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2011年3月 2日 (水)

怒る・笑う・泣く、みんな大事。

おもしろいことがあった。

「おもしろいこと」なんて言うと、それをマジな気持ちで私のところに持ってきてくれた王子にたいしては大変失礼なことかもしれないけど・・・。

えーと、どんな内容かというと、、、

ここのお店っていうのはそもそも一般住宅の一部を改装して作っているので、当然ながら、光熱費とかそういうものも、一般家庭基準設定の料金で毎月支払ってるわけです。

先日、王子がどこからか得てきた情報によると、、、店舗扱いのような手続きをすると、基本料金(?!)やらが、少し安くなるとかなんとかで、さっそく電力会社へ直接詳しいことを聞きに行ったみたいです、王子。

11時、王子からの電話。こんな午前中の電話なんてめずらしいな、なんて思いながら受話器をとると

「今、電力会社の担当の人と話したんだけど、その人っていうのが、めちゃくちゃ感じ悪くてさー、目つきとかそういうのからして、すごくぶっきらぼうだったんだよ。もうなんだか話す気にもならなくなっちゃったよ。」

って。

なんか、いつもの王子っぽくない感じがしてびっくりしたし、またそのいつもと違うところがおかしかったりで。

ものごとに対していつだって冷静に、論理的にとらえる王子のセリフとは思えない感じだった。こんなふうに感じたままに表現するのって、まるでどこかの誰かみたいだ、って思ったりして。。。

そのあとの会話もなんだかいつもよりも呼吸が合ってる感じがして、受話器のむこう側にいても、なんだかすぐ近くでしゃべってるような気さえした。気持ちの温度がたぶんおんなじくらいになってたと思う。

けっきょく、お互いみょうなところで、内っ側の部分がこの会話の中で落ち着いてしまったから、電気料金だとか無愛想なおじさんのこととかそういう外っ側の話はどこかへ行ってしまった。

なんか久しぶりに「感情」っていうボールをうまいことキャッチボールできた感触が嬉しかったのだ、、、私は。

「ココロ」っていう見えない臓器だけど、人間は絶対にここが機能していないと死んじゃうんだと思う。いつもそう思う。

大人はいつしか、こどもの頃に持っていた自由の世界に、いろんな仮面や鎧を重ねながらじょうずに生きてくことを学んでいくんだけど、芯の「自分」っていう部分は実は変わらなくって、いつまでも子供のまんまなんだと。だから、ときには、子供みたいにありのままに笑ったり怒ったり泣いたりしていいんだと。

人間は、どれだけ歳を重ねたって「こども」なんだと思う。

なんだかほんの数分の王子とのやりとりの中で、いろんなことを感じた瞬間だった。

今この日記を書いているうちに朝がやってきました。

キッチンではランチで使う塩豚をとろとろ煮てます。

窓からの空は、薄い青とひらべったい雲が何層にも重なっててミルフィーユみたいに見えます。今日は洗濯ものが干せるかな。空気は冷たくて春を目の前にしどろもどろしてる感じ。

さて、そろそろ王子を起こす時間だぁ。。。

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