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2011年7月12日 (火)

父ちゃんの野菜

キッチンの窓のところに王子が扇風機を付けてくれた。しかも自作のもの。

古いパソコンの部品をとっておいたのを活用したもので、そういうのをささっと作ってくれるのが彼の優しいところ、、お父さんみたいなところ。。。ここのところ熱中症気味な私のことを心配してくれてたよう。

しかしながら

これがあまり効かなかったりする。( ̄○ ̄;)!

だけどせっかく王子が作ってくれたのだもの。もうちょっとそのままにして、、、

ありがたく使わせてもらうとしよう。

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午前中にダンボールが届いた。父ちゃんからだった。

畑で作ったというトマトや茄子やらじゃがいもが入ってた。手紙も入ってたけど昔っからひとくせもふたくせもある父ちゃんの字ははっきりいって読めない。

だけど子供の頃に見た父ちゃんの字そのまんまだったことが自分のどこかを緩めてくれて安心させてくれた。言葉で表現するのが苦手だった父の厚ぼったい想いがひとつひとつの文字ににじんでた。

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そもそも私の両親というのは忙しい人たちだった。共働きでほとんど家にいることもなくて、たまにふたりでいるときは、たいていケンカ。子供の私の頭上では、いつだってものすごい争いが繰り広げられてたし、その映像が痛くで逃げ出したくてたまらなかったことも今でもはっきりと覚えていることで。

だから昔からなるべく実家から離れたいという想いはあったし、だけど愛情がまだまだ欲しいといういつまでも子供でいたいという想いの両方が自分の中にあった。

かつては、そんな両親を憎み、そして責めたこともあったけど

今では、あれがあの人たちの夫婦のカタチなんだなと思うようになった。

母ちゃんが父ちゃんに対しての愚痴を言うときには母ちゃんの味方をし、その逆のときは父ちゃんの味方をすることにしてる。

どっちが悪いとか正しいとかは無くて、

それぞれの想いをそのまんま私はただただ聴いてた。子供の頃からこういう知恵だけは身についてたと思う。

父ちゃんと母ちゃんの愛情のカタチが違うことも、今だからそう思えるようになった。

そして二人にとって変わらないことは、どんなときも娘の私を想ってくれてるということだ。

ひとつ下の弟は超エリートコースを歩み、、、それとはまったく正反対なハチャメチャな私。失敗したこともいっぱいあったけど、一度もそのことについて責められたことはなかったし、そのままの私をそのままに認めてくれたのは両親。

いつだって私の人生において味方してくれたのは、父ちゃんと母ちゃんだけだったもの。

そういうことを最近感じるようになった自分も、歳をとったということなのかな。

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今思えば私が育った環境というのは今の自分を作ってる部品みたいなもので、それを嫌だと感じながら過ごしてた時期もあったけど、今はすべてがありがたいことで。

小さな小さな出来事や人の想いにたいしてすごく敏感になる自分がいることとか

人からもらう愛情がどれだけ尊いものかということとか

そういうことを「感じる」自分がいるのは、父ちゃんと母ちゃんのお陰だったりするのだ。

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ちょっと不恰好な茄子にも父ちゃんの愛情がいっぱい詰まってて、腰が痛いと言いながら畑仕事してる姿を思い浮かべるとなんだか胸がぎゅうっとなる。

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こんなことをマジメに綴ってみると、おりこうさんな人間みたいだな、、、、私。

ほんとは違う。ヽ(○´3`)ノ

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さて。父ちゃんの野菜で何作ろうかな。

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