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2011年4月12日 (火)

感情の波

夕べからの福島、関東地方の余震が心配になって父ちゃんと母ちゃんのところに電話した。

電話の向こうの両親は相変わらずだった。相変わらずというのは、こんな恐怖に包まれている状況の中でも、娘の私のことを心配してくれてる声の感じが。

地震のさなか、母は大事なパソコンにしがみつき、父は布団をかぶっているとのことだった。なんだか年老いた両親が、毎日こんな怖い思いをしながら生活しているのかと思うと自分はどうしていいものかと考えてしまう。

楽しいこととか、その先の未来のこととか、そういうことよりもまず「今を生きる」ことだけに精一杯な感じを思うと毎日をあたりまえに過ごすことさえも、なんだかできないような気になってくる。そうするしかないとは分かっていても・・・。

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今の自分の気持ちの中身がどうにかなっていたせいもあったけど、、、、両親としゃべり終えた瞬間、どどぉっと胸に何かが押し寄せてきた。ものすごい大きな波みたいに。

涙は勝手にあふれてくるし、ぐしゃぐしゃになるし、、、。それは淋しさにも似た感情のようなもので。そしてそれを感じていたのは子供の頃の自分だったことに気づいた。両親の声の温もりみたいなものがむしょうに恋しくて「家に帰りたい」と泣きじゃくってた子供の自分がそこにいた。

そしてそれとほとんど同時くらいに

「3人の息子たちに会いたい・・・・」って母になってる自分があらわれた。

それは紛れもなく「お家」を探す自分の姿。「居場所」を見つける自分の姿のような気がした。

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夕方はお店が開けられなかった。

どうしていつもこうなのか、普通のことが普通にできないのかと。

いつもよりも早めに帰ってきた王子がひとこと

「少しでも普通に生活できるようになるといいね」と私にぽろっとこぼした。

「ごめん」と言いながらも、申し訳ない気持ちでいっぱいになるのと同時に、「あぁ、ここに居ちゃいけないのかな、迷惑なのかも」と、ふとそのとき自分の存在を消したくてたまらなくなった。

夜、王子がゴハンに連れ出してくれた。小さなトラットリアに。いつもだったらラーメンかうどんとなるのに珍しい。

前菜とメインとパスタを頼んだけどほとんど食べられなかった。王子の気持ちがありがたかったから、食べられないなりにも精一杯の「美味しいね」を送ったけど。

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さきほど帰ってきて、今この日記を書いています。

書きながら気持ちが整理できるかなと思ったけど、なんだかちっともです。

ある感情につぶされそうになると、その盾になってくれるのが自分の場合は王子の存在なのかも。自分のお父さんみたいな、お母さんみたいな、子供たちみたいな・・・その役目を全部してくれるのが王子なのかも。

今夜はなんだか眠れないな。夕方取り込むばずの洗濯ものも干しっぱなし。

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