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2011年11月

2011年11月30日 (水)

ぽかぽかな日

春みたいなポカポカな日。なんとなく気持ちも空を仰いでいるみたい。

仕込みが間に合わなくて、いつもより1時間早く起きた。なんといっても手間にはお金がかからない。身近な食材を使ってヒラメキとアイディアさえあればカタチになるもの。これも小さな店だからできることで。 こんなふうに自分の好きなようにさせてもらって、お客さんには感謝なのだ。だからこそ、ココロを込めてお作りしようと、いつも思ってる。そしてまさに、この自分のまんまがお皿の上に乗る感じなので、常に自身と向き合うことを忘れないようにしよう。

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夕べ遅くに、母上問題で王子と言い合いして、ちょっと気まずい雰囲気になり、朝まで引きずった。嫁姑問題(正確には私は嫁ではないが)って、ほんとーに厄介だなぁ、としみじみ思う。こういうときって、マジで男って役立たずだわあ、とありきたりなことも言いたくもなる。

あ~、巻き込まれないよーに用心しよ~、などと思いながら、こういう場合は自分の好きなことに情熱を傾けるのが一番だな、と思う。不平不満が生まれるのは、暇な証拠だ。

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明日は、何年ぶりかに実家に帰る予定。これって、王子とケンカしたからではないよ。

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2011年11月29日 (火)

めんどくさいぃ・・・けど。

昨日の日記で「めんどくさいぃ~」とか書いたけど、昔はいくら日記とて、「めんどくさい」などと直接書くことはできなかったよ。そういういわゆるネガな発言はしてはいけない、、、みたいな自分がいたし、そう言うことによって多くの人たちから非難されるのが怖かったから。

だけどよく考えてみたら、これこそまさに「めんどくさい」ことなのであって、そういうことに気づいてからは、誰から嫌われようとも何を言われようとも、ストレートな自分を表現することに決めた。これは日記の中だけでなくて、実生活においてもまさにそのままなので、歳を重ねるごとに友達は減っていってるような気がするけど、仕方のないことだと思ってる。たぶん、こっちのほうが幸せだし、なんといっても楽。

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ランチの料理を出し終えて、午後からカレーを仕込む。

お客さんがまだいらしゃったけど、お店じゅう、カレー臭。でもいいにおい。

今日はポークカレーを仕込んだ。チキンもビーフも作るけれど、ポークが一番あっさりしている感じがする。中に入れるスパイスも、最近ようやく定着してきたけれど、なぜか毎回仕上がりの味が微妙に違うのだ。まぁ、これも手作りならではなので、自分がお客だったら、こういう店があったら嬉しいので、これでいい。きっとこういうのは、何十年も作り続けていったときにようやく初めて、あるところに到達するものなのだろうな。青っちー自分にとっては、まだまだ遠い道のりだのう。

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夕方になって、カレー臭ぷんぷんのまま買い物に出たら、レジの若いお兄ちゃんに、「なんかいいにおいがしますね」と言われて、「私、美味しそうでしょ」と、なんとも変な返事をしてしまう。パワハラ。

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でっかいブリのカマを買ったので、ローズマリーとタイムとオイルでマリネして、豪快に焼いてみよう。王子の晩ごはんはこれに決めた。

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2011年11月28日 (月)

母と食と愛と命

今日は予約も何にもなかったので、のんびり仕入れと仕込みと自分の時間~、、、とか思っていたら、玄関のドアを開けて荷物を降ろしたその瞬間に、「今から、お昼ごはんに伺いたいのですが・・・・」という電話をいただくも、なぁんにも仕度していなかったので、1時間後にしてもらった。そのあまりにも絶妙なタイミングに何かを感じずにはおれないー。

それにしてもお客さんに、時間をずらしてもらうという身勝手な店も、うちくらいだろうな。 それでも来てくださる方々がいるのだから感謝だぁ。とりあえず今をがんばろう。

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マイケルブーブレのクリスマスアルバムを聴きながら、明日の仕込みをしたり、晩ごはんの仕度をしたり。キッチンという場所は、ほんとに孤独ということを実感。

世の主婦は毎日ここを生活の起点にして家族を命をつないでいるのだから、やっぱりすごい役割を担う仕事だと思う。だけれども、それをひらけかすことなく日々を重ねているわけだから、彼女たちの真の強さとはここにあると思う。 そして「食」と「ココロ」っていうのは、愛とか命とかにつながってる世界なんだということをしみじみ思った。母は偉大なり!だ。

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夜は鼻をすすりながら、モツ鍋を作った。モツといっても今日は鶏のモツ。レバーとかハツとか砂ずりとか、そういうやつ。 カツオと昆布でしっかりダシをとって、塩と薄口醤油とみりんで、うっすら味付け。それでもって、これでもかというくらいにニンニクスライスを入れてみた。

これがなかなか旨くできて王子からもお墨付きをいただいた。シメのラーメンは最高だった。

お腹ぽんぽんだね~とか言ってたら、京都の母上から電話。前にも日記に書いたけど、王子にとって母上の存在というのは、偉大であり、おそらく彼女を越える女性は生涯自分の前には現れないという位置にいる人だ。そして母上の中の王子というのも、いまだ大人になりきれていないので、そこでいろんな問題が生じるのだが、まぁ、仕方ないと最近は思うようになった。

だけど間に挟まれた自分というのが、どうしてよいものやら、いつもすごおおく困る。ご自由に親子ゲンカでもなんでもどうぞ、というわけにもいかないし。だってこれって、見てるほうがあまりいい気がしないからね。

結構これでも私、ふたりの間のクッション役になってると思う。 今日の電話の感じだとおそらく近いうちにまた、何かが起きると思うけど、、、この親子。あ~、めんどくさいぃ。

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いろんな意味で・・・・

母っていう存在はデカイ!を実感する一日。

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2011年11月27日 (日)

人間付き合い

一週間のほどよい緊張感が一気に緩む日曜日の朝。寒くて布団から出られず、いつまでもぐずぐずしていた。窓から差し込む陽のまぶしさと、バカ正直な腹時計のお陰で、眠い目をこすりながらもムクムクと起きたけど。夕べは、お風呂にも入らずにバタンと倒れこむように布団にもぐりこんだので、キッチンもそのまんまになってるし。まずは後片付けからだな。

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午後は長年お世話になったフラメンコ教室の発表会を見にいく。ライブが始まる直前まで、過去のいろんな思い出やら、今でも変わらないフラメンコへの情熱やらで、胸がいっぱいで、しかも舞台に立たない自分なのだけれど、なぜがすごおおく緊張していて、お腹が痛くてたまんなかった。これじゃ、踊ってたほうがまだ楽だ、というくらいに。

思ってもみなかったが、ショーが始まると、すべての感覚が踊ってたあのころに戻ったから不思議。体に沁み込んでいる感覚は、そう簡単には消えないんだぁと思った瞬間だった。リズムを刻む感覚とか、音と音との間に存在する独特の空間とか、まるで生きもののようにリアルなカタチをもってせまってくるあの感じ。うううう~しびれるぜ~。

かつて一緒に踊ってた仲間たちも、いちだんとうまくなっていて、ひとりひとりの存在感もすごかった。ギターの音色にうっとりし、師匠の踊りに思わず涙し、ああやっぱりこの感覚が自分は好きなんだなって素直に思えた。

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フラメンコから離れた1年間、いろんなことがあったし、闘う想いもたくさんあって、でもなんとか師匠にも仲間にも、当時と同じ温度の自分で会うことができて嬉しかった。たぶん、自分なりに乗り越えたものはあったんじゃないかなと思う。もし、何かまだ引きずるものがあったら、たぶん今日ここには来られなかった。

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ステージが終わったと同時にみんなに会いたくてハグしに行こうと走って行ったら、あまりの素っ気なさに意気消沈だった。えっ?!って感じで、なんだかバカみたいとか思っちゃったよ。

そっかー。自分がなんだかわからないけどフラメンコから遠ざかった理由というのは、もしかしたらここなのかな、と思った。やっぱり私は人が好きだし、そういう部分を大事にしたいし、そこがなければ何も始まらないのだ。暑苦しいと思われようが人間っぽい付き合いを自分はしたい。 いろんなことが見えちゃった瞬間だったし、なんかとっても悲しい気持ちになっちゃった。だけどやっぱり踊ることは好きって気持ちは確かにここにあるし、、、むづかしいのう。 

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なんとなくしょんぼりな気持ちだったので、帰りに中華を食べて紹興酒をがんがんに飲んで王子にグチを聞いてもらい、なんとなくスッキリ。こういう気持ちのときには、まず、こういう自分自身が嫌いになるので、もっともっと人間的にレベルアップしなきゃ、とか思ったりする。でも、その繰り返しで今まで来たし、そういう刺激があるからこそ、明日にも希望が持てるってもの。

まぁだけど、今日は一日いろんな意味でよい日だったといえると思う。

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2011年11月26日 (土)

今宵は大人の雰囲気

今夜はなんだかいろんな人たちが来てくれた。

基本、予約がない日はお店は開いてないのだけど、たまたま今夜は予約があって開けたら、偶然前を通りかかった人やら、なんとなーくふら~り吸い込まれてきた人もいたりして、なんだか不思議な夜になった。

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そういえば今日は久しぶりにお昼に、ちょっと素敵なレストランに行って王子と食事したのだよ。白ワインまで飲んでちょっと贅沢な気分になったけど、かなり味が落ちていてがっかりだった。スープもぬるいし、全体の盛り付けは色とりどりでいいのだけれど、食材ケチってるのがみえみえ。だけどなぜか満席。店員さんの笑顔が、唯一、この店の営業をつないでいるんだろうな、という感じだった。 ほんとに美味しいものを知らない人たちばかりで、気の毒にさえ思った。 だからもうたぶん行かないと思う。 それにしても、最近行きたいと思う店がどんどん減ってってるのが悲しいよね、って王子と言い合った。

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その帰りに昼間でもやっている市場のようなところに寄って仕入れをした。お肉もお魚も鮮度が抜群だ。こういうのを見ると、作りたい欲がどんどん湧いてくる。先ほどの店が、どんだけ食材をケチっていたかがよく分かる。

それにしても、こういうのを見ると「あ~、これ誰かに食べさせてあげた~い」と思うのは私のクセで、原価がどれくらいかかってどーのこーの、、とかほとんど考えないでお店で出してしまうので、いつも王子に叱られます。だけど、買っちゃったー。 

最近は、出来上がった料理の皿よりも、新鮮な食材見てたほうがワクワクするようになってしまったよ。私もちょっとは料理人っぽくなってきたということ?!かなりナンチャッテだけど。

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今夜は久しぶりにこんなに遅くまでお店は賑やか華やかでなんだか嬉しい。大人の雰囲気が漂うこの夜の感じ、好きだなぁ~。いいねぇ、人がたくさんいるって。(いつもどんだけヒマなんだ)

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2011年11月25日 (金)

料理教室してきたよ

すっかり私も風邪。だけど、キッチンに立っているときはなぜかシャンとするから人間の身体とやらは、おもしろくできているものだな。で、、、王子のほうは元気が戻ってきて、いばってた。このー。

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今日は前々からご依頼いただいていた大人向けお料理教室。

メニューを何にしようか、というよりも、そこで何を伝えられるか、、、そっちが自分の課題だった。主婦にとって、料理することは、嫌でもやらなきゃならない義務的なものなんだけど、、そうじゃなくって、子どもの工作みたいに、毎回(とは、なかなかいかないが)、何かを作るワクワクがあることだったり、食べてくれる家族の笑顔を思い浮かべることだったり、、、そんなことを感じてもらえたらなぁというのが今日の私のねらい。

たとえば、いつもの塩、胡椒の味付けに、もうひとつ何かを加えてあげると、味覚の世界がぱぁ~っと広がるみたいなことだったり、ただチキンを焼くにしても、ちょっとしたコツをおさえると皮目がパリッパリになることだったり、

そこいらへんの世界を広げてあげるだけで、料理は何十倍も楽しくなっちゃうんだから、それは「作ってみたいな」「食べさせてあげたいな」って気持ちにつながると思う。

ママがハッピーであることは、家族がハッピーであるということだもの。これからも、そういうワクワクにつながる料理を伝えられたらいいな、って思った。それにはもっと勉強が必要だ、オイラ。

自分ではあまり気づいていないのだけど、今日も、かなり野生的な料理のし方(王子にいつも言われてます)だったと思う。作る姿は、まさに子どもの工作と一緒。不器用ながらも気持ちだけは熱いので、みなさん大丈夫です。(何が?)

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たぶん、自分でも思うことなのだけど。

昔は音楽をやっていたり、フラメンコやってる時期もあったり、、、、常に自分は表現していないとダメな人。内側の世界を外に出してあげることが仕事だと思うし。言葉にするのがすごおおおおく不器用だから、(そもそも言葉にならないものなのかも知れないけど)何か別のもので表現するしかないみたい。

こういう自分みたいなタイプは、内側にいつもいろんなものをため込んでいるから、それを開放してあげる方法が必要なんだよね。 思えば、いつもそれを探していたこともあったし、もっともっと自分を開放してあげられる手段って、きっとどこかにあるはず!って思ってた。そういう意味で、料理することは、その手段のひとつかも、ってなんとなく思った。 今までは料理は自分の中では添え物みたいな存在で、まさか自分の真ん中になっていくものとは思っていなかったけど。

たぶん、自分の料理を通して、これからいろんなことを伝えていけるかも。

今はそんなふうに思ってる。これから先は、どうなるかは分からないけど。

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そういえば、今週末は私がかつて長いことお世話になっていたフラメンコの師匠の発表会があるのだぁ。ライブ観るのは1年ぶり。実はギターの音も恋しくなっていた。

自分がそこでまた何を感じるのやら、楽しみ、そしてドキドキ。

たぶんまた感じることが多すぎて、破裂しちゃいそうになるんだろうけど。

うーん。気持ちのコントロールってむづかし~。いっそのこと小さな子どもみたいに暴れて大騒ぎしてみたいよお。

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2011年11月24日 (木)

風邪かしら

ついに王子は風邪でダウン。仕事も早めに切り上げて帰ってきた。涙目になってるし、鼻水も大変そう。声のトーンもいつもより1オクターブくらい低いし。唯一、食欲だけは正常なので安心する。

私もなんだか喉が痛くなってきて、うがいばかりしてた。しかし今日は北風冷たかったあ。

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夜は明日のお料理教室のレシピを書いた。久しぶりの大人向けの料理教室。材料を簡単に書き出したところで、それぞれの分量を、、、とか思ったけれどそこがむづかしくて結局書けなかった。書けないというのは、「適当に」ということではなくて、こればっかりは目と舌の感覚で覚えるしかないので、やっぱり当日みなさんに味をみてもらいながら決めようかなと思う。だから私はレシピ本とか出せない。 そもそも自分の伝えたいことというのは、料理する気持ちとかココロとかそういう部分なので、素材へのこだわりとか調味料の分量などということではないのかも。

若い頃にお鍋を売る仕事してたときは、鍋をいかにして売るか、っていうのが自分のテーマだったし、イタリアンのお仕事してたときは、家庭でできるイタリア料理の提案をしていた。

今は、作るほうも、食べてくれるほうも、思わず笑顔になっちゃうような料理を、私というフィルターを通してたくさんの人に伝えたいと思ってる。作り方というよりも、作る気持ちとかワクワクとか、そっちのほうかな。一番根っこにあるものなのかも。まさにココロのゴハン。

もちろん、こういう流れを経てきての自分があるわけで、今までやってきたこと、何一つ無駄じゃなかったって思える。自分の料理に対する想いも、時代を経て変わっていったということなんだろうけど。

さて。明日どうなるかな。

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涙目になってる王子が、お腹がすいたというので 「何食べたい?」って聞くとハヤシライスと言う。

病気なときこそ上等なお肉を!と思い、今日は奮発したよ。デミ缶と煮詰めた赤ワインと赤ミソとか混ぜてソースを作って、大きめにカットしてシャキっとソテーしたたまねぎと、軽く炒めたお肉を最後に加えてみた。「旨い」とか言いながら、おかわりしてた王子。だけど涙目。 こういうときにせいぜい私のできることといえば、こうして王子の食べたいものリクエストに応えることだけだ。早くよくなりますように。

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夜は暖房ガンガンの部屋でビデオを観たりして過ごす。王子は寒がっているけれど、私は暑くて暑くてTシャツ1枚でいた。早く寝たほうがいいと思うんだけどなー。

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2011年11月23日 (水)

だらりと過ごす

今日はお店を休みにしました。午前中お電話くださった方、申し訳なかったです。

だからといって、これといって特別な用事があるわけでもなく、ただ単に頭の休息日が必要でした。本来であれば、ここで頑張るのが仕事というものなのでしょうけれど、、、自分の場合、ここで無理すると、自分の大事にしたいものがズレっていってしまいそうなので。身勝手なこと承知で、今日は調整日としてお休みします。

まだまだ不慣れなので、自分の呼吸の感覚がつかめていないようです。きっと少しずつ、この身体と気持ちのリズムも自分なりに見えてきて、頑張り度もうまいこと調整できるようになるかと。ごめんなさいです。

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そんなんで、なんにもしないでぼおっと過ごそうかと思ったけれど、やることって結構あるもんだ。

そもそも女の人は家のことをやるのが仕事だもんね。病気でもしないと、じっとなんかしていられないもの。だけど、動いていたほうが、気持ちがすっきりするというのは本当のところで。床をぴっかぴかにみがいたり、洗濯したり、、、こういうことですがすがしい気持ちになったり、こういう役割を与えられた女という職業に感謝だな。女の特権だ。 

久しぶりに黒豆でも炊こうかと、豆を水に浸したり、クズ野菜を煮てブイヨンを仕込んだり、、、、、、って結局なんだかんだキッチンに立ってたりするわけだから、なんだかなぁ。 でも今日は一日、よれよれのかっこうで、すっぴんで過ごしたりと、、そういうところで自分を緩めてあげるとしよう。頭とココロの休養日だもの。

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夕方帰ってきた王子が、青白い顔していて、なんとなくグレーな感じ。微熱もあるみたいで、くしゃみが止まらない。なんとも苦しそう。

今夜はマーボー鍋にしよう。こういうときに辛いものを食べて汗を流すというのは、私たちの風邪撃退法。

冬っぽくなってきたな。

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2011年11月22日 (火)

かわいいのう

昨日の日記の終わりに、むずかしいのう・・・とか書いてたら

夜、突然タクミがやってきた。来るなり学校での話てんこもりだし、友達との悪さ話を披露してくれたりして、 まだまだかわいいのう という感じ。今はまだ、思春期への階段、上り始めたばかりかな。せいぜい母ちゃんのところに通ってくれてるうちは可愛がってやろうと思った。そのうち嫌でも離れる時期は来るもの。

それにしても、日曜日にトイレを借りるために学校の柵のりこえてこっそり侵入してサイレン鳴らしちゃう君は、詰めが甘すぎだ。もうちょっとオトナになって欲しいものだ。

教頭先生にすごおく怒られたと言ってたけど、あたりまえだー。

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今夜のお客さんは、早めの入りだったので、お店も早めに閉めて、3人でピザを食べに行った。夜、ちょっと遅めな時間にふらりと行って、スプマンテとか軽く飲みながらピザを食べられるお店が近くにあるって、私にとっては嬉しいかぎり。大好きなゴルゴンゾーラもいっぱいのっけてもらって幸せ~。赤ワインに行きたいーとか思ったけどやめときました。明日の朝も王子はいつもどおり出勤なので、自分も早起きしなきゃだし。あー、それにしてもピザ釜が欲しいっ。(どこに置くんじゃ)

戻ってきて、すぐに寝るかと思いきや、お菓子をぼりぼり食べながら3人でテレビを見た。こういうことは、遠慮なくダラダラと楽しむ派。

王子とのふたりの生活に、たまぁにタクミが加わってこうして賑やかになって華やいだりして、家族っていうのはこういうものなんだなぁと昔たどった道をしみじみを思い返したりした。家族って言葉には温かい場所っていう意味もあるんだろうな。

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2011年11月21日 (月)

思春期の子どもとのつき合い

そういえば、ここのところタクミ来てないなぁ。実は先週末も来る予定だったのだけれど、直前になって「やっぱりまたにするよ」との電話があった。こいつにもついに思春期というものがやってきたんだわぁと、ちょっぴり淋しいような嬉しいような、そんな気持ちになった。 母親といる時間よりも、友達との時間が優先になるこの時期、離れて暮らす親としては、少々複雑な気持ちではあるけれど、我が子が必ず通る道だから見守るしかないもの。親はここで子にすがってはいけないのだ。 長男や次男の、そういう大事な時期が来る前に、自分が傍にいてあげられなかったことをちょっと悔やんだりも。

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子どもは、親からの愛情を、大事な時期に存分に味わっていたら、あるていどの年になったときに、きちんと外の世界に飛び込んでいけるのだと思う。雛鳥が親の温もりの巣から飛び立つみたいに。

だけどそれができないと、飛び立つ勇気がないまま大人になったりする。いつまでも温もりを追い求め、そこを埋めるためにもがく大人もいる。埋まらないものが何だか、それさえ分からずに大人になったりもする。 こういう大人をたくさん見てきたし、自分もそのひとりだし、だからこのことに関してはすごく冷静に受け止める自分がいたりする。

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過ぎたことを後悔するほどつまらないものはないから、離れてはいるけど、親としてできることはやろうと思う、といっても実際、信じて見守ることしかできないのだけど。

たまには長男と次男に、電話でもしてみるかな。

たぶんあいつら、おっさんみたいな声で普通に出て、しゃべってくれると思うけど。

もしかしたらこういう場合、人類の仕組み的なことから言ったら、「ウザイ!」とか言われたほうが正常なのかなとも思ったり。

むずかしいのう。

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2011年11月20日 (日)

なんだか冬っぽい

朝寝坊しようと決めていたけれど、いつもどおりの起床。あまりにも透明な空気が気持ちよくて窓を全開にする。空はどこまでも青く澄んでいておてんとう様のやわらかい光が朝を包んでいる。何もかもが新しく生まれ変わる朝がやっぱり好き。いつものバタバタとは違う朝をなぞるみたいですごく新鮮な気持ち。

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午後は伊勢方面にドライブ。伊勢神宮に行くのでもなく、あちらの地元では有名な「ぎゅうとらスーパー」を目指す。ドライブにスーパーマーケット?!、、、まったく色気もなにもあったもんじゃないが、行楽地の人ごみの中にあえて突入するエネルギーなど私たちには無いので。しかしいつも思うけれど、この「ぎゅうとら」って名前、インパクト大だよな。

「伊勢うどんが食べたいねー」などと言っていた矢先だったので、「だったら買いに行こか」という運びとなったわけ。片道1時間半かかるスーパーマーケットにわざわざ行くオイラたちって。高速道路に乗らずに走った道は、案の定、秋色に染まり始めた木々が美しかった。冬支度に入った田んぼの色も周りののどかな景色に溶け込んでいて、子どもの頃に見た風景そのもの。その間に見える整えられた茶畑の青がまぶしいこと。

スーパーでは、伊勢うどんや、名物のサンマ寿司、鮮度抜群なカワハギや、なぜか上等な牛肉がとってもお値打ちで、たくさん買った。今夜は久しぶりに肉祭り。 スーパーマーケットをのぞくと、たいていその土地の食卓事情が見えてきて、そこが面白い。海の近くは、やっぱり魚介類の鮮度が全然違う~。

そのあとは、寄り道もせず、家路をめざす。ほんとにわざわざ伊勢まで来て、スーパーに立ち寄るだけとは、我ながら面白すぎるう。帰りの道は夕暮れに染まって、秋を一段と濃厚に感じさせてくれた。秋というより、吹く風はもう冬だ。 この季節の夕暮れは、とにかくゆっくり。オレンジ色がセピアになって、そして水墨画みたいな世界が繰り広げられる。 冬っていうのは、夜がことんと降りてくる感じ。 夕暮れの色にはたくさんの想いが詰まってるなぁ、、、すごくそのへん子どもの頃から敏感な私。

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帰ってきてクリスマスツリーを飾る。といっても、まだ木の部分を組み立てて、雪のスプレーを吹きかけただけ。スプレーの粉がぱらぱら床に落ちて、玄関雪まみれ。あちゃぁ。

子どもの頃からなぜかクリスマスが楽しみで、この時期はワクワク度がどんどん高まっていく。小学生の頃は日曜日ともなると教会のオルガンで賛美歌を弾いてた自分。その頃からクリスマスが大好きだった。 子どもの頃に味わった記憶は、ちゃぁんと今も温かなカタチで残っているものだなぁ。 

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さて肉祭りだ。ステーキしようか、しゃぶしゃぶしようか、うしし。(オヤジ)

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2011年11月19日 (土)

作るのが楽しいと思えるとき

今日もたくさん料理した。ランチには、初めてお会いする方ばかり。やっぱり緊張、そしてこの緊張感は日々高まるばかり。

自分の作ったものを誰かに食べてもらうというのは、恋人に愛の告白をするようなものだと思う。それくらい距離が近いことだし、自分のココロを他人に打ち明ける時の心境なのだ。

もちろん受けとる側の気持ちまで、察することはできないけれど、そのときの自分が、いかに自分らしく表現できるか、それはいつも考えていること。自分らしい愛の告白ができるかどうか、、ということだ。そういう部分はカウンセラーの仕事とも、とてもよく似ている。ただ、料理は自分の気持ちを目に見えるカタチで表現することなので、あまりにも分かりやすいし、伝わりやすいぶんだけごまかしが効かない。想いをカタチにする技術ももちろん必要になってくるけれど、やっぱり一番大事なのは芯の部分で、、。自分が自分らしくいること、ここだと思う。

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夜はパーティー料理を作りまくる。お皿を持っていくたびに、美味しそう~って言ってくれる女の子たちの声に、、、嬉しくて泣きそうだったし、元気も湧いてくる。笑顔がいっぱい、ほのぼのな感じがとてもよかった。店が客を選ぶ訳ではないけれど、こういうお客さんが来てくれると、作りがいもあるし、お店やって良かったとほんとに思う。温かな雰囲気が奥のキッチンまでちゃぁんと伝わってくるのだから。 まぁ、ありがたいことに、うちに来てくださる方たちって、みなさんこんなんだから。 自分は料理を作りながらも、いつもたくさんの気持ちをもらってる感じ。

王子のカクテルの腕もメキメキと上達し、今夜はお客さんから「王子~♪」のラブコールが耐えなかった。だから彼もかなり張り切ってオリジナルなやつを作りまくってた。呼んでもらえてかなり嬉しかったみたい。それしにても、王子の作るカクテル、マジで旨いです。バランスが絶妙~!これもセンスだな。 しかしながら、お客さんの好みを伺って、そのときの思いつきで作るから名前が無いっていうのが、、、。今度はお客さんに命名していただこうかな。

なんだか今夜も楽しくやらせてもらいました。仕事をしたあとに、こういう気持ちになれるのはありがたいことだな。雨の中みなさん、遠くから来てくださったことにも感謝。

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お腹がすいてきたので、気分転換もかねて王子とラーメン食べにでも行くべかな。いつもそうなんだけど、お腹が減っていないとお客さんの料理は作れない私。ひと仕事終えて、緊張がほどけた瞬間に、お腹が鳴る。分かりやすいな。

さて。また明日から頭を切り替えて次の課題を。課題といっても自分の場合、すごく小さな課題なのだけど。課題は小さければ小さいほうがいいと思う。だってそのほうがクリアするのも簡単だもの。小さいものから階段のぼるみたいに順々に越えていけばいいんだし。なんてったって、自分を追い詰めたりストレスのかかることとか、、そういうのはもういいや。そういう歳でもないし。できることをやっていこう。

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2011年11月18日 (金)

ブリしゃぶ会

料理作りまくる日。寝てるとき以外、一日のほとんどをキッチンで過ごす。まぁ、こういう日も必要。ランチは初めていらしたお客さんばかりでちょっと緊張する。

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夜は山ちゃん、イマちゃん、そしてまるちゃんも合流し、ブリしゃぶ会。そしてなぜだか濃い~飲み会になった。自分は料理を運ぶだけだったけど、途中から一緒に混ぜてもらって、陽気になる皆さんの顔を見ながらおしゃべりにも参加。

どんなに酔っ払っても、自分の人生論を熱く語っていた山ちゃんと王子、カッコよすぎ。ここまで飲むと男の人は、女の話にいくか、下ネタいくか、みたいになったりするけれど、ぜんぜんブレないんだもの。男らしく生きるってこういうことなのかぁ、としみじみ思った。そしてそれもやっぱり、ある程度厳しい道を歩いてきた人間だからこその発言だなと思った。マジメに生きてる人はやっぱり違うなあ。

イマちゃんは、すごく自分をしっかりと持っている人だとあらためて思った。今まで何度か会っているけれど、ここまで濃い~人だとは思っていなかった。彼にしかないキラキラするものをたくさん持っていて、そこを貫いているところが彼のカッコいいところ。ひょんな展開で失恋話をする破目になっちゃったりしてこれまた彼っぽさが伝わってきてよかった。失恋そのものはハッピーなことではないけれど、彼が自分を貫いたことは正解だと思った。

それにしても、その恋愛のカタチが、なんとも新鮮だったし、ピュアだったし、なんか微笑ましかったなぁ。次の恋が芽生えることを祈ってます。

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そんなカッコイイ飲み会の途中、私はもうダウン。眠気と闘っております。明日の朝も早いので先に寝ます。みんなが終電に間に合うかしんぱーい。

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2011年11月17日 (木)

ぴっちぴちの刺激

週末にむけてバタバタしそうなのでひたすら仕込みする。いつも思うのだが、仕込みには終わりがないというか、やり始めるときりがなくて、止まらなくなる。だから最近は、「このへんまで」という、だいたいの目安を決めて取り掛かることにしている。「つづき」のエネルギーを残しておくこと、それを次のワクワクにつなげること、、、物事を楽しく継続させるためには大事な約束ごと。

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夜は、前のアルバイト先の懇親会というのに、なぜか混ぜてもらった私。辞めた人間を、しかもこんなおばさんを誘ってくれたことが嬉しくて張り切って出席する。あの店には、いろいろお世話になった。オーナーにもそうだったが、とくに一緒に働いた若い子たちに。自分がとても精神的に弱っていた時期だったし、そういうときに職場の若い子たちの優しさがあのときの自分を支えてくれたりしたものだ。

相変わらず頭のいい子たちばかりだし、べっぴんさんイケメンぞろいだし、こういう子たちは確実に人生得するなぁ、、、と、彼らの話を聞きながらしみじみ思った。汚れたデコボコ道を化粧っ気もなく歩いてた私の20代とは違う。なんか洗練されてる!美しすぎるこの子たち!とか思いながら、みなさんのぴっちぴちのエキスをいただいてきました。

やっぱりときどき、こういう刺激も必要だなぁと思った。歳を重ねるとある部分で偏ってしまいがち。ものの見方や考え方が。ヤングな子の発想は大事だ。

まるちゃんが、髪をばっさり切って、しかもすごぉぉぉく似合っていて彼女の本当の良さが発揮されていて素敵だった。気ぃつかい屋で優しさのかたまりみたいなニシヤンはいよいよ結婚秒読みって感じで幸せオーラ出まくりだったし、ちえちゃんは実はすごぉく頭のいい子なんだけど、そういうところをぜんぜん見せずに相変わらずのブリっ子ぶりを炸裂させていて、めちゃめちゃ可愛かった。しっかり者のワッキーのイケメンぶりも健在でなにより、そして突然のオメデタ(?!)宣言に、メロディ姉さんはびっくりしたけど、彼のこれからの人生にエールを贈らずにはいられなかったよ。新人ちゃんたちも、美しすぎてまぶしすぎてほれぼれしちゃった。見ず知らずのおばさん(私)乱入だったけどみんな快く混ぜてくれて嬉しかった。

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今夜は楽しかった。熱燗しか飲んでないのに、けっこう酔っ払った。弱くなったもんだな。いろんな意味で。

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2011年11月16日 (水)

しょぼいなぁ

夕方になるのが早すぎるぅぅぅ。 夕闇が迫ってくると同時に、さっきまでの元気が一気にしぼんでいく。幼い頃に味わった何かを、今ここでもう一度なぞっている自分がいて、歳を重ねるごとに積んだ経験の厚みが、この想いを濃厚なものにしてくれている。辛いとか苦しいとかいうカタチのものではなくて、ただそこで何かに浸る自分がいるということなんだけど。ココロに刻印されたものは決して消えることはなくて、だけれどもその深さを味わうということが、歳を重ねることの意味なのかな。人間って強くできてるんだな。

そんなこんなで日がすっかり落ちてしまい、ひとり小さく丸くなって固まっていたら、王子が帰ってきて、何も言わず、外に買い物に行こうと連れ出してくれた。こういうとき、頑張ってでも元気を装う自分でなくて、ほんとに申し訳ないと思う。

スーパーの中は親子連れが多くて、これまた自分の中の何かが反応してチクリと痛く、くじけそうになるも、王子の存在だけが折れそうな自分の支えになっていることをしみじみと思った。

こうして息をふぅっとゆっくり吐いて肩の力が抜ける感覚を味わうとき、ココロの奥底にたまっている感情の澱に気づくんだよね。自分の場合は、それが生きてく糧のようなものだから、なくてはならないものなのだけど、ときどきこうして何かの瞬間に掻き乱されてしまうのだ。ふっと我に返るような感覚。夢から現実へ、、みたいな。その逆かも知れないけど。

まぁ、その繰り返しなんだろうなとも思う。繰り返しで強くなるのかも知れないし、そもそも強くなんかならなくてもいいのかも知れないし。澱そのものは自分だから、向き合っていこうと思う。そしていつしかその澱も「思い出」っていう味わいに変わるんだろうから。時間はかかるだろうけど、そうなることは分かっているから耐えていけるし、生きていける。

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帰りに王子と久しぶりにラーメンを食べる。ラーメン屋のおばちゃんが「熱いから気をつけてね」って言いながらどんぶりを運んでくれているのを見たら泣きそうになる。自分が弱っちくてショボイときは、人の優しさを何倍にも感じるものだ。そうかぁ、弱っちいことはいいことなんだ。(ひらきなおり)

今夜はめずらしくお酒を一滴も飲まない日。

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2011年11月15日 (火)

自分の役割

あっという間に時間が過ぎていった日。だからといって、何かにすごーく夢中になっていたかというと、そうでもなくて。仕入れから戻ってきて買ってきたものをテーブルに並べて、下準備をと思って始めたことが、気づけば夕方になっていたということ。何してたんだろう。

それにしても、ぐぐっと冬が近づいてきた感じ。びゅうびゅうと音をたてて泣く風には、木枯らしの気配さえ感じる。焼き芋が似合う季節だなぁ~なんて思っているそばから、mikoちゃんが掘り立てのお芋を届けてくれる。タイミング良すぎるぅ。そして「ボクたちさっきまで土の中にいましたよ」みたいな葉っぱがピンピンのカブももらって、丸ごとサラダにしようと計画。葉っぱその場でちぎって噛んでみたら甘かったぁ。

こうしておすそ分けもらったり、近所の子どもたちが遊びに来てくれたり、、、ここに来てもうすぐ1年になるけれど、ようやく馴染んできた感じかな。この土地のこと、ここに住む人たちのこと、もっともっと知りたいって思う。来たばかりのときの、毎日が不安でたまらないという気持ちが少しずつ解けてきて、「ここに居ていいんだ」って気持ちが自然に降りてくる感覚。これもみんな、人の温もりがつないで育ててくれたもの。ありがたい。

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最近、マジメに晩ごはんを作ってる私。(今までは手抜きかい)

仕事で作りまくっていると、どうしても夜には燃料切れになってしまって、王子には悪いなと思いながらも、自分に残ったわずかなエネルギーを振り絞って作るという、とりあえず的なゴハンになっていた。

なんとなくそれが申し訳ないような気持ちでいっぱいで、自分の作る晩ごはんを、王子が楽しみに帰ってきてくれるような、、、本来はそうあるべきだということにやっと気づきました。やだねぇ、付き合い始めた頃はここはレストランか?というような手の込んだ料理が毎日小さなアパートの食卓に並んだものだったけど、いつのまにか薄まっていっちゃうんだなぁと、ちょっと反省した。

一番近くにいる人を幸せにしてあげること(といっても、自分のできることはゴハンとか洗濯とかしかないけどね)、、、これができなければ、どれだけ頑張って仕事したって幸せの根っこは生えないもの。いろいろなことに夢中になることは素晴らしいことだけど、やっぱり大事にしたいものは足元の温もり。これがあってこそ、何かに本気で情熱を燃やすことができるもんっ。しょせん、私は女だし。自分のできることを心を込めてしっかりやろう。

そんなことを考えながら、今日はテーブルいっぱいのおかずをこしらえました。メタボになるわぁと、しみじみ。(これじゃ意味ないじゃん)

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今週はいろいろメニューを考えまくる週。忘年会の予約もちらりほらりといただいて、何を作ろうか考えるのが楽しくてしかたない。もちろん主役はお客さま。その方たちが、女性なのか男性なのか、お年はどれくらいなのか、お酒はたくさん召し上がるのか、リクエストはあったかなとか、、、もともと決まったメニューがないから、そのたびに考えなくてはならないけれど、絶対こっちのほうが楽しいし、やりがいがあるってもん。

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2011年11月14日 (月)

些細なことだけど大事なこと

なんとなく気持ちがおさまらないので、嫌われてもいいから書いちゃう。だって大事なことだから。

些細なことなのだけど・・・。

うちの店、ありがたいことに昼間といえば小さなお子様連れのお客さんが多くて、子育てママたちの憩いの場みたいになってるところもある。それはそれですごーく嬉しいことだし、自分も子育てしていた時期もあるからこそ、そんなママたちの気持ち、痛いほど分かるし。子育ての悩みなんか話してもらえるときは、あぁ、この仕事しててほんとによかった、って思う瞬間だったりする。

そんな中で、ちょっと悲しいことがあったの。大事なちゃぶ台に子供が遊んだであろう傷がいっぱいついてたんだよね。帰りがけにママが謝っていったけど、だからといって傷が消えるわけじゃないしね。大事なちゃぶ台、思い出がいっぱい詰まったこのちゃぶ台だからこそ、(店を開く前から愛用していたものだからね)付いた傷の痛み、感じてしまうのだよぉ。

あとね。自分も気づかなかったのがいけないんだけど、、、、親御さんは、子どもにきちんと注意したのかな、ってこと。たとえ、赤ん坊だろうと幼児だろうと、怒るときはちゃんと怒ることが大事だと思うのだけど。

私は、自分の子だろうが、人の子だろうが、ほめるときは心からほめるし、遊ぶときは一緒になって思い切り遊ぶし、叱るときは容赦なしに叱る。かつてはその度が過ぎて、親御さんや、学校の先生から、こっぴどくお叱りいただいたこともあるけれど。要は、良いことと、してはいけないこと(人やモノが悲しむようなこと)の分別を、心から教えてあげなくてはいけないということ。とくに子どもが小さなうちに。 それが親から子への真の愛情だと思う。

自分はね、、、、たしかにちゃぶ台の傷は痛いし、いずれかは、もっともっと傷はついていいくから、そしてそれもこの店の歴史となるわけだから、さほど気にはしてないんだ。だけど、こういう状況が普段何気なく見落とされて、なんとなく流されていってしまうことが、とってもこわくてね。

うちが、ただの食堂だったら、こんなことでいちいち考え込んだりはしないのだけど、自分はココロでゴハンを作ってるし、一見、普通のどこにでもあるゴハンに見えるかもしれないけど、一皿に込める想いというのは、ハンパじゃないの。ただ美味しいものを食べたいというだけの人だったら、いくらでもそういう店はあるから、そちらに行ったらいいと思うよ。自分は違うから。

こんな自分だから、こういう出来事が当たり前みたいに過ぎていってしまうことが、ちょっと悲しかっただけ。それだけ。

すごーーく愚痴っぽくなったけど、ほんとに大事なことがズレてしまわないように、ここに書くことにした。

さて、これでこの話、おしまい。

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午後は、王子に持ちかけられていた友人の恋愛相談の決着(?!)をつける。いやいや、、こういうことに決着もなにもないけれど、あきらかにズレていたルールを修正するために、おせっかいと言われようとも、自分のできることをやった。そもそも、友人カップルの狭間に立たされていた王子を救うというのが一番の目的だったんだけど。放っておいたら、いろんなことが崩れてしまいそうだったから。

こういう場面は今までに何度も目にしてきたけれど、そもそも誰も悪くないんだよね。もし、こういう問題で誰かを悪者にしたら、もうその時点で解決にはならないんじゃないかな。夫婦の問題もまさにそう。ひとりひとりの気持ちをきちんと聞いてあげること、尊重してあげること、そして絶対に否定しないこと、ここが大事。

なんとか、平和な方向へ導かれることを、心から祈りながら・・・

なぜか昼寝した。

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今夜は明石焼きを作るぞ~と、たった今、生地を仕込んだところ。だしもとった。

ここのところ寒くなってきたので、鉄板ものとか鍋とかが食卓にのぼる率、かなり高くなってる。そしてひとつの鍋や鉄板を囲むと、不思議と会話がはずむ。これは友達カップルにも教えてあげなくては。

ゴハンを食べる時間は、自分にとって 一日の中で何よりも大切な時間。

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2011年11月13日 (日)

思い出はんぶんこ

澄んだ青い空、ポカポカのおてんとう様の下、遅めな朝ごはんをゆっくり食べる。そしてそのあと、庭の草むしり。その横で王子は洗車。背中に当たる陽がジリジリと暑かった。

王子とふたりして、「せっかくのこんな天気だから、どこか出かけたいね~」と言い合いながらも、午後になってしまう。お互い出かけたい気持ちはあるのだけれど、こうして何をするわけでもなく、のんびり休日を過ごすのもたまにはいいなぁ、みたいな気持ちもどこかにあったから。気づけばズルズルと時間は経っていた。これも贅沢な時間の使い方ならでは。

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久しぶりに長島のアウトレットに行こうということになり、高速道路を使わずに、田舎道をとろりとろりと走らせた。途中見つけた、あたり一面のコスモス畑にうっとりし、もうこれで今日という日の任務は終わり!みたいな気持ちになる。だって、ピンクの絨毯だよっ!コスモスが風に揺れるたびに、ピンク色の水面が波立つんだよっ。天国ってたぶんこういうところなのだろうな~って思った。思ってもいなかったところで、素敵な風景と感動に出会えたことに幸せ感じる。

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アウトレットモールは、休日ということもあって、家族連れであふれてた。王子も私も2、3件まわったところで、すでにギブアップ。人ごみ見てるだけで疲れてきちゃうなんて、、ショボすぎる私たち。

結局、お店で使えそうな食器を少しと、ドット模様の可愛い王子のシャツと、いかにもメロディちゃんっぽい!というスカートを購入し、さっさと引きあげた。これだからショッピングって苦手だよ~。

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帰り道も、とろりとろりと戻ることに。

その昔、王子が通ったというスパゲティの美味しい喫茶店に立ち寄り、彼おすすめのソーセージが山盛りのっかてるミートソースを半分こして食べた。昔の彼女ともここに来て、これを注文したのだろうなぁ、とか、そんな淡い王子の過去の思い出を想像するだけで胸きゅんだった。その人の過去のページを知ったとき、その人との距離がぐっと縮まるあの感覚だ。好きな人の過去というのは、なんとなく愛おしいもので。その人の大事な思い出のおすそ分けをもらったような、、、、ちょっと得した気分になる。

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晩ごはんは、もやし鍋。

20代のころ、子育てしながら、がむしゃらに働きながらも、だけどお金がなくて、、、でも腹をすかせてる子供たちに、何か栄養のあるものをと、当時よく食卓にのぼっていたのが、この鍋。王子にはナイショの思い出の鍋だ。

もやしと、ほんのちょっとのバラ肉だけで、これだけ美味しく食べれるなんて、私って天才!(ちがうか)  もやしのシャキシャキ感を楽しむ鍋なのだ。王子も「うまい、うまい!」と言いながら食べていた。

こちらは、私の思い出のおすそ分けである。

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それにしても休日の時間の経過ほど、早く感じるものはないねぇ。。。お腹いっぱい。

http://ameblo.jp/cafe-and-bar-melody/entry-11077694990.html

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 もやし鍋はこんな感じ

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2011年11月12日 (土)

うれし楽し。

今日は一日、いろんな人たちが出入りする日。

お昼に久々にクマちゃんに会えて幸せ。オープンからの大事なお客さまだ。すごーく遠いところからわざわざうちのゴハンを食べに来てくれる、そのことがありがたい。こういうお客さんがいてくれる以上、これからもコツコツ頑張ろうって自然に思える。すごーく頑張るというよりも、コツコツ地道に、、、という感じ。そのコツコツの意味をわかってくれるのも、こういうお客さんたち。

そして午後からはオープンのときに来てくれた友人が、ひょっこり寄ってくれたりして(1年ぶり!)、しかもみんな元気そうだったから安心する。そうしたら定期的に(?!)うちに通ってくれているM氏も登場して、すごく賑やかになる。M氏なんか、最初来たときには、ひとことふたこと、ぽつりぽつりと静かに話す人だったけど、ここ最近は「M氏節」という言葉があるくらい、ひとり坦々としゃべり倒している。

 どうやら、ここに来るとみんな、いろんな余分なものがはがれていって、素の姿になっていくみたいだ。そういうのを見ているのは、実に幸せなことだし、あぁ、この仕事してよかったぁと思う瞬間でもある。

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夜は山ちゃんが来て、なぜかたこ焼きパーティー。王子が紅しょうがを思い切り入れすぎたため、かなり塩分の強いやつが出来た。しかも赤いたこ焼きって。 みんなして水をがぶがぶしながら、はふはふして食べた。

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自分は食べながら、もうすでに眠くてたまらなくなって、あとはぜんぶ王子にまかせて寝ることに。しかし今日もいろいろたくさん作りました。

ゴハンを食べるとココロのどこかがふぅっとほぐれる。そしてそういうゴハンをこれからも作っていきたいな。味が伝わるゴハンというよりも、ココロが伝わるゴハンを。そしてそれを食べてくれた人が幸せな気持ちになるような、、、そんなゴハン。

ではおやすみさなーい。

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2011年11月11日 (金)

悩みの大きさ

夕べはあれからなかなか寝付けず、しばらくぼんやり布団の中で考えごとを重ねた。

そうしたらなんと、自分は、まったく別のことで悩んでいたのだということに気づいた。王子と彼女との恋話(ちがうか)など、そこから派生したあるひとつの出来事であって、実はどうでもよいことだった。悩みの核心にふれたときに、そのまわりにある小さな考え事(悩みに大きさはないかも知れないけれど)などは、一瞬にして解決されてしまうものなのかなと思った瞬間だった。

そうかぁ。だとしたら、とことん悩みぬく人生というのも悪くはないのかな。ひとつの悩みが解決されると、また次、そしてまた次と、、悩みは生産されるものなのだ。そう思うと、悩みって自分に与えられた課題のようなものなのかなぁ。そしてその課題を提供してくれるのは、紛れもなくこの自分で。。。ココロの仕組みは実にうまくできているなと思った。

というわけで、

核心部分が見えたおかげで、べつに何かが解決したわけではないけれど、なんとなくスッキリした気分で今おります。あとはとことん悩み倒せばいい。

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夕方、松葉杖がはずれたというタクミが、この日を待ってましたーとばかりにやってくる。本当にお前は骨折してたのか、というくらいピンピンだったので安心した。王子もタクミがやってくるなりドロップキックでお出迎えして、すっかりナンチャッテ親子になっていることも、なんだか嬉しい。久しぶりにナンチャッテ家族3人でのご飯。二人分のご飯をつくるよりも、作りがいがあるぅ~っ。 

かつては自分にも家族があったから感じることなのだけれど、子供というのは、日常をいつもほっとさせてくれる存在だ。子供がいるから、親は頑張れるというのもあるし、いつも気持ちを原点に戻してくれるのも子供の存在だと思う。そして大人も子供と一緒に成長していくものなのだ。いろんなことを気づかせてくれるのも子供の存在。

そんなことをあらためて思いかえしながら、今夜はテーブルに乗り切らないくらいのおかずを作ってしまったよ。笑顔の数も増えると、なんとなく美味しく感じるものだな。

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今日はこの冬初めて、お店に暖房を入れた。灯油屋さんの「ゆ~きやこんこん・・・」も聞こえてきて、冬が来たー!という感じになる。寒いのは大の苦手。

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2011年11月10日 (木)

どうでもいいことかも・・・だけど

王子が友人カップルの恋愛相談にのろうとしていたので、「やめておいたほうがいいよ」と冷静に忠告する。 というのも、彼女と王子とふたりの間でのやりとりというのがそもそも気に入らなかった理由で。(なぜ王子はそんなに親しくもない彼女の電話番号知ってるんだよ~と、まず思ったし)

こういう場合、まず王子は、彼女と直接連絡をとりあっていることを、彼(王子の友達)にきちんと話すべきでないか?恋愛話だったら、王子じゃなくて、同姓の私にして来いよ(彼女のこと知ってるし~)。そんなこと続けていたら、王子とその友人との関係までもがおかしくなってしまわないか?、そういうことを王子は分かっていてやってんのか~?まぁたしかに彼女は可愛いけどさ。王子ってば、、、このお人好しめー!ルールってもんがあるでしょっ!

などと、彼女と王子、ふたりで電話でヒソヒソコソコソやってるのが気に入らなくて、ちょっとブチ切れながらも隣の部屋に移って寝転がってこの日記を綴ってる。これって、やきもちか?! ん?でも、絶対なにかが違うと思うんだけどなー。

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それにしても、きゅうに冷え込んできた。外に出ると思わず身を縮めて歩いてしまう。名古屋もようやく冬っぽくなってきたようだ。今までが温かすぎたのかな。キッチンだけは今が一番、作業するのにちょうどいい温度。火を炊くとたちまちこの狭い空間に熱がこもるので、外がこれだけ涼しいと逆にキッチンはちょうどいいくらい。(もうちょっと寒くなるとそれはそれで辛いのですが)汗もかかずテキパキ動きやすいのは今かな。

あぁ。それにしても、せっかく今夜は早めに帰ってきてくれたというのに、このありさま。さきほど一緒に仲良く肉じゃが食べたというのに数分後にこれだよ。とほほ~。

別にケンカしてるわけじゃなく、気持ちのシコリが自分の中に残っているうちは、ダメなのです。こういうときはひとりになったほうがよいのです。まったく、こういう部分は小さな子供と一緒な自分。だけど、そのシコリを解釈して咀嚼しなければ、自分の場合、前にすすないので、ちょっと時間がかかります。

たまに「小さなことでクヨクヨしないで!」とか言ってる大バカやろうがいるけれど、アンタに何が分かるんだ!と言ってやりたい。クヨクヨしてもいいのだ。クヨクヨするからいいのだ。そこから先が一番大事なこと。

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もう寝ちゃうぞ。ばーか。(誰に言ってる?)

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2011年11月 9日 (水)

輝ける人たち

朝テレビを見ていたら、若者たちが「この人おやじ!と思う仕草」について項目をあげる、というのをやっていた。たとえば、おしぼりで顔を拭くとか、居酒屋で店員のお姉ちゃんにからむとか、やたらおやじギャグを飛ばすとか、、、そういうやつ。 それがあまりにも当てはまりすぎていて(もちろん王子にです)思わず王子に言ったら、何も言えなくなっていた。しかしそのあとに、「ひとりで居酒屋行っていきなり熱燗頼む女子っていうのもいかがなものだろうねぇ~」と返されて、何も言えない、、、。

 お互い気持ちのどこかでは、いつまでも若者という言葉をまだ意識しているし、そういう年頃なのだ。まぁだからといって、年齢に逆らうことはできないから、現実を受けとめつつ、今を楽しむことにしよう。おばさんでもおじさんでも何でもいいや。大事なのは、今を輝いているか、ということ。肌ももうピチピチじゃないし、ツヤだってないもの。そんな自分をありのままに表現しよう。それでいい。

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お昼には、ちょくちょく来てくれるお姉さまたち(おばあちゃまたち)がランチしに来てくれた。うちのお客さんの年齢層って、下は0歳から、上は92歳まで。すごーく幅広いのです。そして、なかでも60歳以上の方々は、うちのお店の名前を覚えていない率がひじょーに高いということを最近気づきました。というのも、どうやらMELODY というような横文字はそもそも読まない!というのが、あの年代の人たちの傾向にあるよう。

なので今日も入ってくるなり、「ここのお店の名前なんだっけ?」などと言うから、(何回目?)「メロディーですよ~」って言ったら、「あぁ。メロデーね」と。あの方たちにとって「ディー」は「デー」と発音します。なんかそういうのってすごく微笑ましいなぁ。なんといっても、そういう年代の方たちが、ここに来てくれる、そのことが嬉しい。

ニコニコの笑顔に、お上品な立ち振る舞い、素敵なお姉さまたちだった。これこそ、今、輝いてる!っていう人たちだ。年齢なんて関係ないんだな。自分もそうありたいと思った。

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今夜は王子はワカちゃんのところ。ワカちゃんは、かつて王子と一緒にバンドをやっていたメンバーで、車屋さんでもある。彼もまた、本能に生きるタイプの人間なので外より内を大事にする人だ。ハートで生きてる、熱い男!って印象かな。そんな彼だから、王子とも馬が合うみたい。今夜は遅くなるんだろーなー。

近いうちに、そんなワカちゃんに、うちでミニミニライブ(静かめでしっとり系なやつ)をやってもらおうかと密かに計画してる私。かなうといいな。ちなみにワカちゃんはギタリスト。

あー腹減ったよ~。

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2011年11月 8日 (火)

ブイヨン日和♪

今日は、一日まったりと仕込みをする日。いくらでも昼寝することは可能なのだけど正直、キッチンに休日はないわけで、、、。何かを稼動させておくことが大事。それはキッチンにおいても、自分のメンタルな部分においても。

冷凍庫に溜めておいた野菜クズでブイヨンを炊く。大きなお鍋と向き合う時間というのは、目の前で起きている状況を受けとめつつ、かつ、自分の内側との対話の時間でもある。今という瞬間から逃れなれない状況へとおのずと導かれるのだ。時間の経過を肌と内で感じるのも、このとき。料理って深い~。

お店を始めてもうすぐ1年だけど、ようやく今、キッチンに立つと自然にスイッチが入る仕組みが自分の中で習慣づいてきた感じ。ここに立つと、勝手に気持ちに根っこが生えるみたいな、そんな感じだ。 

そしてきれいなブイヨンも完成した。黄金色に輝くスープ、複雑に絡まる風味、、手作りならでの繊細な味。普段、捨ててしまいがちな野菜のクズから、こんな代物が出来ちゃうのだから、やっぱり料理ってやめられなーい、知れば知るほど面白ーい。

かつては料理本に頼りながら作っていた時期もあったけれど、あくまでもそこにあるのは作り方の流れだけで、大事なポイントは自分で見つけるしかないのだ。書いてある調味料の分量だって、その料理人さんの味覚で表記されたものなので、自分の好みとはまったく違うし。何度も作って自分のものになったときに、ようやく誰かに食べてもらいたいって気持ちなる。そう思うと、まだまだ修行がたりないなぁ、、、オイラ。がんばろ。

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夜は久々に山ちゃんが来て、王子と3人でおしゃべり。

山ちゃんは、優しいので誰からも頼りにされる存在。自分のことよりも家族や仲間のことを第一に考える人。あまりにも何でも出来すぎてる人なので、自分みたいな人間としては、「いつか化けの皮をはいでやるぅ~」とか思ったりしているのだけど(悪党)、どうやら化けの皮もなにもなさそうな感じなのでつまらない。こういう人っているんだな~。 元気そうだったし、幸せそうだったのでほんとによかった。王子が横でギターをポロンポロン弾いてくれていたのが可愛かった。だってぜんぜんBGMになってないんだもん。

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明日の朝は、このブイヨンスープで何か作ろう。ちょっと起きるのが楽しみ。

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2011年11月 7日 (月)

台所掃除と冷蔵庫整理

昨日のまんまになってきたキッチンの後片付け。コンロやシンクを磨いたり、床もピッカピカにふきあげる。キッチンが乱れていると、生活全般がうまく回っていかない。キッチンっていうのは今日という日の中心軸なのだなとしみじみ思う。軸が整っていなければ、生活とか家族とかいう歯車が回っていかないのだ。

そして昨日のお弁当作りで残った食材の整理。ナポリタンとお好み焼きとチャーハンを作って今日は炭水化物祭り。かなりお腹パンパンだけど、残った食材をいろいろなカタチに変身させるのは料理本来の意味のような気がして、「やったぁ!」という小さな達成感とともに、とてもすがすがしい気持ちになる。この積み重ねが大事。

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夕方早めに帰ってきた王子と買い物に出る。17時も過ぎるとあたりは一気に暗くなってくるこの季節、ひとりで過ごすのが大変になってくるのもこの時期。窓にともるオレンジの明かりに、気持ちはきゅうきゅう締め付けられる感じ。いろんな感覚に敏感になるのもこの時期だ。今日は王子がいてくれて、ずいぶん落ち着いていたけど。。。ぃやだ、ぃやだ、、、寒くなってくるこの季節というのは。

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スーパーマーケットはドラゴンズ一色だった。店を出た後も、しばらく頭ん中で水木一郎が駆け巡って言った。ドラゴンズの応援歌だけど、マジンガーZの世界そのものなところがすごくいい!野球のことはまったく分からないけど、この歌がこの世にあるかぎり、自分はドラゴンズファンだと言い張れると思う。それくらい好き。彼の突き抜けた声聞くと、わけもなく元気が湧いてくる。 水木一郎、これからもどんどんメディアに露出してきて欲しい人だぜーーーっ。(水木一郎ふう)

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夜、タクミから電話。足を骨折したとのことだった。どおりで先週末からこちらに来てないはずだ。男の子って、こういう大事なこと言わないから困ったものだよ。てっきり、母ちゃんウザイとか思われてるんじゃないかと、実はちょっといじけてたのだ。松葉杖ついてたら電車乗るのも大変だし、駅の階段駆け上るのも今はちょっと無理だよな。近くにいたら何でもしてあげられるんだけどね。ごめんよ、タクミ。。。だけど少しでも電話で彼の声を聞いて、自分の中の温かい場所を見つけた感じがした。日常、どんなにココロが揺れることがあっても、わが子の存在というのは、なにもかもを原点にもどしてくれる。

タクミの足が早くなおりますよーに。近々、学芸会があるはず。保健室の人体模型の役、松葉杖じゃちょっとつらいだろうからねぇ。

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2011年11月 6日 (日)

お弁当完成

お弁当屋さんって大変だなぁ~としみじみ思う。

普段お店で出している味付けで仕込んだら、超うす味弁当になってしまう。食べるときの温度によって、味の感じ方も変わってくるので、そのへんが難しい。なので、いつもよりもほんの少し濃い目で味付け。濃いといっても、ダシを濃くとれば塩分はさほど強くしなくてもよいので、夕べはカツオと昆布で大量のダシをひいておいた。

ただ、お鍋もフライパンも、いつも使ってる家庭用サイズ。こうなると時間かかっても回数しかない。煮てはバットに移し、焼いては大皿に平たく並べていく、、、この繰り返し。揚げ物だけは一定の油の温度が大事なので、そうしないと仕上がりが油っこくなっちゃうし、油も酸化しちゃうので、天ぷら鍋につきっきりで集中してやる。

10時半出発予定だったけど、作ったお弁当たちをダンボールに詰めるのに苦戦し、(だって弁当箱自体がデカいんだもの)11時になってしまう、。ゆきちゃんから借りた炊飯ジャーを返しに行きながら、なるべくデコボコの少なめな道を通りながら、会場を目指す。ちょっとばかり遠回りになっても、おべんとが崩れないほうがいいから、と言ってくれる優しい王子の心づかいに胸キュン。

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会場に着くと、元気印のりえちゃんが迎えに来てくれて、またしても胸きゅん。初めて会ったなっちゃんも、ほんわかオーラ出まくりでいい感じだった。

王子とサササと準備してさっそく販売開始。りえちゃんの優しい心づかいで、スタッフさんたちの分までうちで準備させてもらえるとのことで(ほかにも出店してるところがあったのに)その気持ちがありがたくて、張り切ってスープまで用意しちゃったよ。 

売りながら感じたのだけど、この会場、なんともいえない気が流れてるってこと。どこかで味わったことがあるのだけど、なかなか思い出せなくて、、、。やっと出てきたのが、かつてイクちゃん(最強女呑み友達のひとり)の紹介で一緒にご飯食べたアニーちゃんという仏絵師さん。彼女に会ったときに自分が感じたものと、すごーく似てる!この空気の感触!

自分はたいがい、どこかで見たものの感じを、そのときの空気に色づけしたり匂いをつけたりすることによって記憶するのがクセで、、、。その感覚で、いろんなことを思い出したりするのだけど、今日のこの感じ、まったく色がつかないの。アニーちゃんのときもそうだった。もしかしたら透明なのかな?!という感じ。だけど何か柔らかいものに包まれてるこの感じ、なんだろな~って。ん?もしやこの感覚、自分がゼロになるってこと?!などと、ひとり弁当を売りながら漂う空気を感じておりました。(マジメに売れって)

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ん~、それにしても、まわりはマクロビとか、体にいいとか、動物性のものは使わないとか、そういうひとつのポリシーを貫いてお店をやってる方たちだったから、ちょっとくじけそうになった。だって私の作ったのは、肉だって思い切り入ってるし、揚げものだって堂々とど真ん中仕切ってるし、なんてったっていかにも体に悪そうな赤いウィンナーまで入ってるんだぞ。 だけど今日は王子も一緒に居てくれたし、りえちゃんも順ちゃんのお弁当でいいんだよ、みたいなこと言ってくれたから、自信持っていいんだよねオイラ、、、などと自分を元気づけてみた。

 きっとたぶん、ポリシーはみんな違ってていいし、自分はやっぱりこの世にある旨いものを普通に食べたいので。ギトギトの肉の脂だって、バターだって旨いから食べちゃうもん、そして作るもん、それでいいもん。(ひらきなおり?!)そして、自分という人間のフィルターを通したときに生まれる料理、ここを感じてもらえたらそれでいい、そこが目指すところ。なのでこれからも、自分の料理を作りまくります。 だけど正直、マクロビ初めて食べてみたけど、奥が深すぎる~って感じ。こういう料理を作りつづけ、そして食べ続ける人たちってすごすぎる~。体だけじゃなくて、心も洗練されていきそう。腹黒いオイラには絶対無理~。

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午後3時過ぎ、無事イベント終了。といっても自分は、弁当作って売ってただけなので、楽ちんだけど、主催の人たちは大変だったと思う。その中の一部分に参加させていただいたということだけで、すごく感謝だし、いい経験をさせてもらった。 自分にとっては料理を通してだけれど、何かひとつ小さなハードルをクリアした感覚が今ここにあります。楽しかったの意味は、こういうことなのかな。

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帰りに王子とふたりでお疲れさま会。ビールとワインを1杯づつ飲んだだけで、もう眠い。

それにしても、こういうひとつの出来事が終わってしまうときというのは、大変だったり疲れたりするんだけど、なんでこんなに切なくなるんだろうなぁ。

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2011年11月 5日 (土)

アバウトが効かなくなるとき

今日こそは!と、明日のイベントに出店するお弁当の中身を決めようと朝から張り切るも、なかなか気持ちが降りてこない。初めてのことに挑戦するときというのは、こんな感覚なのかな。見えないし、感触も分からないから、悩みようがないのだ。少しでもかじったことのあることというのは、自信もあれば、それと同じくらいの不安ももれなく付いてくるものだと思う。そういう意味でも、新しいことに挑むときの心境というのは、無(ゼロ)で当然だし、その感覚を十分に味わうことも大切だ、、、、なんて、のんきなことを言ってる場合じゃなくて、とりあえず食材だけでもなんとかしなければ始まらないわけで午前中は大量の野菜を買いに行く。

で、たとえば、、、、

この菜っ葉ひと束で、いったい何人分のおひたしが作れるのだろう、、、、とか、そういうことでまず悩んだ。それが40人分以上ともなると、もうなにがなんだか検討がつかない、というか、いつもの「目分量」という感覚も頼りにならなくなってくる。いままで一度にひとりで作ったことのある料理の最高なんて、せいぜい12人分程度。それでも結構いっぱいいっぱいだったような気がするけれど、、、、となると、、、「いっぱいな感じ」×4???って。アバウト感も炸裂しるぎると、もうわけわかんない。そもそも数が増えれば、アバウトではダメ、ということなのだ。やっと気づいたよ。

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帰ってきて、買ってきた食材見ながら考えていたら寝てしまって、夕方慌てて起きて台所に立つ。この日のために、だいぶ前に買っておいたお弁当箱にご飯を詰めてみるも、茶碗山盛り分入れても、スッカスカだったのですごーくびっくりする。残りの空間、どうやって埋めたらいいのだろうと、そこが課題。精米したての米も買ってきたことだし、その旨い米をこのスッカスカに空間にぎっしり詰めてみるのも、、、?!嘘です。

お弁当を作るときには、中身を決める以前に、弁当箱選びが重要だ、、、って今頃気づいてどうする、だよ。

今夜じゅうに出来るところまでやろうと思う。受験勉強とかもマジメにやらなかったほうなので、夜更かしとかあまりしたことないし、、、なんだかちょっとワクワク。さきほどちょこっと作業を始めてみたけれど、これはかなり大変っぽいぞ、というのが見えてきました、やっと。でも暗~い夜にひとりコツコツやるだなんて、地味すぎて大好きかも。

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煮詰まってきたので、王子を誘って近所にお茶してきます。おビールにいかない、って決めてるところが、どうやら真剣モード入ってきた感じ?!

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2011年11月 4日 (金)

友達と卵かけご飯

ランチにゆきちゃんとあさちゃんが食べに来てくれた。ふたりともちょっと見ないうちに、美人度がUPしていて思わず何かあった?って聞きたかったくらい。ふたりとも小さな子供がいるママには見えない。自分をエンジョイしてるって感じ。女性としては大事なこと。こういうママがいる子供は、幸せだな~と思った。ママが満たされていないと子供は、ママの気持ちの埋まらなさを背負ってしまうことになるもの。ふたりのまっすぐ突き抜ける元気に勇気をもらう。その元気があまりにもシンプルで分かりやすくて、それでいてずしっと伝わってきてそこが好き。

それにしても、ふたりとしゃべってると、ずっと昔からの友達みたいな感覚があって、そういう意味では実はとっても楽チンなんだ、私。

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夜は定期的に通ってくれてるM氏登場。

今日の彼のテーマは究極の米と究極の卵で、「極上の卵かけご飯を食べる!」だった。今日という日に合わせて「龍の目」というなかなか入手困難なお米と岐阜のほうのこれまた有名な養鶏場の卵を宅急便でこちらに送ってくるというそのこだわりよう。面白すぎ。

おまけに、その究極の卵で「卵サンド」も食べてみたいと、これまた どえらい高い食パン持参でやってきた。さっそくお米をやさし~く磨いで、サンドイッチ用の卵も茹でた。普通のお米と違って、吸水時間がほとんど要らないというこの米、炊きあがりにびっくりー!お米の粒も通常の1.5倍。お米自体に水分が含まれているということだ。しかもこのツヤツヤピカピカ感はまるで宝石のよう。食べるとモッチモチ~。って、ちゃっかり食べた私だから言えること。

M氏の喜ぶ顔も見られてよかった。人がご飯を美味しそうに食べる姿って、どしてこんなに尊いものなんだろう。子供であろうと大人であろうと、その姿見るとなぜだか泣けてきてしまう自分なので、なるべくこの仕事をしているときには見ないようにしてる私。ご飯を作っているときの自分って、「母」になっているのだと思う。母親の気持ちになってるのだな、たぶん。

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王子がM氏の相手をしてくれてたときに、久しぶりにまゆちゃんから電話。彼女の嬉しい報告が聞けてよかった。カウンセラーとしての彼女の躍進ぶりを自分ごとのように嬉しく思う。 同じカウンセラーだし、机並べて勉強した仲だし、なのに自分だけどんどん有名になりやがって~!この~!(嘘)。などとは思わないのが不思議だ。彼女の喜びをたぶん、彼女以上に感じているのは自分のほうかも知れなくて。見えないところですごーく努力したり悩んだり苦しんだりしているの、友達だから分かること。だから電話しながらも、勝手に笑みがこぼれてきちゃったよ、嬉しかったんだもん。 そんなまゆちゃんは、自分のことより、相手のことばかり心配してくれる奴だから困ったもんだよ。私のほうは、なんとかなる(と思う)よ。そういうまゆちゃんの不器用な優しさ、痛いくらい感じてるから。

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さぁて。明日は朝一番でイベントのお弁当の材料を仕入れてこよう。って、イベントは日曜日だっちゅうのに、まだ考えがまとまらない私って。ひとり分作るのも、40人分作るのも、1個に込める気持ちの厚みは同じ。どうなるのか分からないから、正直不安もなにもないのです。お弁当のフタ開けたときに、何か感じてもらえたらいいな、ただそれだけ。気持ちを整えよう。

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2011年11月 3日 (木)

居酒屋はしご

祝日だからタクミがやってくるかと思っていたけど、来なかった。こっちから電話しようかとも思ったけれど。年頃の男子にとって、親からの電話ほどウザイものはないだろうから、やめておこう。 王子も今日は仕事。なんとなく淋しい休日。

やることはあるのだけれど、エンジンかからず。とりあえず午前中は仕入れに行く。いつも行く野菜の直売所、休日ということもあってか朝早くからものすごい賑わいよう。

そんな中、自分といえば、なんとなく上向きにならない気持ちのまま、しょんぼり歩いていたら、オレンジの法被を着た農協のおばちゃんに背中をぽぉ~んと叩かれ喝を入れてもらう。「大根美味しいよ~」とおばちゃんの威勢のいい声で、みずみずしい掘り立ての大根をすすめられ、思わず2本買ってしまう。おばちゃんのお陰で、ちょっとばかり気持ちはシャンとなる。こういうさりげな~い人の温もりっていいなぁ。しょんぼりな自分がバカみたいに思えてくる。

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午後は仕込みをしたり、家事をしたり、音のない部屋でひとりでいろいろやった。

王子はいつもよりも少しだけ早い帰宅だったので、久しぶりに飲みにでも行こうかということになり、ふたりして駅を目指して夕暮れの道を歩いた。となり街に気になるイタリアンがあったしー。

そのお店、なかなか丁寧な接客でした。イケメンぞろいだし。しかも、お客のわがまま聞いてくれそうな感じ。こういうお店があると近くにあるとほっとする。(イケメン目当てではないよー)自分たちの「こうして欲しい」というのが、ちゃんと伝わるお店って、ありそうでなかなかない。

ワイン飲みながらのこういう空間は、自分たちにとって、すごく大事で、この時間があるからこそ、分かち合えることもたくさんある。近い関係でいるからこそ、日常になんとなく流されていってしまう事柄も多いもの。いくつになっても、こうしてお互いの想いをシェアできる時間と空間は大事にしたい。

しかしそれにしても、運ばれてくる料理のほとんどが、塩気が強すぎたかも。ワインがなければ大変なほど。料理人さんが、かなりお疲れなのか、相当の酒好きかのどちらかだ。だからなんとなく怖くて、パスタは頼まず。 だけどナポリピッツァだけは、抜群に旨かった。ピッツァだけを食べに、ここに来たいくらい。そしてあの石釜欲しいなぁ~~。

そういえば、この間行ってきた韓国では、キムチを仕込む前1週間前から、オモニたちは禁酒するって話を聞いた。なんといっても塩加減が命だもの。それくらいキムチはあちらの食卓に欠かせないものだし、神聖なものなのだということ。そしてそのすべてが作り手にかかっているということだ。つまりそこには、作る人間の命が込められるということ。すごいなと思ったし、身が引き締まる想いだった。

ドルチェとエスプレッソで軽くしめて、このまま帰るのもなんだか、、、ということで近くにあった居酒屋へはしご。熱燗と奴で、またしてもおしゃべりの続き。もうここまで来ると、すっかり出来上がっちゃってる王子は、すでにヘロヘロ。一方、自分は、ここから!とエンジンが掛かり始めるときなのだけれど、、、さすがに若いときとは違い、もっと!の手前でセーブしてる自分がちゃんといる。お銚子軽く1本で終わりにして、帰ることに。タクシー大好きな私が、車を拾おうと道に出たら王子が「ダメ」とひとこと、、、、駅の階段、頑張ってのぼった。へんなときだけお父さんになるクセがあるのだよ。

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駅からの帰り道、白い月がまぶしかった。

ときどきこうして、外に出てみて、お互いの気持ちの調整をするのも大事だな。そしてなんとなく身軽になってる自分がいるということは、中に埋まってたものただ単に表に出したかっただけなのかも、と思った。だって、だからといって何も変わっていないんだもの。そもそも変わらないものなのかも。それでいいのかも。

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2011年11月 2日 (水)

ココロカスカスに要注意

夜はファミリーのお客さんが来てくれて料理を作りながらも、4人の子供たちと遊ぶことができて幸せ。

ここにやってくる子供たちはみんなのびのびしてる。親御さんたちは、静かにするように注意したりするけれど、注意すれば注意するほど、子供なんて大騒ぎするようにできてる。一緒になって遊んでしまえば、要所要所で言うこちらの言葉はちゃぁんと聞いてくれる。そういうとき子供というのはきっと言葉を聞き取るというよりもそんな大人の気持ちのほうを察してくれてるのだと思う。

ちゃぁんと小さく正座して食べてる姿なんかもう、可愛くてたまんない。みんなおりこうさんだ。

よそでたまに見る、子供が店内を駆け回る様子、、、不思議とうちでは、そういう子、見たことないかも。

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相変わらず忙しそうにしている王子は、帰ってくるなり「ごは~ん!」と言い放ったまま、自分の部屋に入っていってしまって、こちらとしてはなんとなくお手伝いさん扱い的なその態度にカチンとなりつつも(鬼嫁・・・というか私に余裕がないのだな)、帰ってきてからも仕事から離れられない彼を気の毒にも思いながら、せっせとご飯の支度した。今日は一日キッチンで作りっぱなしな自分、せいぜい、お茶漬けモードさらさら~でいきたかったのだがそうもいかず、味噌汁のダシをとるところから始める。こんな時間になってまでほんとは作りたくないのにぃ。(とは言わなかったよ)

王子が忙しいときは、なんとなくこちらも気忙しくなるので、なにをするにもなんとなく何かに追われているような気になってくる。時計の針の速度は変わらないのにぃ。

こういうときって、たいがいココロはカスカスに乾いていってしまうので、気をつけなければ。そしてそのカスカスな気持ちを人やモノや事柄のせいにしてしまうのも、この時期。今を見つめよう、そして感じよう、とココロの奥で、もひとりの自分が言ってくれてるよう。

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寝る前に映画を一本観たが、画面を目で追ってるだけで内容はちっとも入ってこなかった。そもそもひとりでぶーたれて観てること自体、そういうことなのである。なにかココロの栄養になるものを明日は探してみよう。今夜は早く寝よ。

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2011年11月 1日 (火)

レジのおばちゃんと

やるべきことが山盛りあって、考えごとなどしているヒマなどないくらい。お店もたいして忙しくはないはずだが、ひとつひとつの作業に込める気持ちが熱すぎるせいなのか、、、ただ単にとろいだけなのか、、、。時間がかかるし、エネルギーの消耗しかたもハンパじゃない。

ひと仕事終えると今は、「ふぅ」という感じだが、その疲れ方には不思議と心地よいものを感じる。満たされているときの疲れ方というのは、こういうものなんだろうな。不平不満が生まれてしまうときというのは、その仕事が本当は本人に合っていない場合とか、その仕事に本当の楽しみを見つけられていないときなのかもしれないな。

自分の場合は、お客さんの笑顔だけがこの情熱を揺るがないものにしてくれているので、「がんばろう」が自然に湧いてくる感じだ。手を抜くことは簡単だけど、それを許さない自分がいるので、時間がかかってもコツコツやっていこうと思う。そもそも仕事って、自分のためにするものだから。自分の気持ちを裏切るようなことはできないもの。

少し大げさかも知れないけど、最近思うこと。仕事って自分の身をけずるような作業なのかも、って、、、どんな仕事でも。 そこを感じられるようになってきたというのは、この情熱は間違っていないということなのかな。

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夕方買い物に出る。我が家の小さな冷蔵庫には容量にも限界があるので、ちょこっとずつしか買うことが出来ない、、、ゆえに本日買い物3回目である。

思いついたものを買い足してゆく感じなので、「まとめてドカンと思いついてくれよ」と自分に言いたいところだが、そううまくいくもんじゃない。ヒラメキはいつ訪れるか分からないもの。 なので「思い」がフレッシュなうちにその都度、サササと買い物に行くことにしている。そんな我が家の冷蔵庫だから、その日の予約に使う食材分くらいしか入っていないというのがほんとのところ。だって作りたいものも、日々変わるし。食材もフレッシュが一番だけど、なによりも自分の想いがフレッシュでなければ作れないし。いろいろやってみたが、このやり方が一番しっくりくるようだ。 

レジで並んでいたら、まだ経験の浅いおばちゃんが、機械の使い方に慣れていなくて作業の手が止まってしまった。お会計の途中で、違うレジにも移れないし、、、このまま待つしかないので、そうすることにした。私の後に並んでいた人たちは、みな違うレジへと移動していった。

こういうパターンのときって、たいがいイラっとしてしまう自分だけど、不思議とそういう気持ちは微塵も感じなかった。なぜなら、そのおばちゃん、すごーく落ち着いていたから。しかも、「ごめんね~、まだ慣れていなくてねぇ」なんて何度も私に声を掛けてくれてくれるんだもの。よくあるのは、レジに夢中になりすぎて、お客をチラリとも見ないパターン。レジ係とはいえ、接客業なのだ。買い物の最終地点で嫌な気分で出たくはないものだよ。

そんな気のいいおばちゃんと、機械が復帰するまでの少しの間、おしゃべりすることができてよかった。こういう人間っぽい人は好き。マニュアルっぽくロボットっぽく生きてる人間がどれだけ多いことか。そんな中、自分のまわりには、そんな人間っぽい人たちが多くいることは、幸せなことだな。マニュアル人間やロボットっぽい人々には、未来は作れないのだぁー!と強く言いたい。これからもココロで生きていきたい。要領わるいが、こっちのほうがいい。なんといっても楽。

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王子は今週中に仕上げなきゃならない仕事があるそうで、ご飯のとき以外は、あまりおしゃべりできなくて、言葉に出したい気持ちを抑えるのにちょっと大変。せいぜい、この日記の中で気持ちの整理ができればいいかな。って、、、、これじゃ日記を気持ちのはけ口に使ってるじゃん。まいっか。日記ってそういうものだ。ウソ書いたら伝わんないもんっ。

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