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2011年9月11日 (日)

夕暮れお月さん

ふくらみ始めた稲穂。ほんのり色をつけながら夕方の風に流れてた。見上げれば白いまんまるのお月さん。

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街がオレンジ色に染まる頃、自分の中の何かが反応して切なくなる時間帯。それが昔見たことのある風景なのか、そこで何かを感じとった過去の記憶のかけらなのか、、わからないけれど。いつも胸の奥がきゅんとなる。

人間はそもそも悲しみや淋しさと一緒に生きてくものなんだなとそんなとき思う。本当は、そういうのって乗り越えることなんかできなくて、ココロのシミみたいになってたりする。だから無理に強くなんてならなくていいと思うし、弱っちーでも、ちゃんと生きていければそれでいいと思ったりもする。

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今日は一日、夏が戻ってきたみたいだった。けれど行き交う人たちは、もうなんとなく秋色の服を着てる。私はまだ真夏のかっこう。季節から置いてきぼりだ。

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パンを買いに行ったら、いかにも若葉マークな若いお兄ちゃんが、隣のベテランお姉さまの教育を受けながら、私の買ったパンをおぼつかない手つきで一個一個、袋に入れてくれた。レジの前は長蛇の列。ベテランお姉さんは、そんな状況を把握していながらも、じっくりと彼のペースに寄り添っている。

なんだかすごーくじんときた。いかにもな男の子っぽい不器用な手つきと、お客に愛想をふりまく余裕もないくらい一生懸命な表情。そしてそれを見守るベテランお姉さんのたたずまい。その雰囲気がとてもキラキラとしていた。だから誰一人として、文句を言うお客もいなかったし、そういう雰囲気っていうのは、伝わってくるものなんだな。なんだかとてもいいものを見させてもらったような、そんな気持ちになった。

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夜は王子がしょうが焼きが食べたいというので、豚肩ロースの美味しそうなやつを買う。あとは、あるものでうまくやろう。日曜日というのは、もっぱら冷蔵庫の掃除もかねての料理が食卓に並ぶ。ゆうべ海老をポイルしたときの茹で汁をとっておいたのでお昼にそれでパスタを作ったけど、海老なしでもじゅうぶん美味しかった。残りものには福だらけだ。888

この間買った桃のスパークリングワイン&桃がある。今夜は苺シャンパンならぬ、桃シャンパンにしていただこう。家でもじゅうぶんリッチな気分になれる、こういうことをするのは大好きだし、こういうことが明日の元気につながったりするから大事なことだと思う。

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写真:残りものにも福だらけパスタ

   海老の茹で汁を白ワインと一緒に煮詰めてバターちょっと、生クリームちょっとを加えて茹でたパスタと絡めた。上にルッコラのせる。

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コメント

若い男の子がお姉さんに・・・
いやぁ、僕も教えてもらいたかったなぁ〜
って一体なんの話やら(汗)。

僕は夕暮れを見ると小学校の掃除の時間とか、下校時間に流れるユモレスクが思い出されます。

基本、日本人は寂しさ悲しさに美を見いだすという話を聞いた事があります。
確かに国家も悲しいし、比較的どの曲にも物悲しい雰囲気はあるよなぁって。
明るくて元気の良い曲はアニメの主題歌くらいかもしれないと(ホントはそんな事無いとは思うのですが)。

生姜焼き、僕も好物なので近いうちにやってみよう。いろいろ料理のヒント貰いに来ん五mおブログを覗かせてもらいます〜

投稿: ベンベ ジュニック | 2011年9月12日 (月) 12時34分

>ベンベ ジュニックさんへ♪

>僕もお姉さんに教えてもらいたかったな~・・・・

   っぽい。
   なんだか分かる気がするぅ~( ̄ー ̄)ニヤリ


寂しさや悲しさがあるからこそ、表現できるものってありますものねー。これが無かったら自分の場合は空っぽになっちゃいます。
だから、
そういうものと一緒にいることは大事なことのような気もします。
昔は、そこから逃げたかったけど。今は違ってきたかなぁ。


夕暮れには、いろんな想いが重なりますよねー。なぜでしょうね。

私は幼稚園くらいのころ、暗くなるまで公園の石のお山に登って遊んで、そこから見た窓にともるオレンジの明かりと、夕餉のしたくする匂いかな~。

ちなみに・・・
ユモレスク!同じっ!

投稿: メロディ♪ | 2011年9月13日 (火) 07時53分

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