私好みです。

イタ飯のあと、久々にバーにでも寄ってまったりして帰ろうかと思ったけれど、もうお腹もアルコール具合も、大、大 満足満腹になっていたので、そのまま地下鉄に流れた。日曜日だというのに、車内は混んでいた。ただ、平日の夜の地下鉄の風景と違うのは、乗客のみなさんの顔が疲れていないこと。

 そして偶然にも乗り換え駅のエスカレーターのところで、フラメンコ時代の友達にばったり会った。彼女とは今までにも、絶対に会うことなんかないだろうなというような街の人ごみの中ですれ違ったり、不思議なところでひょっこりと出会うことがしばしばあった。これって、彼女に呼ばれてる?もしかしてフラメンコに呼ばれてるってこと?

自分のことを昔の苗字で呼ばれるの嫌だから「違う愛称にして~!」と、あるときフラメンコ仲間にお願いしたところ、唯一彼女だけが、「じゅんこちゃん!」って真っ先に下に名前で呼んでくれたのだ。ちなみに他のメンバーはいまだに自分のこと昔の苗字で呼んでくださりますぅ。

・・・

コンビニでガリガリ君梨味をゲットして、夜道をふらりふらりと帰る。風もなく、空気は澄んでいた。家々の窓の明かりも、温かかった。見上げれば真っ白い満月。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月 7日 (土)

熱燗の夜

朝一番でタクミが帰っていった。王子は今日もお仕事。私はいつもどおり。

「いつもどおり」の幸せを、ようやくこの歳で感じられるようになった。若い頃は、日々刺激を求めてみたり、自分の成長のために変化していくことばかりが優先されたけれど、今は違う。日々を坦々と噛みしめて生きていくことの大切さを知ったし、そもそも変化しようと頑張らなくても、人間は勝手に進化していくものだということも実感した。あとはどれだけ余分な力を抜くことができるか、、、これが課題だな。

・・・・

今夜は、アメリカから一時帰国している友達の歓迎会があるとのことで、王子が車を置きにいったん戻ってきた。美容院で髪を整えてきたり、真っ赤なマフラーを巻いてオシャレに決めちゃったりしているから思わず王子に「デートにでも行くのかぃ」と突っ込んでやった。だって、私と出かけるときなんか、寝ぐせ頭のまんまだし、服だってテキトーなんだもん、全然違うやん。 まぁそれくらい、王子にとっては大事な友達ってことなんだよねきっと、それは知ってるのだ。

そうなると、自分だけ取り残されたみたいになってしまうので、むりやりまゆちゃんに誘ってもらって飲みに行くことにする。超多忙な彼女だけど、運よく予定が合ってラッキーだった。

途中、彼女のお友達のヒルマ君とちょこっとだけ合流する。聞くところによると、彼は歌って踊れるピアニストだという。そこにたまたまカウンターに流しのお兄ちゃんがいて、(彼もプロだった!)ヒルマ君とセッション。な、なんと!私たちのテーブルに来て歌ってくれた!こんな近くで生歌、生ギター、なんて贅沢なの~。とか思いながら、熱燗をちびりちびりやっていた。最高だった。  なによりも、ヒルマ君と流しのお兄ちゃんが、本当に幸せそうな笑みを浮かべて気持ちよさそうに歌っていたのが、とても印象的だった。それは、聞く人のココロにも花を咲かせてくれるような、そんなふたりの笑顔と優しい歌声だった。

・・・

それにしても、王子からはまったく連絡なし。こちらからの電話にもまったく出ないし。これは、キレイなお姉ちゃんのお店にでも行ったかな、、、などと多少不安になりながらも、日付変更線を越えるギリギリのところまで、まゆちゃんとおおいにおしゃべりした。感情のままにしか進めない自分の不器用さを、唯一理解してくれているのが、彼女。自分が発する言葉の向こう側にある本当の気持ちを分かってくれているのは彼女。。。などと、今回は一生懸命まゆちゃんのことを持ち上げておくことにする。なぜなら、今夜は全部彼女におごってもらったから。うしし。でもほんとのこと。

・・・

帰りもまゆちゃん号で送ってもらう。王子はまだ帰ってきてないし連絡もなし。もー、知~らないっ、って気持ちにもなる、ここまでくると。

・・・・・・・・

しかし、こうやってなかなか会えそうで会えない友達と、ひょんなタイミングで時間を共にすることができるなんて、人生っておもしろすぎる。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年1月 6日 (金)

お正月もおしまい

今日から王子も仕事はじめ。正月気分ももう少し味わいたかったけれど、このへんで頭とカラダのチャンネル切り替えしてやらないと、永遠に戻れなくなりそう。これくいらいがちょうどいいのかな。自分といえば、とくにいつもと変わりなく、家事をこなしたり、店の仕込みにとりかかったり。そもそもキッチンに休みはないもの。

・・・・

タクミが遊びに来ていたので、一緒に料理したりビデオを観たり、冬休みの宿題をなぜか一緒にやるはめになったり。お菓子をボリボリ食べながら、なんだか一緒に暮らしていたあのときみたいだった。いつもだったら店の仕事のあいまでしか相手できなくて、ただあわただしく流れていた時間だったけど、今日はじっくり息子とむきあっていろんな話をして、いろんなことに気づかされた。タクミも、まるで小さい子みたいに長い棒を振り回したりして、なんだかのびのびしてた。

そしてたまたま一緒に観ていたビデオが、母親がある日突然、自分の生きがいを見つけて子どもを残したまま家を出てってしまったという話で、なんだかどこかで聞いたことのある話だなと胸が痛かった。その少女が大きくなって母親に会いに来て、「ほんとはママと暮らしたかったんだよ。さびしかったんだよ。」ってセリフなんか、思わず大泣きしてしまった。うちは男ばかりだから、そんなこと言わないと思うけど、きっとココロの中は、この女の子と同じ気持ちだったんだろうな。

・・・・・・・

夜、タクミが歯が痛いと、のたうちまわってる。こんな奴の姿見たのはじめてで驚いた。これは相当痛いのだろうな。とりあえず痛み止めを飲ませ、なんとか落ち着いたけど、明日は朝一番の電車で帰って歯医者だな、こりゃ。もう一日、ここに居る予定だったみたいだけど、仕方ない、けどちょっとさびしい。

・・・

王子は久しぶりの仕事で心身ともにお疲れ気味。お正月もこれでおしまい。いつもの日常が戻ってくる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月 5日 (木)

雑煮談義

年明けて、初めて雑煮を作る。この雑煮ってやつが、案外やっかいもので。というのも、子供の頃から慣れ親しんできた味というものが、みな違うから。人生において、出会う伴侶の数だけ、雑煮の味も違ってくる、、、などと、説得力あるような、ないような表現ではあるが、まさにそういうこと。

お雑煮は、ふるさとの味、そして母の味なのだ。だから毎年これを作るときは、なんとなく背筋がしゃんとなる。だしを丁寧にとったり、そして事前リサーチによる「そのひと流の雑煮」に近いものを再現するのが自分の役目、女の仕事。 このとき、相手の意見を無視して、自分流の雑煮を作ったとすると、、、、

あまりいい結果になったためしがない。男の人にとって、雑煮の味というのは、それくらい何か特別な想いが込められているものなのかも。

ちなみに自分が子どもの頃から食べてきたのは、かつおのだしに、酒、しょうゆ、みりんで味付けした汁に鶏肉、かまぼこ、こまつな、焼き餅が入っているいたってシンプルなもの。汁の色はしっかり濃い目についていた。 

今まで、いくつかのパターンの雑煮をこしらえた経験(人生?!)がある中、今回作ったのは、汁の色は淡く、だしをしっかりとって、具には里芋、餅菜、かまぼこ、鶏肉を入れ、餅は焼かずグツグツ鍋で煮る、、、、というものであった。これが王子の雑煮(?!)らしいので、再現した。

王子はよく「母の料理はものすごく旨いんだ!」と言う。しかもこのセリフ、このタイミングで言うか?ってときに、ぽそっと。 今日も雑煮をすすりながら、そんなこと言ってたっけ。男の人って・・・・・。だけどそのあまりの素直さというか、可愛らしさに、こっちは何も言えない。

いつかきっと、この自分の作る雑煮も、歴史を刻み、自分の味となっていくといいな、などと思いながら、雑煮というものの奥深さをしみじみと感じた。

・・・・・

ほんとは、、、餅はグツグツ煮るより、焼いて入れたほうが好きなんだけどな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月 4日 (水)

お正月

タクミがやってきて、家の中がぱぁっと一気に華やかになる。華やかというより、賑やかか。賑やかというより騒がしいか。 だけどみんなの笑顔がお花みたいになったのはたしか。

3人でホームセンターに行き、家の修理に使う道具を買って、帰りにラーメンを食べて帰ってきた。タクミはラーメン&餃子をいっちょまえにペロリとたいらげ、王子は年末におかわり&大盛り禁止宣言をしたのにも関わらず、しっかり替え玉をたのんでいた。そして帰りの車の中で、「食べ過ぎたー」と言いながら後悔しつつ反省してた。おもしろすぎる。

・・・・・

夕方、早めな時間からお風呂に入る。年末にヒロちゃんからもらったバブルバスの素、最高~。泡まみれになり、まるで猫足お風呂に優雅につかってるハリウッド女優気分~、などとひとりでうかれていた。1階の部屋全体がお花畑みたいな匂いになって幸せな気持ちになった。

そしてワインを開け、今夜は鶏とネギだけのシンプル鍋。こういうシンプルなもののときは、ちょっとばかりいい素材を使う。鶏に塩をもみこんでしばらく寝かせて、旨みを引き出すのが自分流。このひと手間でスープの味も格段と違ってくる。あとは、タレを何種類か用意して、味のバリエーションを楽しむ。 シメの雑炊大会はいつもながら大盛況、鍋の中はあっという間に空っぽ。

お正月番組などを観たりして、お正月っぽく過ごした。自分が子どもの頃は、両親は忙しくて、留守番三昧だった。おせちの本物も見たことなかったし、そういうものだと思ってた。初めて結婚して嫁いだ先は、昔ながらの風習を大事にするおうちだった。家族みんなで正月の朝にテーブルを囲み、おせちとおとそでお祝いした。 そういういろんな家庭のお正月のカタチがあることを大人になって知った。みんな違うんだなぁ、それでいいような気もする。 

だけどどんな正月になろうと、家族でテーブルを囲む幸せは絶対に譲れないと思う。これは子どもの頃から思っていたこと。

我が家には、こういうときわざわざ気をつかって来てくれるニクイ奴がいるんだから、、、、かわいいのう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月 3日 (火)

家で過ごす休日

正月休み中の王子だけど、いつもどおりの時間に起きてきたので「せっかくの休みなんだから、もっと寝てたらいいよ。」 と言うと 「休みの日だからやりたいこともあるし、一日が短くなっちゃうのがもったいないよ」などと言っていた。 変わったなぁ~。

朝からカレーをモリモリ食べ、王子は日曜日じゃないけど日曜大工にとりかかる。口びるにくぎを数本くわえながらトントーンと作業してる姿、、様になってるう~、お父さんみたいだ。お腹の出具合もまさに。 男の人のこういうところ、マジでしびれるう。 トントンカンカン、休みの日の平和な音が、家じゅう響き渡っていたよ。

その間、自分といえば、年末に畑をやっているお友達からいただいた野菜たちを、使う用途別に切ったり、干したり、下煮したり、、、、ひたすらやる。この仕事していると食材を腐らせちゃったり、ダメにしちゃうことっていうのは、絶対に許されないこと。(だと思っている) 大地の恵みをありがたくいただくということは「食」の基本だもの。そして自分がそういう気持ちで食材と向き合うと、食べてくれる人にも、それが伝わる。腕とかなんとかよりも、まずこの気持ちがなければ料理はできないよなぁ。 

それにしても、いただいたお野菜、ハンパない大きさ。白菜なんて米俵みたいだし(少々おおげさだけど、両手で抱えきれないくらいの大きさ)、大根なんて私の足より太いし、にんじんは、元気な葉っぱ付き。野菜作りのプロだな。

・・・

お昼に飛騨で買って帰ってきた中華そばを作って食べ、夜はほうば味噌の上に牛肉やらネギやらのっけて食べた。今日は飛騨高山フードのオンパレード。赤カブの漬物も箸休めには最高だった。寒い土地の食べ物って、漬物だとか、山のものだとか、味噌とか醤油とか、保存できたり、わりと味の濃いものが多い。だからお酒にも合うのかな。もちろん白いご飯にも。「日本人でよかった~」な食べ物ばかり。

・・・

せっかくの正月だから、「シャンパンもワインも開けちゃおう~」、と言うと 「それ、正月にかぎってじゃないよね」と王子に突っ込まれて何も言えない。結局、両方飲んでへべれけになって、(家だから許される)すごーく早い時間に寝てしまう。この歳になると、眠気ばかりが先にやってくる。分かる人なら分かるだろ~な~。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月 2日 (月)

高山ばいばーい。

7時起床とともに、窓の外はものすごい吹雪。そろそろ帰ろうかと荷造りを始めた。1132

最後にもう一度、高山の中華そばが食べたくて雪道をふたりして歩いて店まで向かった。普通のスニーカーで来ちゃったオイラたち、靴下の中までびちょびちょ。誰も歩いていない雪の上に自分たちの足跡をずぶずぶと残しながら進むのは気持ちのいいものだ。キーンと冷たく張り詰めた静寂は、いろんな感覚をクリアにしてくれる。透明な空気を吸っているこの感じ、実にすがすがしい。

・・・・・・

タイヤにチェーンを巻いて、帰路を目指す。水墨画みたいな景色の中、雪をかきわけて進む。

1135 ・・・・・

名古屋から高山というと、さほど離れていない距離だけれど、なんだか別世界だった。雪に覆われた景色も、清らかな水も、人々の生活も。時間がゆったりと流れていて、子どもの頃に味わった風景が、そのまま残されている感じ。昔の日本はこんなふうだったな~と、思い出させてくれる。

そして来る前まで、気持ちもなんだか荒んでいたから、土地の人が掛けてくれる言葉ひとつひとつに、すごーく癒された。少しだけ、自分をもとの位置に戻してくれたのが、ここ高山だった。

・・・

無事、帰宅。雪のゆの字も見あたらないここ名古屋。さくさく洗濯などしながら、日常に戻っていくこの時間、いつもながらすごーく切なくなっちゃう。郵便ポストに私あての年賀状が数枚。唯一、私の生き延びてる場所を知ってる友人たちから。

そういう友達がいると思うと、明日の意味が自然に見つかる。「じゅんちゃん♪私たちが居るから大丈夫よ」って言ってもらってる(勝手な想像)ような気がして、気持ちのどこかが安心する。

お返事書こう。

高山、また遊びに行こう。

1131 高山名物 みたらし。たまりじょうゆをぬって焼いてあるの。甘くないところが私好み。今回、いったい何本食べただろう・・・。

1134 

1133

ふらりと入ったそば屋。お店の大将や、おばちゃんの温かさに触れてぽっかぽか。みんないい人。

1139 高山中華そば。ラーメンじゃなくて、中華そば。 たまり醤油の香りがどことなく懐かしく、昭和のラーメン、って感じ。麺は細め。写真奥は、飛騨牛丼。

1138_2 高山の夜の風景。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年1月 1日 (日)

飛騨高山2日目

飛騨高山2日目。さすがに元日というだけあって、シャッターを閉めている店が多い。そんな中、朝からダルマみたいに着込んで街へと繰り出した。カチンカチンに凍った雪の上を王子とふたりでおそるおそる進んだ。途中、コンビニにて厚ぼったい靴下を購入する。レジのおばちゃんが、「今朝はかなりしみるね~」と言っていた。たぶんこちらのほうでは、冷え込んでいることを「しみる」というみたい。 寒さがじんわりと体の芯まで沁み込んでくるこの感じ、そしてその寒さをも、この土地の人たちは、受け入れている感じが、この言葉から伝わってきて、思わず「ふふ~ん」となった。

老舗のそば屋で温かいそばをすすって、体を温めた。手打ちの蕎麦はもちもちとして、つゆも昔ながらのシンプルな味だった。都会でありがちな、懲りすぎて複雑になっちゃってグルメな人にしかわからないような味ではなくて、先代の味を、大切にまっすぐに丁寧に守り続けているというような安心する味だった。ダルマストーブの上にのっかったやかんから、湯気が立ちのぼって窓が結露しちゃう感じも懐かしかった。

そしてまた、街をふらふら。

かつて城下町として栄えたといわれている「さんまち」に風情ある建物が立ち並んでいた。人力車などもちらほら通る古い町並みはまさに飛騨の小京都。関西の言葉というのは、どちらかというと、拒絶された印象を受けるのだけど、(あくまでも個人的感想)、高山の言葉は、名古屋に近いような気がして、なんとなく安心する。

なんといっても町の人たちの観光客にたいするウェルカムな感じが伝わってくる。子供も大人もおじいちゃんもおばあちゃんも、みーんなやさしく出迎えてくれる。それは声の感じから伝わってくる。

賑やかな通りにも、ごみひとつ落ちていないこととか、(そもそもごみ箱自体、ほとんど置かれていないのだけど、それぞれが自分のごみを管理できる雰囲気ができあがってる感じなのだ)トイレはたいていきれいに清掃されていて、誰も汚す人がいないというルールが自然に出来上がってる感じとか、町全体が温かい雰囲気に包まれていた。

たまり醤油をぬって焼いたみたらしは、香ばしくてやみつきになる味だ。橋のたもとのところで60年みたらし屋をやっている小さな店があり、3代目ともなるおばちゃんがひとりで焼いていた。おばちゃんの「ありがとう」って言葉に何度癒されたことだろう。「何度」というくらい、私たちはここのみたらしが気に入って、同じ日に3度往復したのだよ。

高山らーめん、飛騨牛を使った料理の数々、漬物ステーキも食べたし、今日も食べまくりの1日だった。

夜は宿の露天風呂から花火が見えたりして、思いがけぬ贈り物をもらった。男湯からは見えなかったと王子がすねていたのがおかしかった。 それにしても、素っ裸で冬の花火を見るだなんて、初めての経験。

明日はそろそろ帰ろうかな。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »