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2011年8月

2011年8月31日 (水)

やまもりの宿題を片付ける日

夏休み最終日の今日、タクミが宿題を持ってやってくる。

最終日というだけあって、そこそこの緊張感が漂っていてもよさそうなものだが、、、これがまたケロリとしていて、気が抜けてしまった。だってまだまだ山盛り残ってるではないかー。

こういうどんな状況においても坦々としてるところは、3兄弟そろってそうである。ものごとなんて「成るように成る」的な余裕みたいなものをいつも抱いている。焦るとか、そういう彼らを見たことがない。いいような悪いような、、、。母としては「人生そんな甘いもんじゃないぞ」とひとこと言ってやりたいところだが、おそらく聞く耳持たぬであろう。

そんな余裕綽綽なタクミ君がまず始めたのが工作。やっぱり好きなことから始めるのだな。

そしてそこには見たこともない真剣なタクミがいて、びっくらこいた。ひとこともしゃべらずに黙々と作業をしてる。あー、勉強もこんなふうにしてくれたらいいのになー。

工作を終えると、算数やら国語やら、読書感想文にいたっては、毎年同じ本について書いてる。まぁ、小学生なんてこんなもんじゃないのかな。

家庭科は私がやる。あまりにも無様な縫い跡を見てタクミが「これなら俺が作ったみたいに見える」などと、かなり失礼なことを言ってた。

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母として思うのは、

この夏、時間があれば電車に乗ってこちらに来て私のご機嫌をとり、店の手伝いをしたり、家に戻れば兄弟の中でもまれてケンカしたり、母親のいないぶん、兄弟で家事を分担したり、、、、

そういう経験こそが宿題のむこうにあるこの夏の収穫のような気がする。ノートの上では決して学べないようなことをたくさんしたと思う。夏休みの意味はこういうところにあるんじゃないのかなと。

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宿題帳の最後のページの保護者の欄にこんなこと書いてやった。。。

  この夏は普段できないようなことをたくさん経験できたように思います。

  勉強はいまいちですが・・・・早寝早起きもぜんぜんできませんでしたが・・・・

  人の気持ちを酌むことのできる優しい子です。(親バカです)

  これからもお世話になります。よろしくお願いします。

           母より

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結局、夕方になっても終わらず、、だけど明日は始業式なので早めに駅まで送っていった。

あとは本人しだいだ。

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私はまたひとりになり、気持ちの置き場所を必死に探す。王子は仕事で今夜は遅いとのことだ。あー、淋しー。

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2011年8月30日 (火)

秋なのかなー。

朝夕の風の感触が確実に違ってきてる。もう秋だよー。(泣)

なんだか分からないままに泣いてばかりいた、、、今日。体で感じていることに、気持ちが思うようについていかない。王子にそのことを話すと、「意味分からない」みたいな答えが返ってきてちょっとくじける。

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お昼にひさちゃんが、お友達のあんこちゃんを連れてランチしに来てくれる。食べ終わって、ひさちゃんがあんこちゃんのことを紹介してくれた。どうしてふたりが友達なのかとか、あんこちゃんがある日突然ガラス作家を目指してOLをやめちゃった話とか。それがすごくリアルで、熱くて、こっちまでパワーをもらった気がした。そしてその「熱さ」というのは、ものを作る人特有の、命を削ってまでしてひとつの作品に魂を込めるエネルギーみたいなものが満ちている、あの感じだった。

そんなあんこちゃんの作品をぜひ見たい! まだ駆け出しとは言ってたけど、そのパワフルさはもうすっかりプロの域をいってる感じがしたよ。その道、どんどん貫いて、あんこちゃんワールドを築いていって欲しいな~。

そしていつでもさりげない優しさをいっぱい抱いてるひさちゃん。ほんわかした雰囲気の中に、揺るがない強さみたいなものがあって、私より年下だけどお姉さんみたいに感じるときがある。もうすぐママになるし、これからが楽しみ~。赤ちゃん絶対だっこするんだぁ~。

なんだか、そんな午後の陽だまりの幸せな風景に、またしても泣いてしまいそー。

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昼寝から起きると近所の子供たちが遊びに来てくれた。ママが作ったというプリンを持って。mikoちゃん、大成功だったよー!美味しかったー!

またしても子供たちに癒され、うるうるになる。

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こんな弱っちー自分を情けなく思いつつも、ほんとは誰だって悲しくなったり泣きたくなったりするけど、そこを見ないようにして頑張って生きてるんだよな、って思ったりした。自分にはその頑張りが足りないのかも。

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気持ちがすごく敏感になってる今、

夜の風の匂いも、空にまたたく星の美しさも、いつもよりずっと手前で感じる。

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2011年8月29日 (月)

写真整理と思い出の整理

一日じゅう家で過ごす。完全に引きこもり。楽しく引きこもる。

「自分」という狭い世界の中に無限の自由を生み出すのが好き。空想も妄想も無限だ。

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写真の整理をやっとした。もう2年ぶんくらいカメラの中にたまっていたのが、いつも過去を持ち歩いてるみたいでなんとなく重たくていやだった。

王子は「データーをパソコンに入れておけばそれでいい」みたいな今ふうなアドバイスをくれたけど、私としては写真にしてアルバムに貼って、横に文字を添える、、、そんな昔ながらの手法のほうがよくて。時間はかかるけどゆっくりやっていこうと思う。今日は4分の1くらい整理できた。1枚1枚思い出と向き合いながらなので作業を終えると、どっと疲れていた。

写真の中の王子が今よりもほんの少しぽっちゃりしていたのと、私が片目だけ一重になっていたのはおかしかった。ふたりとも年を重ねてシワの数も増えたけど、なんとなく今のほうが若々しいような気がした。(気のせいか)

これでようやくカメラも気持ちも軽くなった。過去は宝物だけど、持ち歩くものじゃない。

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夕方、久々にカレーを仕込む。

ここのところ牛すじカレーとチキンカレーを交互に仕込んでて、今日はチキンの日。

カレーの旨みはやっぱりスパイスの香りと、ベースになるスープ(だし)と、油だと思うんだけど、やっぱりこれも年のせいか、、、油多いのはダメ。だから最小限の油しか使わない。本来ならバターとかラードとか動物性の脂を使うけど、私はオリーブオイル。

そういうところ、結構こだわってるのだ。そしてそんな私の好みを無理やりお客さんに押し付けてしまうという変な店だ。だって、自分が美味しいと思ったものしか私は出せない。だから自分の「美味しい」を生み出す作業は真剣だし、自分自身をいつもニュートラルにしておかないと「美味しい」がわからなくなっちゃう。

こういうところは、心理屋の仕事と似てるなーと思う。こういうところというのは、「今の自分の状態をまず知る」というところ。

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タクミから電話で明日は家族でユニバーサル行くから5時半に起こしてとのこと。

家族かー。昔は、私もその中にいたんだよね なんて、なんともいえない気持ちになって、ちょっとだけ胸が痛かった。

あっ、

それって過去を持ち歩いてることか。ダメじゃんっ。

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2011年8月28日 (日)

8月最後の日曜日

ゆうべの余韻に浸りながら、ぼうっと一日を過ごす。

王子は仕事。タクミもいないし今日はひとり。タクミの家庭科の宿題を片付けてから、バリバリと家事をこなした。

窓の外は入道雲、、、朝顔の終焉、、、夏を惜しむ蝉時雨。。。

熱い太陽のむこうにも、次の季節の色を感じる。あー、なんか切ないっ。

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図書館は意外にもすいていて、なんだか気が抜けてしまった。みんな、どこか行っちゃったのかなと、ひとりとり残された気分。そこに誰かがいるというだけで、気持ちの居場所が見つかる自分は、ひとりになったとたん足元がぐらついてしまう。わけもなく不安になるということなんだろうけど、こういうところは子供の頃から変わっていない。

借りてきた本を眺めていたら、眠りが降りてきていつのまにか寝てしまう。気づいたときにはあたりは真っ暗で、あまりの眠りの深さに自分でも驚いた。顔はテカテカ。

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タイミングよく(淋しいところに行く間もなく)、王子からのカエルコールで、晩ごはんのしたく。昼ごはんを食べ忘れたので腹ぺこ。ゆうべの屋台で残った焼きそばを山盛り作って、唐揚げも作って、残りご飯でチャーハン。炭水化物だらけの晩ごはん。

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王子の「うまい!」が今の自分の位置を支えてくれてたりする。一番近くにいる人の言葉こそ、自分の芯になる。

世の中に美味しいものなんてわんさかあるけど、結局おうちのゴハンの味に落ち着くものだ。だからちゃんと作ろうと思える。

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明日からまた1週間はじまる。私の生活にはとくべつ何も変化はないけれど、季節の変わり目に気持ちがついていけるか今から心配。そんな弱っちー自分。

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2011年8月27日 (土)

屋台村2日目

朝いちばんでエイジが帰ってった。なんだかんだ言ったってやっぱり自分の家のいつもの生活のほうが落ち着くのだな、、、、あたりまえのことだけど、なんだか少し淋しくも思う。 人一倍、寝ボスケなエイジが、朝も早くから布団なんかたたんじゃって、そしてそれが「お世話になりました」みたいな感じにきれいに部屋の隅に片付けられてたりするんだもの。そんなことされたら、よけいに淋しくなるではないかー。

駅まで送っていって、「またおいで」とばかりに手を振ったら、めんどくさそうに小さくバイバイしてた。ま、これが奴なんだけど。

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いっぽうタクミは、エイジが先に帰ったことも知らずに、ひとりぐうぐう夢の中。お昼手前に起きてきたのでランチを手伝ってもらう。寝起きのタクミの顔には、布団の線がいっぱい。

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ランチの仕事を終えるとタクミは帰るとのことだった。夏休みの家庭科の宿題をちゃっかり置いて帰りやがった。だけどそんなタクミは、唯一まだ手を振ってくれる可愛い年頃である。家庭科でもなんでもやってやろう。いつも一緒にいてあげられないダメ母のせめてもの罪滅ぼしだ。

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今夜は屋台村2日目。王子も早く帰ってきて火起こし。

いつのまにやら大賑わいになって、王子も私もニコニコになる。人が集まるのって、ふたりとも大好きだから。

久しぶりに会う面々もいて、なんだか泣きそーになった。みんなみんなそれぞれの日常があって、その中にほんの少しでもこの場所のことを思ってくれてる人がいると思うと、ありがたくてたまんない。ほんとにみんな優しい人たち、大好きだよー。

それでもって、今夜は子供たちもたくさん来てくれて、いっぱい手伝ってもらって、なんだか楽しかった。子供たちは、仕事を任されたということが嬉しくてしかたないという感じだった。「自分をちゃんと見てもらえてる」と思うと、子供は張り切るし、頑張っちゃうのだ。こういうまっすぐな気持ちって、子供のすごいところだと思うなー。

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またやりたいな屋台。今度はもっとメニューも増やして、子供たちにもばんばん手伝ってもらって、大人たちが日常からちょっとだけ離れてゆっくりできるような、、、そんな屋台村に。

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体中すっかり炭と蚊取り線香で燻されました。ずーっと立ちっぱなしだった王子は足がパンパンとのこと。私のほうは、たくさんの子供たちに働いてもらったので疲れなし。

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夏ももう終わりだなと思うと切ないなー。また次の楽しいことを考えよう。

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2011年8月26日 (金)

長男来る。

何年かぶりに長男と会う。

2,3日前に何の気なしに「こっちに遊びにおいでよ」と電話してみたら、「うん」っていう、まっすぐな返事がかえってきたのだ。

今日は庭でメロディ屋台もやってるし、王子もいるし、、、

そういう意味ではいいタイミングだったのかも。

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駅に迎えに行くと、子供の頃の面影をほんの少しだけ残したエイジ(長男)が大きなリュックを背負って大木みたいに、でーんと立ってた。無精髭ぼーぼーだし、髪の毛モジャモジャだし、、、一体お前は誰だー!状態のエイジ。私の記憶の中にあるエイジの2倍くらいデカクなってる。あー、大人になったんだなー、なんか変な感じだった。

だけど、車に乗って、ひとことふたこと交わすとやっぱり私の中のエイジがそこにいた。

私が発した言葉に「うん」とか「あー」としか答えない奴は、反抗期だからとか、そういうんじゃなくて小さい頃からこんな感じであった。外側に出す言葉よりも、内に秘める感じで、、、、

だから、奴の描いた絵とか、作ったモノを見たときに、想像を絶するほど言葉がそこに埋まっていて、それにはいつも驚かされたものだ。

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夕方まで庭で屋台して、夜は行き着けのホルモン屋に連れていく。昨日から来ているタクミは、エイジが来たことによって自分のポジションを半分持ってかれたみたいになって、不機嫌だった。男ばかりの兄弟というのは、こういうところがめんどくさい。

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山盛りのどんぶり飯をペロリとたいらげ、お肉も存分に食べて、4人とも体中こんがりに仕上がった。帰りにコンビニでアイスを買って帰る。なんとなく幸せな絵。

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食べすぎによりお腹が痛いです、、私。食べすぎなのか、いろんな出来事があって気持ちがいっぱいいっぱいで痛いのか、、、ビミョーなとこどけど。今、お腹さすりながらこの日記を綴ってる。

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なんとなく呼んだ長男に、なんとなく会えて、なんとなく一緒にゴハン食べたりおしゃべりしたりする。

この「なんとなく」がよかったのかもと思う。

今まで、なかなか会える機会がなかったのは、この私が勝手にそう思って、そうしていたことで、ほんとにほんとは、すごーく簡単なことだった。

会えなかった時間や、気持ちの溝を埋めようと頑張ってたこともあったけど、

そんなこと、実はどーでもいいんだと。

溝があったって、無くったって、、、、

そこにどれだけの時間が経っていようと、

会えば何かを共有することができるのだ。過ぎた時間は戻ってはこないけど、思い出は消えないのだ。

そんなふうに思えたのが今日だった。

おじさんみたいになっちゃったエイジだけど、やっぱり子供だった。

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汗まみれの服を「ほら、これ臭いよ!」と言いながら私の鼻に押し付けようとするエイジは昔のまんまで、可愛かった。

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2011年8月25日 (木)

8月25日(木)パクパク日和♪

なんだかんだで、、、この夏続けてきた「パクパク」も今日で最後。最後だからって、なにか盛大にやるわけでもなく、今日もいつもどおりやる。

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小雨混じる空の下、6年生の女の子4人と1年生の男の子ひとり、そして私、6人で買い物に行く。1年生のはるポンは傘を差しながら歩くの初めてだったみたいで、ぬれるのもおかまいなしとばかりに、頭の上でクルクル回してる。「メリーポピンズみたいだね」と言ったら得意そうに「へへへ~」と言ってた。かわいかった。

一方、6年生の子たちは、もーなんていうか大人。細かい気遣いができたり、なんといっても今日はずっとはるポンの面倒を見てくれたりして。しかもそういうことをすごーく自然にできちゃう感じがすごいな~と思った。

子供たちと接してて思うのは、とにかくそこに壁がないこと。年上とか年下とか、男とか女とか、そんなの関係なく、すぐに仲良くなれちゃうところ。子供の中は、いつだって真っ白の画用紙みたいで、、、そして自由なのだ。

そういうところに触れると、自分の中にある、自分で勝手に作っちゃった壁に気づかされる。そして素直になれる。子供たちは私の先生です。

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イギリス帰りのはるポンの「ピザ作りた~い」から、

みんなで生地から作ることに。

めん棒で生地を大きく伸ばす作業を順番を決めてやったり、ピザの上に具をのせるのも、まるで絵を描くみたいに丁寧に並べたりしてるのは、さすが女の子だな~というふう。途中何度も、はるポンが「ペパロニはないの?」と言ってたのには笑えた。

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ピザを食べ終えて、さすがに育ちざかりの子どもたちの胃袋には、それだけでは足りなかったようで、残ったピザの具を使ってパスタを作ることに。びっくりするくらい美味しくできて、お店の味みたいだった。

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今までいろんな子供たちと接してきて思うのは、(あくまでも「料理」の部分でだけど)

3年生くらいまでの子を見ていると、そのむこうに「お母さん」が見える。おうちでのお母さんをちゃんと見てるな~と感じることが多い。お母さんの真似っこを一生懸命してる感じ。

4年生以上になってくると、「お母さん」がやっていることの意味がわかってくるみたいで、それがただの真似っこではなくなってくる。その子なりにお母さんを解釈して、その子自身の作業をするようになるみたい。

そんなふうに思ったりした。

それにしても6年生とはいえ、ノートをゆっくり丁寧に書き込んでいる姿とか、はるポンと一緒になって遊んでいるところとか、、、

そういうところは「やっぱりこども」で可愛い。後半はほとんどはるポン先生の英語教室みたいになったのも、おもしろかった。しかもはるポンがお姉ちゃんたちに教える英単語がみんな、カウンターの上にあるお酒の銘柄だったことにも笑えた。

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「あー楽しかった」というシンプルな感想のみ。

ものごとは「楽しいこと」から始まる。楽しいから、「やってみたい!」のパワーにつながる。

パクパクシリーズは、これをきっかけにまた今後も続けていこうかと思う。次はいつになるのかまだわからないけど、企画しよーっと。

かほちゃん、まなちゃん、ゆいちゃん、はるぴょん、そしてはるポン、、、

今日はありがとね~(*゚▽゚)ノ また遊ぼ~♪

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2011年8月24日 (水)

ダメダメだけどがんばろうと思える

朝いちばんで王子とケンカする。

ケンカといえるほどのものでもないかもしれないが。

連日明け方まで仕事に追われてる王子につき、ほとんど会話なし状態だ。

話たいこと山盛りあるのに話せない雰囲気だしー。もう近寄れないって感じー。

そんな中、今朝は、言われた時間に起こしにいくも、まったく起きる気配なしで、、、、。時間に合わせて用意した中華風玉子雑炊も、すっかり汁っ気吸ってしまって米粒が膨れ上がって残念な感じになってるしー。

だけどこういうとき、結構気持ちの切り替えの早い自分。余計なことにエネルギー費やしたくないのだ。

その残念な朝ごはんもそのままにして、「もう好きにすればー!」とばかりに、自分のことをやる。洗濯機回したり、掃除機かけたり、店の仕込みしたり、、、。

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そしたらしばらくして、2階から声が聞こえた、

「どうして起こしてくれなかったんだよー」だって。

   ばかやろー。(○`ε´○)

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今日のランチは久々にお客さんいっぱい。

こういう日にかぎって、予約が重なる。何軒かの予約をお断りしてしまう。

お断りしてしまったお客様ごめんさない・・・ほんとに。ひとりでできる範囲内でしか頑張れなくて。またこれに懲りずによろしくお願いします。

(そもそも、たいてい暇なんですよー、、、うちの店。人の波って重なるんですね。お店をしている人ならわかるでしょ。)

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そもそも私がひとりでできる範囲なんて、すごく小さな世界。だけどその中でマジで精一杯やってる。自分が美味しいと思えるものを美味しい状態でお出ししたいから、、、。そこだけは譲れない。

そして自分みたいな人間が作る小さな世界の中で、私は好きなようにのびのびさせてもらってるのは確かで。

お皿の上の小さな世界だけど、これは私の名刺でもあるの。何か感じてもらえたら嬉しいし、、、、ただそれだけ。 そしてそれだけのために頑張る。

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ひとりのお客さん(50代くらいの奥さま)から、「ずっと来たいと思ってたんですよー」と言われて飛び上がるくらい嬉しかった。自分のようなペーペーの作る料理を楽しみにしてくださったなんて、、、もーどうしたらいいんだー私。ダメダメだけど頑張ろう。

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たった今、お疲れ王子から

「晩ごはん何~」の電話。

「ハンバーグにしよっかなー、しょうが焼きにしよっかなー、何にしよー」と言うと

ハンバーグだそうな。

肉汁たっぷりなやつ作ったろ。

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夕方の風は、なんだか秋を感じさせる。ちょっとづつだけど次の季節が近づいてきてるのかな。あー、淋しい。夏にやり残したことはないだろか。

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2011年8月23日 (火)

8月23日(火)パクパク日和♪

ゆうべ久しぶりに大きな雷の音を聴いた。ものすごい迫力だった。怖かった。

とっさに「息子たちは大丈夫かな」と、いつまでも息子たちを小さな子供扱いしてる自分がいることに気づいた。母親にとってみれば子供というのはいくつになっても子供。こういうことがあると真っ先に心配する。

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うってかわって今朝は、雨上がりのひんやりした透明な空気に包まれる。空はどんよりだけど、これなら歩いて買い物行ける!今日はパクパクの日。

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10時。そろそろとみんなが集まってきて、簡単な自己紹介をし合って買い物に出かける。

こどもたちにとっては、一瞬一瞬が冒険。何が起こるかわからないという期待がそこに満ちてる。そういうのを見てると、こっちもワクワクしてきて、歩く道のりも楽しくてしかたない。

そして案の定、今日もハプニングが起きてこっちはハラハラすることに。

3歳の子がはしゃぎすぎて、いきなりひとりでタカタカと走っていったのだ。

本人はキャッキャ言いながら楽しくてしかたないという感じだが、見てるほうはハラハラ。だって万が一よそ見したら車がゴーゴー走る道のほうへはみ出してしまうもの。

ほかの子もそれに気づいて慌てて追っかけていったら、、、ますます本人は調子にのって走っていっちゃうし。

思わず「みんな追っかけなくていいから、ほおっておこう」って言葉が自分の中から出てきて、そしたら、、、、

その瞬間、本人、走るのやめた。あー、よかった。(ノ∀`)ほかのみんなもほっとひと安心って感じだった。ほんと、いろんなことがあって、いろんなことを考えさせられる。

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料理はもうほとんど子供たちにおまかせという感じで、今日も自分は雑用係りというふう。

ただ、包丁の扱いとか、火の扱いとか、そういうことは真剣に子供たちに伝える。だから子供たちもそのへんはかなり慎重にやってると思う。

指を切っちゃうのも、ヤケドしちゃうのも、経験して初めて覚えるものだと思うから、大事なところだけ伝えてあとは、子供たちのやりたいようにやらせる。見守る側の大人としては、結構それって勇気のいることなんだけど、この子たちを信じるのみ、これしかないもの。

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途中何度か、もめごと起きる。やっぱり子供だ。「私がこれやる!」みたいな作業の取り合いっこだった。

間に入ろうかどうしようか迷ったけど、様子をみることにした。どうなるのかなって。

そしたら、うまいこと、年上の子が下の子に譲ってくれて、だけどそういうときにきちんとワガママばかり言ってる下の子を叱ったりして、、、

まぁなんともすばらしい子供たちだけの世界がそこに出来上がっていることに、なんだか感心しちゃった。

大人が入りすぎちゃいけないこともいっぱいあるんだなと、そのとき思った。ちょうどいい位置で子供たちを見守るということはすごく大事なことなんだと。

だけど、、、その位置っていうのがなかなかむずかしいんだけどね。

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今日もたくさん遊んでもらって(?!)、元気をもらった。

子供たちの中にいると、自分のブレてるところに気づかされる。

夏休みも後半戦か~。そんなのなーんにも関係ない自分なのに

なぜか淋しくなるぜー。なんでだ。

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2011年8月22日 (月)

メロディ先生ごっこ

今日来てくれたお客さんに 「最近うちの子、メロディ先生ごっこして楽しんでます~♪」って言われたことがたまらなく嬉しかった。これもこの夏続けてきたパクパクのお陰かな。

メロディ先生みたいに帽子かぶってエプロン付けて、お料理するんだって。これが巷でひそかに流行ってる?!メロデイ先生ごっこなんだって。

なんだかまるで自分がなんとかレンジャーになった気分♪子供たちのヒーローになったみたいで。

これからも子供たちのココロに料理の楽しさをお届けするぞー、メロれんじゃー!

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午後、買い物から戻ってきて、ゴロンとなったらそのまま寝てしまう。気がつけばあたりは真っ暗。虫たちの合唱。

最近、寝てばかりいるな。若いころは寝てる時間さえもったいなくて遊びまくってたけれど、今は「まず寝る!」そうしないと遊べない。順序が逆になった。

歳をとったというより、そもそも本来、こっちが正解のような気もする。そう思うこと自体が「歳とった」ということなのかも知れないが。( ̄0 ̄;

アンチエージングって言葉をここ最近よく耳にするけど、自分の場合「エージングでいいや」と思ったりもする。こっちのほうが人間っぽい気がする。

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なかなか布団から抜け出せないでいたら王子が帰ってきて、こんな自分を見て「まったく困ったもんだ」みたいな顔してた。少しだけ怒ってったみたいだったけど、何も言われなかった。

「電気屋行くぞ」と王子が言い、なぜかするっと起きれた。電気屋といえば王子の気分転換の場所、癒しの場所。自分からしてみたら、どうしてあんな近代的なものばかり並んでいるところで癒されるのか、ちっとも理解できないけど。

電気屋にて、ゆっくりじっくり、「へ~」とか「なるほど~」とか言いながらひとつひとつ吟味してゆく王子。自分はそんな彼に金魚のふんみたいにくっついて歩くも、ときどき飽きて、ひとり別行動したり。閉店間際の店内はガラガラだし、しつこい店員もついてこないから快適なり。

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帰ってきてお風呂に入りビール開けて今夜はカレーライスとゴーヤのサラダ。

最近、ちょっとづつカレーの味も落ち着ついてきた。王子にもようやく認めてもらえるような味に。

鈴虫が鳴いてる。今夜は涼しい。夜風はほんのり秋のにおいを含んでる。

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2011年8月21日 (日)

8月21日(日)雨そして大雨

タクミは始発で帰ってった。午前中に塾のテストがあるとかで、本人の頭のスケジュール表からはそんなことすっかり抜けてたみたい。ゆうべ、タクミのお父さんからの電話で初めて知ったらしい。

いつでもそのときのそのときの感情だけで行動してしまうタクミには、そもそもスケジュールだとかそんなもの頭に入ってないのだ。悲しいが、そういうところは自分と似てたりする。これじゃ、大人になったときに困るよ、母ちゃんみたいになっちゃうよ、だからしっかりするんだぞ!と、いつもそばにいてあげられない母として思うところだ。

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タクミも帰っちゃうし、王子も仕事に行っちゃうし、なんだかひとりぽつんとなって、ココロもそんな感じになった。

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午後から買い物に出る。

行った先のスーパーで行き交う家族連れを眺めてしゅんとなって、レジのお姉さんの笑顔がやたら印象的なのにきゅんとなって、目的のものだけカゴに入れてさっさと出る。ひとりだと、寄り道しないから実に早い。

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帰ってきて明日の仕込みをしたりして、それも終えて何気なくつけたテレビ。24時間テレビ。辛くなっちゃうから見ないと決めていたけど、やっぱり見入ってしまう。もう号泣なんてもんじゃない。

いろんな場面場面で人間は生きたり死んだりしていて、それがみんな違っていて、だから自分とは違う場面で懸命に生きてる人をみるともうそれだけでココロが反応してしまう。

この世の中で人間が一番感動することというのは、天上の音楽でもなく、崇高な絵画でもなく、、、「人がそこに生きてる」という事実を知ったときだとあらためて思った。

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夕方いつもより早めに王子が帰ってくる。帰りにワイン買ってきて!と頼んだので今夜はちょっとだけまったりしようと思う。自分がおばあちゃんになってもこういうことは大事にしたい。毎日が小さな記念日みたいな、そういうこと。

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2011年8月20日 (土)

8月20日(土)雨

どうしても気持ちが落ちちゃう日。

この間、王子が台所に小さな携帯ラジオ(おじいちゃんとかが畑仕事しながら腰にぶら下げてそうなやつ)を置いてくれたので、FM聴きながら料理する。またしても居心地のいい空間となる。ここに布団敷いて寝たいくらい。

だけど気持ちのピントがなかなかさだまらなくて、午後は雨音聴きながら本を読んだりしてのんびり過ごす。

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そのうちタクミがやってきて家の中が賑やかになるも、あいかわらず気持ちは沈んだまま。「こんな日もあるさ」とわざとらしく自分に言い聞かせてみるもあまり意味がなく。

結局、沈む日はとことん沈んでみたほうがいいに決まってるというところに行き着く。

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823_2 夕方早々にタクミは風呂に入り、なにやらテレビの前でそわそわしてる。今日は24時間テレビの日。この日を誰よりも楽しみにしているタクミは、今年ももちろん黄色いTシャツ着てテレビの前を陣取ってました。

今年は震災もあり、いろんな意味でこの番組の主旨を誰もがも一度考え直すいい機会だと思う。本当に大切なものとは、、とか 今自分がするべきことは、とか、、そういうことをすごく考えさせられる。

タクミは何を感じて毎年この番組を観ているのかわからないけど、まだ小学生である彼の小さなココロで、いっぱいいっぱいいろんなことを感じてるのだと思う。

もっぱら私といえば、

いろいろな場面で感情移入しすぎてお腹が痛くなってしまうので、なんだかあまりこういう番組は観れない。

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タクミが朝まで起きてるというので、深夜用にとおにぎりを4つ作ってやる。もちろん晩ごはんはしっかり食べたけど。王子は仕事で遅いとのこと。つまんない。

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雨やまない。なんて淋しい雨なんだ。

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2011年8月19日 (金)

8月19日(金)晴れときどき曇り

王子の夏休み最終日。なぜか自分の夏休みが終わる気分。365日夏休みみたいな誰かさんのくせして、いったい何を言ってんだか。

だけどそんな最終日の時間を貴重に過ごす気配もなく、王子はゴハンのとき意外はずっと部屋で仕事してる。まぁ、こちらのほうが「最後」っぽくなくていいかも、なんて思ったりもしたけどね。名残惜しい気持ちになるのは面倒だし。

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昨日いったん家に帰ったタクミも今日はいなくて。ひとりになると、やることといえば仕込み。一度台所に入ると出てこれなくなるのをわかっていて、あえて集中することにする。

作業を始めると、キリがないし、この気持ちは料理人と呼ばれている人ならばおわかりいただけるであろう。なんてったって仕込みに「終わり」はないのだ。

仕込みとは、ただ料理の下ごしらえをするだけじゃなくて、まだ見ぬお客さんへの「作り手の誠意」なのだ。だから気持ちを込めようと思えばそこに限界はなくて、そうなると、自分の中である程度の見切りをつけることも、仕込みの大事な意味のような気もして。結構深いと思うよ、仕込みって。

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とかなんとか言ってる自分は、決して料理人というほどのたまではなく、ただただ料理を作ることに関してはまっすぐな想いがあるだけのこと。

その道を極めるとか、そういうことは自分は得意ではないし、なんとなく中途半端にしておくほうがずっと楽チンだもの。

そんなことばかり言ってるから王子には叱られるのだけど。

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夜は久々に会う友達が息子を連れてゴハンしに来てくれた。

彼女の名前と私の名前は同じ「ジュンコ」であることから友達になったのか・・・・どうかは定かじゃないが。

私のジュンコは「順子」、彼女はこっちの「純子」。本人いわく、「純粋の純なのよ、私のほうは♪」だそうな。自称「ピュア子」とか言ってるオモシロイやつでもある。

海外での生活も長い彼女からは、いつもかっこいいにおいが漂ってる。そして今日初めて会った息子の「はるポン」は、まったく人見知りをしない子。英語まじりの日本語しゃべったり、、そういうのは中学校の英語の成績が最悪だった私からしてみたら、うらやましい限りだ。

だけど一緒におしゃべりしてみたら、やっぱりどこにでもいるひとりのかわいい男の子で、、なんか安心する。

ママしてるピュア子ちゃんと会ったのは初めてで、それがすごくキュートで、彼女の新たな一面を見た感じがして、なんかよかった。

けどやっぱり自分のことをピュア子と言ってる彼女そのものの部分は変わっていないことも私を嬉しくさせた。

はるポンが店に置いてあるサンダーバード2号に釘付けだったのも可愛かったな~。サンダーバードしってる1年生なんてなかなかいないのだよ、はるぽんっ。

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晩ごはんに海老チリを作る。

にんにく、しょうが、ねぎ、そして豆板醤、ケチャップをよーく炒めるのがコツなのかなというところに気づく。今まで作った中で一番うまくいった。今夜は夏休み最後の晩餐?!と思ってるのは私だけ。

なんだか夏がまるごと終わっちゃう気分だ。

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2011年8月18日 (木)

8月18日(木)晴れ パクパク日和

目覚まし時計よりも早く起きた今日は、すっかり恒例となったパクパクの日。

子供たちがやってくると思うと、これからなにかが始まるというワクワクが、自分の中でどんどん膨らんでいくのがわかる。シナリオもセリフもない物語をゼロから組み立てていく作業みたで。何が起きるかわからないし、だけどわからないからこそ「何か」を期待する自分がいて。

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今日は4人の子供たちが来てくれた。3年生ふたり、1年生ひとり、そして年長さん。

「暑い暑い・・・」と言いながら買い物に行くのももう慣れた。おしゃべりしてれば結構あっという間だ。

途中かわいい黒猫を見つけてみんなで追っかけてみるも、猫のほうが遊んでくれよとばかりにきなりゴロンとなって甘えるしぐさをしてたのはオモシロかった。そしてこんな黒猫一匹から、子供たちの話は果てしなく膨らんでって、そういうのはさすがだと思った。それはまるで猫が恐竜になっちゃうくらいの発展ようなのだ。

子供たちの頭ん中は、なんて自由なんだ~。

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買い物から戻ってくると、いつものように何をどんなふうに作るのか作戦会議する。

今回子供たちはネバネバ~とかトロトロ~とか、そういう食感に注目してした様子。せっかくなので、その食感を生かして料理することにする。みんなエプロンつけてはりきる。

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こどもたちがそれぞれに作業しているのをじーっと見ていると、その子のすごい部分がどんどんおもてに出てくる。それは作業が上手とかどうとか、そういうことではなくて、その子の中身だ。

ひとつひとつのことを時間をかけてゆっくりと丁寧に取り組む子もいれば、周りに気を遣いながら自分のやることを見つける子もいる。もちろん中にはムードメーカー的な子もいて。そしてみんながそれぞれに作業している中、床に落ちたゴミをもくもくと掃除してる子もいる。

そういうのって、料理以前に、もっともっと大事なことのような気もする。そしてそれこそが、その子の中に埋まってるキラキラしてる部分なのだ。

だから一個一個 私なりに感じたことをそのつど「すごいね~」ってその子に伝える。その子の中のキラキラが、これからもどんどん輝いていけるようにと想いを込めながら。

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今日もあっという間だった。

こどもたちの中からは、まるで泉のように次から次へと言葉があふれてきたのはおもしろかった。そしてその泉にずっぽりと浸かってた私はなんとも心地よかった。

ななちゃんとまこちゃんがさいたまに帰っちゃうと思うとなんだか淋しいな。まほちゃん、しょうちゃん、また遊ぼうね。

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2011年8月17日 (水)

8月17日(水)晴れ。突然ゲリラ豪雨

朝寝坊中のふたりを起こし、買い物へと誘う。農家さんの産直野菜を買いに。

信号待ちのたびに腕組みしながら考えごとしてる王子。頭の中でお仕事をしてます。横から私が何かを言おうとしても、まったくそれに答えようとする様子なし。心ここに在らずだ。

あー、こんなときに誘うんじゃなかったと少し後悔するも、産直野菜を理由に、ほんのわずかだけどドライブ気分を味わえる!とばかりひとり浮かれてる私。悶々とパソコンの前で格闘してるばかりでは、いいアイディアだってひかめかないのだよ!。なんて勝手な私でしょ~。

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産直はやっぱり違うな~。色も鮮やかだけど、なんてったって野菜の表面が汗をかくみたいにみずみずしさがにじみ出てる。もう、この場ですぐにでもかじってみたい!

ひとつひとつの野菜のもつエネルギーみたいなものが伝わってくる。帰りの車の中でやっぱり我慢しきれずセロリを丸かじり。シャキッシャキでフルーツみたいだった。

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午後は、久しぶりに美容院に行く。なんだかわからないけどタクミもついてきて、ちゃっかり鏡の前で髪型を注文してた。小学生のくせになんてナマイキなの! 王子は仕事の打ち合わせとかで出掛けて行った。

私のほうはというと、以前びっくりするくらい、髪がごっそり抜けてしまった部分に、新しい髪が生えてきたのです。生えてきたのはいいけれど、これがまたツンツンしてしまって厄介もの。のび太くんの頭のてっぺんみたいな感じ。

なのでその部分に薄いブラウンの色を入れてもらって、のび太が目立たないようにしてもらったというわけ。はっきり言って、見た目はほとんど変わっていないけど、女子はこういうところ結構大事にしたりするからね。髪は女の命よ、なんて誰かも言ってた。

出来上がったタクミも、なんだかあまり変わりない。だけど「かっこよくなったね!」って言ってやる。そしたら「美容院ってすごいところだね~」ってかなり感動していた様子で、まるで御のぼりさん状態。 ま、タクミが喜んでくれたからよかった。

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今夜は遅くなりそうだと言ってた王子から19時過ぎに電話がある。今から帰るとのこと。

なんだか嬉しくなってタクミに言ったら、タクミも「やっほー」と飛び上がった。親のそういう気持ちは、子供にもまっすぐに伝わる。逆に、親が悲しい想いをしてたら、子供も悲しくなるということだ。だから親という位置にいる人間はいつだってハッピーでいるべきなんだと思う。ハッピーを製造してどんどんハッピーになったらいいのだ。

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王子は帰ってくるなり台所に立ち、なにやらとりつかれたみたいに作業を始めた。大好物のささげを茹でてる様子。

その上に、おろし生姜としょうゆをかけてむしゃむしゃ食べてた。なんだか子供みたいだった。お母ちゃん恋しくなったんだろか。王子の好物は、ほとんどがお母ちゃんが子供の頃に作ってくれたものなのだ、今でも。それを微笑ましく思うも、男はみんなマザコンだとこのとき思う。 

そのあと、ビールを開けてふたりでちびちびやりながら空心菜のナンプラー炒めや、もろきゅうなんかをつまんでたら、そのうちタクミも降りてきてミニミニ宴会みたいになった。

宴会中も王子の携帯が何度も鳴って、そのたびに空気がとまったけれど、でもまたすぐにもとに戻ってオモシロクもないオモシロイ話に花が咲いた。美容院帰りということもあってテーマはもっぱら男の髪型についてだった。

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眠し。明日はパクパク。元気の充電をしよう。

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2011年8月16日 (火)

8月16日の日記

王子もタクミも朝寝坊。

王子は仕事疲れ、タクミは遊び疲れ。ふたりとも疲れているということだ。

私はいつもどおりの早起きで、床の水拭きしたり台所仕事したり。朝という時間を濃厚に過ごす。しかもこの時間というのは誰にも邪魔されることがない。

そしてひと仕事終えた後にゆっくりと丁寧に一杯のコーヒーをたてる。ここが朝のゴール。

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今日のお昼のお客さまは、奥様3人組。

久々の再会という雰囲気で、席に着くとそれぞれに元気の確認をしていた様子。

そして時々食べものの話題が出てきたり。正直そういうのって自分にとっては嬉しきこと。やっぱり食べることが好きとか興味あるとか、、作るほうとしては、ぜひともそういう人に自分の料理を食べてもらいたいと思うもの。

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話に盛り上がっていたせいか、、、、

ひとりの方のお皿の上はほとんど手をつけていないまま戻ってきた。ひとくち、ふたくちお箸でつついただけで、ほとんど残っている。お口に合わなかったのかな、と少しだけ料理を作った人間として凹む。そして、「これではお腹すいてしまうではないかー!」と、その人の心配とかもしてみる。 

まぁ、どっちにしても、その方の自己表現として受けとるしかないわね。

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午後は一日パソコンにへばり付いている王子を外に連れ出そうとする。「買い物」という口実で。

だけど乗り込んだ車の運転席の彼はなんだかちっとも冴えない様子。やっぱり仕事が気になるのだな。

それを察したので、一番近くのスーパーに行くことにして、サクサクと買い物して出てきた。そしてそのまま家へ戻る。所要時間15分なり。お出掛け最短記録。

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夕方、お客さんがお肉を持ってきてくれるというので楽しみにそれを待つ。

タクミは庭で大きな緑のケムシと格闘する。水で攻撃したらしく全身びしょびしょだ。ケムシではなくタクミが。

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美味しそうなお肉だったので、さっそく持ってききくれたそばから、それで何かを作ろうと思った。テンメンジャンで味付けして甘辛に仕上げてみる。そしてそれを美味しそうに召し上がってくださった。ぅわーい♪

そのあとはお客さんと「人生はいろいろだね」的な話をして、なんだかまったりとする。これも、夜という時間だけが持つ魔力なり。

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店閉めて2階にあがれば、王子はまだパソコンの前。集中するとお腹がすくのも忘れてしまうくらいだから相当なもの。私なんか、お腹がすいてたらなんにも出来ない。まずは腹ごしらえというふうだもの。

「あー、メロディ屋台計画はどーなったんだ~」と言いたいところだが、一番はりきってた王子がこんなんだから今すぐにはできない感じ。「早くー!」とか、そこいらへんのこと突くと男の人って嫌がるもんね。黙って見ていよう。 

たぶん彼のことなので一度言ったことは必ず守る人だからお盆は過ぎたけれど、近々、やるんじゃないかな。

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2011年8月15日 (月)

お盆最終日

お盆はさぞかし店もヒマだろうと思っていたけれど、ありがたいことにお昼の予約をいただいた。

うちみたいな、やってるんだかやってないんだか分かんないような店でも、こうして誰かが集まって来てくれるのだから本当に感謝なことです。店開けた当初には考えもしなかった。

そう思うと、やっぱりなんだかキッチンに立つときの気持ちというのは中途半端にはできないな。「今」というのはけしてあたりまえなんかじゃないもの。

食べてくれる人の胃袋もそしてココロをも、満たすことのできるゴハンを作っていきたいと思う。大量生産じゃなくて、一個一個ココロを込めて作りたいな。

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今日は身内の集まりという感じのご予約だった。そうか、お盆だ。

いつもうちに来てくれるおばぁちゃま夫婦と娘夫婦とその子供という感じだったかな。

なんだかすごくほんわかしてて、いいなと思った。家族っていいなと思った。

ゴハンを囲む風景には、そういう温度がにじんでいるもの。その家族にしかない温もりなのだ。それはまるで一枚の絵の中の風景のようにすでに出来上がってるもので。夕暮れ時に窓のあかりがぽっと灯るときに、きゅんとなる、、、あの気持ちに一瞬なった。

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午後からはタクミが宿題してる横で私はぐうぐう寝てしまった。王子は夏休みだが、ずーっと部屋にこもって仕事をしてる。

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夕方3人で買い物に行ったが、タクミの「あれも見たいこれも見たい」で振り回される感じとか、、、「出来立てのシュークリーム買ってくるからここで待ってて」と言って飛び出してったきりそのタクミをひたすら待つ感じとか、、、

そういうのは、おそらくお疲れ気味の王子には堪えたのでしょう。王子は優しいから何も言わないけど。かなり険しい顔してたし、ずっと無言だった。

しかもタクミは自分の息子でもなんでもないなのだから、こういうときにほろっと気持ちの奥底に埋まってるドロドロしたものが出てきてしまうものだ。そういうのをチラッと感じた瞬間だった。

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帰ってきて王子にお茶を淹れた。お茶ぐらいで彼の機嫌がどうにかなるわけじゃないけど。タクミも、そんな王子の様子にちょっと驚いたようで、めずらしく静かだった。

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あー、こういうのってめんどくさいって思う。

まぁ、生身の人間だもの。疲れもするし、それによって気持ちがコントロールできなくなるときもある。

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私のできることといえばゴハンを作ること。

今夜はあなごちらしを作るぞよ。

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2011年8月14日 (日)

再び吉祥寺へ。そして名古屋に戻ってくる。

昨日の続き。

。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚

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私の「帰りたくない病」がはじまったため、寄り道することに。夕べの余韻がまだ冷めなくて、またしても吉祥寺に寄ることに。昼間の顔と夜の顔がぜんぜん違うこの町にますます興味津々。

ここは名古屋でいうところの大須に似てる。人々の活気とか、そこに生活する人間の息づかいとか、そういうのを身近に感じることができる。

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商店街で何かに並ぶ列を発見し、最後尾に並んでみる。看板を見たら「サトウ」というお肉屋さん。

804 たしか、テレビかなにかで見たことある。映画だったかな。まあるいメンチカツの有名な店だ。

http://www.good24.jp/shop/l027.html

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メンチカツとコロッケを買う。

アツアツをかじると肉汁がじゅわ~っとにじんでくる。メンチに入ってるたまねぎは、ざくざくと大きめに切ってあって歯ざわりがいい。カタチもまんまるじゃなくて、ちょっとデコボコしてる。あー、これぞ手作りの味!胸焼けしちゃうかと思ったけど、メンチもコロッケもペロリと完食する。

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このあと王子が駅前のヨドバシカメラに行こうと言うので、しぶしぶながらもついて行く。なんでここまで来て電気屋なんだよー!とは思ったけど。

店内をぐるぐる回ったら、さすがに帰りの高速道路の渋滞が気になって、「もう帰ろか」というふうにお互い顔を見合わせる。王子は携帯電話で渋滞情報を調べ始め、吉祥寺に別れを告げる。

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東名高速はものすごい渋滞とのことだったので、中央高速で帰ることに。国立府中あたりは自分にとって懐かしい場所だということとか、そんな子供の頃の思い出話を助手席でひとりペラペラしゃべって、王子はそんな私の独り言を聞いてるんだかどうかわからないけど「うん、うん」とうなずいてた。

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長野の山々を見られたのは中央高速を選んで良かったという感じにさせてくれる。中央アルプスを背に「ィヤッホー!」する。810_2

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807 雲間から太陽の光がこぼれる。空から天使のはしごだぁ♪ 助手席からパチリする。

かなりお疲れであろう王子に飲み物を渡したりアメやガムの補給をする。カーステレオから流れるFMが県の境目で何度も切り替わるのがおもしろかった。

なんだかスムーズに戻ってきた。少々時間はかかったけど、渋滞にはまることもなかった。

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帰ってきて久しぶりに入浴剤を入れた風呂に入る。何かが終わるときの無性に淋しくなるあの感じに一気に押しつぶされそうになる。夏休みの最終日みたいな気分。

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そして今日。

お昼にお客さんから予約をもらっていたことが、なんとか気持ちをまっすぐにさせてくれた。実にうまくできてるよな。

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それにしても、、、

日記書きながら、過ぎた時間をもう一度なぞってるみたいで、、、そしてそれを噛みしめてるみたいで、、、

なんだか楽しかったよ。

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2011年8月13日 (土)

新大久保レポ。そして吉祥寺ハモニカ横丁

まずは昨日の新大久保レポの続き。

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「サムゲタン」でお腹はとりあえず満足。けれど、せっかくここまで来たのだから、はしごすることに。

王子は前々から「新大久保で本場のタッパルを食べさせてやる」と言ってハリキッテいたのです。

タッパルといえば鶏のお手ての部分(もみじと呼ばれるところ)をコチュジャンだれで甘辛く煮たものなのだけど、自分で作ろうと思っても、なかなかこの「もみじ」が手に入らない。

スーパーに手軽に売っている「手羽元」を使って王子はいつも作ってくれるのだ。本場もんはどんなんだろう、と連れて行ってくれたお店で出てきたのがこれ。

799 正直、、、グロイ・・・( ̄◆ ̄;)

しっかりお手てのカタチしてる。食べてみると、実に辛~い、、、けど旨~い。。。♪

お肉というよりコラーゲンをこの甘辛だれと一緒にしゃぶる感じ。

王子が韓国にいた頃は、タッパルを注文するとビニールの手袋が出てきたそうな。うん、たしかに、これは両手使って思い切りかぶりついたほうがいい。

ここでも本場の味を堪能する。チャミスル飲んで辛いもん食べて、外は暑くて、体じゅうから汗が吹き出してくる。

ほろ酔いで気持ちよくなって、、、このあと韓国食材の売ってるスーパーマーケットをはしご。大袋に入った豆もやしや、韓国かぼちゃ(ズッキーニに似てた)、さまざまな調味料(ハングルで読めない)が売っている。店内は異国の香りがする。キムチやら生ものの匂い。

唯一王子がハングルを読めるので、彼に何でも聞いた。冷麺用の銀色の器と柄の長いスプーンと銀の箸を買った。

帰りに歩きながらバナナ牛乳を飲む。バナナ牛乳は韓国人の定番らしい。

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もっとはしごしたかったが、宿へ戻ることにする。お腹はいっぱいだけど「せっかくだから病」は抑えきれず海苔巻き専門店に寄ってキンパ(韓国の海苔巻き)を持ち帰りように包んでもらう。

800_2 そのお店の一番人気というやつを買う。にんじんのナムルやたまご、たくあん、魚肉ソーセージが入ってる。かなり具沢山な海苔巻き。

ご飯は酢飯じゃない。韓国海苔のごま油の香りがよろし。

それにしてもこのへんのお店の厨房を仕切っているのはおばちゃんが多い。オモニの味というやつだろうか。

すごく手際よく料理を作り、バイトの若い子が接客する感じ。日本語ぺらぺらな若い店員さんたちはサバサバしててなんだか愛想がない。でもその、つくってない感じには好感がもてる。王子はいつも流暢な韓国語で対応してた。すばらし。

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三鷹の宿へ戻り、ひと休みしたところで、このまま今日を終わりにすべきか、続きを楽しむか二人で悩む。正直、体はエライ(しんどい)。1時間ほどクーラーの下で体を冷やしたあと、夜の吉祥寺へレッツゴーとなる。「もう歳だね」と言いながら夜道をてくてく歩いて、「これも修行だね」と言いながら駅の階段を上った。

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806 吉祥寺といえばハモニカ横丁。学生時代はずっと東京だったけどこっちのほうには来たことなかった。今回初めて。

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小さい店が軒を連ねる。写真は次の日の昼間に撮ったもの。夜はまた雰囲気がガラッと変わる。

迷路みたいな道の両側には、昭和な雰囲気の呑み屋や、イタリアンやらスパニッシュやらインドやら、、、いろんな店が並んでる。どこもカウンターメインのお店で人と人とが近い感じ。

昼間からビールやお酒をあおる粋な風景があり、夜ともなれば会社帰りの人たちがうちわ片手に一杯やるみたいな。クーラーなんてない。そしてほとんどみんな立ち飲み。

お店の人とお客さんがすごく近いこの感じ、好きだな。

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スペインバルで一杯。

私は辛口のカバ、王子はテキーラとコーラを別々に頼む。

テーブルにはうちわが置いてある。これも当たりまえの風景。

たしかに暑いが、「この感じがいいよね」と王子と言いながら、ピンチョスやらキッシュをつまむ。

802 801 横丁の道はこんな感じ。

古くさいのではなくて、味わい深いレトロな感じ。店の雰囲気も、ここに集まる人間も、それぞれにこだわりをもってる。古きものを大事することとか、そしてそれがこの町の良さでもあることとか。そういうのがすごく温かい。この土地の人々の温かさなんだろう。

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さすがに疲れてこの日はおしまいということに。

帰りは私が勝手にタクシーを拾い宿へ。電車に乗る元気なし。

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本日7時起床。シズラーでモーニングして帰り支度。私の帰りたくない病がはじまる。

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続きはまた明日。

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2011年8月12日 (金)

ちーころちゃんちへ。そしてそのあと。

昨日、パクパクキッズを終えてちーころちゃんところに向かった。

ちーころちゃんとは高校、大学の7年間一緒に青春時代を送った親友である。その後、私が結婚したり、出産したり、名古屋に引っ越したりしても、人生の節目節目で会ってる大事な友人。

今回彼女に会いたいと思ったのは「近況報告せねば」と、どうしてだかそう思う自分がいたから。そう思うと節目ということなんだろうか、今回は。

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向かうはさいたま新都心。「さいたまアリーナ」のすぐそば。

車で行くのは初めてだし、運転手の「王子」という人に会わせるのも初めて。

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日にちだけしっかり決めてウキウキわくわくで乗り込んだけど、「足柄」を過ぎたあたりから渋滞が始まった。ラジオの交通情報のよるとどうやら今日からお盆の帰省ラッシュとのこと。あー、20時過ぎには着くはずだったのに、、。

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途中、あまりに車の進みがゆっくりなのと、王子の眠気との闘いもあって、一度高速を降りたり、、、車の流れが出てきたのを見はからって再び高速に戻ったりで、、、

予想してた時間の倍かかってようやくちーころちゃんのとこに到着。すでに22時をまわってた。夜分遅くにごめーん、という感じになる。

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2年ぶりくらいのちーころ亭は、やっぱりなんだか落ち着く。ご主人がお得意の餃子を焼いて待っててくれた。やったー!この餃子、ちーころ亭に来るたびに御馳走になってるのだが、まさにお店顔負けの味。具の味のバランスといい、包み方といい、絶妙な焼き具合といい、バッチリ。

王子は「初めまして」と同時に餃子にかぶりつき、ビールを流し込んでた。まるで自分ちみたいにくつろいでいた様子。ちょっとぉ~。( ̄0 ̄;ノ

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そしたら私たちの気配に気づいてか海翔が(ちーころちゃんとこの長男です)起きてきて、彼も宴会に参加。腰をくねくねしながら陽気に踊ったりしてる姿はゼンマイ仕掛けの人形みたいでめちゃくちゃ可愛い。まったく人見知りというものを知らない海翔は誰にでもすぐ馴染んでた。子供好きの王子は彼のオモチャとなる。

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会えば学生時代の話題に花が咲く。私たちにとってあの時代というのは伝説みたいになってる。日々、音楽に明け暮れてたあの頃というのは、今思うとかなり濃厚だった。音楽しか知らないようなナンチャッテお嬢様みたいな位置にいたし、それを楽しんでいたのも確かで。

個性の塊みたいな人間があふれてたあの学校はかなり特殊だったし、面白かったし、学食のラーメンの味と一緒で、今でもすぐに思い出せたりするもの。あれから20年ほど経っているけど、今でも手を伸ばせばすぐ届きそうな場所に、その思い出は温度をもって私たちの中に生きてる。

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話は尽きなかったけど、もう0時をとっくに回っていたので、ちーころちゃんが予約してくれてたマンション敷地内にあるゲストルームへと退散することに。王子のこと、もっと紹介したかったけど、なんだかできなかった。

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部屋に入ったら王子も私もバタンだった。となりで大きなイビキが聞こえてた。

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私はいつもの癖で5時すぎに目が覚める。一瞬、ここはどこ?状態になる。2度寝しようかと思ったけどあまり眠くないのでごろごろしながらテレビを見た。8時過ぎ、王子も起きてきて、近くを散歩した。

蝉の合唱の向こうで、近未来チックな背の高い建物がいくつもそびえたつ風景はなんだか不思議だった。缶コーヒーだけ買って戻ってきた。それにしても、さいたまも暑い。名古屋の暑さの種類とはまた少し違う感じがしたけど。

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10時。チェックアウトと同時にちーころちゃんファミリーと一緒に今日から開催だというお祭りに行く。アジアンな屋台が軒を連ねているこの祭り、食いしん坊の私にとってはたまんない。王子と一緒にあれもこれも食べてたら、あっという間にお腹がいっぱいになってしまう。頭は「もっと食べたい」を言ってたけど、胃袋が着いていかなかった。これも歳のせい。791 写真:タイ屋台にて。タイダック(あひる)ご飯とパッタイ 大好きなパクチーがのってる

ちょっと心残りだったけど、ちーころちゃんファミリーとはここでバイバイということに。心残りというのは、「屋台料理をもっと食べたい」というのと「あー、もっとおしゃべりしたかったぁ」という両方。

昔からの友人というのは、なんだか家族みたいだし、会えばあの頃の空気にすっと戻れる感じも、ある意味気をつかわなくていいから楽チンだ。

王子が「お前たち、久々に会ったっていう感じしないな」ってちょっとうらやましそうに言ってた。そう、なんだかお互い慣れ親しんだ空気みたいな関係だから。

「また来るね」ってまるで明日また遊びにくるみたいにバイバイして別れた。ちーころちゃんとご主人と、その間で海翔が手を振ってた絵に、お互いあれからいろんな歴史を刻んだというリアルな現実を想ったりした。月日はいつの間にか流れたのね。808 写真:帰りに海翔からもらったチョコ。しっかりちゃっかり本人が印刷されてます♪かわゆい。

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次に向かったのは、新大久保。いつのまにか名所となってしまったコリアンタウン。予約してた三鷹の宿にいったん荷物を置いて、電車で向かうことにした。今日は食べて飲んだくれてと決めてたから、車は置いていくことに。

王子と初めて一緒にのった山手線は、自分の中で昔と今が混じり合っていてなんかおかしな感じがした。学生の頃の私を隣で覗かれてるような、、、そんな気分だ。車内は昔よりもずっと近代的になってたので驚いた。駅に到着したときに流れる音楽は昔と同じだった。

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新大久保の駅は若い年頃の女子であふれてた。その中にときどきち歳を重ねた感じの女性の姿もチラホラ。王子くらいの歳の男子はほとんどいない。

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796 美味しそうな匂いのするお店に入った。ちーころちゃんところで食べたアジアンがまだ消化しきってなかったので、胃にやさしいものとを、「サムゲタン」を注文する。王子は生を私はゆずの入ったマッコリを。テーブルには頼んでいないのに、たくさんのお惣菜が運ばれてくる。これも韓国流。

そんなのをちびちびつまんでたらグツグツいいながら鍋が運ばれてきた。「おぉ~~~」と思わず出てしまう。実はサムゲタンは初体験な私。

795 丸鶏の中にはもち米が詰めてあって、ナツメ、ニンニクなども入ってる。高麗人参なんかは入っていなくてどちらかというと日本人向けなのかな。塩味がとてもいい。シンプルなんだけど鶏もうま味を存分に楽しめる感じ。もちろん胃にもやさしい。

暑い夏を乗り切るために韓国人はあえてこの熱い「サムゲタン」を食べるという。これは夏の食べ物らしい。

う~ん、たしかにこれは熱い食べ物だけど、食欲が落ちるこの時期にはバツグンな御馳走なり。王子は水キムチを頼んでくれて箸やすめに食べたが、これがまた普通のキムチよりもやさしくて、サラダみたいで美味しかった。

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まだこのあと、新大久保食べ歩きツアーは続いたですが、今日はこのへんで。しゃべり出すと止まんないのが私の悪い癖。

続きは明日の日記に。

写真のお店:コリアンダイニング おんどる

         http://www.e-ondoru.com/

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2011年8月11日 (木)

予定のある日

水色の空に、まるでクレヨンでなぞったみたいな淡い雲。。。

今日も暑くなることを予感させる蝉の大合唱。。。

・・・・・・・・・・・・・・」

これからまもなくちびっ子たちがやってくる。パクパクの日。

みんなここに来るのは初めての子供たちです。

子供たちと一緒に作る時間は、白い画用紙に絵の具をのせていくみたいで楽しい。

さて、今日はどうなるのかな。

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午後からはさいたまの親友「ちーころちゃん」のところへ遊びに行きます。

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予定がまったくない日の贅沢な感じもいいけど

予定がある日の「わくわく」がどんどん製造されてくるこの感じもいいものだな。

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ではこれからちびっ子と一緒になって遊んでまいります。

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2011年8月10日 (水)

メロディ恋愛相談室♪

恋愛から学ぶことは多いと思う。

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・・・・いきなりな書き出し。

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恋に悩む男女の悩みをときどき聴く。

そのときいつも思うのは、「恋愛のカタチ」は人それぞれみんな違うということ。

恋愛本らしきものに強引に自分のパターンを当てはめてみたり、、、、

愛の女神さまにお祈りしてみたり、、、

恋すると人はおかしくなる。。。

ココロは化学反応を起こして苦しくなる。。。

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だけど、

その苦しみからいろんなことを学んだりする。というものも、「自身を見つめる」という作業を人間はこのときするからだ。まったくうまくできてる。

そう思うと、「恋の苦しみ」の原因は結構「自分」だったりすることが多くて。その作業というものをしながら自分のいろんな面を見てしまったりするから。そして、たいがいそんなときというのは自分のキライなところばかり見えてしまうもの。

・・・・・・・

恋をすると、そうやって少しだけ離れた位置で自分を見ることができたり、ココロが揺れ動く感触を味ったり、

平坦な日々の中ではけして味わえない感覚を経験するのよね。なんとすばらしきことでしょう!

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「恋愛」とは自分自身と向き合うチャンスなんだな。この世にたったひとりしかいないこの自分という人間と。

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だから・・・・

どれだけ悩んだっていいと思う。どれだけ時間かかってもいいと思う。

解決しちゃったら案外おもしろくないものなのよ。

「恋してる自分にとことん酔っちゃいなさい。」とメロディ先生はよく言ってます。

そこが大事だと思う。

だって「自分」大事しなくて、相手を大事になんてできないよ。

・・・・・・・・・・・・・・・

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ここは恋愛相談所♪

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2011年8月 9日 (火)

不思議な出逢い

ゴーヤが黄色になった。そろそろ食べてみようかな。

朝いちばんで入ったキッチンには湿った重たい空気が詰まってた。今日は暑くなりそうだ。

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・・・・・・・

お昼すぎに、ひとりのんびり仕込みしてたところに「ピンポーン」。誰か来た。

宅配便のお兄ちゃんかと思って勢いよくハンコ持って玄関に飛び出すと、そこには体格のいい見慣れないおじさまが立ってた。そして門をくぐるなり

 「ランチ食べに来たのに、なんで店やってないんだ!」

と額の汗をぬぐいながら、少し強い口調でそう言った。そしてその手にはインターネットのページを印刷したであろうものがあった。

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えー ( ゜Д゜)!店のことなんか、どこにも宣伝なんかしてないのにぃー。どうしてうちの店の情報が載ってるの!とかなり困惑しながら・・・・どうなってんのかまったくわからなくて・・・

 「あのぉ、、、今はほとんど予約をもらって店開けてるようなもので・・・・。でもせっかくお越しいただいたのですからどうぞお入りください」 

と、とりあえず言った、、、しかし

お米も炊いてないし、、、、仕込みも途中だし、、、。だけどなんとかなるだろうとどこかで思ってる自分がいたのはたしかで。

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お水とおしぼりをお出しして、いそいでキッチンにこもり作り始めた。

おじさまはカウンターに座った。険しい表情を残したままに。

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前菜の盛り合わせとパスタを作った。食べてるところを見たわけではないけど、ゆっくりと時間をかけて噛みしめるようにして食べてたみたい。自分にとってはまさに緊張の時間。やけに長く感じた。

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「ごちそうさま」が聞こえて、アイスコーヒーを用意した。まだ、おとしたばかりの、ちょいとぬるいやつ。

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そして、このあとお互いにこんなに長く濃い話をするなんてそのときは想像もしていなかった。

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おじさまの故郷の話やら、生い立ちやら、そして今を懸命に生きてることだとか、、、。おじさまの言葉ひとつひとつには決してまっすぐではなかった様々な人生を歩んできた人間特有の重みがあった。何かを貫いている潔さみたいなものもあって、それが一点のくもりもないものであることをも。

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ほんとに出会いとは不思議なものだと、このとき思った。そして今の自分にとってすべて意味のあるもので。

もし神さまという人がいたら、今日のこの時間を用意してくれたことに感謝を捧げよう。

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帰るときのおじさまの顔には、なにか張りつめてたものが一瞬にして緩んだときの穏やかさがにじんでた。

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しかし私のダメダメさ加減は変わりなく (p_q*)、、、、おじさまが帰りがけに

 「この店はお客に気をつかわせるんだな・・・まったく」

と、あきれながらもその顔はにこやかだった。

まったくコノヤロ~だ。

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2011年8月 8日 (月)

パクパク珍道中~♪

ベランダの朝顔が色とりどりに咲いた。朝いちばんの風は昔どこかで味わったことのあるやわらかさと匂いを含んでた。

10代の頃に友達4人で江ノ島でむかえた朝の風に似てた。一晩じゅう夢を語り合ったまだまだ青い頃の甘酸っぱい夏の思い出。

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朝10時。こどもたち4人がやってきた。今日はパクパクの日。

今日集まったのはまだ小学校をあがる前の元気のかたまりみたいな子供たち。

はたしてどうなるやらと、いつもどおりワクワクが高まった。

まずは買い物へ行こうと暑い暑いアスファルトの道を上の子が下の子の手をひいて顔じゅう汗だらけにしてみんなで歩いていった。歩く道々に出会うおじさん、おばさんに大きな声で「こんにちわ~」してる子供たちを見てると、忘れかけた何かを思い出したりする。そしてそんなときは必ずと言っていいほど、ニコニコ顔のおじさんとおばさんが話しかけてくる。

子供から教わることはいっぱいある。

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やっとのことでスーパーにつくと、みんなでひとつひとつの野菜の表情をたしかめながら進んでいく。途中で欲しいものを見つけると必ず立ち止まってしばらくじっと眺めてる姿は、やっぱり小さな子供。

だけどこんな小さな子供の中にも、ちゃんとしっかりしたものが埋まってて、立ち止まったあとには、またするりとみんなの輪に戻ってきて買い物の続きをした。誰ひとり「あれ買ってこれ買って」言う子はいないのだからすごい。

私はそういうのをちょっと離れたところから、子供たちがどんなふうに考えたり行動したりするのかというのを黙って見てたりする。正直、それはおもしろい。

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帰り道もいろいろあった。

先を歩いてたおばぁちゃんが仏様にお供えするような菊の花束を道端に落としたのに全く気づいてないのを子供たちが見つけて、おばあちゃんを追いかけて届けてあげたり、かぶってた帽子が風に飛ばされて拾いにいったり、蝉の話で盛り上がったり、、、

子供たちと一緒にいると何か楽しいことがいつでも降ってきて飽きなかった。

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家について調理開始となる。

もちろん包丁を初めて持つ子ばかり。

危なっかしいけど、ここはこの子たちを信じるのみ。もし万が一、指を切ったとしてもそれはそのとき考えれば、、、と、やっぱりこのときも遠くから見守るだけだった。トマトを切るときに上からぎゅっと力をかけてしまって、ぐちゃっとなるのもこれも経験。

まだようやく調理台の上に頭がちょこんと出るくらいの3歳のモカちゃんは、お兄ちゃんお姉ちゃんたちが料理している後ろで木琴を鳴らしながら歌ってた。

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出来上がった料理は、茹でて冷やしたおそうめんの上にお花畑みたいに色とりどりの野菜をのせるというもの。

普段苦手だと言ってた野菜も、なぜかこういうときにはみんなきれいに食べてた。子供は、子供たちを通して、いろんなことを感じながら学ぶということ。頭でっかちの大人の言うこととは違うところで子供たちはいろんなことを感じてるのだ。

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食べ終えて、みんなでお皿を洗ってママたちが迎えにくるまでぬり絵をして遊んだ。

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今日もあっという間の子供たちとの時間でした。

子供たちが何を感じたのかわからないけれど、私は今日もたくさんのことを想いそしてそれをゆっくりと今、噛みしめてるところです。

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2011年8月 7日 (日)

大阪・串かつ・通天閣

王子は休みをとり朝8時、3人で大阪へと向かった。

大阪といえばイケア。今回の目的は廊下に置く棚と王子の机を買うこと。

店で使うものや、自宅使いのもの、昔の王子の家族が使ってたものやらが1階の廊下に無造作に積んであったのが前々から気になってたのだ。

王子の机というのは、作業台みたいなもの。ものを作ることの多い彼にとっては、普通サイズの机では話にならない。ちょっと大きめを今回探しに行った。

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車で3時間ほど。途中のパーキングでジュースを買うのに立ち寄っただけでほとんどノンストップだ。渋滞の道を抜ける方法も、もうだいたいは分かっているそうだ。タクミは後ろでぐうぐう寝息をたててる。助手席の私は一生懸命眠いのをこらえた。

これも王子の機嫌をそこねないため。まぁ、万が一寝たとしても彼は怒ることはないのだけど、そういう気遣いだけはいちおします、、、私。

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夏休み、しかも日曜日ということもあってか、店内は家族連れでにぎわってた。ショッピングカートを転がすもの大変なほど。

だけど目的のものは決まっているので、サクサクとでっかいカートにのせてレジへと進んだ。

タクミは、あれもいいなこれもいいなで途中何度も足踏みしてたけど、私たちがさっさと進んでしまうので少しばかりご機嫌ななめな様子。イケアのフロアはめちゃめちゃ広いから、順路を逆行するのはちょっとばかり大変なのだ。しかもこの人では、来た道戻るなんてそう簡単じゃない。タクミには、レジ向こうにあるカフェのホットドックとソフトクリームでここは勘弁してもらうとしよう。

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買い物したものをカートにのっけたまま駐車場へ向かった。ここからがまた大仕事。

大きなダンボールの荷物を車に詰める作業だ。後ろ座席を倒したり、トランクのスペースをうまく考えながら詰めていった。もっぱらこれも王子が全部やるのだけど。限られた空間にまるで積み木をびっちり詰めてくみたいに上手に乗せていく。

これも若い頃、運送の仕事をしてた王子の知識と経験のたまものです。

私とタクミができることなんて、せいぜい汗だくの王子にうちわで風を送ってあげるとか、王子が担いだ箱のはじっこを持つとか、その程度。なんにもできないから、できることをするしかない。

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そのあとはさっさと帰って、棚を組み立てたり片付けしたりしようかと思っていたけど、

新世界の串かつでも摘んでいこうということになって寄り道することにした。

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それにしても暑い。気温もそうだけど大阪人の熱気のせいもある。

けれど、店の前をふらっと通るだけでも必ずといっていいくらい声を掛けてもらえるこの土地の人たちの温度はきらいじゃない。東京の空気よりもずっと好きだし、心地いい。

小さな子供たちが流暢な大阪弁を吹き鳴らしてて、なんかカッコイイと思った。ここは大阪王国なり。昔から根付いた独特の文化と人々の力強さを感じる。

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串かつ2、3本摘んでたこ焼き食べて、さて帰ろうとなった。通天閣は今日もまぶしかった。

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早めに出たせいか帰り道もすいすいだった。

王子は眠いと言うので、途中一度だけパーキングによる。

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18時、家に着く。大きな荷物をおろすなり、王子は組み立て作業。私はろうかの後片付け。気づけば21時。

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晩ごはんは、冷麦と昨日お客さんに出し忘れた料理を大皿に並べてビールと一緒につまんだ。王子もタクミも「旨い、旨い」と言って食べてた。なんだかんだいっても家の味が一番落ち着く場所だったりする。私はぬか漬けをぽりぽりしながら焼酎を1杯だけ飲んだら眠くなってきて、今ゴロンとなってこの日記を書いてます。

王子は明日も朝早くから仕事だ。そして明日は待ちまった洗濯機が届く日。

王子がまだ使えるからと、前のご家族が使ってたものをそのまま引き継いだけど、ほんとはなんとなく嫌だった。ちょうどその洗濯機の寿命がきたのと、なにかのタイミングが合って、今回やっと新調することに。

たかが洗濯機だが、こういうちょっとしたところに、自分たちの新しい時計が回り始める瞬間を感じたりするものだ。女はこういうところ、結構大事にする。

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明日は朝から新しい子供たちがやってきます。パクパクの日です。

シナリオがまったくないところがワクワクだ。さてどうなるかな。

もう寝よ。

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2011年8月 6日 (土)

ちゃぶ台はいいな

誰かのためにゴハンを作ることは楽しい。

来てくれる人たちの顔、思い浮かべながらここに立つと自然に背筋がぴんとなる。

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今日はちゃぶ台倶楽部の日。

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王子もいつもより早めに帰ってき参加。今にもはち切れそうなほどのテンションでみんなの中に入ってきたのにはびっくりした。どうやら会社帰りの車の中で事前に仕込みしてきたようだ。

まったくこんなふうにバカみたいに人を喜ばせようとするところ、、、王子の優しさだったりする。

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台所で料理のしたくしながら、みんなのワイワイな雰囲気を感じた。

ほとんどのメンバーがお互いに「はじめまして」で集まったわけだけど、なんだかとっても温かい空気がそこにありました。

これも、

ちゃぶ台のおかげではないかと・・・・。

アパートでのちゃぶ台倶楽部より、ちょっとだけ人数も増えて、ちゃぶ台もひとつ増えて、、、

だけど

あの雰囲気は変わってなかった。ここに座るとひとりひとりが主人公になる。「はじめまして」なんだけど、なぜか昔からの友達みたいになる感じ。

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来月もやるよ。

「遊びに来てね」

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2011年8月 5日 (金)

秘密基地♪

ベランダの朝顔が薄桃色の花をつけた。

そんな夏休みの絵日記みたいな風景に、どこか懐かしさを覚えた。

一輪の花が咲くことにここまで感動するだなんて思ってもいなかった。まるで可愛い我が子の晴れ姿を目にした気分。バラのような華やかさはないけれど、清楚で気品あるべっぴんさん。

日本の夏の絵。

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今日も仕事の予定を入れていた王子だったが、どうやら昨日のうちに今日のぶんも片付けてくれたよう。なんたって隣には、このうるさいブータレ姫がいるのだ。

というわけで思いがけない嬉しい休日が突然降りてきた。

ただ、明け方4時まで仕事してた王子のことだから、ここは思う存分寝かせてあげようと。

そんなふうに決めてた自分だけど、、、

王子の頭のどこかに今日という日はちゃんと赤丸で囲ってあったのだろう、、、、

「あー、寝てたら休みが終わっちゃう」なんて言いながら昼前に起きてきたのだ。

仕事のある日は小学生なみに寝起きの悪い王子なのに、休みともなるとまったく逆なのだから。

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朝だか昼だかわからない時間にゴハンをすませ、王子が張り切って庭の草むしりをはじめた。家の脇や裏手は森みたいになってたのだ。 

私の背丈ほど伸びた雑草を片っ端から抜いていった。私はその横でお手伝い。親指の先ほどの小さな蛙がぴょんぴょん飛び跳ねてて可愛かった。

王子とふたりで外で作業してたらタクミも仲間に入れてくれよとばかりに降りてきて、今度は王子とタクミとで、庭に大きなテントを張った。

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実はこのテント、前々から王子が欲しいといって購入したもの。ここで屋台村やるのだそう。具体的な日にちはまだ検討中だけど、この夏やりますよ♪

ご近所さまの迷惑にならない程度に。なので あまり宣伝しないでこっそりひっそりやろうかと。我が家に遊びに来る感覚で立ち寄ってもらえたら嬉しいです。詳細はまたもうひとつのブログのほうでご案内しますね。

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テントの中は意外にも涼しくて、作業の手をとめてひとやすみした。気温は上昇してるはずだけど、どうしてだか吹いてくる風が心地いい。

天然の風のやわらかさを久しぶりに肌で感じて「あぁ、ハワイアン流したいよね」なんて言いながら、子供のころに秘密基地を作ったときの、あの得意な気分になった。

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午後はホームセンターに入り浸って、、、入り浸ればつい色んなもの買ってしまって。王子はまた工具を買いました。うちはいったい何屋だ?!というくらいお店の上にはものすごい種類の工具類が部屋を占領してるのです。まぁ、これも好きなことを極めるという王子の性格、、すばらしきこととしておこう。

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西の空へ日がかたむき始めたころ、なんとなく気持ちのバランスとるのがむつかしくなってきて、台所にこもった。

温かい陽だまりの中に一日いたような今日。まるで子供のころに思い描いてた絵の中に自分がいたようで。青い空と太陽と朝顔と笑い声、、、。

「嬉しい」という感情なのかな、これ。

なんだかわかんないけど、今、何かをゆっくりと噛みしめてる感じ。

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さて。晩ごはんのしたく。

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2011年8月 4日 (木)

忙し王子とぶーたれ姫

今日は半日休みもらった、、、と王子。

午後から出掛けるとのこと。

朝から、その数時間の計画を立ててるのに胸躍らせた。まずは産地直売の野菜を買いに行って、、、、そしてそしてちょっとゆっくりできるようなお店でランチして、、、とかなんとか。

その数時間の楽しい計画を。

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そんな私のひとりワクワク計画もよそに、日ごろの疲れがたまっているせいか、、、

王子、いっこうに起きる気配なし。おてんとうさまが王子の顔に、まるでスポットライトみたいにまぶしく照らしているというのに。

そしてタクミ。なぜか王子とおんなじような格好で寝てる。布団を抱きかかえて横向きになってエビみたいに背中を丸めてる。しかもふたりとも同じほうを向いて。

血のつながりを越えたものとは、もしかしたらこういうものなのかも、、、、とそのとき思う。そしてそういうふたりの姿を、ちょっとだけ上のほから見て微笑ましく思うというのは、女という種族の性質なのかも知れなくて。

そんな幸せの絵がずっと続いて欲しいという想いと、せっかく王子が半日居るのだから楽しみたいというわがままな想いとが一緒になって、、、

なんだか今日は変な朝だった。

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まぁ、ちょっと考えて、、、

久しぶりの朝寝坊をじゅうぶんに堪能させてあげようということにした。

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お昼近くにふたりして起きてきて、どこかに食べに行こうとなった。

タクミがいるし、王子の制限時間もあったので、近くのピザ屋さんに行った。なんだか雰囲気も味もファミレスみたいだったので、王子も私もちょっとがっかりな感じはあったけど、お互いにそのことは口にしなかった。こうして3人でひとつのテーブルを囲むこの時間がなによりも嬉しかった。タクミはなんか楽しそうだったし。休日って感じがする。

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帰ってくるやいなや、そそくさと仕事の準備をはじめた王子。スーツに変身して大きなカバン抱えて出ていった。「今日は何時ごろ帰ってくる~?」って聞くと「ぜんぜんわからない」の返事だったので、これは遅いということだ。

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午後はタクミと撮りためておいたビデオを観た。もちろんお笑い番組。くだらないところがオモシロイのに、、王子にはこの「くだらなさ」がわからないのだな。お笑いとは深いのだよ。

タクミとふたりして大笑いした。

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夜。私はお店。タクミは夏休みの宿題。(ほんとにやっているのか怪しいが)

王子から連絡なし。

もしかしたら仕事先のお客さんとここで食事するかもしれない、とのことだったので、おつまみやらなにやら、いちお準備しておいた。

だけどあんまりにも連絡がないから、、、しかも料理もどこまで準備していいのかわからないし、、。こっちからメールしてみた。

そしてしばらくして電話があった。「今から帰るね」と。

「あれ?お客さんは?ゴハンは?」と聞くと

「もう外で済ませてきたから」とのことだった。

ばーろー!だったら前もって言ってくれ~!

とは言わなかったけど、それっぽいことは言いました。

いいもん。タクミとふたりでこのローストビーフ食べちゃうもんねだ。

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早く王子の休日っぽい日がやってきますように。

男の人は大変だな。

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2011年8月 3日 (水)

あほぉのひとりごと

昨日から干しっぱなしの洗濯ものが、おてんとうさまの下でパリパリに乾いてた朝。蝉の大合唱が朝を連れてきた。今日は暑くなりそう。

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寝不足ではないはずなのに、読みかけの本はいっこうに進まず、2、3行目で追えば眠りが降りてくる。薄っぺらな文庫本はまさに睡眠薬。王子を朝いちで送り出したらまるでスイッチが切れたみたいにバタンと横になってしまった。

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なんだかすっかり頭の中が夏休みになってる自分。子供の頃味わった感触をそのままなぞってるみたいだ、、今。

このまま永遠に夏休みが続くと勘違いしてる子供の私と、、、夏休み最終日にようやくやってない宿題に気づいて現実に返る私と、、、その両方を味わってる感じ。

ただ、ちょっとだけ大人になったと思うところは、その両方を感じてる自分のことを認めてたりするところなのかも知れないな。超アホなのだけど、そんなふうにしかできない自分、、みたいな。

もしかしたらかなりこれは重症なのかもしれないが。。。

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いいの、いいの。自分の中身を知ってるのはこの自分しかいないもの。ほかの誰にもわかりはしないのよ。

ひねくれてるわけでもなく、、、かといって開き直るわけでもなく、、、、

なぜか今はそう思う。

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夕方近くに、タクミがやってきた。小学生の夏休みとはまったく自由なものだ。

王子がここのところ夜遅くまで仕事してるから、タクミには王子の邪魔をするなと言い聞かせた。それでなくても、仕事でカリカリしてるときに、人の子がそこに居るというだけで特別な感情が湧いてきはしないかと、私としては結構そのへん気をつかったりするのだ。

血のつながりを超えたところにあるものを感じることができるようになるなんて、そう簡単なことじゃないことくらいわかってる。

人類の仕組みとは、なんとめんどうくさいのだろうとそのとき思う。

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そう思うと、ただただ「嬉しい」とか「悲しい」とか、、、

そのとき生まれるありのままの感情を出して、ときにはぶつかり合ったりもしながら、、、それらを共有することが、もしかしたら「つながり」というものの根っこなのかもしれないなと思う。それがココロでつながるということだと思うから。

ココロのつながりは、いかなるものをも超えるものだと思っているから。

血のつながってない者どうしが、分かち合える何かというのはここにあるのかなと思う。

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腹が減ったと言って外へ飛び出していったタクミは、どうやら近所の牛丼屋さんへ行ったらしい、、、あとから聞いたことで。 誰に似たのか、、、こういうところはオヤジ。

王子はいつもよりも早めに帰宅。そしてそのまま部屋にこもってまた仕事。ほとんど顔見てない。

なんだかみんなバラバラに居るけれど、家の中は温かいです。

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今から腹っぺらしな男どもに水餃子を作ります。パクチー入り。

作ってる途中でどなたかお客さんがやってきたら一緒に食べようかと。

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2011年8月 2日 (火)

パクチーの思い出とひとりごと

灰色の空がどこまでも広がってた。朝いちの洗濯もの、気づいたときには雨の下。取り込むのも面倒なのでそのままにしておいた。

ベランダのゴーヤが日に日に大きくなってきた。チャンプルーにしようと王子に言ったら、黄色になるまで待ってなさいとのこと。どうやら黄色いゴーヤはフルーツみたいに甘いらしい。これは楽しみ楽しみ。

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ここのところずっと「タイ料理が食べたい!」と言い続けてる私。

このあいだ買った山盛りのパクチーですっかり頭の中はアジアンになってしまったのです、、、わたくし。

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そもそもパクチーとの出逢いは20代の始めだったかな。有楽町の河口飯店というお店(タイ料理中心でアジアン系料理のお店)のトマトの冷たい麺の上に涼しげな感じにのっかってたのが初めてのパクチー。あまりにも刺激的な香りに最初は驚いたけど、、、これがまんまとはまってしまったのだ。

マリオンで映画観て、河口飯店、、、っていう定番デートコースは今思うと甘酸っぱい思い出で、このパクチーの味と一緒になって私の中に温かく密やかに埋まってるもの。

そしてやっぱりパクチーを食べるとき、あの頃を思い出したりして、、、。若くて青くて、まるでパクチーみたいな、、そんな不器用な恋愛物語を。

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そんなパクチーといって思いつくのは、ベトナムとか、タイとか、エスニックとか、、、そのあたりかな、もっとあるかも知れないけど。

うー、今私はタイ料理が食べたいのじゃ。甘くて、酸っぱくて、辛いやつ。

食べ物の欲望というのはなかなか抑えられないのです、、、自分の場合。「食べたい」と思ったら、なにがなんでも食べないと気がすまなくて。

さいわいにも、私の食べたいと思うものは比較的安価なものが多くて、、、そう思うと安上がりです、私。

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王子は毎晩遅いしな。一緒に食べに行きたいけど、ちょっとむずかしい。

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とりあえず冷蔵庫の中のもので作ってみた。今日のまかないはパッタイ。

タマリンドはさすがに近所のスーパーじゃ売ってなくて、ナンプラーとはちみつとオイスターソースとレモンでなんとなく味付けしてみた。

そしてパクチーをどっさりのせる。

まぁ正直、自分で作ると美味しいとか美味しくないとか、あまりわからない。

だけどなんとなく脳ミソの欲求は埋められたかな、、、これもパクチーのおかげかな。

そして作って思ったことだけど、、、、

甘くて辛くて酸っぱくて、、そしてパクチーがあれば

それとなくアジアンになるんじゃないかしら、たぶん。誰が作っても。

という感想。(○゚ε゚○)

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やっぱり今の私は

おデートがしたいみたい。タイ料理三昧の♪シンハー飲みたいっ。

ひとり時間が長くなると、女はぶーたれるのです。そういう生きものです。

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夜風が心地いい。

夏休みの近所の子供たちの元気の余韻がこの夜にまだしっかり沁みてる。

家族の声。温かく灯るオレンジの窓。

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2011年8月 1日 (月)

バイバイは嫌い

ナオとタクミは昼前の電車で帰っていった。

別れるときの寂しさも、いつもの倍。

ホームのふたりをこっち側で確認して手を振ると、いつものタクミの横に恥ずかしそうに下のほうで小さく手を振るナオがいた。ナオは今回、何を感じたのかな。背中のリュックが重くなっていないといいけど。

朝ごはんを食べてさっさと帰り支度をしているふたりと見てたら、あいつらはすげえなと思った。私なんて「想い」につぶされてしまって、ふたりのごはんを作るだけで精一杯だったもの。息子たちの前で泣かないように、気持ちを逸らすのに必死だった。

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こういうとき、前に進もうと努力することは辛いことだと思う。

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だけどあいつらを見てたら、「普通の日常」というものがその辛さを薄めてくれるものなのかもしれないと気づかされた。

朝起きて学校に行き、放課後は部活、、、そして帰ってきて宿題を片付けてゴハンを食べて寝る、、、。そういうあたりまえの日常の繰り返しというのは、気持ち芯みたいになってくれるのかなと。

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彼らを駅まで送っていき、戻ってきていつもみたいにキッチンに入ろうかと思ったけど、

やっぱりむづかしかった。

しばらくぼうっとした。テレビをつけたけど、画面を目で追うだけで音声は入ってこなかった。

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お昼すぎに友達が野菜と手作りの梅干を持ってきてくれて、一緒におしゃべりしてたら少しずつ今が降りてきた。彼女のおばあちゃんが漬けたというその梅干は、粒の大きさもそろっていなくて。だけど一粒づつ丁寧に手が加えられてる感じが伝わってきて、なんだかじんときてしまった。

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夕方、家々の窓の明かりが灯るころ、タクミに電話した。晩御飯は食べたのかと。

もっぱら私のほうからの電話は、モーニングコールぐらいだから、こんな時間の電話にタクミもちょっと驚いてたみたい。だけど電話口の奴は、能天気にポリポリお菓子をかじってた様子で、もうそれだけでこっちは安心した。

早く王子帰ってこないかな。

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子供の頃に、夏休みの家族旅行の最後の日にはなぜか泣きたい気持ちになって、、、、何か楽しいことが終わってしまうときのあのなんともいえない淋しさにつぶされそうになるあの感覚が

今の自分の中にあって。

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そもそも時間に区切りなんてないのにね、、、始まりも終わりもないのにね。

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