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2011年3月20日 (日)

「母」って名の人はすごい。

タクミがやってきて王子と3人で焼き鳥屋に行って今帰ってきたとこ。

串2,3本つまんだ頃、王子の感じがいつもと違うことに気づいて、おかわりしようとした熱燗もそこまでにして帰りじたくに入った。

今日は、王子の母上が京都からやってきてまる一日一緒に過ごしたので、彼なりにいろんな気づかいとかそういうことで疲れたんだろうな。 大人のルールにのっかっていけない自分みたいな外れちゃってる人間と、ついでにその息子もいたりするわけだから、そりゃぁ訳わかんない者どうしが集まっちゃった感じとかあっただろうし、そういう中にいた王子は、いろいろ大変だったのだろうな。

そんな王子と母上のやりとりというのがまた特別だった。

親子なのにお互いがお互いに気をつかって、それが積み重なってって芯の部分が見えなくなっちゃってく感じとか、見ていると思わずじれったくなってしまう場面もいくつもあったりして。小さい頃からなんでもかんでも思ったことをそのまま親にぶつけていた自分とはまったく違う世界だったから、「どうしてストレートに気持ちぶつけないんだろ」と何度も思ったりもした。

だけどそれがこの親子の温度感であるし、そういうふうに出来上がっているものなんだといことも、今日やっとそう思えるようになった。それをじれったく思ったり、なんか変だなとかって言ったりするのって、そもそもおかしなことなんだとようやく思えてきた。

そう思えるようになったというのも、その親子にしかない空気とか、においとか、色とか、そういう世界に触れたときに、ただ素直に「いいな」って思える瞬間を今日はいくつも見てしまったから。

母上が王子の子供時代の話をするときの柔らかに頬を緩める感じとか、王子の大好物が実は母上のそれとまったく同じだったということを知ったときとか、、、そういう親子の間にしか存在しない世界感っていうのはものすごくかけがえのないものだということをこの肌で感じてしまったから。

そしてそれを知ってしまったらもう、自分はそこに入り込む余地なんかなくて、だけどそれが決して寂しいものじゃなくて、、、ただただそんな温かな景色を私はちょっと遠くから眺めているだけで、、、それだけでいいんだぁって思えた瞬間だった。自分が今までどれだけこの親子の関係に文句を言ってたかと思うと恥ずかしくなった。

今日はたまたまタクミもいたせいなのか、みょうに親子の温度とかそういうことを客観的に考えてた自分がいた。いつもより、ちょっと離れた位置から冷静にそういうことと向き合ってた。

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焼きとり屋では軽くすませて帰ってきたから、ちょっとお腹がすいてきました、、今。

さきほど母上に買ってもらった風来坊の手羽先でもつまもうかな。王子とビールあけて仕切り直しといこう。母上は無事に帰れたかな。いつも母上が来るとお腹が痛くなっちゃうのは、どうやら別れるときのあのなんともいえない寂しさみたいなのが先走りして私の胸に飛び込んできちゃうせいみたいだ。

明日は休日だけど、お店はいつもどおり営業します。

みなさんどうぞ遊びにきてください。ランチもやります。

気持ち、真ん中に持っていくのが大変な日曜日の夜。

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