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2011年4月 5日 (火)

桜のむこう側の話と大好きな友達

静かな晴れの日だった。草木を揺する風もなくて まるで時間が止まってしまったかのような、、、そんな日。

五条川の桜はまだ見てないんです。だけど夕方友達からの電話で6、7ぶ咲きになってるとのこと。今年は節電、そして自粛ということで夜のぼんぼりは無いみたいだけど。

そもそも「夕方の友達」というのは、桜の話が本題ではなかったみたい。

話聴いてるうちに、桜のむこう側に隠れてた彼女の気持ちが見えてきた。

「苦しい」とか「シンドイ」とか、そういう言葉をいっさい使わないぶん、その裏っ側に隠れてるものがあまりにも痛々しく感じられて、聴いてた自分も明るい返事をしながら実はすごく苦しかった。

話の途中で思わず「ねぇ、苦しくない?それって」って聴いてみたりした。すると

 「わたし強いから大丈夫なの」

と返ってきた。とことん貫こうとしてる。

そしてそう言い放ったあとに「人生とは・・・」みたいな尊いお話を始めたのだ。まるで電話口の私をさとすみたいに。ふむふむと噛みしめるみたいに聴いた。

ひととおり話して彼女のほうから電話終わりの合図がきて、なんとなく解決っぽい雰囲気になって受話器を置いた。

70もとうに過ぎた彼女の話にはいつも重みがあって、友達なんだけどお母さんみたいに慕ってしまう自分もいたり。そしてこれだけ歳が離れていると甘えたくなる自分もいたりで。なんか友達以上の不思議な関係。

そしてそういう電話をもらえることは ほんとうにありがたいこと。

自分みたいな人間のところにわざわざ電話してきてくれるなんて。こういうことが生きてる自分の位置確認になったりする とそのとき感じる。

近いうちに彼女と会えそうだ。いつも電話の向こうの彼女ばかりだから、なんだかワクワクしちゃうな。

一緒にお花見に行こうとのお誘いをもらった。彼女のお友達も紹介してくれるみたいだし。

もちろんみなさん人生の大先輩です。楽しみだな。私はみなさんの娘くらいの歳になるんだろうな。かわいがってもらうとしよう。

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王子もここのところ帰りが遅くて夜が長く感じるな。

キッチンでなにか仕込みをしようかと思うけれど、今日はなんとなくできない感じ。気持ちがのっからない。

ココロは見えないけれどどこかにあって、カラダの中の部品と一緒で、激しく使うとくたびれてくるものだと。

人の話はカラダ全体使って聴くものだと思ってる。だからときどきこんなふうにダラーっとなってしまう。

お酒のんで今夜は早めに寝よう。

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