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2011年8月15日 (月)

お盆最終日

お盆はさぞかし店もヒマだろうと思っていたけれど、ありがたいことにお昼の予約をいただいた。

うちみたいな、やってるんだかやってないんだか分かんないような店でも、こうして誰かが集まって来てくれるのだから本当に感謝なことです。店開けた当初には考えもしなかった。

そう思うと、やっぱりなんだかキッチンに立つときの気持ちというのは中途半端にはできないな。「今」というのはけしてあたりまえなんかじゃないもの。

食べてくれる人の胃袋もそしてココロをも、満たすことのできるゴハンを作っていきたいと思う。大量生産じゃなくて、一個一個ココロを込めて作りたいな。

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今日は身内の集まりという感じのご予約だった。そうか、お盆だ。

いつもうちに来てくれるおばぁちゃま夫婦と娘夫婦とその子供という感じだったかな。

なんだかすごくほんわかしてて、いいなと思った。家族っていいなと思った。

ゴハンを囲む風景には、そういう温度がにじんでいるもの。その家族にしかない温もりなのだ。それはまるで一枚の絵の中の風景のようにすでに出来上がってるもので。夕暮れ時に窓のあかりがぽっと灯るときに、きゅんとなる、、、あの気持ちに一瞬なった。

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午後からはタクミが宿題してる横で私はぐうぐう寝てしまった。王子は夏休みだが、ずーっと部屋にこもって仕事をしてる。

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夕方3人で買い物に行ったが、タクミの「あれも見たいこれも見たい」で振り回される感じとか、、、「出来立てのシュークリーム買ってくるからここで待ってて」と言って飛び出してったきりそのタクミをひたすら待つ感じとか、、、

そういうのは、おそらくお疲れ気味の王子には堪えたのでしょう。王子は優しいから何も言わないけど。かなり険しい顔してたし、ずっと無言だった。

しかもタクミは自分の息子でもなんでもないなのだから、こういうときにほろっと気持ちの奥底に埋まってるドロドロしたものが出てきてしまうものだ。そういうのをチラッと感じた瞬間だった。

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帰ってきて王子にお茶を淹れた。お茶ぐらいで彼の機嫌がどうにかなるわけじゃないけど。タクミも、そんな王子の様子にちょっと驚いたようで、めずらしく静かだった。

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あー、こういうのってめんどくさいって思う。

まぁ、生身の人間だもの。疲れもするし、それによって気持ちがコントロールできなくなるときもある。

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私のできることといえばゴハンを作ること。

今夜はあなごちらしを作るぞよ。

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