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2011年10月21日 (金)

ソウル食べまくり②

朝7時に王子に起こされる。普段だったらこんなことありえない。 今回のこの旅、王子が一番大変かも,、と思う。ガイドが寝坊するわけにもいかないし、常に仲間を気づかわなくてはいけないのだから。もし自分にできることがあれば率先してやろうと思った。ただし、ハングルは分からなーい。

二日酔いのまま、朝粥目指して地下鉄に。平日のソウルの朝は、活気に満ちている。露店にはすでに旨そうなものがいっぱい並んでた。会社に向かう途中に、ここに立ち寄る人々も多いようだ。日本でよくある「朝ごはん抜き」だなんて、こっちじゃ考えられないんじゃないかな。だって、こちらの人たちの日常の挨拶って、「おまえ、メシ食ったか?」なんだから。 984 そんな中、向かうのはアワビ粥が有名だという店。胃袋がまだ目覚めていないし、しかも二日酔いで、、いくら優しそうな食べ物でもちょっとばかり辛かったのはたしか。このお粥にしてもなんにしても、こちらは全体的にしっかりめな味付けが多い。あくまでも私の味覚だけど。

983 982 店の看板おばちゃんに、なかば強引にコレ↑をすすめられて注文するが、おばちゃんが言うほど、ものすごーく美味しいというものでもなかった。「日本人はナメラれる、気をつけよー」という教訓を得る。

朝食後、なんとか若者パワーに着いて行こうと、頑張って次の場所へ向かう。地下鉄を乗り継いでソウルの電気街 「竜山電子商街」(コンサンチョンジャサンガ)へ。

987 985 まさにソウルの秋葉。王子のお仲間は、こちらが専門分野の方たちばかりだから、さぞかし満足してたであろう。 週末にはソウルの若者で賑わう場所らしい。もちろん、こんなマニアックな場所には日本人の姿、ほとんどない。

しかし、ソウルっ子のハイテク化は、日本よりもすすんでるんじゃないかなと今回思った。というのも、地下鉄の中は若者もお年寄りもみんなスマホみたいなやつをフル活用してた。なんだか近未来の光景みたいだったよ。

そしてこのあと昼ごはんとなる。本場の食べてみたかったのだぁ、、、プデチゲ

988 プデチゲ(部隊鍋)の由来はいろいろ。朝鮮戦争中、在韓米軍部隊からの援助物資を利用して作られものがこれだったとか・・・。中にソーセージやランチョンミートなんかが入ってるというのが、それっぽい。

たしかに、この鍋、ソーセージの味が決め手らしい。今まで家で作っていたものは、ここまでソーセージの味はしなかったので、またここでひとつお勉強。 

トックや、春雨、キムチ、そして欠かせないのが、このインスタントらーめん。でっかい平たい鉄の鍋に、具を入れて、おばちゃんがスープ(たぶん牛ダシだと思う)をヤカンからドボドボ~って注いでくれる。フタをして、5分くらいグツグツ煮ると、、、、

998 こんな感じ。なんとも豪快~。

クセになりそなこの味に一同無言でひたすら食べまくる。韓国料理の作り方って、ほんとにシンプルだ!それでもって美味しいんだから言うことない。今までただただ「赤い」イメージしかなかったけど、辛味の中にも旨みがあって、その辛味もさまざまで、、、なかなか奥が深ーいって思った。こちらの唐辛子の粉末(コチュカル)って、独特の甘い香りがするんだよね。ただただ辛いだけじゃなーい、って感じで。

みんなで「旨い、旨い」といいながら、汗だくになって完食する。この国の食文化には「鍋」は欠かせないと思った。

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その後、バッタもんを買うという仲間のリクエストで、自分も一緒について行く。路地裏のちょっとこわい雰囲気の店、入り口も小さくて看板も何もない店。

とにかくこの国には、バッタもんがあふれてる。堂々と商売しているところもあるし、裏でうまいことやってるところもある。裏でやってるところのは、まさに本物そっくりで値段もそこそこ。これも日本人がいないと成立しない商売なんだろうなとしみじみ思う。そして思うのは、バッタもんでもなんでも買っちゃう日本人って面白いし、そういう日本人を相手にしてるこの国のシステムもなかなか面白い。これって、もしも公になったら、警察ものだということ知っていて、みんな普通に商売してるんだからさ。 

だけど本物でも、バッタもんでも自分にとっては同じで、あんまり興味がなくて、、自分だけ手ぶらでその部屋を出ることになったときは、さすがにちょっとこわかったぁ。仲間がたくさんお買いものしてくれたので助かったけど。

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もう夕方。すでに疲れてるけど、南大門市場(ナンデムンシジャン)へと。

1002 1003 庶民的な市場。衣料品や食品、医薬品の店が立ち並ぶ。それにしてもすごい活気。値切りが基本だけど、その交渉がむずかしー。買う、買わないにしろ、お互いが気持ちよくやりとりするのってなかなか出来ない。ハングル喋れる王子でさえも、たじたじだった。とにかくこっちが日本人だということを、あちらがすぐに分かってしまうので、そうするとシツコ~クたかって来る。まさに、こわいよぉ~な感じ。勢いに負けちゃうのだー。

1005_2 しかも・・・

路地裏で見た風景。豚の解体。

大きなカマのようなもので、豚の皮を剥いでいた。頭が地面にゴロゴロしてる。

すごいな。ここに生きる人たちのパワーを感じた。

しかも、アスファルトの上で普通のこういう作業をやっちゃうのだから、衛生面だとかいろんなことに気にしちゃう人間なら、もう食べられないでしょ、この光景みちゃったら。あー、自分は逆の人間でよかった、と思った。ますますこの国の食事情に興味が湧いてきた。今夜は豚を食べよー。

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あたりが薄暗くなってきたころ、通りには屋台が立ち並んだ。

1006 日本人だと気づかれ、無理やり手をひっぱって行かれた先で食べたもの。サンナッチ(生たこ)だ。写真では分かりにくいけど、まだ生きてる。口の中で吸盤が引っ付く感覚がなんともいえない。塩とごま油で食べる。

1007 こちらは豚足。コラーゲンの食感、たまらな~い。

しかしながら、ここではぼったくられた。「どこにも値段が表示されていない店と、やたら日本語がうまいおばちゃんがいる店は要注意だー」と、ここでも教訓を得る。

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日もすっかり暮れてあたりは真っ暗。みんなで合流し、地下鉄で東大門(トンデムン)へ。

1008  写真には撮ったけど・・・歴史的な部分に触れる時間の余裕はまったくなく、女子たちはソウル一番の問屋街といわれているこの場所での買いものツアーが組まれていた。しかしながら、王子と私はもうさすがに疲れてベンチ組。

24時間営業の大きなファッションビルが立ち並ぶこの街には若者たちがあふれていた。

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そして待ってましたとばかりに晩ごはん。もちろん豚祭りー。

1010 オギョプサル。(豚の皮つき3枚肉)

はさみでジョキジョキやって、ねぎや、キムチなんかと一緒に野菜に包んで食べる。韓国料理って、手を使って混ぜたり、肉だってデッカイまんま焼いてはさみでジョキジョキしたり、、そういうのが多い。それってすごく原始的な食べ方で、一番旨い食べ方なんだと思う。しかも、こっちの人は肉も食べるけど、その何倍もの野菜も山盛り食べるのだ。

自分たち日本人は、欧米化してる食生活を見直そうと一生懸命身体にいいものを、、なんて気にしてばかりいるけれど、本当に身体の欲しているものを食べたら、自然に日本食の身体になっていくんだなと思った。韓国の人たちは、みなさん自分の国の食文化を大事にしてる。食べたいものを食べたいだけ食べてるのに、不思議と太ってる人ってほとんどいないんだもの。自分たちの国の文化を大事にするとか、そういうことで、もしかしたら全体のバランスが整ってくるのかも、、、と、ここでも教訓なり。

1011 今、日本では食べられないユッケも、こっちでは普通に食べられる。

1012 チジミ

そして、ちょっと早めの忘年会と題してみんなで飲んだ。今回ずーっと歩き続けてゆっくりしゃべる時間もなかったから、ここでようやく「みんな友達~」みたいな雰囲気になれたことがなによりも嬉しかった。みんなの顔がほんのりピンクに染まったのを見ているのも幸せ。明日はもうお別れなんだなと思うと淋しくてたまんない。

1013 清渓川(チョンゲチョン)のほとりでみんなで記念撮影。「ここは若者のデートスポットなんだよ」と教えてくれた王子の淡い恋の思い出がバレて、面白かった。

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