あほぉのひとりごと
昨日から干しっぱなしの洗濯ものが、おてんとうさまの下でパリパリに乾いてた朝。蝉の大合唱が朝を連れてきた。今日は暑くなりそう。
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寝不足ではないはずなのに、読みかけの本はいっこうに進まず、2、3行目で追えば眠りが降りてくる。薄っぺらな文庫本はまさに睡眠薬。王子を朝いちで送り出したらまるでスイッチが切れたみたいにバタンと横になってしまった。
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なんだかすっかり頭の中が夏休みになってる自分。子供の頃味わった感触をそのままなぞってるみたいだ、、今。
このまま永遠に夏休みが続くと勘違いしてる子供の私と、、、夏休み最終日にようやくやってない宿題に気づいて現実に返る私と、、、その両方を味わってる感じ。
ただ、ちょっとだけ大人になったと思うところは、その両方を感じてる自分のことを認めてたりするところなのかも知れないな。超アホなのだけど、そんなふうにしかできない自分、、みたいな。
もしかしたらかなりこれは重症なのかもしれないが。。。
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いいの、いいの。自分の中身を知ってるのはこの自分しかいないもの。ほかの誰にもわかりはしないのよ。
ひねくれてるわけでもなく、、、かといって開き直るわけでもなく、、、、
なぜか今はそう思う。
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夕方近くに、タクミがやってきた。小学生の夏休みとはまったく自由なものだ。
王子がここのところ夜遅くまで仕事してるから、タクミには王子の邪魔をするなと言い聞かせた。それでなくても、仕事でカリカリしてるときに、人の子がそこに居るというだけで特別な感情が湧いてきはしないかと、私としては結構そのへん気をつかったりするのだ。
血のつながりを超えたところにあるものを感じることができるようになるなんて、そう簡単なことじゃないことくらいわかってる。
人類の仕組みとは、なんとめんどうくさいのだろうとそのとき思う。
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そう思うと、ただただ「嬉しい」とか「悲しい」とか、、、
そのとき生まれるありのままの感情を出して、ときにはぶつかり合ったりもしながら、、、それらを共有することが、もしかしたら「つながり」というものの根っこなのかもしれないなと思う。それがココロでつながるということだと思うから。
ココロのつながりは、いかなるものをも超えるものだと思っているから。
血のつながってない者どうしが、分かち合える何かというのはここにあるのかなと思う。
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腹が減ったと言って外へ飛び出していったタクミは、どうやら近所の牛丼屋さんへ行ったらしい、、、あとから聞いたことで。 誰に似たのか、、、こういうところはオヤジ。
王子はいつもよりも早めに帰宅。そしてそのまま部屋にこもってまた仕事。ほとんど顔見てない。
なんだかみんなバラバラに居るけれど、家の中は温かいです。
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今から腹っぺらしな男どもに水餃子を作ります。パクチー入り。
作ってる途中でどなたかお客さんがやってきたら一緒に食べようかと。
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